9/23 HND～SFO、ローダイ泊<br />9/24 ヨセミテ国立公園へ、タイオガロード<br />9/25 ヨセミテ国立公園、バレーループトレイル<br />9/26 ヨセミテ国立公園、タフトトレイル、アワニー泊<br />9/27 サンフランシスコへ、オラクルパーク<br />9/28 サンフランシスコ市内<br />9/29 SFO～HND（翌9/30着）　<br />今回は9/27～28のサンフランシスコ編

ヨセミテ国立公園～ＳＦドライブ旅行　④サンフランシスコへ

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2023/09/23 - 2023/09/30

1679位(同エリア2722件中)

エリア

サンフランシスコ(アメリカ)

旅行の満足度: 3.5

同行者: カップル・夫婦

一人あたり費用: 50万円 - 100万円

交通手段: 鉄道レンタカータクシー徒歩

旅行の手配内容: 個別手配

9/27（水）8時にアワニーホテル出発
140号線経由でマリポーサ経由マーセドへ。景色もよく快適なドライブ。
マーセドからハイウェイに乗ってモデストに11時着。
街道沿いのマクドナルドで休憩がてらランチ。ビックマックのセットで3000円/人、やはり日本の3倍の価格。
1時間弱休憩して12時前に出発、ハイウェイ580号線、サンマテオ－ヘイワードブリッジを渡って13時半、大きな渋滞もなく予定通りサンフランシスコ国際空港着。
ヨセミテバレーから休憩除き4時間半のドライブ。
空港でレンタカー返却、タクシーで都心に移動、ホテルチェックイン。
２泊したオーチャードガーデンホテル。
ユニオンスクエアと中華街の中間に位置して便利は良い。
50室程度のこじんまりとしたホテルで、フロント以外余計な共用部はなく、その分リーズナブルな価格（といっても1泊$400～）。
9階10階は建物がセットバックしていて、その9階部分、たった2室しかないテラス付きルームを予約。検索サイトにはこの部屋は表示されず、ホテルのサイトを見て発見。今回は全てのホテルを検索サイトで選んだ後に、直接ホテルのサイトで予約した。その方がよい部屋が選べることが分かった。
50㎡の室内は清潔で明るく、洗面も広々として大きなバスタブやシャワーブースがついていて快適。
2泊で$1317と、１泊当たり10万程度とちょっと高くついたが、その価値は十分あり。
このホテル、特にこのテラス付の部屋は超お薦めです。
テラスは広々していて開放的。
街中の喧騒や匂いなど「街の空気」を感じながらくつろげる。
翌日はここでコーヒーと持参したスナック類で朝食を済ませたが、気分は最高。
ユニオンスクエア駅からTラインに10分程度乗ってオラクルパークへ。
電車はユニオンスクエア駅では完全な地下鉄で、改札を抜けてエスカレーターを降りると立派なホームがある。ところが2～3駅で地上に出て、4th St.& King St.駅は改札もないバス停に毛が生えた程度の路面電車の駅となる。このギャップは結構面白かった。
オラクルパークは海に面して開放的な球場で、リゾート感満載。
MLBに興味のない人でも行く価値あり。
6:45試合開始だったが、買い物したりゆっくりしたかったので17時15分に球場着。
メインゲート前は屋台が出ていてすでに多くの人がいて盛り上がっていた。
家内が「前にでっかい外人が座ったら見えないじゃない」というので、2階席の最前列のシートを購入。一人1万2000円程度。ちょっと遠いが目の前に遮るものはない。
MLBは良い席はほとんどシーズンチケットとして売却されるので、公式サイトで購入できるチケットは少なく、基本的には公式転売サイトで購入することになる。MLBサイトにリンクが貼ってある一番メジャーな公式転売サイトで購入しようとしたら日本のクレカは使えず断念。STUBHUBという2番手のサイトならば日本からでも購入可能。サイト内の座席表をクリックすると価格とその席からの実際のビューやその他条件が表示され、座席選びも楽しかった。
座席からライト側を見ると海が見える。
ここで、昔バリーボンズが何本もHRを海に叩き込んで「スプラッシュホームラン」として有名になった。
日が暮れると急激に温度が下がる。
さらに絶え間なく海からの冷たい風が吹きつけているので、体感温度は10℃以下という感じで9月でもとにかく寒かった。
この球場に行く際は、真冬並みの寒さ対策は必須。
パドレスとジャイアンツの最終戦。両チームが西地区の同率3位で並んで、しかもポストシーズン進出に首の皮一枚残っている状態という試合で、盛り上がった。
我が家はアウェイのパドレスファン。残念ながらダルビッシュは怪我で離脱中だった。バッターはタティスＪＲ、ネクストはソトとパドレスの主砲のツーショット。
有名なコカ・コーラのオブジェがライトアップされていてきれい。
肉眼で見えるのはこのサイズ感なので、選手の顔はほとんどわからず。
双眼鏡は必携だった。
試合は2対2、9回裏パドレスの鉄壁クローザーのヘイダーがピシャっと抑えて延長戦へ。
延長10回の表パドレス猛攻で3点ゲット、５－２で我がパドレスが勝利！
地元ジャイアンツファンはとっとと帰宅、勝利の余韻に浸っていたら、ヒッチコックの映画「鳥」のようなすさまじい光景が！
写真ではわかりにくいけど、数千羽のカモメがグランド内を飛び回り、客席に食い散らかされた食べ物に殺到。確かに試合終了30分前頃からやたら上空をカモメが旋回しているなと思ったが、カモメも習慣になっていて試合終了を待っていた様子。この現象はちょっと怖いけど必見です。
球場を出たら22時前になっていた。
電車で30分ほどでホテルに戻り、日本から持参したカップ麺で冷え切った体を温めた。たかがカップ麺がめちゃくちゃ美味しかった！
9/28（木）今日は一日ゆっくりサンフランシスコ市内散策
ホテルの部屋のテラスでコーヒーとスナック類で朝食を済ませ、9時半ホテル出発。
パウエルストリート駅まで歩いてケーブルカーに乗る。
ケーブルカー乗り場は40人程度の列ができていて、15分ほど待って２～３台目に乗車。一人＄８。同じ距離を電車の3倍払って3倍時間かけて移動するので、当たり前だが乗客は１００％観光客。
まあ一度は乗ってみてもいいかと乗ったが、もういいという感じ。
ケーブルカーで20分以上走り、10時半ロンバードストリートの坂の上で下車。
ケーブルカーはハイドSt.線とメイソンSt.線があり、ハイドSt.線に乗らないとロンバードストリートには行かないので要注意。
遠くに海が見えて、雰囲気は良いが・・普通の住宅地に観光客がうじゃうじゃいるのは違和感大。
ロンバードストリートを下から見上げる。
日本は急坂が多いので、ここははっきり言って大した坂ではなく、フーンという感じ。わざわざ足を運ぶ価値はなし。
プラプラ歩いて予定通り11時にピア３９に到着。
開店と同時に一番有名なフォグハーバーフィッシュハウスに入店。
超有名観光地なので激込み＆行列が予想され、朝食を軽めにして開店と同時にランチをとる作戦。
平日ということもあり以外にも店内ガラガラ。
殻付きオイスターにベーコンやチーズをのせて焼いた料理。こいつは美味。
奥は、有名なパンに入ったクラムチャウダー。パンはちょっと酸味があるサワードウブレッド。まあおいしいが病みつきなるほどではない。
12時に退店。予想に反してまだ満席にはならず、行列もなし。
ピア39をプラプラ先端まで歩く。
レストランやお土産物屋が埠頭にぎっしり建ち並んでいて飽きないが、日本にもよくあるタイプの施設で、ザ観光地という感じ。
サンフランシスコまで来てわざわざ行く必要はないなあという感想。
埠頭の先端からアルカトラズ島。
思ったより遠くて、肉眼ではなんだかよくわからないレベル。
同じくゴールデンゲートブリッジ。こちらも思ったより遠く、かすんで見える。
ちゃんと見たければやはり橋のたもとの公園まで行った方がよい。
先端にあるシーライオンのたまり場。
飼っているわけではなく自然とこれだけの頭数が集まってきているというのは驚異的。
12時50分、ピア39を出発。
Ｆラインの電車に乗って7駅、13分、13時半ごろでフェリービルディングに到着。
あいにく、ビルのシンボルといえる尖塔は改修工事中だった。
フェリービルディング内をプラプラ。
ここはローカル向けのいかにも自然派食材店とかカリフォルニアらしい店並んでいて、良い雰囲気。お薦め。
特に写真のキノコ専門店は良かった。様々な珍しいキノコ類の生、乾燥、ビン詰めなどあり。生は持って帰れないので、乾燥キングトランペット茸と日本では手に入りにくい瓶詰の黒トリュフのカルパッチョを購入。
14時20分、フェリービルディングを出発。
ここからはマーケットストリート沿いに歩いて中心部まで戻ります。
歩いて10分程度でＳＯＭＡ地区にあるセールスフォースパークに到着。
サンフランシスコで一番高いビルであるセールスフォースタワーの横にある施設。
3ブロックにわたる横長の3層構造の巨大なバスターミナルで、その上部が緑の公園となっている。
屋上庭園まで行くロープウェイがあるが・・・普通にエスカレーターでサクッと行けるのでおそらくロープウェイに乗る人は誰もいない。これは完全に失敗だと思う。
屋上に上がると豊かな植栽あふれる別世界で、建物の縁の立ち上がりを植栽でかくして見えないように工夫しているので、一瞬ここが建物の屋上であることを忘れてしまう。非常によくできている。
正面がセールスフォースタワー。ここは地上4階なのだが、地表面を歩いている錯覚に陥る。
途中にはこのような吹き抜けがあり、下のバスターミナルフロアへ光が注ぎ込む。
マーケットストリートをさらに南西へ10分程度歩いて、トレーダージョーズでお土産用のエコバックを家内が大量に購入。日本だと1000円以上するのが、＄３～５だった。
15時50分、ウェストフィールドSCに入る。
吹き抜けの装飾は見事だった。
一日動き回ったので疲れがどっと出てきたので、ここで散策は終了、ホテルへ戻ることにする。
ウェストフィールド前のマーケットストリート。
本来ならばこの辺が一番の繁華街なのだが・・・人通りもまばら。
日本でもニュースになっていたが、IT企業の多いSFはコロナ後もワーカーが街に戻ってこず、都心部は閑散としている。フィナンシャルディストリクトはゴーストタウンの様だったし、SOMA地区はじめとにかくホームレスが目立つ。4月に仕事でNYに行った際感じた圧倒的な活気とは対照的。
マーケットストリートからパウエルストリートをユニオンスクエア方面へ歩く。
日本の銀座のイメージの中心街だが、平日の夕方4時で人通りもまばらで閑散としている。
よく見ると、空きテナント区画も目立ち、For Leaseの貼り紙の貼ってあるシャッターの下りた店舗も多い。
華やかな大都会を期待してサンフランシスコへ行くのはやめた方がよいと思います。一方でスタバなど空いている店はどこもガラガラなので、そういう意味では快適に過ごせます。
ホテルから中華街の中をプラプラ歩いて抜けて徒歩15分、日本から予約していた「今一番サンフランシスコでイケてる店」と評判の高かったCHINA LIVEへ行く。
途中中華街は本当に寂れている感じで、半分以上の店がシャッターが下りていて、人通りもまばらだった。
四川風の水餃子。
汁なし担々麺
ここの名物の北京ダック。
薄い皮の代わりにパンのようなものにはさんで食べるスタイル。
北京ダックは、本来皮に全てのうま味を吸わせて皮だけを食べるものだが、ここは肉がしっかりついていたり、ちょっと本来の北京ダックとは似て非なるものでイマイチでがっかりだった。
店内の内装はお洒落で確かに人気店という感じだったが、味は日本ならどこにでもある中華レストランのレベル。
料理3品とビール一杯でチップ入れると2万円超えた。
悪くはないが、わざわざ行くお店ではないという評価。
9/29（金）朝、ホテルのテラスからの眺め
そういえば、今回旅行中の1週間、毎日雲一つない快晴続きだった。
唯一雲が見たのが9/25のヨセミテバレーだったが、空に雲がいくつか見えるというレベルで、日差しが陰ることはなかった。
9時、タクシーを呼んで空港へ向かう。
SFOはセキュリティの内側の方が飲食店など充実している。
11時過ぎにカリフォルニア限定のハンバーガーチェーンGott's Roadsideを発見、ランチをとる。
$30程度と結構高いハンバーガーだが、価格相応の味。焼くのに時間がかかるのか15分ほど待たされたので、急いでいる人向きではない。
12時20分、JALで帰路に就く