47都道府県制覇！山口・広島

2023/10/07 - 2023/10/08

2019年10月にニューヨークに行ったのが最後、それ以降海外には行っていない。行けていないと言うのが正しい。
2020年には、5月にセブ島・10月にパリの予約が入っていた。
御多分に漏れず、フライトは全てキャンセルとなり、『旅』をエネルギー源としてやっていたので行き場を失っていた。
やっと制限が緩和された頃から国内を旅する様になった。
今まで行った事のない九州・四国・東北などを精力的に回った。
その内に47都道府県制覇を目指したいと思った。
2023年10月現在、行っていないのは『山口県』と『鳥取県』のみ。
今回は、その２県を回って47都道府県完全制覇をする旅となった。

《２０２３年》
★10/7羽田16：40発ー山口宇部18：20着（ＪＡＬ295）【宇部泊】
★10/8秋吉台国定公園ー海士ヶ瀬公園ー角島大橋ー錦帯橋【廿日市泊】
☆10/9宮島ー厳島神社ー姫路城【姫路泊】
☆10/10鳥取砂丘ー皆生温泉【皆生温泉泊】
☆10/11皆生温泉ー米子ー山口宇部19：05発ー羽田20：40着（ＪＡＬ296）

エリア 宇部・小野田(山口)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.5
• 交通: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: レンタカー JALグループ 徒歩

1976年発売ハイファイセットの『土曜の夜は羽田に来るの』
これを知っているのは、かなりのシニア世代。
夕方の羽田空港に来たら、久しぶりに思い出した。

羽田空港 第1旅客ターミナル 空港

あなたの姿を　今もさがしてしまう
さよならを交わす人の流れの中に
霧に消えてゆくテイルランプを見てると
うしろからそっと抱いてくれる気がする
土曜の夜は羽田に来るの
たったひとりで羽田に来るの
旅が好きだったあなたに会えそうで

感傷的な気持ちを抱きつつ山口宇部空港に到着すると、このお出迎え。
人気アニメ『エヴァンゲリオン』とコラボレーションしたイベントが開かれていた。

山口宇部空港 空港

空港近くでレンタカーを借りて、今日のお宿は『ビジネスホテル宇部』
９畳の畳の部屋で、大浴場がついていて１泊7200円。
夜遅くに着いて寝るだけなので充分。

ビジネスホテル宇部 宿・ホテル

夕食は、徒歩圏内に良さそうな店があったので歩き始めた。
途中に屋台が出ていて、イベントが開催されていた。
そこで飲んで食べても良かったが、折角なので居酒屋を目指して歩いてみた。
すると、『本日は貸し切りです』の看板が・・。残念。

来た時に通り過ごしたイタリアンに行ってみる事にした。
ラストオーダーが２０：３０。
あと１５分しかないのに入れて頂けた。
感じの良いレストランだった。

左上：パルマ産生ハム
右上：タコとアボガドのマリネ
左下：厚切りベーコンと青菜のソテー
右下：月待ちがにの焼きリゾット

リゾットは、米から作った雑炊みたいなものをイメージしていたので、全然違うものが出てきて驚いた。
おこげがあって、どちらかと言うと焼きめしという感じ。
リゾットに対する固定観念があったが、いわゆる『最高の米料理』という意味だったのでこれも有りかと理解した。

トラットリア サンマルノ グルメ・レストラン

翌朝、いよいよ山口の旅のスタートだ。
私は若い頃に一人旅をした事があって、萩・津和野には行った。
萩焼に魅せられ器を買い、津和野で夢の和紙めぐりをした。

秋吉台国定公園 自然・景勝地

あまり覚えていないが、大鍾乳洞『秋芳洞』には行った気がする。
そこで今回は『秋吉台カルスト台地』に行く事にした。
３億５０００万年前からの地球の記憶と言うが、あまりピンと来ない。

山の稜線が美しい。
この大草原を縦断する国内屈指の絶景ロードが『秋吉台カルストロード』だ。
美祢市美東町赤から秋芳町秋吉に至る１３．１kmのドライブウェイを走りたいと思っていたのに、入口が分からないままパスしてしまった。

日本一美しいと評判の角島(つのしま)大橋にやって来た。
無料で渡れる一般道としては、１７８０mで日本屈指の長さだ。

角島大橋 名所・史跡

テレビでも多く取り上げられ、日本トップクラスの絶景ポイントとして紹介されていたので『ホンマでっか』の気持ちでやって来た。

海士ヶ瀬公園 公園・植物園

お昼は、せっかく山口に来たんだから『ふぐ』を食べて行きなさい！と 道の駅 北浦街道豊北の『わくわく亭』にやって来た。
海鮮丼(2100円)は美味しかった。
ふぐ刺し(1600円)は、ん？？という感じで、値段に見合う価値がわからなかった。

わくわく亭 グルメ・レストラン

何度も道路標識に出てきた『特牛』。
『こっとい』と読む。
近くに駅があったので寄ってみた。

特牛駅 駅

地名『コトイ』に由来し、難読駅名としてメディアにも取り上げられたらしい。
牝牛の意味を示す方言の『コトイ』と日本海に面した小さな入り江を示す『琴江』と『重荷を負う強健な牛』の意から来たと諸説あるらしい。

何気なく写した１枚が、映画『四日間の奇蹟』の写真パネル展だったとは、帰ってからわかった。
2005年に公開された映画のロケ地だったのだ。
真理子(石田ゆり子さん)が人生に疲れ、自殺も考えながらホームで列車を待つシーン、それを２人の中年男女(西田敏行さん・松坂慶子さん)に駅の待合室で優しくたしなめられるシーンなどを撮影。
予め分かっていたら、もっと違う景色に見えたかもしれない。

日本三大名橋『錦帯橋』にやって来た。
岩国市の錦川にかかる五連の橋。
1673年、『流されない橋を』との願いのもと、知恵と技術の結集により創建。

錦帯橋 名所・史跡

創建以来約350年を超えて、錦帯橋の技術と美しさは今なお守られ続けている。
ちなみに、他の２つは、『日本橋(東京)』と『眼鏡橋(長崎)』らしい。

夜は、広島お好み焼きが食べたかったので、宿のオーナーに教えてもらった店に来た。
カキ入りそば肉玉子とイカそば肉玉子。
産地の恵み瀬戸田レモンを注文。
広島お好み焼き、生まれて初めて食べました。
ちょっと感激！

お好み焼みっちゃん総本店 ゆめタウン廿日市店 グルメ・レストラン

ゲストハウス『ディフィレイアグレイ』に宿泊します。
オーナーは、若い男性で奥様はドイツ人だそう。
チェックイン時に、おすすめの広島お好み焼き屋さんや、宮島への生き方、美味しい牡蠣屋さんなど親切丁寧に教えてくれた。

Guest House Diphylleia Grayi 宿・ホテル

部屋は至ってシンプル。
館内にテレビは無い。
普段は無くても良いのだが、この日はラグビーワールドカップと男子バレーが観たくて、テレビがあったらなぁと思った。

お部屋のシャワールームが狭かったので、近くの温泉施設に来た。
ここがとても良かった。
天然温泉かけ流しの源泉風呂や岩風呂・炭酸泉・シルクイン・腰掛湯・うたたね湯・美泡風呂(女湯のみ)・石壺湯・季節湯など沢山の湯船に浸かりゆっくり出来たし、サウナにテレビがあってバレーボールは観ることが出来た。
宿に戻ると、車の騒音が気になる方へと、ベッドサイドに耳栓が置いてあった。
グッスリ眠れると良いけれど・・
（続く）

塩屋天然温泉 ほの湯 楽々園 温泉