とても近いところにあるのに本当の姿を知らない気がして、ずっと行きたいと思っていながらなかなか踏ん切りがつかず行けなかったフィリピン。<br />イロイロシティは比較的治安がよいという情報をネットや仕事で会ったフィリピン人から得ていたので、数年間計画をあたため、時機をみて2泊3日という短い期間ですが訪れてきました。

２泊３日で訪れたイロイロシティ　＃１

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2023/10/06 - 2023/10/07

23位(同エリア51件中)

エリア

パナイ島(フィリピン)

同行者: 一人旅

交通手段: 高速・路線バス徒歩飛行機

航空会社: セブパシフィック

旅行の手配内容: 個別手配

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関空20時30分発のセブパシフィックでマニラを経由し、3時50分発の飛行機でイロイロシティを目指します。
今更ながら仕事を終えてから空港に直行するという旅を初めてします。

真夜中なのにニノイアキノ空港内のレストランが賑わっていて、早速フィリピン人たちの元気の良さに圧倒されました。

ニノイアキノ国際空港 (MNL) 空港

フォートラベルおすすめのオプショナルツアー

空港送迎　マニラベイエリア及びマカティ市内ホテル（ZONE1）と… USD 35.0～
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５時過ぎ、イロイロ空港に到着。こじんまりとした空港です。緊張しながら外に出ましたが、穏やかな空気に一旦安心しました。

そういえば、フィリピン入国に必要とされるe-Travelを全く確認されなかったんだけど、どういうことなのだろう？パスポートに紐づけされてるとか？まぁいいけど。

イロイロ国際空港 (ILO) 空港

 市内へは時間と料金がまちまちのバスあり by Camelliaさん
夜明け。よい旅になりますよう。
近年設けられたというバス路線（といってもバンのような乗り物で移動）で市内中心部のSMシティに到着。
できるだけ人を多く乗せて出発したかったようで、出発しかけてから乗ってきた人の大型スーツケースが荷台に乗りきらず無理矢理私の隣に押し込まれ、私は他人の荷物を支えながら乗っていました…。隣の席の男性が「かわってあげようか？」と言ってくれましたが、遠慮しました。
この周辺は元々移転前のイロイロ空港があったエリアらしく、近年再開発されているようです。
この時点で７時前。今回の旅はコンドミニアムに滞在しますが、チェックインは14時からなので、散策します。
落ち着いたエリアで土曜の朝ということもあるのか、ランニングやウォーキングをしている人がたくさんいたので安心して歩きました。
フィリピンといえばのJollibeeがあったので朝食にします。
注文を終えて商品ができるのを待ちます。おこぼれをもらうために店周辺を縄張りにしている野犬が店から出てきた家族について行っていました。この時はおこぼれはもらえなかったようです。
Big Yumburgerのコンボをいただきました。
スパゲッティやライス付のバーガーステーキを食べている人が多いようでした。

ファストフード店やモールの入り口にはほとんどと言っていいほど拳銃やライフル銃を持っている警備員がいて街の雰囲気とのギャップを感じました。
Riverside Board Walk.
とてもきれいに整備された遊歩道。

こちらの画像にもありますが、フィリピンのクリスマスは９月末頃から始まるそうです。関空からのセブパシフィック機内でもクリスマスミュージックが流れていました。なんだかかわいらしいですね。
ゆっくり歩けば端から端まで30分強くらいです。

ところでフィリピンではランニングする時に大きな声で「ハッ！」と言うのは一般的なのでしょうか。数人が言っていて、初めて聞いたときは驚きました。
ブッソウゲか。ちょこんと咲いていました。
南国らしい植物を楽しみながら歩けます。旅先でこういうところを歩くのが好きです。
左のような方々が一生懸命整備されていました。
意外とあまり会わなかった気がする猫さん。野犬の印象が強かっただけかも。
途中、対岸に教会やコロニアル様式の建物が見えたのでそちらにも行ってみることにしました。
この橋の下の食堂では早朝からダンスパーティーのようなものがなされていて、腰振りダンスで大盛り上がりでした。曲はBillie Jean。さすがフィリピン。
外装がきれいだったので橋からThe Medical Cityを撮影。
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遊歩道から見えたモロ教会。

モロ教会寺院・教会
広場を挟み、向こう側にはモロマンションがあります。
拝観します。
女性聖人の像が並ぶ。
ステンドグラスからの光を見ていると心がじわ～っと暖まってくる気がしました。
大戦中に日本軍が軍事目的で使用したという疑いを持ったアメリカ軍によって一部が破壊された歴史があるそうです。

特に東南アジアを旅すると近現代の日本の足跡を見聞きすることが多く、いつからか足跡を辿ること自体が旅の目的の一つになっています。
拝観を終え、街を散策しながら宿泊先近くを歩くことにしました。モロ教会周辺は昔ながらのエリアですが、宿泊先近くは再開発され新しい建物が多いエリアです。

のどが渇いたのでセブンイレブンで休憩。セブンイレブンのドアにはイラストで「サングラス・帽子・ヘルメットを外して入店してください」と表示されていました。滞在中、全く怖い思いはしなかったし、雰囲気も緩かったですが、要注意ということですね…。
わずかながら、高層ビルも建てられています。雨季ということで天気を心配していましたが、午前中は少し暑いくらいでとてもよい気候でした。
Shops at Atria.
まだ９時頃なので開店している店は少ないですが、カフェやマッサージ店などきれいな店が立ち並びます。
宿泊したのはAvida Atria Towerというコンドミニアムなのですが、このあたり一帯が「Atria」と冠された真新しい施設が並ぶエリアになっています。新しい都会的な生活を創り出しています。
コンドミニアムの場所を確かめてから空港からのバス終点だったSMシティに向かうことにしました。
体力の続く限り根無し草のように漂っています。
建物が背景にあり見づらいですが、ラウンドアバウトには製糖業で街の発展に貢献したDonato M. Pisonという人物を称える記念碑があります。
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SMシティ。市民に大人気のモール。フィリピン自体、若者が多いですが、イロイロシティは学生が多い街なので一層活気にあふれています。

SM シティー (イロイロ店) ショッピングセンター

 地元の人で大混雑 by Camelliaさん
マッサージをうけながら足の角質を取ってもらいました　笑
混みすぎていない、店の人の感じがよさそう、ローカルの料理を食べられるというポイントで店探しをし、Prince Baker で昼食をとることにしました。
Beef Tapa.ニンニクの風味が効いていて美味しかったです。朝食用にパンをテイクアウトしました。

ここでとんでもないことをしてしまいました。
クレジットカードで払おうとしたら現金だけと言われ、急いでATMでお金をおろしてきて無事にお会計を済ませたと思い、席に座っていると、店の男性が「これ、あなたのものですか？」とカードケースを持ってきてくださりました。現金とクレジットカードを分けて持ち歩いているのですが、現金で払い終わったことに安心してカードケースを置き忘れてしまったようです。たまたま親切な方に気づいてもらったからよいものの、情けない。
Mang Inasal.
食べられる量は限られますが、ごった返していたこちらの店でテイクアウトして宿泊先に向かうことにしました。
Bangus Sisig（魚を甘辛く炒めたやつ）とHalo Haloを購入。
アイスがとけそうだったので屋外の休憩所でHalo Haloをいただきました。
週末限定のファーマーズマーケットなどもあり、賑やかでした。

なんだか雲行きが怪しくなってきたから宿に向かおうと歩いていたら、あっという間に土砂降りになりました。コンドミニアムに着く頃には靴がびしゃびしゃ。雨季の過ごし方を忘れかけていましたが、ぽつぽつしてきたら１～２時間どこか屋内でやり過ごすのが正解ですね。それでもだめなら開き直るしかありませんが。
さて、コンドミニアムにチェックインしました。ワンルームですが、一通りの設備は整っています。掃除が面倒なのでキッチン用品は使いませんでしたが、料理もしっかりできそうです。
ただし、蟻がたくさんいました。その辺は土地柄仕方ないことかもしれないと受け止め、何も言いませんでした。高級ホテルだったら別かもしれませんが。
この部屋の「うり」のサンセット。大雨の後の太陽は一段と美しい。
小一時間ほどベッドの上でサンセットを見たり大画面のテレビでYouTubeを見たりしてだらだらと過ごしました。川や湖が赤く染まっています。
左側には朝訪れたモロ教会が見えます。
翌日もイロイロシティを散策します。