昔ながらの漁港の街並み　サンフアンとサンペドロ

2023/07/29 - 2023/08/16

2023年8月に行った 17泊19日のスペイン旅
全部順番にアップするのはきっと無理なので 4トラさんにあまり載っていないところを中心にちょこちょこ書かせていただこうと思います。

2つ目の投稿は14日目の訪問先　サンセバスチャン郊外の サンフアンとサンペドロ
サンセバスチャンには1泊2日の予定で訪れました。初日は「ラ・コンチャ海岸」や、鉄の彫刻「風の櫛」を見物して、旧市街のバルでバスチー食べたり ピンチョスつまんですっかり満足。サンセバスチャン市内はもういいかな ってことで、中世の街並みが残る漁港を訪れました。
車一台がやっと通れる狭い路地に昔ながらの街並み。恵まれたお天気も相まって印象深い訪問となりました。

エリア サンセバスチャン(スペイン)

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 30万円 - 50万円
• 旅行の手配内容: 個別手配

サンセバスチャンでの宿泊先 Hotel Monte Ulia
とにかくサンセバスチャンは宿代が高くて 旧市街にはとても泊まれず 街からは離れてもバス停至便なコチラを選択。2名1泊朝食付きで 180ユーロ

この旅唯一のホテル朝食。

食堂にはいろいろなアンティークが飾ってあってちょっと不思議な雰囲気でした。

近所のバス停から出発。10分少々で目的地のPasai San Pedroに到着。

https://maps.app.goo.gl/iA4irLTG1UeFtaUW7

サンペドロのバス停付近　ココは近代的な建物が立ち並んでいますが

港の先へ進んで 路地に入ると一気に昔ながらの街並みに変わります

この先は クルマが通れない狭さ。ここまでバックでバックで入ってきたのかな。

路地が少し広がると

船着き場の広場に出ました

昔は捕鯨で栄えた街のようです

ボートを漕ぐおじさん像

対岸 サンフアン のかわいらしい街並み

さぁ 対岸へ渡りましょう。船賃は一人1.1ユーロ

緑色の小さな渡し舟。

僅か１－２分で対岸のサンフアンへ到着。
先ほどまでいたサンペドロ側を望むとこんな感じ

美しい湾です

バスクはどこへ行っても鉄の彫刻が多いですね

サンフアンも昔ながらの街並み

自転車のある風景ってなんかかっこよく見えます

このトンネル クルマが通るにはぎりぎりの大きさ

隙間ゼロです

百戦錬磨のトンネル

ちょっと広くなってクルマがすれ違える場所には 信号機がついてました

この街並みで バゲット持ってるとおじさんもかっこよく見える

ちょっぴり坂を上った先にサンフアン教会

向かいのバルで一休み

アナおばさんが一人で取り仕切る小さなお店。カウンターのタイル 素敵です。

壁にはご近所さんの顔写真をコラージュした写真がいっぱい。
ご常連さんが 「俺はココに写ってる」 と誇らしげに教えてくれました。

もう一つ お店の特徴が たくさんのロバさん

長ーい煙突まで来たら旧市街は終わり。
Uターンして岬の先端へ向かいます

バスク十字の刻まれたプランター

狭い路地に散歩のおばあちゃん　のんびりした空気が流れています

おばあちゃんたちと一緒に進んでいくと

広場に出ました

色とりどりの建物が並びます

18世紀に建てられた門　

湾内は波が無くて カヤックには最適

岬に向かって遊歩道が続きます

対岸に見えるのは造船について学べる博物館のようです

カヤックのツアーでしょうか？

楽しそう

遊歩道をずんずん進みます

数日前まで40℃に達するような異常な暑さでしたが、この日は風もあってそこそこ快適

陽射しが強い

サンペドロから見えていた赤い灯台？までやって来ました

対岸は急な坂道

見張り台のような小屋の窓越しに

この辺りは海水浴場になっているようです

若者たちが岩からの飛び込みを楽しみ

わんこもビチョ濡れで海を満喫。
ご主人に棒切れを投げてもらっては楽しそうに拾ってました

いよいよ道の舗装もなくなって

ごつごつした岩を過ぎると

まもなく岬の突端です。

着きました～

岬の先っぽの灯台が可愛い

うん、絵になる

丸い穴の開いた不思議な形の崖を クライミング

クライミングの名所のようで結構な人数が登りに来ていました

さぁ。帰りましょう。

お腹が空いても岬の小さなレストランは大行列

こんな時のために サンセバスチャンの老舗ケーキ店で仕入れたコチラが活躍

バスチーよりもお勧め バスクタルト。こっくり濃厚でも優しいお味。
また歩く力が湧いてきます

道の上にあるのが サンタイサベル城。昔はココに砲台があったようです。

石組みのアーチ

木々の木陰がありがたい

一番左の建物は道路の上に建っています。

さっきもくぐった半円形のアーチ。いよいよ街まで戻ってきました。

自然にあふれた古い街並みですっかり中世気分でしたが、ここは現在の港。
意外なほど大きな船も湾から外海へ。挨拶の汽笛が 爆音で飛び上がって驚きました。

カラフルな広場まであと少し

レストランも営業開始して 来た時とは全く違う賑やかさ

僕らもお昼ごはんにしたかったのですが、あいにくどこも満席。
お魚の炭焼き食べたかったな~

再び渡し舟に乗って サンペドロへ戻ります

奥を見ると 近代的な港湾の先に 古い街並みが同居していたことがよくわかります

さよなら サンフアン

本当にきれいな街並みです。

たくさん歩いてもうお腹ペコペコ。バス停近くのバルでボカディージョを頂きました。

市バスでサンセバスチャンへ戻りましょう。

錨のような鉄の彫刻

ランナバウトの中心に置いてありました

マリアクリスティーナ橋まで戻ってきました。
バスターミナルから高速バスでビルバオへ帰ります。

ただいま。ビルバオ。