2023年　マッターホルンを見にツェルマットへ一人旅　③4日目～最終日

2023/09/21 - 2023/09/26

ずっとあこがれていたマッターホルンを実際に見てみたく、４泊６日でスイスのツェルマットに行きました。
今回の目的はマッターホルンを見る！
できたらマッターホルンビューの部屋に滞在して部屋でのんびりする。
北周りの航路であれば北極海が見れたらいいな。
です。
１日目　成田発チューリッヒ国際空港　
　　　　チューリッヒ空港近くのホリデイインエクスプレス泊
２日目　SBB鉄道にてチューリッヒ空港からツェルマットへ移動　
　　　　ツェルマット泊（シャーレホテルショーネグ）
３日目　終日ツェルマット　ツェルマット泊（シャーレホテルショーネグ）
４日目　午後SBB鉄道にてツェルマットからチューリッヒ空港へ移動　
　　　　チューリッヒ空港隣接ラディソンブルチューリヒ泊
５日目　チューリッヒ空港から成田空港
６日目　成田空港着

エリア ツェルマット(スイス)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 4.5
• ショッピング: 5.0
• 交通: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 30万円 - 50万円
• 交通手段: 鉄道
• 旅行の手配内容: 個別手配

ツェルマット最終日の朝です。6時40分、目覚めてバルコニーからの眺めです。日の出は7時過ぎなのでまだ暗いですが、マッターホルンが白く浮かびあがっています。朝日に照らされるマッターホルンは見えるのでしょうか？

プチ シャレー シェーネッグ ホテル

7時15分くらいには明るくなって、マッターホルンの先端がわずかにオレンジ色に染まっています。

段々とオレンジ色に染まる部分が増えてきました。朝焼けのマッターホルンです。

徐々に色が変化していく様子を部屋のバルコニーから見ていました。神々しい、厳かな、そんな気持ちになりました。

今日は快晴なのでツェルマットを離れる前に、もう一度展望台に行こうと思い7時半きっかりに朝食を食べに行きました。ホテルのレストランからもマッターホルンがよく見えます。

朝食を食べ終え、荷物をまとめてチェックアウトしました。荷物はホテルで預かってもらい、時間の許す限りマッターホルンを堪能するべくまずはゴルナーグラード鉄道に乗りました。雲一つない快晴でマッターホルンが輝いて見えます。

終点の一つ手前の駅、標高2815メートルのローテンボーデン駅で降ります。

目的は駅から少し下ったところにあるリッフェル湖です。

リッフェル湖 滝・河川・湖

かわいらしい木の扉を通って下りますが、意外にも石がゴロゴロして歩きにくいです。普通のスニーカーよりはトレッキングシューズをおすすめします！特に下りは滑らないよう慎重に行く必要があります。

リッフェル湖 滝・河川・湖

湖に映る逆さマッターホルンが見えました！

リッフェル湖 滝・河川・湖

途中まで下ったところで一休みです。こんな景色が見られるなんて、ツェルマットまで来て本当によかったです。

リッフェル湖 滝・河川・湖

ローテンボーデン駅まで戻ってきました。
湖から駅までの距離はそんなになかったのですが、駅に戻る登りがかなりきつくて途中で息切れがひどくなりました。やはり酸素が薄いんだなぁと実感しました。

再びゴルナーグラード鉄道にのって終点のゴルナーグラード駅に行きました。
標高3100メートルの展望台から見ると、標高4478メートルのマッターホルンもかわいらしく見えます。

ゴルナーグラート 山・渓谷

一昨日も見た氷河ですが光の当たり方が違うので新鮮です。
ゴルナーグラード展望台を堪能したのでツェルマットに戻ります。

次はケーブルカーに乗ってスネガ展望台に行きました。昨日までは何も見えなかったのに、こんな景色が待っていてくれました。

スネガ 山・渓谷

さらにゴンドラに乗ってブラウヘルドへ来ました。

映えるモニュメントもあります。あまりにかわいいので携帯の待ち受けにしました。みんな並んで順番に写真を撮っていました。

さらにロープウエイに乗って、一昨日雪が降っていて何も見えなかったロートホルンにまで来ました。

ロートホルン パラダイス 山・渓谷

一昨日はこのモニュメントがあることすら気づきませんでした。ゴルナーグラード展望台から見えるマッターホルンと角度が違うのがわかります。

ロートホルン パラダイス 山・渓谷

昨日訪れた、マッターホルングレーシャーパラダイスが見えます。電車の時間が迫っているので行けませんが、今日はグレーシャーパラダイスからの景色も最高でしょう。

ロートホルン パラダイス 山・渓谷

再びツェルマットに戻りました。この後ホテルに戻ってスーツケースを受け取り、ホテルの電気自動車で駅まで送ってもらいます。

ツェルマットの駅の発車案内です。
今夜はチューリッヒ空港隣接のラディソンプルを予約しているのでチューリッヒ空港駅まで向かいます。
列車は前日の夜にSBBモバイルアプリから予約しました。13時37分発です。
この列車を選んだのは、目的地までの乗り換え回数が少ないこと、夕方の列車だとアプリ上でも混雑していたからです。

アプリで予約したときに2等車はやや混雑していたので奮発して1等車にしました。
列車到着してさっそく乗り込みました。すいていると思っていましたが、発車直前にはそれなりに込んできました。日曜日の午後なので仕方ありません。

行きと同じVisp駅で無事に乗り換え、スイスらしい景色もそろそろ見納めです。

チューリッヒ空港駅に到着し、案内板にしたがってラディソンブルチューリヒにチェックインしました。スイスのホテルは一人旅ではとても高いですが、安全で安心に滞在できるホテルを選ぶように心がけました。このホテルは空港直結なので空港内のスーパーやお店に身軽に行けて便利でした。
空港内には大きいMigrosと少し小さめなCoopというスーパーもあり重宝しました。
部屋も清潔で、十分広いです。

バスタブもあり、ゆっくり暖かいお湯につかれました。
今回宿泊したホテルは3件とも部屋にネスプレッソが置いてあり、美味しいコーヒーが飲めて良かったです。
時間と体力があればチューリッヒ市内観光を考えていましたが、今日のツェルマットが素晴らしすぎてチューリッヒ観光は諦めました。
ゆっくり休んで明日のフライトに備えます。

翌朝です。
ホテルからはターミナル１が近いのでここでチェックインします。

ターミナル１はスイスエアーのカウンターがずらっと並んでいます。こちらがエコノミークラスのカウンターのようです。

反対側がファーストクラスとビジネスクラスのカウンターです。
私のチケットはエコノミークラスですが、スターアライアンスのゴールド会員なのでどっちに行こうか立ち止まっていたら、すかさず係の人が声をかけてくれました。スタアラのゴールドだと伝えるとファーストクラスのカウンターまでアテンドしてくれました。

チューリッヒ国際空港は、手荷物検査を受けると制限エリアに免税店やお土産屋さんが多くあります。ゆっくりここでもお店を見ようと思っていたのですが、出国審査の列がかなり長く行列ができていたのであわてて行列に並んでしまい出国してしまいました。
出国審査を終えるとシャトルトレインに乗ってターミナルを移動するのですが移動後のターミナルにはあまりお店がなく、買い物しそびれてしまいました。。。
残念ですがスイスエアーのラウンジで出発までゆっくりすることにしました。

スイスエアーのラウンジは広くて快適でした。飲み物や食事もあり、オムレツを作ってもらい食べました。
ただし、出発便が増える時間になるとかなり混雑してきました。

楽しかった旅行もそろそろ終わりです。
またツェルマットに行きたいと思いましたし、ほかのスイスの街にも行ってみたいです。

離陸後に窓の外を見るときれいな山並みが見えました。
スイスに４泊６日旅行だとかなり弾丸でもったいない気もしますが、今回は滞在を１か所に絞ったのでゆっくり過ごせたと思います。
ロシア上空を航空機が飛べないせいで日本からヨーロッパへは飛行時間が長くなったり、円安の影響で海外旅行に行きにくい環境ではありますが、行ってよかったと心から思いました。