2023年 福井出張1 (3 days) =Day 3= 芦原温泉⇒越前⇒福井⇒名古屋

2023/10/17 - 2023/10/17

10月15日：名古屋⇒福井
10月16日：福井⇒勝山⇒芦原温泉
10月17日：芦原温泉⇒越前⇒福井⇒名古屋

エリア 福井市(福井)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.5
• 交通: 4.0

• 交通手段: レンタカー JR特急 徒歩
• 旅行の手配内容: その他

福井出張最終日、7時起床。
旅館ということで和食。

あわら温泉 伝統旅館のぬくもり 灰屋 宿・ホテル

豆腐がメインの鍋。

魚は網焼き。

9時にチェックアウト。

本日最初の目的地は・・・

・・・越前陶芸公園の中にある福井県陶芸館。

福井県陶芸館 美術館・博物館

建物の奥には日本庭園があり、少しだけ紅葉していた。

ここに来た目的はろくろ体験！

自分は見ているだけだったが・・・

・・・こんな形で綺麗にするのには熟練の技術が必要らしい。

見ている分には簡単そうに見えるが、一緒に訪れた人がやっているのを見ると・・・

・・・こんなに薄く伸ばすのは相当難しく感じた。

形が整ったところで紐で切り離す。

こうして器が完成。国内であれば焼成した後で郵送してくれる。

何を塗るかによって焼き上がりが変わってくるという見本。

隣接する博物館に展示されていた高さ1.8m、重さ約600kgの大きな壺。

こちらで組み立てているのは・・・

・・・越前焼パズルという立体パズル。

特別展示のコーナーもある。

続いて訪れたのは同じ公園内にある越前古窯博物館。

越前古窯博物館 美術館・博物館

中には越前焼研究の第一人者である水野九右衛門のコレクションがある。

明治時代のものもあれば・・・

・・・江戸時代のものもある。

信楽焼で有名な狸の焼き物もあった！

プレートには明治時代と書かれている。

先ほどの明治、江戸に続き、室町時代や鎌倉時代の焼き物も展示されている。

そして平安時代の越前焼も展示されている。

そして越前焼の命名についての説明書きには・・・

・・・水野氏がそれまで複数の名前に分かれていたこの地方の焼き物を越前焼の名称を定めたと書いてある。

こちらの地図には・・・

・・・当時の窯跡が名称と共に記載されている。

この博物館には水野氏の邸宅を移築したスペースがあり、現在はイベントスペースとして使われている。

12時半にO-edo＋でランチ。

O-edo+ グルメ・レストラン

オシャレな雰囲気の外観。

こちらがメニュー。

インスタ映え間違いなしのお寿司から・・・

・・・本格的な海鮮丼までそろっている。

更に豊富な種類の・・・

・・・マフィンも売られている。

店内にもお店のロゴが埋め込まれている。

外観同様、店内もオシャレ。

壁に添えられた棚も・・・

棚の上に設置されたオブジェも・・・

白黒セットの急須も、何から何までオシャレ！

カフェオレの提供方法もナイス！

こちらはサーモン＆いくら丼。

サーモンは半分炙ってもらうという注文も可能！

そしてこちらが＋WASARAというメニュー。

色のついた酢飯とその手前に調味料が並び、酢飯の上にあるネタを乗せて、左上の海苔を巻いて食べるため、見た目にも体験的にも楽しめるランチ！

酢飯の上に乗っている植物も食べられる。

美味しかったのでマフィンを追加で注文した。
45分程滞在し、出発。

この出張最後の目的地はうるしの里会館。14時に到着。

うるしの里会館 美術館・博物館

ここを訪問した目的は沈金体験。

10種類近くある器の中から1つを選ぶ。

器を選んだら、今度はいくつかあるデザインの中からデザインを選ぶ。自分は鶴を選んだ。
そしたらまず、そのデザインの上から鉛筆で線をなぞる。

すると器に、なぞった通りの線が写し出される。

ここまではそこまで大変な作業ではない。

その後、金具を使って先ほどの線の部分を彫っていく。
ここまでは自分で行い、ここから先は職人さんが行ってくれる。

その彫った部分に漆をすり込み、そこへ金・銀の箔や粉、あるいは、色の粉を埋め(沈めて)模様を描くことから沈金と呼ばれている。

凹部にすり込んだ漆は金・銀の箔や色粉を固定する接着材の役割を果たす。

そうして完成したのがこちら。
午前中のろくろ体験とは違い、こちらはその日に持って帰ることができる。

大戸屋のサンプルを製作していたらしい。

永平寺の柏樹關向けにもサンプル製作をしているらしい。

沈金の説明書き。

沈金の種類にはたくさんのものがある。

沈める素材だけでなく、彫り方によっても異なることがわかる。

レンタカーを返却し、15時45分に福井駅に到着。

福井駅 (福井県) 駅

半年後に福井県にも新幹線が開通する！

それに合わせて駅ビルは改装中。

時間が合わず名古屋行きの列車まで2時間近く待たなければならなかった。

苔のお寺や恐竜、伝統工芸を楽しんだ3日間はこうして終わりを迎えた。