2023/06/30 - 2023/07/12
76位(同エリア346件中)
くっさんさん
【念願・欲張りの登頂】
・フランス側からモンブラン山群大展望するには、先ずは「エギ―・デュ・ミディ」(最高標高3842m)に登ることであろう。ロープウェイで富士山頂(37776m)よりも66m高い地点まで登れるのだ。登山用の装備は必要ない
・山頂ではヨーロッパアルプス最高峰モンブラン(4806m)、グランド・ジョラス(4208m)等々の高峰や雄大で壮大な白銀の大パノラマを一望できる。ただし、前提として天気に恵まれること。17年前の山頂はガスで視界ゼロ。モンブラン山群全く望めずだった
・7/3(月)と7/6(木)の両日と「エギ―デュ・デュ・ミディ」へ2回登った。時間気にせず、ゆっくり大自然を満喫
【エギ―ュ・デュ・ミディ】
・「エギーュ・デュ・ミディ」と一口で言うが、実は「北峰、中央峰、南峰」の3っの針峰が成り立っており、中央峰の最上階展望台が最高峰となる(3842m)※中央峰のてっぺんに展望台が造られている
【モンブラン】
・フランス語で「白い山」を意味する。隣国イタリアでは「モンテビアンコ」と呼ぶ。フランス側から望むモンブランは広く丸みを帯びてなだらかな
優しい姿。(※お菓子のモンブランそのもの)一方、イタリア側のモンブランは氷河に削られ切り立つ断崖、荒々しい姿。イタリア側「エルブロンネ展望台」から見る「モンブラン」とは全く違う(※2019.6フォートラベル写真投稿済み)
【特記記事~モンブラン標高2年で2m縮む】
〇某社新聞(10/9付)によると
・フランスの調査チームが、モンブランの現在の標高は
『4805.59m』
と、過去2年間で約2m縮んだと発表
・縮んだ理由は、この夏の熱波と降水量が少なかったこと。標高は過去22年間で最低レベル。2001年の調査で4810m、その後2013年までは4808~4810mで推移。2013年以降は減少傾向にあり、2021年の調査では4807.81mだった。
・モンブランの岩山部分は4792mだが、頂上付近は厚い氷と雪に覆われているため、降雪量の増減によって全体の高さが多少変化するということ
"標高はマチマチ。理由が分かった。本投稿では『4806m』と表記"
【空中への第一歩ボックスでは足すくむ~参ったぁ!!!】
・「空中への第一歩ボックス」では足すくんだぁ~高所恐怖症を露呈
〇【7/6は「エギ―ュ・デュ・ミディ」からプラン・プラ経由でブレヴァンに登る】(投稿はNO6にて)
◎『写真の日付けは撮影日』
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 高速・路線バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
(1)予約時間に間に合うようにロープウェイ始発駅へ(7/3)
・7/3 予約時間 11:26
・7/6 予約時間 10:00
・始発駅標高1035m -
(2)マルチパスと予約券
・左はバス用マルチパス(レジデンス事務所から無料提供)
・右はロープウェイ用(電車使用可)マルチパス
・中央は7/3ロープウェイ予約券
搭乗 03 07 23 43 11:26(7/3 43番目のゴンドラ 11:26発)
-
(3)中間駅(プラン・ド・ラィギーュ)から始発駅にゴンドラが下りてきた。入れ替わって、このゴンドラに乗り込む(7/3)
-
(4)登るにつれシャモニーの街は小さくなっていく(7/3)
・頂上までのロープウェイが建設されたのは1955年
・モンブラン山群の麓の始発駅(標高1035m)からエギ―ュ・デュ・ミディ山頂駅(標高3777m)までは、標高差約2800mを、途中の中間駅(標高2317m)で1回乗り継ぎ約20分程度で登る
・ロープウェイの速度は40キロ -
(5)中間駅到着(プラン・ド・ラィギーュ駅)(7/3)
・中間駅標高2317m
・始発駅⇒中間駅間 標高差1282m 所要時間約7分 -
(6)中間駅から見上げる「エギ―ュ・デュ・ミディ」(7/3)
・7/3はガスが湧き視界不良。ただし山頂は晴天
・7/6は最良 ※次の7番にて -
(7)中間駅から見上げる「エギ―ュ・ディ・ミディ」(7/6)
・7/6は雲ひとつない晴天
・山頂がはっきり望める
・「エギ―ュ・デュ・ミディ」は、「エギ―ュ」は「針峰」、「ミディ」は「正午の時計の針」との意味(※ミディの針峰)
・「エギ―ュ・デュ・ミディ」は3ッの針峰が成り立つ(※北峰、中央峰、南峰) -
(8)視界不良のガスの中を山頂駅からゴンドラが下りてきた(7/3)
・ガスの中を浮き出るように出現。"正に幻想的な光景"
・かすかに後方に「ドーム・デュ・グーテ」(4304m)が見える -
(9)視界良好、ゴンドラが山頂駅から下りてきた(7/6)
・天候が良いと、こんなに「エギ―ュ・デュ・ミディ」が浮かび上がるのだ -
(10)視界不良の中を山頂駅に向ってゴンドラは登る(7/3)
・中間駅付近はガス発生、駅舎はかすむ -
(11)下りのゴンドラとすれ違う
・みるみるうちにゴンドラは小さくなり視界から消えた
・中間駅(2317m)⇒山頂駅(3777m) 標高差1460m 所要時間約8分
・中間駅と山頂駅間には懸吊索を支える支柱がない(※よくぞ山頂駅までワイャーを張ったものよ~スゴイの一言~) -
(12)進行方向右手に「ボッソン氷河」
・ボッソン氷河は、モンブラン(4806m)を氷原として「エギ―ュ・デュ・ミディ」近くを流れ落ちてシャモニーに至る
・始発駅から山頂駅間においては「モンブラン」そのものは望めない -
(13)シャモニーの街とブレヴァンの山並み(7/3)
・けっこう高いところに登ってきた -
(14)前方に「ブレヴァン山群」の山並み(7/3)
〇7/6に「エギ―ュ・ドュ・ミディ」を登頂後、「ブレヴァン」に登る予定 -
(15)ゴンドラは、「エギ―ュ・デュ・ミディ」の山頂部手前付近から岸壁スレスレを真上に引き上げられるような感じで登る(7/3)
・このあたりまで登ると雲やガスはない -
(16)山頂「エギ―ュ・デュ・ミディ駅」に到着(7/3)
・標高3777m(※富士山山頂より1m高い)
・駅の標高が最高地点ではない。中央峰のエレベーターで65m上がった先にある最上階の展望台が3842mの最高地点
・到着口の医療センター(3000mを優に超えるので高山病に対する備えか?) -
(17)山頂案内見取図(7/3)
・狭い山頂とはいえ構造はやや複雑。
・事前に山頂の構造を頭に入れて行動するのが良い
・特に、時間制約のある方は先ず、中央峰のエレベーターで最上階展望台に登るのをお薦めする(理由)~①エレベーターでの順番待ち②最上階ガラス張りボックス展望台への順番待ち -
(18)北峰展望台から望むモンブラン山群の雄姿(7/3)
・左手の最も高い山がモンブラン(4806m)
・中央の丸みを帯びたモンブランよりも低い山は「ドーム・デュ・グーテ」(4304m)
・「ドーム・デュ・グーテ」をモンブランと勘違いしやすい(標高差は500m) -
(19)北峰展望台から望む「モンブラン」の雄姿(7/3)
・さすがに立派な高峰
・一年中冠雪(※山頂部は約15mの厚い雪)に覆われる
・つい手の届くところに見えるので、いつか『登りたいなぁ』と思ったが、しかし、5000m近い高峰。高齢者のくっさんには無理無理!!
※今春(2023年)ヒマラヤゴーキョピーク(5357m)登頂とレンジョパス(5340m)越えに挑みエベレスト山群を見てきた。気力で何とか完歩したが高齢者のくっさんには正直、厳しかった。(フォートラに投稿済み)
"この絶景で我慢しょうと自らに言い聞かせた"
-
(20)北峰展望台から望む「グランド・ジョラス」山群の雄姿(7/3)
・針峰の林立 -
(21)北峰展望台からイタリア側(南)を望む(7/3)
-
(22)北峰展望台から望む「中央峰」(3842m)(7/3)
・岸壁右上に突き出た「白く光る」ものが、ガラス張りのボックス展望台
・見るだけで「ぞー」と、する
・「天空への第一歩」と案内されている
・関連写真23、31番参照 -
(23)ガラス張りのボックス展望台を望む(7/3)
・完全に施設外に飛び出している
・17年前にボックスがあったかは分からない。仮にあっても視界不良のためボックスには入らなかったと思う -
(24)北峰展望台から北峰と中央峰とを繋ぐ鉄橋に下りていく(7/3)
・鉄橋を渡るにあたって両サイドは風の吹き抜け状態
・突風に煽られる恐れがある。""帽子などが飛ばされないように要注意"" -
(25)鉄橋を渡り中央峰の内部へ入っていく(7/3)
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(26)中央峰の岩山をくりぬいた通路を進みエレベーターで最上階展望台へ上がる
・エレベーターで65m上がると中央峰最上階の展望台に出る
・上がるにはこのエレベーターしかないようだ
・乗車順番待ちが予想される -
(27)中央峰最上階展望台から望む「モンブラン」山群(7/3)
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(28)中央峰最上階展望台から望む「グランド・ジョラス」山群(7/3)
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(29)中央峰最上階展望台から望む「南峰」
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(30)中央峰最上階展望台から見下ろす北峰展望台(7/3)
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(31)友人夫妻がガラス張りボックスに入る(7/3)
・友人夫妻は堂々としたもの
・くっさんは高所恐怖症のため心臓ドキドキ、足がすくんで前に出れない。勇気ある妻殿がボックスの中へ引き込む。下を覗く勇気は全くない。見ている人の笑いものに!!(投稿写真はカット!)
・入るには順番待ち
・入る手前でスリッパに履き替える
・職員にカメラ(スマホ)渡せば写真を撮ってくれる -
(32)中央峰下段の展望台から望む「南峰」(7/6)
・中央峰最上階展望台からエレベーターで下段展望台に下りた
・中央峰南壁(写真左下部)に「鋼管」が見えるが「パイプ」と称される通路(関連写真39、40、41番) -
(33)南峰の頂上に立つトレッカー(ロッククライマー?)(7/3)
・写真のそそり立つ岩山は「南峰」あるが、写真下の展望台は「中央峰」と「南峰」との間にある「展望台」
・写真32番の「パイプ」通路をくぐりぬけた先の突き当りに展望台は設置されている
・登山者が南峰頂上よりこの展望台を目指して下りてくる -
(34)「遊びこごころ」(7/3)
・つかめますかぁ~(?) -
(35)中央峰下段の展望台(西)から望む「モンブラン」山群(7/3)
・登山者が展望台へ帰ってきている -
(36)中央峰下段展望台西端のサクを乗り越える登山者(7/3)
・モンブラン登頂に挑んだ登山者が帰って来た -
(37)モンブラン登頂に挑み無事帰って来た登山者の笑顔(7/3)
・正直、こちらも『感動』
・登山者の安堵感と笑顔。"いいね" -
(38)中央峰下段展望台より最上階展望台を望む(7/3)
-
(39)中央峰下段展望台より「パイプ」通路を通って南峰へ向かう
・「パイプ」通路の右手窓に窓ガラスはない
・吹き抜け(※真冬は寒いだろうなぁ) -
(40)「パイプ」通路建設の案内板
・翻訳機で確認すると
ユニークな芸術作品
高度3750mの極限状態で実現
とある。正に4000m近いこの高峰に鋼管を命がけで設置した苦労がしのばれる(スゴイの一言!!!) -
(41)「パイプ」通路窓からモンブラン山群を撮影(7/6)
-
(42)登山者(トレッカー?ロッククライマー?)が南峰頂上より下りてきた(7/3)
・写真33番の展望台
・男性はガイドか(?) -
(43)「パノラミック・モンブラン」ロープウェイ(7/6)
・エギーュ・デュ・ミディ(標高3842m)からイタリア側エルブロンネ展望台(3466m)間、約5.5キロを約40分で結ぶ
・キャビンは3連。各4人乗り
・ヴァル・ブランシュ氷河上を進む(※空中散歩というのが相応しいのかも)
・登山者が「エギ―ュ・デュ・ミディ」に歩いてきている
【ただし、このロープウェイにくっさんは乗ったことない】 -
(44)「空中散歩」は楽しいだろうなぁ(7/6)
・このロープウェイはマルチパスとは別料金だ -
(45)外の氷上への出入口(7/6)
・写真43番の氷上を登ってくる登山者もこの氷洞入ってくる
・氷洞の手前には柵がある。装備を整え備えた者しか出入りできないようにしてある
・この写真は氷上を歩いた登山者が帰って来て装備を解いているところ -
(46)氷洞に登山者が帰って来た(7/6)
-
(47)氷洞に登山者が帰って来た(7/6)
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(48)下山(7/3)
・ロープウェイは岸壁スレスレをすべり落ちるように一気に下る -
(49)下山(7/3)
・聞けばここを登る強者もいるらしい(※本当かなぁと思うほどの急雪面) -
(50)中間駅i到着下車(ブラン・ド・ラィギーュ駅)(標高2317m)して昼食場所へ移動(7/3)
-
(51)中間駅を発し山頂駅へ向かうゴンドラ(7/3)
・中間駅付近は雲(ガス)が湧く
・湧きやすい高度なのかなぁ -
(52)昼食場所から中間駅を望む
・中間駅から東へ約200m付近で休憩(7/3) -
(53)これが(7/3)我が「昼飯」の「サンドイッチ」である(7/3 14:30)
・ロープウェイ乗りのスタートが遅かったので昼飯も遅くなり、お腹もすいたァ~
・それぞれの食材を挟み込んで「サンドイッチ」を作る~これがうまい!!!
~標高2300m付近での絶景を目の当たりにしながらの昼食 最高と言わずしてなんという めったに経験できないないことだ~
-
(54)これが(7/6)我が「昼飯」の「おにぎり」。ガブリつく(7/6 12:30)
・遠い昔の遠足だなぁ~
・おにぎり持参とは羨ましく思わない(?) -
(55)昼食後その場所から東へ約300m移動。針峰の麓の碧い湖(池)までトレッキングした(7/3)
-
(56)湖(池)の中に入って遊んでいた。氷河が解けた水なのでかなり冷たいと思うのだが(7/3)
-
(57)レンゲ草のような花を入れて針峰を撮影(7/3)
・左の針峰は「エギ―ュ・デュ・グレポン」
・中央の針峰が「エギ―ュ・デュ・ブレティエール」
・右端に(※見えないが)「エギ―ュ・デュ・プラン」 -
(58)対面の「ブレヴァン」の山並み(7/3)
〇7/6午後は昼食後下山し、徒歩でブレヴァンロープウェイ乗り場まで歩き、ロープウェイでプラン・プラ経由でブレヴァン山頂に向かった(※「NO6」にて写真投稿予定) -
(59)中間駅から下山中に右手に山小屋があった(7/3)
・この山小屋に宿泊しながトレッキングしたいなぁと思っている間にゴンドラは下へ降りて行った。早い早い!!
・中間駅と始発駅間には懸吊索を支える支柱があり、その支柱を通過するたびにゴンドラが「ガクーン」と揺れ落ちるので「ワー」と悲鳴が上がる -
(60)始発駅が近づいてきた(7/3)
・中間駅⇒始発駅間 標高差1282m 所要時間7分 -
(61)始発駅売店のコカ・コーラ(7/3)
・3.3ユーロだって!!! (約500~600円)
・日本の5倍かぁ~ -
(62)始発駅構内天井にゴンドラ(フランス初の空中ケーブルカーのキャビン)の展示(7/3)
(説明書きを後日翻訳機で確認)
・1909年に建設され、1924年の第一回冬季オリンピックのためにシャモニーに開設された。エギ―ュ・デュ・ミディの下の氷河走行に役立った。キャビンは当初の計画に従って2017年に改装された。この展示物はフランス初の空中リフトシステムのキャビンです・・・・・とある
〇【7/6はこの後「ブレヴァン」に向かう。写真投稿は「 NO6」にて】 -
(63)昼飯の場所に可憐に咲いていた花
-
(64)昼飯の場所に可憐に咲いていた花
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(65)我々の昼飯を狙っていたカラス殿(※嘴が黄色)
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(66)7/3の夕食はカレー(7/3 19:30)
・それに次の67番の「サラダ」付き -
(67)夕食の「サラダ」(7/3 19:30)
・ハイネケンの「ビール」で乾杯
・久しぶりの再会に話が弾む(共有の価値観を持つ友人夫妻をもってくっさんは幸せ!!!今日も楽しい1日だった)
〇【次の「NO3」は、7/4『レ・プラ⇒ホワイトレイク編』
〇【7/6の『ブレヴァン編』は「NO6」にて】
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