2023/09/16 - 2023/09/23
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polodaddyさん
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昨年(22年)のクリスマス休暇に4泊したにも関わらず見事撃沈したイエローナイフでのオーロラツアーでしたが、今回イエローナイフは山火事による避難指示が出ていたので避け(旅行当日には既に解除されていましたがインフラが駄目そうです)アラスカのフェアバンクスとちょっと奥地のチェナ温泉へ「オーロラ・リベンジ旅」を決行しました。さて橋本環奈さんのリベンジ旅みたいにうまくいくのでしょうか?
フェアバンクスは北緯64度50分。昨年のイエローナイフよりも2度弱北極圏に近いですが、北極圏までは未だ2度程度、約200㎞南に位置します。
旅程はメキシコを午後発のAM便でシアトル。2時間弱の乗換でデルタの夜便でフェアバンクス到着は夜中過ぎでした。
その夜は空港近くのPike's Waterfront Lodgeに宿泊し翌日中はCreamer's Fieldを散策してから午後にチェナ温泉ホテルのピックアップバンで移動して温泉で3泊。その後フェアバンクスに戻ってPike'sで2泊してから、又夜遅い便でシアトル経由で帰墨しました。合計6泊8日です。
先ずシアトルの乗り継ぎでヒヤヒヤものでしたが、その後も天候不順でいやーな予感と胸騒ぎが・・。
一足早い秋の紅葉を楽しめただけか?それともオーロラのリベンジなるか?さてさて?
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 航空会社
- アエロメヒコ航空 デルタ航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
アエロメヒコ便を使うので出発はベニート・フアレス国際空港のT2。チェックインとセキュリティーを通過して、いつもの様にHSBCのプレミアムラウンジへ。
私はミニ・ハンバーガーとズッキーニのアラチェラ載せ。 -
この日は丁度メキシコの独立記念日だったので、家内は左側の記念日名物、チレ・エン・ノガーダも頼みました。
此処でのんびりと出発時間を待ちます。 -
離陸して米国側に入ると下にコロラド川が見えてきました。
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渓谷が深いです。数年前に出かけたグランドサークルに近い場所でしょうか?
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眼下にシアトルの街が見えてきました。シアトルはウィスラー・ブラッコムへのスキー新婚旅行以来です。(当時、行きはシアトル着、帰りはバンクーバー発でした)
メキシコとは時差が1時間あるので、飛行時間は約6時間弱です。 -
2時間弱の乗り継ぎ時間があったので余裕かと思っていたら、Sターミナルのエプロンが空いておらず随分待たされた挙句にフィンガーに接続。イミグレには台湾からの沢山の到着客が並んでいて中々前に進みません。何とか前に割り込ませてもらって、乗り継ぎデルタ便のA1ゲートに着いたのはギリギリでした。此処のSターミナルはアジアや中南米など多くのキャリアが到着するのでイミグレが凄く混みあいます。丁度LAXのトム・ブラッドレー・ターミナルみたいです。
移動途中で助けてくれた長身でカッコいい黒人のデルタの職員のお兄さんには感謝感謝!名前を聞き忘れたのでお礼も出来ませんが、ありがとうございました。 -
シアトル発フェアバンクス行きのデルタ便は21:35発、00:35着ですが時差が1時間あるので約4時間弱のフライトです。機体はエアバスのA220-100 。2席+3席のまるで新幹線の普通席みたいな変則的な座席配置ですがシートの座り心地は悪くありませんでした。
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乗継時間を含めると12時間近いので、日本からだと直行便でメキシコまで飛んで来てしまう時間です。メキシコからアラスカは意外と遠い!
メキシコは南北アメリカの丁度真ん中よりも少し北に位置しており、メキシコからアラスカまで飛行機で12時間、アルゼンチンのカラファテまで14時間。
やはり地球は広いです。 -
座席前のスクリーンではフライト情報を色々なモードで見る事が出来ます。
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此れなんか操縦席のモニターみたいでカッコいいです。
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アラスカが近付いてきたら外にオーロラが見え始めました。
実は夜遅い便を選んだのも、北側の座席を選んだのも「こんな事も有ろうかと!」と事前に計画していた家内のお陰です。帰りの便も同じ様に北側に向いた席だそうです。さすが!うちの奥さんは偉い! -
イチオシ
前回のイエローナイフでは天候のせいで全く見る事が出来なかったので、せめて雲の影響がない上空を飛んでいる飛行機からだけでもオーロラを見て遭遇率0%を避けようという算段の様です。
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赤いのは右主翼のライトです。
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一部紫に見える場所も有ります。小さい写真では良く分かりませんが、テレビサイズで見ると縦の筋もよく見えます。
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此れでは縦筋のカーテンみたいに見えますね。
家内のお陰でとりあえず、「全くオーロラを見れなかった」と云う状況は避けられました。 -
夜中過ぎに空港に着きましたが、何と通常はUSローミングで繋がる筈の携帯電話が接続出来ません。空港の人に電話をお願いしてホテルにピックアップを頼みました。これ此処では珍しい事ではなく、LAでAT&Tと契約している米国携帯でも繋がらない事が非常に多いそうです。
この写真は宿泊した翌朝のPike’s Waterfront Lodge。空港の滑走路とチェナ川に挟まれた場所にある老舗ホテルです。
建物裏側(北向き)はチェナ川に面していて対岸には何も無くて此処でもオーロラ観察が出来る様になっています。 -
ホテル室内。
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翌日チェナ温泉ホテルからのピックアップは午後5時頃だったので、日中はフェアバンクス市内のCreamers Fieldを散策する事にしました。
あいにくの小雨でしたが野鳥観察に出かけました。
此処は元牧場と乳製品加工場でしたが、経営をやめたオーナーからアラスカ州が買い取って、現在は州立サンクチュアリ公園になっています。 -
随分広いですが、未だほんの一部です。
ここアラスカでは既に野鳥シーズンの終わりなので(寒くなるので南に渡る)ギリギリのチャンスでした。 -
此れはカモの集団。彼らもじきに皆々渡って行きます。
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綺麗な紅葉の小道
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白樺林の手前は今は水がありませんが、冬に雪が降り、それが溶けて春には池になります。
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これはSandhill Crane(カナダツル)と云う鶴の仲間です。
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冬はテキサスからメキシコ北部辺りまで渡りますが、夏場はこの辺りのアラスカに居ます。左側に沢山いるのは今年生まれた若鳥のようです。
大多数の集団は既に南に向かったようですが、このグループだけは未だ残っていました。家内によればかなりラッキーとの事。 -
飛び立とうとするツル
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林の中は綺麗な秋の風情です。
常春の国メキシコに長く住んで居ると、こういう秋の景色が恋しいです。 -
2,30mぐらいの距離を取らないと向うがスッスッと逃げて行きます。
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池には数種類のカモも居ましたが、既に季節が秋から冬に向かっており、多くの野鳥は去ってしまっています。
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5時にPike’sでピックアップして貰って1時間強でチェナ温泉ホテル(Chena Hot Springs Resort)に到着しました。雨は未だ続いており予報も芳しくないのでこの日はオーロラは諦めました。
右手に光る建物は、温泉熱を利用して野菜類を育てている温室です。 -
此れがメイン棟の玄関。
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客室内。何だかフェアバンクスのPike’sに似ています。
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敷地内に色んな棟が分散しています。
Activity Center にある売店ではサンドイッチ、サラダ、その他軽食、カップ麺、韓国製ではあるがパックご飯、冷凍ですが照り焼き丼まで売っているのには驚きました。
最近では日本は貧乏になったので余り注目されませんが、元々はフェアバンクスへのオーロラツアー、カナダ・イエローナイフへのオーロラツアーを開拓し定着させたのは日本の旅行会社と日本人ツーリストだったそうです。なので、今では日本人旅行者は減りましたが、現地での対応のスタンダードは日本人向けが基本として残っているそうです。 -
レセプション前の天井にはこんな剥製が。
皆付近に生息する動物です。 -
この日の夕食。
チキン・シーザーズサラダとハリバット(オヒョウ)のロースト。
随分大きいアメリカサイズなので2人で半分こ。
サラダの野菜は温室で栽培されている新鮮なものでした。 -
これは私達が宿泊したMoose Lodge棟。翌朝の写真です。
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翌朝、雨は上がりましたが空は曇ったまま。
それでも日中は付近のトレッキングに出かけました。 -
敷地内には沢山リスが居ます。
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黄色い葉が綺麗です。
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チェナ温泉ホテル名物、露天温泉ですが当然水着着用です。
湯温はそれ程ぬるくなくて快適でした。
このリゾートは1泊素泊まり300ドルと高めなのでフェアバンクスからの日帰りツアーも有る様ですが、宿泊していないゲストの入浴料は65ドル/人なので結構な値段です。 -
ホテルの周りには沢山のトレッキングコースがありますが、この日選んだのは平たんで奥の方に向かうMonument Creekルート(5㎞弱)です。
一番距離の短いNature Trailはクマが出るので要注意との事で避けました。 -
この場所から少し標高が高い場所では昨夜の雨は雪になっていた様です。
ここでは通常9月半ば過ぎには雪が降り始めます。
その時、上空から凄い爆音が聞こえ始めました。
実はフェアバンクスの南にはEielson Air Force Baseと云う米空軍の大きな基地があります。爆音の音から複数の爆撃機クラスと戦闘機の音が混ざっているのではないかと思います。多分訓練飛行だと思いますが随分長時間飛んでいました。
確かこの春にはこの空軍基地ではありませんが、近くの陸軍基地Fort WainwrightにC国のスパイがゲートを突き破って侵入しようとして捕まった事件がありました。日本では皆呑気にお花畑ですが、アラスカではならず者国家に対し、既に臨戦態勢になっているという現実を垣間見た様に思います。 -
チョットだけ見えた青空。
夜まで続いてくれー! -
綺麗な景色ですが、気が付いた事がありました。
日本だと紅葉の景色と云えば「赤と黄色と緑」が混じっていますが、此処や多くの北米では殆どの場合「黄色と緑」だけです。(日本でも神宮外苑は黄色と緑のイメージですね)
どうりで欧米からの観光客が日本の秋の紅葉の景色に感激する筈です。
考えてみれば日本の自然の方が随分と複層的で複雑な気がします。 -
野生のブルーベリーとクランベリーの様です。
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小さいもみの木が天然のクリスマスツリーのようですね。
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イチオシ
今年は2週間程秋の訪れが遅かったらしく、最後の秋景色に間に合いました。
実はチェナ温泉最後の20日には前夜の冷え込みで一気に景色が茶色っぽくなりましたので、本当に最後の綺麗な秋景色でした。 -
これ、野生のMoose(ムース)のメスの足跡ですが、随分未だ新しいです。
ついさっき通って行ったと思われます。 -
遠くの山は既に冠雪していました。
山の上の方は既に黄色から茶色に変っています。 -
此れはホテル横の小さな滑走路で、時々ヘリや軽飛行機が発着します。
夜間オーロラを見る際も此処から見れば天空まで見やすいですが、周りの照明の明るさが多少気になります。 -
さて、此れがその日の晩、雲のむこうから透けて見えたオーロラの光です。
ホテルの南側の丘の中腹にAurorium(オーロラ観測小屋)が有りますので夜10時過ぎに出かけて見たら出て来ました。 -
残念ながら薄雲が晴れません。
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でも雲を挟んで此れ程見えるのならば、多分向う側ではかなり強いオーロラが出ている筈です。
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此れも飛行機の窓からのを含め「オーロラを見た」内に入るのならばとりあえず今回の旅行は「不成功」では無かったと強弁出来ますがどうでしょう?
さて、最後の日までに「幸運」は訪れるでしょうか?
今夜は雨も強くなってきたので部屋に戻ります。
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この旅行記へのコメント (3)
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- ふらどくさん 2024/01/04 13:32:55
- あらすか
- polodaddyさん
学生時代からの友人が、学生時代からずっと、アラスカへ行きたいと言っていたのを思い出しました。
温泉とオーロラ、寒そうですが、行ってみたいです。
ふらどく
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- クラウディアさん 2023/09/30 20:10:25
- フェアバンクス
- こんにちは。
polodaddyさんに遅れること4日
日本からほぼ類似の日程でチェナ温泉に滞在しました。旅の終わりにpikes にも。
ニアミスにとても驚きました。
続きも楽しみにしています。私も旅行記仕上げます。
-
- fuzzさん 2023/09/30 16:29:02
- リベンジ成功!ですよね♪
- polodaddyさん、こんにちはー
良かったですね!
しかも奥様のナイスすぎる提案で、機内からのオーロラはハッキリと☆
なんてきれいな色なんでしょう。
その昔、織田裕二さんがオーロラを見に行くドキュメンタリー番組を見たことがあります。テレビだから一発で見れる様に収録してるかと思ったら、そんなことなくて。
数日かかったんじゃないかな?しかも、いつ出るか分かんないからテントを張って。
そう思ったらpolodaddyさんと奥様は強運ですよね。
おめでとうございます。
fuzz
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