2023/02/23 - 2023/02/25
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はちゅさん
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はじめて体験する冬の北海道。
寒い時期にさらに寒い場所へ行くなんて以前なら考えられなかったのですが、コロナ禍で行動が制限された反動からか、今まで体験したことのない未知の大自然に触れてみたくなったのでした。
今回は網走・紋別・羅臼の3か所でそれぞれ流氷船に乗るというツアーに参加しました。
流氷はシーズン中であっても必ず見えるとは限らず運次第のため、チャンスが3回もあるツアーを選びました。
さらにツアーのもう一つの売りであった、チャーター便で流氷の上空を遊覧飛行するというのも心惹かれたポイントです。
結果、船から3回、飛行機から1回とすべて流氷に出会うことができました。
流氷三昧の貴重な体験ができた3日間でした。
■2/23 飛行機から流氷、能取岬、紋別で流氷クルーズ(紋別泊)
■2/24 北浜駅、濤沸湖、羅臼オオワシ流氷クルーズ(知床泊)
■2/25 オシンコシンの滝、天に続く道、網走でおーろら号流氷クルーズ
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 観光バス
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
- 利用旅行会社
- クラブツーリズム
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-
関西空港からのチャーター便はフジドリームエアラインズの緑の機体でした。
チャーター便なので女満別空港まで直行でひとっとびです。 -
北海道の上空に来ました。
湖面が真っ白で凍えそうな風景です。
寒さ対策はしてきたとはいえ、大丈夫なのかと不安になります。 -
飛行機は網走を過ぎて、オホーツクの流氷の上を遊覧中です。
しかも機長自らが流氷についての解説をアナウンスしてくれるという手厚いサービスぶり。 -
初めて見る流氷に言葉を失います。
左右どちら側の座席の人もよく見えるようにと、右に左にと旋回してくださいました。
チャーター便での特別航路だからこそ見ることができた最高の光景でした。 -
女満別空港に到着。
空港を出ると見たこともない大きなツララが。 -
ツアーバスで最初に訪れたのは能取岬。
オホーツク海に突き出た岬の先端に灯台が見えます。
雪だ雪だ~とうれしくなって真っ白な雪の上に、大人げもなく足跡をつけまくる。
ワークマンで買った防水シューズが威力を発揮してくれました。 -
この日の能取岬は多少流氷があったものの、水平線の見える範囲には流氷が見当たりませんでした。
-
紋別に到着。
これから一つ目の流氷船ガリンコ号に乗るのですが、その前に各自昼食タイムです。
ガリンコ号が発着する施設でラーメンを食べました。 -
昼食後はすぐそばのオホーツクとっかりセンターでアザラシを見学。
芸をしているように見えますが、こうやってアザラシの口の中や歯の健康状態を確かめているそうです。 -
ついに砕氷船ガリンコ号に乗ります。
我々が乗ったのはこのガリンコ号2です。 -
出発してすぐに帰港してきたガリンコ号3IMERUとすれ違いました。
ガリンコ号3は新しい船で、大きくて速いのだとか。 -
寒風吹き荒れる凍える船上で待つこと約30分、やっと流氷の場所まで来ました。
ガリンコ号は船の下にある巨大なドリルで流氷を砕きながら進みます。
流氷が分厚すぎて前に進めず、何度もガリガリとドリルをぶち当てていくという場面もありました。
なるほどガリンコだわ。 -
流氷を間近に見たくて、ずっと甲板の上にいたら指も体も冷え切ってしまいました。
外は寒いけど、船内は暖房も効いて座席もあるので心配はいりません。 -
巨大なドリルが分かるでしょうか。
雪が降ってきたのでガラス越しにドリルと流氷を眺めました。
すごい迫力でした。 -
本日のお宿は紋別プリンスホテルです。
周り一面雪だらけでした。 -
上はホテルの夕食でホタテづくし御膳。
紋別のホタテはもう、有名ですね。
下は朝食。
お刺身で勝手丼を作ることができました。 -
2日目の観光に出発です。
一面の雪。
真っ白な世界はずっと見ていても飽きません。 -
道の駅サロマ湖で休憩。
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バスが走り始めると木に雪がかぶさって、さらにその雪が朝日に輝いてなんとも美しい。
写真では表現できないのが残念です。 -
オホーツク沿岸の北浜駅に到着。
流氷に一番近い駅です。 -
小さな駅舎の中には旅人が貼ったと思われる無数のメッセージが。
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オホーツク海に面したこの北浜駅は、流氷が一番近くで見られる駅です。
しかしこの日は流氷が見えず残念。
ちなみに駅舎の横に展望台があり、その上から撮影しました。 -
ちょうど列車がやってきました。
オホーツク沿いを走るこの列車は、流氷が見えることから人気なのだそうです。 -
遠くには知床連山も見えました。
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次にやってきたのは涛沸湖。
白鳥が飛来する湖です。 -
静かです。
雪がキラキラしている。
ここでもワークマンの防水シューズが大活躍。
ありがとう、ワークマン。 -
白鳥もいました。
水、冷たくないんでしょうか。 -
さらにバスで知床方面へ進みます。
夏場は牧草地か畑なのでしょうか、今は一面の雪景色です。 -
昼食は自由食でしたが、オプションで昼食を申し込みました。
羅臼の食堂でお魚の定食。
オプション代金2500円。
2500円です・・・・・でも煮魚も刺身もおいしかったです。 -
では2つ目の流氷船は、羅臼で流氷とオオワシを見るクルーズです。
こちらの船に乗って、クルーズ開始です。 -
出発しました。
風も波もなく、幻想的な光景でした。
なんか北欧の風景みたい。
アナと雪の女王の世界観にも似ているかも。 -
流氷に出会えるでしょうか。
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雪をかぶった知床連山です。
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しばらくすると流氷が見えてきました。
とにかく静か、大自然の中の静寂です。
ただ、期待していた流氷の上にいるオオワシの図というものが見えませんでした。
どうやら時間が遅めだったようで、オオワシたちは多くが山へ帰っちゃったようです。
1時間前まではたくさんいたんだそうです。 -
遠くの国後島をズームしたらボケちゃいました。
北方領土の国後島は羅臼から25kmほどしか離れていないそうです。 -
流氷の上に何羽かのオオワシがいました!
ちょっと遠いので大きさがよく分かりませんが、翼の長さは2メートルを超えるそうです。
数が減っていて絶滅危惧種です。 -
こちらはたぶんオジロワシ。
違っていたらごめんなさい。
オオワシよりも若干小柄ですが、こちらも希少なワシです。 -
たぶんオジロワシ。
大きいです。
羅臼で見ることができて良かったです。 -
かっこいいです。
静かな羅臼で流氷と希少なワシに出会えました。 -
2泊目のお宿は、知床ノーブルホテル。
海側の洋室で、かなりゆったりとした広さがありました。 -
この日も夕食はホテルで。
ツアーでは夕食はビュッフェだったのですが、ランクアッププランを申し込んだので、個室での和食膳をいただきました。 -
海の幸いっぱいの温かい和食が、冷えた体にしみわたりました。
デザートまで完食。 -
3日目の朝です。
お部屋の窓からはウトロの海が見えました。
防波堤の向こうは一面の流氷です。 -
朝食はビュッフェ。
陶板焼きやお鍋のセットまでありました。
朝から食べ過ぎてしまうという結果になってしまいました。 -
バスで移動中です。
ウトロの海岸沿いはビッシリと流氷に覆われていました。
流氷の上をガイドさんと歩く流氷ウォークをやっている人たちが見え、すごく楽しそうでした。
いつか体験してみたいです。 -
オシンコシンの滝です。
駐車場からは急な階段を登り、雪で滑ると危ないのですが、階段を登って間近から滝を見ました。 -
階段を下るときはこんな感じ。
足元はつるつるの階段(というか雪で完全に坂道になっている)ですので、足に自信のない方は下から見学するのが無難です。 -
お次の観光地は、天に続く道。
全長28kmの直線道路が、まるで天に向かって続いているように見える場所です。
展望台もあります。
でも冬は寒々しい風景です。 -
バスの車窓からオジロワシが見えました。
バスガイドさんに言われないと気付かないです。 -
網走に到着しました。
ここでは流氷砕氷船おーろら号に乗るのですが、その前に少し腹ごしらえ。 -
おーろら号の写真を撮り忘れたので、乗船チケットの写真です。
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この日は流氷がかなり沖まで流れていたようで、乗船してからひたすらただの海を進み、やっと流氷が見えてきたのは25分ほど進んだあたりでした。
この後、夕方の便は流氷なしでのクルーズとなったようです。 -
紋別のガリンコ号は巨大ドリルで流氷を砕いて進みますが、網走のおーろら号は船の重みで流氷を割って進みます。
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手が届きそうなほどの距離で流氷を体験でき、大興奮です。
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船は流氷を離れ、また港へと戻っていきます。
3つの流氷船すべてで流氷を見ることができました。 -
遅めのランチは入丸水産というところで海鮮丼です。
ホタテもイカもおいしかった~。
今回のツアーは全国旅行支援の対象だったため、ここでお土産を買って地域クーポンを使い切りました。
海産物やスイーツなどたくさんありました。 -
帰りの飛行機もフジドリームエアラインズのチャーター便。
温暖化の影響で流氷の面積は小さくなっていて、それは生態系にも大きな影響を与えるそうです。
地球環境についても考えることができた良い旅となりました。
そして何よりも、ダイナミックな流氷に感動した旅でした。(完)
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