徳島編　ゴールデンウィーク四国の旅　

2023/05/03 - 2023/05/03

四国一周の旅　兵庫県尼崎で集合して　淡路島を通り抜けて徳島県に　西に向かって通り抜ける様子です。

エリア 徳島

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0

• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 自家用車

ようやく　時間も出来て　5月の旅を振り返ってます
ゴールデンウィークの　四国一周です

旅好きの仲間が　尼崎で落ち合い　前夜祭して　朝からの出発です

でも　コロナ明けで　車の数も半端ではありませんでした

明石海峡大橋 (本州 舞子浜側) 名所・史跡

途中事故渋滞も有り　淡路島を走り抜けて　まもなく徳島
淡路島の最後のパーキングエリアで　トイレ休憩っです
ここまでで　予定より　1時間50分遅れ

予定をだいぶ整理しなくては…

淡路南パーキングエリア (下り) 道の駅

徳島に入りました
まず四国に入った所で　お遍路旅？
そう言う訳では無いのですが
四国霊場第一番　霊山寺です

駐車場から　ここをくぐり

大門まで

四国第一番札所と言う看板が

中では　地蔵菩薩に　願う童子の像が

三鈷の松　巡礼の際手にしている　独鈷に似て　松も三本の葉を付ける松です

それではお参りしましょう

本尊は 釈迦如来様
般若心経を唱えて　
のうまくさんまんだ ぼだなん ばく　と　御真言を三度唱えます

続いて大師堂へ
弘法大師さまに　再び般若心経を唱え
こちらでは　南無大師遍照金剛と三回唱えます

新たに奉納された　12体の仏さんにも手を合わせて行きましょう

それぞれの　寺で御本尊になっている　仏さんたちです

次に向かったのは　こちら
ベートーヴェンに会いにです

旅慣れた仲間との旅鳴門の渦潮は　大鳴門橋を渡る時に見えたから良いでしょう
あまり有名でない所
徳島には　5回来たけれど　言ったことの無い所にお連れしますから

地図で見ると…

そうですここが　ドイツ村の　ドイツ館です

鳴門と言えば　鳴門の渦潮と　大塚博物館
そして　徳島は　眉山公園と　阿波躍り館

四国初めての人が　欠席したので
すべて　飛ばしました

鳴門市ドイツ館 美術館・博物館

コロナまで　年末にあちこちで　行われていた

ベートーベンの　第九の合唱の　初演の地だと言うことを知る人は少ないのでは

しかもそれは　はるか昔ですから


その歴史は大正時代に遡ります。かつて鳴門市大麻町（当時の板野郡板東町）には、大正6年～大正9年（1917年～1920年）のおよそ3年間、第一次世界大戦時に日本軍の捕虜となったドイツ兵を収容した「板東俘虜収容所」が存在しました。
板東俘虜収容所では、所長である松江豊寿をはじめとした管理スタッフがドイツ兵の人権を尊重し、
できるかぎりの自主的な生活を認めていました。そのため、ドイツ兵たちは元々優れていた技術を活かして様々な活動に取り組み、中でも盛んだった音楽活動においては、ベートーヴェンの「交響曲第九番」を、アジアで初めてコンサートとして全楽章演奏しました。また、ドイツ兵たちは地域の住民とも交流を深め、親しみを込めて「ドイツさん」と呼ばれるようになるほど打ち解けていました。
こうしたエピソードから、板東俘虜収容所は模範収容所と評価されました。

しかも訪れる人の少ないのが　知っている者にとっての
嬉しい所です

入場料　400円です

何の準備も無しに　ここに来た人は
何もわからずに通り過ぎていくだけ

第一次世界大戦の後の大正時代　捕虜の生活が
そこの責任者の　人間性でこんなに変わっていたと言うのが
胸を打たれるところです

実際狭い折に閉じ込めらただけで
最低限の食事を出されてやがて衰弱していく…
そんな所が日本でも　いくつかあったようです

第二次世界大戦後　捕虜として　ソ連に連れていかれ
亡くなった方や　何とか生きて帰れた方の話を聞いていれば
その差が　歴然としたところです

ここの責任者は　元会津の高級藩士の家柄で
その家系は　
戊辰戦争以降　位は上がれども　こんな田舎の　捕虜収容所の
所長に回されるような　気の毒な　家系の人でしたが

軍本部に逆らってまで　人間性を重視した

会津の人間にも　
こんな崇高な精神を持った人が居たのですね

模範収容所として　有名になった板東俘虜収容所は　責任者が良かったのです

ここの責任者は　元会津の高級藩士の家柄で

戊辰戦争以降　軍の階級はは上がれども　こんな田舎の　捕虜収容所の
所長に回されるような　気の毒な　家系の人でしたが

軍本部に逆らってまで　人間性を重視した　俘虜収容所を作ったのです

会津の人間にも　
こんな崇高な精神を持った人が居たのですね

そんなことを思う私たちには
こんな物が　いただけました

その場で申請すれば　誰でも貰えるのですけどね

以前は二階は　博物館扱いで　撮影禁止だったのです

では撮影タイムです

連合国軍の捕虜になり、日本に収容された約4700名のドイツ軍およびオーストリア＝ハンガリー帝国軍の将兵および民間人。

久留米、東京、名古屋、大阪、姫路、丸亀、松山、福岡、熊本、静岡、徳島、大分の12カ所に開設された俘虜収容所に収容されることとなり、順次日本に移送された。

捕虜を収容する施設では過酷な労働や住環境、
また不当な扱いを受けることも少なくありませんでした。

第一次世界大戦の後の大正時代　捕虜の生活が
そこの責任者の　人間性でこんなに変わっていたと言うのが
胸を打たれるところです

実際狭い折に閉じ込めらただけで
最低限の食事を出されてやがて衰弱していく…
そんな所が日本でも　いくつかあったようです

第二次世界大戦後　捕虜として　ソ連に連れていかれ
亡くなった方や　何とか生きて帰れた方の話を聞いていれば
その差が　歴然としたところです

建物は　予算上こんな物ですが

ここが作られた時
日本全国に散らばっていたドイツ人捕虜が
（寺や公民館に　開かずの間を作り　閉じ込められたりしていた）
板東俘虜収容所に到着した際に、彼らが再開を祝うと、

他の下士官達は銃を向けて整列させたり、
相変わらずの酷い仕打ちをしていましたが、

松江所長はドイツ語で
下士官達の非礼を詫びました。

そして　戦時下であっても
「人間として　あなたたちを受け入れたいと。」

捕虜収容所ですから　十分な予算はありません
それでも余暇を楽しむために　音楽も許されました

ただ　楽器は手作りの物が多かったようです

元々は　一般人が多かったようで
窯を作り　パンを作って　販売したり
酪農をして　牛乳やバターを作ったり
農工具や　いろいろなドイツの技術を教えたり　

文化をこの辺りの農民に　広めていきました

地域の人たちも
最初は怖がっていましたが
打ち解けて

力士の事を　
お相撲さんと呼ぶように

ここの　捕虜たちを　
ドイツさんと呼ぶようになっていきました

それが　地域との交流でした

ドイツの人の技術を　日本に広めたのです

ドイツ兵と言っても　専用の軍人は一部だけ
家具職人や　パン職人
農業をしていたものや　酪農家も居ました

音楽も　いろいろと伝えられ

やがてはオーケストラとして　発表会まで

それを伝える　模型です

こんな感じだったのでしょう

定時に　開催されている人形オーケストラです

またそれ以外にも　伝えられた文化です

教会の進行ではなく
この絵の技術です

そして　第九初演の地となりました
それを記念する　象です

説明文も

こちらは道の駅の売店

道の駅 第九の里 道の駅

昔から　讃岐うどんを　平たくしたような　鳴門うどんと言う　麺が有ったのですが
鳴ちゅるうど名尾変えを変えて　出てました

この地の特産品

その後　まだ西へ
土柱までやって来ました

徳島自動車道の阿波パーキングエリアに　車を停めて　歩いてくることも出来るのですが　今回は　車で乗り付けました

土柱ランド新温泉 宿・ホテル

土柱ランド新温泉
日帰り温泉もやってます

阿波土柱の湯とは違うところです

食堂にはこんなメニューも

ここからは歩きで

阿波の土柱 自然・景勝地

これが土柱です

長年の　雨風で　麓の方が　平坦化してきました

ほとんどの人は　下から眺めるだけですが

阿波の土柱 自然・景勝地

こんな道がありまして

上まで上がれます

しかも手すりはありません

子の写真を撮るのがどれだけ怖いか…

津図いてまたまた西へ

この街並みは

美馬市脇町南町地区 (うだつの町並み) 名所・史跡

うだつの上がる街　脇町です

美馬市脇町南町地区 (うだつの町並み) 名所・史跡

屋根の上の　延焼防止についているのが　うだつ
うだつが上がるとは　ここから出た言葉です

またまた西に向けて走ります
腹減って来たし　この辺りで　お昼にしますか

立ち寄ったのが　道の駅貞光ゆうゆう館です

道の駅 貞光ゆうゆう館 道の駅

阿波の国ですから　ここの地鳥

阿波尾鶏です　阿波踊りと　上手くかけた名前ですね

と言うことで

これをいただきました

太い　そうめん　半田そうめんのにゅう麺です

ここらを越えると　香川県をかすめて　次は愛媛県が待ってます