スゴイカタイアイスを食べに広島へ。ついでに防府と呉も訪問。

2023/09/17 - 2023/09/18

東海道新幹線のワゴン販売が2023年10月に終了すると知って、カチカチのアイスをワゴンで購入して食べる旅行へ出かけることにしました。（カチカチアイスが無くなるものと勘違いしていました）
そこで、マイレージの空席があった山口宇部便を予約。
次に、広島から東京までの新幹線を予約。
車内でゆっくりしたいので、グリーン車にしました。
山口宇部から広島までの間は、防府の毛利博物館と呉の大和ミュージアムに立ち寄ることにしました。

■日程
・09月17日 羽田⇒山口宇部⇒防府⇒西条
・09月18日 西条⇒呉⇒広島⇒東京

■移動
（フライト）
・羽田10:15⇒山口宇部11:55（NH693）
（鉄道）
・呉12:46⇒広島13:23（快速安芸路ライナー）
・広島13:43⇒東京17:33（のぞみ30号）

■費用
・羽田⇒山口宇部 5,500マイル（マイレージプラス）
・広島⇒東京 20,580円（グリーン・EX早得）
・ルートイン東広島西条駅前 12,950円（早割30・コンフォートツイン）
・トヨタレンタカー 18,146円（ヤリスHEV基本10,120/免責1,650/乗捨7,700/指定2,200/メンバー割▲2,024/マイル▲1,500）

エリア 呉・海田・安浦(広島)

• 旅行の満足度: 3.0
• 観光: 3.0
• ホテル: 3.0
• グルメ: 3.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: レンタカー ANAグループ 新幹線 JRローカル
• 旅行の手配内容: 個別手配

■1日目 2023年9月17日（日）
12:00時頃、山口宇部空港に到着。
レンタカーで東へ向かって進み、今日は東広島まで移動します。
時間がないのですぐに出発。

山口宇部空港 空港

13:00時少し前に、毛利氏庭園・毛利博物館に到着。
約2年ぶりの訪問となります。

立派な門ですね。

チケットを買う際、14:00時から企画展示の説明があると聞いて、先に庭園を見学することにしました。

毛利氏の庭園はとにかく広いです。

昭和天皇が植樹した松がありました。
昭和22年だそうです。
76年も前ですね。

段差があって、水が流れる先には、

大きな池があり、鴨が泳いでいました。

池の反対側へ廻ると、屋敷の全体が見渡せます。
左手奥の裏山にあるゴルフ場も、毛利氏の所有です。
屋敷を維持するのに稼ぐ必要があり、ゴルフ場の運営もその一つだったと、職員の方に教えていただきました。

写真を撮りながらゆっくり歩いて、ここまで25分。
暑いので戻ることにします。

自宅に川や池や橋があるというのは、どんな感じがするのでしょう。

緑の濃い庭ですね。

前回も感じましたが、この広い空間は謎です。
イベントが開けそうです。

こちらは、昭和天皇による２回目の植樹です。
昭和31年なので、67年前。
後から聞いたところ、昭和天皇は2回ともここに宿泊されたそうです。

毛利氏が公爵になってからの建築ですが、いかにも大名庭園のような印象を受けました。

次は博物館の方へ。

玄関には写真のような看板がありました。
兼六園や偕楽園のような大名庭園にも負けてません、ということでしょうか。

畳が敷いてある廊下は、お殿様（公爵）が歩く場所だそうです。

天井が高いし、長いし、何か競技が出来そうです。

館長の登場を待っているところ。
ここで話をするのかと思っていたら、登場後はすぐに博物館へ移動となりました。
ところで、この企画展示は４回シリーズだったそうです。
①4/22～5/28 元就入城
②6/3～7/9 名将の子・毛利隆元
③7/15～9/3 毛利輝元と天下争奪?信長・秀吉・家康と毛利氏?
④9/9～10/22 毛利輝元の国づくり-関ヶ原と長州藩の誕生-

そして、４回とも参加すると、この「三子教訓状」のミニチュア複製版が貰えるのだとか。
何も知らずに４回目だけ参加となったのですが、「1,000円で購入できます」だそうです。
迷わず購入。

複製だけでなく、何と書いてあるか分かるように原文が付き、

理解できるようにと現代語訳まで付いていて、至れり尽くせり。

三本の矢の教えのルーツは、この「三子教訓状」のようです。
「重要なのは最初の数か条で、あとはだらだらと・・・、」と約3mに及ぶ教訓状の解説は面白かったです。

教訓状とは関係ありませんが、こんなカードもいただきました。

屋敷の２階からの眺め。

時代劇に出てきそうな広間ですね。

2時間強滞在し、15:00時過ぎに毛利邸を後にしました。

旧毛利家本邸 美術館・博物館

帰りがけに、売店にて吉田松陰ポテチを購入。
印象に残るパッケージです。
コロナ禍の折、この売上に助けられたそうです。

17:00時頃、防府から東広島へ向かう途中で、原爆ドームに寄ってみました。

高校の修学旅行で来たはずなのに、全く記憶に残っていません。
暗くなる前にチェックインしたいので、先を急ぎます。

原爆ドーム 名所・史跡

18:30頃、西条駅前のルートインにチェックイン。
すぐ夕食に出かけます。

ホテルルートイン東広島西条駅前 宿・ホテル

実は明日行く予定の「呉」に手ごろなホテルが見つからなくて、西条泊にしたのですが、西条が酒蔵の集まる場所とは知りませんでした。
こちらは有名な「賀茂鶴酒造」さん。

その賀茂鶴の直営レストランが、こちらの「佛蘭西屋」。
https://www.france-ya.jp/

佛蘭西屋 グルメ・レストラン

店に入ると、日本酒が並んでいます。

一階はアラカルト、二階はコース料理といった分け方をしています。
一階は騒がしそうな感じがしたので二階を選んだところ、完全な貸し切り状態でした。

洋風な感じに見える一品もありますが、どれも日本酒に合うよう工夫がされています。

メニューにある熟成酒は、残念ながら品切れ。
そこで、その他の蔵元限定酒を中心に頂きました。
蔵元直営だといろいろな限定酒が楽しめて、いいですね。

郷土料理？の「美酒鍋」の説明です。
酒で素材を煮込むようですね。

こちらは美酒鍋カレー。
変わった感じのカレーでしたが、美味しかったです。

二階の壁際には、販促用と思われる昔のポスターと、様々なお猪口が飾ってありました。

女性は和装ですね。
どのくらい前に使われたポスターなのか、知りたいところです。

店のエントランス。

見回すと、賀茂鶴酒造が宵の中に浮かび上がっていました。

賀茂鶴酒造 名所・史跡

■2日目 9月18日（月）
朝風呂に入るため、早めに起床。
06:00時前の外の様子。

上から見ると蔵元が密集している様子が分かります。
煙突は9本確認できました。

10:00時少し前に、呉に到着。

呉市海事歴史科学館(大和ミュージアム) 美術館・博物館

前回寄れなかった大和ミュージアムを見学します。

入口から進むと10分の1スケールの大和が鎮座しています。
はるか昔、中学生だった頃、100分の1スケールの大和のプラモデルを作ったことを思い出しました。
2m超ですから子供にとっては大変でした。

模型なのに、小型船以上の大きさです。

10分の1のスケールともなると精巧そのもの。

奥の方には、62型のゼロ戦も展示してありました。
21型とか52型といったメジャーなタイプは知っていましたが、62型というのは初めて。
説明を読むと、琵琶湖から引き上げた機体とのこと。

建物は3階まであるので、大和を上から見下ろすようにして写してみました。

その後、広島駅周辺の混雑を想定して、レンタカーは呉で返却し、

広島までは鉄道で向かいます。
（呉12:46⇒広島13:23）

呉駅 駅

広島駅にて、新幹線に乗り換え。
（広島13:43⇒東京17:33）

旅の目的、スゴクカタイアイスにようやく辿り着きました。
車内販売でアイスを買うのは初体験であり、最後の経験となります。
アイスにコーヒーをかけながらいただきました。

せっかくなので、ビールやおつまみ、

弁当も購入。
弁当は事前にデリバリー予約し、座席まで届けていただきました。

岡山後楽園弁当のお品書き。

日本酒も飲んで、ゆったりとした列車の旅を楽しみました。