【赤犬の尻尾】汽車に乗り遅れたリュブリャーナ

2023/10/17 - 2023/10/17

いつものごとくつまらない用があって、クロアチアのザグレブに行くことになりました。

普通なら直接ザグレブまで飛ぶところですが、適当な便がなく前泊が必要なので、それならと隣国スロベニアのリュブリャーナに飛んで、汽車でザグレブに行くことにしました。
リュブリャーナには９年前に行っていて様子を知っているので、趣ある街を数時間ブラついたあとに、ビールでも呑みながらの久しぶりの汽車旅を楽しもうかと。

ところが....

いずれにせよ、旅行ガイド的要素がほとんどない面 白くない旅行記です。この点予めお知らせ申し上げておきます。

エリア リュブリャナ(スロベニア)

• 旅行の満足度: 3.0
• 観光: 3.0
• グルメ: 2.5
• ショッピング: 3.5
• 交通: 2.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 徒歩
• 航空会社: ルフトハンザドイツ航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

フランクフルトから飛行機に乗りますが、バスで機まで行きます。
が、待合室はこの高さ。ここから２階分階段を降りなければなりません。ことあるごとにこのサイトでも記していますが、ロクでもない空港です！

リュブリャーナ行きの小さな飛行機です。

離陸後数分で雲の中を飛んでいましたが、気付くと雲が晴れていました。

西側である写真右手は雲が広がっています。

スロベニア国境のすぐ手前に到達し、もうすぐ着陸です。

リュブリャーナ中心の西北。
ちょっと雲が出ていますが、市街地が見えてます。

着陸直前、小高い丘に教会(Cerkev Marijinega rojstva)が見えました。

ターミナルビルの背後に、ユリアン アルプスが見えます。

着いて空港内を歩いていると、フランクフルト空港の表示に似たものばかり。
中央の空港名左のマークがまるで同じ。出資しているのか、とにかく濃い息が掛かっているようです。

リュブリャーナ ブルニク空港 (LJU) 空港

市内への連絡バス、駅行きです。
到着ロビーでは、表示が見つからなかったのですが、バス乗り場に統制が取れていない列ができていたので、行ってみたら「当たり」でした。

乗車券は運転手から直接。3,70オイロでした。
この券面にも、ＤＢ（ドイツ鉄道）の会社であることが記されています。

リュブリャーナの駅。

リュブリャナ駅 駅

出札窓口群です。

ザグレブまでの乗車券です。運賃は９オイロ。
なぜか券面にはドイツ語が記されていて、私には大助かり。

街中の目抜き通り。
路線バスが集まり、ブランド店も並んでいます。

スロヴェンスカ通り 散歩・街歩き

立派なデパート。

ナマ ショッピングセンター

プレシェーレン広場に続く、歩行者専用の目抜き通り。

チョポヴァ通り 散歩・街歩き

そのプレシェーレン広場です。
背後にはお城が鎮座。

プレシェーレノフ広場 広場・公園

三本橋。

三本橋トロモストヴイエ 建造物

橋の南側からのフランシスコ会の受胎告知教会です。

聖フランシスコ教会 寺院・教会

この街は、ユーゲントシュティル建築の建物もあります。
ミクローシチェワ通りで。

Miklosiceva Cesta 散歩・街歩き

駅に戻ってきました。
が、乗る列車の出発ホームまでが遠い！

んで、愚かにも乗り遅れました。
で～も～～～、時計は出発時刻の16秒後を指しています。16秒で、こんだけ進出してるかぁー?!

グーグルマップでの駅構内です。
左下の駅本屋前ホームから右に200m以上（国電10両分ちょっと）行って、はじめてホーム間を結ぶ地下通路があって、８番線まで都合300ｍ。
でも、余裕持って行けば良いだけのことで、「欧州の、それも旧東の鉄道は、どうせ遅れるだろう。」との慢心が招いた失態です。
次の列車は、トホホの４時間後....

仕方ないので街に戻り、この旅行で初めてのメシを喰うことに。
目抜き通りですでに目にしていた、1716年創業という食堂に行きました。

シェースティツァ 地元の料理

入り口からの通路。

店内。

リュブリャーナまたはスロベニア料理を食べたいと言ったら、グラーシュを勧められました。
えー、ここでそれかよと思いましたが、内陸のせいか他の「地」モノも墺、独と変わり映えせず、結局それを取りました(10,90ｵｲﾛ)。
まー、美味いといえばそうでしたが、満足度低。
ビールは安くて(3,90ｵｲﾛ/0,5L)（普通に）旨かった！

蒔きの窯も。

三本橋南からの城。

龍の橋。
ここを目指していたわけでないのですが、親柱を見て地図の表記を思い出しました。
これもユーゲントシュティル様式です。

竜の橋 建造物

川沿いには飲食店が並んでいます。
万国共通？

標識。
「中心」を示す印はイタリア的、汽車やバスは東欧的ですね。

夕暮れの駅。
「ドイツ－オーストリア共和国」からスロベニアを解放した英雄、ルドルフ マイスターの像が駅前公園に鎮座しています。

今度は余裕です。

ホームは遠い。

列車が入ってきました。
これはオーストリア発で、牽引はÖBBの釜です。

車内。

このコンパートメントの椅子は固定されています。
昔のように、少し引き出して背もたれを傾斜させたり、一対を完全に出してベッドにすることは出来ません。
窓も嵌め殺しで、風情無し！

ところで、乗り遅れてホテルに到着遅れを連絡するのに役立ったのが、このリュブリャーナ中央郵便局です。
別に（昔のように）電報を打ちに行ったわけではありませんが、電波が強くて安定した無料のWifiがあり、椅子もあって、しかも空いているので、ゆっくりいろいろな事務処理ができました。

リュブリャーナ中央郵便局 散歩・街歩き

自分宛に絵はがきも出しました。
切手には料額が記されず、エリアを示す文字（ここでは「Ｄ」）があるだけ。これなら料金が改定されても、同じ切手をそのまま発売額を変えて売ることができるかも。でも逆に、改定前に買った在庫を、改定後もそのまま使われちゃうか?!

このあとは、
【赤犬の尻尾】初めてのクロアチア・35年ぶりのザグレブ
https://4travel.jp/travelogue/11862044
に続きます....

この旅行記へのコメント （1）

• ねもさん 2024/01/19 10:42:33

  リュブリャーナ

  呑ん兵衛ヴァガボン(ド)さん　お久しぶりです。
  リュブリャーナ市街、懐かしいです。2015年に歩きました。たった１日の滞在でしたが、好印象の街です。
  わが家もフランクフルトから小さな飛行機で(航空会社は聞いたことないマイナーな会社でした)、隣には小学生２人連れたご家族がいて、こんな小さなうちからスロベニアとはやる～と思いました。
  
  次項のタイトル、ん？と思いましたが、解説を読む前に分かりましたよ👍
  高校の同期が新婚旅行で(たぶん約40年前？)、旧ユーゴスラビアを歩いたと聞かせれ、彼への評価が一変！(笑)　当時の個人旅行はきっといろんな試練があったものと推測します。