九州を一周して47都道府県踏破を達成しましたが、今回はただ東京に帰るだけでなく、横須賀―門司を結ぶ東京九州フェリーで22時間の船旅を体験致しました。<br /><br />高校時代に伊豆大島から竹芝桟橋までフェリーに乗ったくらいで、これだけ長い時間船に乗るのはもちろん初めて。<br /><br />今まで抱いていたフェリーのイメージはカーペット敷きの広い船室にざこ寝という感じでしたが、この東京九州フェリーは2021年7月より運航された新しい航路で、安い船室でもカプセルホテルみたいなベッドになっており、プライベートにも配慮しています。<br /><br />また、サウナや露天風呂を備えた大浴場やレストランなど、22時間の長い船旅も短く感じられるくらいの設備が揃っているという事で、どちらかといえば尻窄みと成りがちなところを充実した帰路となりました。<br />

九州一周番外編　帰りはのんびりフェリーで

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2023/10/02 - 2023/10/03

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エリア

福岡

小倉駅に着いたのは夜９時過ぎ。
自宅なら晩酌を終え、もうすぐ寝る時間。
999の車掌さんがいました。
小倉駅からは、フェリーターミナルまでの送迎バスが出ています。
ここで待てば良いみたい。
方向幕が貸切という表示のバスがやって来ました。
東京九州フェリーというマグネットが貼ってあるので間違いなし。
門司港に到着。

新門司港フェリーターミナル乗り物
新しいターミナル。
待合室はガラガラです。
東京九州フェリーには「それいゆ」と「はまゆう」の兄弟船２隻が就航していて、本日はそれいゆ。

ワクワクします。
イ◯ンモールにありそうなロビー。
豪華クルーズ船ではないけれど、充分豪華。
ひとり旅なので、記念写真は撮りません。
いろいろ寛げるスペースがあるので、退屈しのぎになりそう。
完全個室のステートＳ。
窓が無くちょっと狭いけれど、普通にホテルのシングルルームという感じ。
足元側。テレビはBSが視聴可能ですが、音声はイヤホンが無いと聴こえません。
ショップでレンタルも販売もしていましたが、まぁ部屋に籠るのも何だしという事で、ほとんど視ませんでした。
あと、揺れを考慮してかハンガーはありません。
翌朝。
日の出の瞬間はまだ前方のアッパーデッキには入れませんでしたが、６時を過ぎて開きました。
船で迎えた夜明けなんて最高。
船内にはコインランドリーもありますが、何故かそれぞれ男女トイレの中に。
ここで、洗濯ものと一緒にスマホを洗ってしまいました。
完全防水なので無事でしたが……。

ランチに抽選で洋上BBQも出来ます。
ひとりだし、８時前にあまり申込む人がいなければと思っていましたが、10分前の前時点でもう抽選箱は撤去されていました。
BBQではなくても、レストランのランチメニューもなかなかなので落胆はしていません。
午後は映画も上映されます。
横須賀発ならフィールドオブドリームスが観られたけど……残念。
ぼーっと過ごす時間が長いけど、ネットがあまり繋がらないので依存症にはツラいwww。
ランチの前にまずはモーニング。
８時から１時間だけの営業です。
モーニングプレート。
この船旅で最高に良かったのが左のクロワッサンとロールパン。
朝６時に起きてロビーに行くと、パンを焼いている香りが充満していて普段なら朝は和食の私ですが洋プレートを選択。
焼き立てパンは本当に美味しかった。
席のタブレットで注文し、食べ終わったら自動精算機で会計というシステム。
朝からお酒も飲めますが、自重しました（笑）
時おりいろいろな船と行き交います。
兄弟船それいゆとのすれ違い。
霞が多くてはっきり撮れませんでした。
大浴場には出航時と昼食前、夕方の３回入浴。
揺れるので湯の張りは少ないけれど、良いお湯でした。
水風呂はありませんが、サウナの後水シャワーを浴びて、外の潮風を浴びれば汗も直ぐ収まります。
でも冬は寒いだろうな。

ランチメニューにあったポテト明太サラダ。ビールは赤星。
これは病みつきになりそう。
長崎県に行ったのに食べられなかった長崎ちゃんぽん。ビールはスーパードライ。
よ～そろ～。
自販機はアルコール、ノンアルと揃っていますが、下船１時間前にはアルコールは販売停止になっていました。
カップヌードルと右は給湯機。
問題なのはネット環境。
申込みをすれば１日５回、各30分繋がるWiFiサービスはあるけれど、ちょっと条件が悪くなるとすぐ切れてしまい、あっという間に規定の５回になってしまいました。
洋上なので仕方がないけど、ネット依存症にはキツい(笑)
いよいよ東京湾に入ってきました。
横須賀港はもう少し。
フェリーターミナル内はこれから折り返し準備ですが、まだターミナルは人がぱらぱら。

横須賀フェリーターミナル乗り物
船旅って良いね。