2023/09/16 - 2023/09/23
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チェナ温泉からフェアバンクスのPike's に戻って、2泊する日中はアラスカ大学の博物館や、Nature Image河内さんにお願いしたツンドラツアー、フェアバンクス市内のサンクチュアリ散策などを巡り、夜はオーロラを期待しましたが、全日曇りで全滅でした。
しかし晩秋の景色や、永久凍土地帯での霧氷の景色(未だ9月です!)などを満喫出来ましたので十分楽しめました。
実は地上では見られませんでしたが、帰りのシアトル行きの夜行便でこの便を計画した家内の目論見通り、雲上のオーロラを堪能出来ましたので大満足です。
オーロラはチェナ温泉で十分堪能した筈ですが人間って随分欲深いものですね。「もっともっと」と云う気になります。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 3.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- タクシー
- 航空会社
- アエロメヒコ航空 デルタ航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
チェックアウトは午前11時で直後にフェアバンクス行きのミニバンが出発します。
今回天候が不安定な中、幸運にもオーロラを見ることが出来ました♪
フェアバンクスでももう1度幸運が有れば良いのですが・・・。 -
フェアバンクス到着後またPike’sWaterfront Lodgeに宿泊します。
今夜はどうかなー?と空を見上げますがどんよりと曇ったままです。
時々雲に隙間が有って青空がチラチラと覘くのも何とも思わせぶりで悔しく、天気予報も芳しくなくガッカリ。
写真の建物はホテル敷地内のガラス張りのオーロラ観察待機室です。
ソファーがあり24時間暖房が効いて快適ですが今回は利用する機会に恵まれませんでした。 -
到着した午後は時間があるのでアラスカ大学のMuseam of the Northまでホテルの車で送迎して貰いました。
フェアバンクスの街はUberもタクシーも少ないのでこう云うホテルの送迎が確実ですが、基本往復40ドルです。今回は別の米国人夫婦2組が私達が申し込んでいる横から「一緒に行きたい」とジョインして来たので半額負担20ドルで済んだかと思ったのですが2人と4人で折半はフェアじゃないからと後から10ドル渡してくれたので、結局往復で10ドルになりました。ラッキー♪
博物館の入館料は1人16ドルでした。
写真は入館して直ぐの天井にあった大きな鯨の骨格。随分大きいです。 -
入って直ぐ右手にアラスカの写真が展示してあり、此れが1996年に43歳で夭折した写真家、星野道夫さんの展示でした。最後はクマに食われた偉大な写真家に、合掌。
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アラスカの自然の素晴らしさを世界に知らせた功績は今でも地元の人達に語り継がれています。
現在アラスカで暮らしていたりガイドをしたりしている日本人の殆どは星野さんに憧れ、影響を受けた人たちだと思います。 -
グリズリーって随分大きいです。同じポーズをとる家内と比べても此れは「ヤバイ」サイズですね。
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自然、動物、生活文化、民芸等々色んな展示があります。
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こんなマンモスの牙や骨とか
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アラスカの動物の剥製とか
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凍土から出て来たバイソンのミイラ、のレプリカ
本物は研究用に完全冷凍保存されている由。 -
此れは多分ミイラ化したマンモスの子供。
何か干物みたい。 -
ホテルに戻ると隣にあるPike’s Landing と云うレストランでまた昨日に続いて夕食を摂ります。周りには何もないので此処が唯一の選択です。
中に入ると地元のお客さんの方が多い店でした。
Pike’sのLodgeで提供されるのは朝食ビュッフェだけですので、夕食は必然的に此処になります。
市内にはタイ料理屋まであるそうですが、往復40ドルのタクシー代も払うなら、この店で十分です。レンタカー移動なら選択肢は色々ありそうですが。 -
この日はステーキサラダとフィッシュアンドチップスを二人でシェアしました。
どちらも凄いボリュームで、ステーキサラダに乗っていたステーキなんてどう見てもハーフポンド以上ありました。
ビールはアラスカ地場の生のアンバーをパイントグラスで。
夜は残念ながらオーロラは出ず。 -
翌日は予約してあったNature Image河内さんの永久凍土ツアーに参加しました。
河内さんご夫婦は最近テレビで紹介されたりして有名になって来ましたのでご存知の方も居るかと思います。 -
此処は河内さん宅のオーロラ観察小屋。
河内さんご夫婦は先ず奥さんがアラスカにはまり、ご主人が後から引きずり込まれた婦唱夫随らしい(笑)
最近河内さんのオーロラ写真が方々の媒体に出る様になりましたので、ご存知の方も居るかも知れません。 -
観察小屋から北方面。天気が良ければ絶景の筈。
此処に居を据えるにあたり、オーロラを見やすいい場所を随分時間をかけて探したらしいです。 -
観察小屋内部。
簡易ベッドがあり最大6人までオーバーナイトで観察可能。
でもシャワーとか電気とかが無いので今は宿泊は受け入れていません。 -
此れは河内さんが住む母屋。
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今日永久凍土に連れて行ってくれるのは奥さんで、ご主人は別の用事が有るらしい。
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グレイ・ジェイは人懐っこくて、手から餌を受け取ります。
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また車で移動してWickersham Trailheadに到着しました。
此処が永久凍土、ツンドラ地帯の入り口です。
Summit Trailを登り始めます。 -
此処から先はモトクロッサーなどのエンジン付き車両は禁止。
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暫く登って行くと一面凍り付いた霧氷の景色になります。防寒着をしっかり着ていますが寒いです。
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こういう樹木がまばらでこんな季節にも霧氷に覆われている場所が永久凍土らしいです。位置的には山の山頂下。
ツンドラのイメージって此れまでシベリアの平原でしたが、こういう低山の山頂下にも普通に有るという事が判りました。 -
地衣類はトナカイなどの大事な餌です。
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綺麗な赤。
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青いのはブルーベリーの実です、随分沢山摘んで食べました。寒いので樹高が高くなりません。
食べ続けてずっと下を見ていたので、後からクマみたいと云われました。
でもアラスカでは貴重な果実、ビタミン源です。 -
9月だというのに雪もちらつきました。
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永久凍土はこの土の下に眠っています。地面は足で蹴っても硬いです。
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グラウス、雷鳥の近縁種です。
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帰りに寄った湖畔、Olnes Pond。夏には沢山のキャンピングカーが集まるらしい。
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此れがアラスカ横断パイプライン。
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北極圏からパイプラインで原油を輸送しています。
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パイプラインの説明。日系の商社やメーカーがかなり協力したらしいです。
処で帰りに突然車の目の前を巨大なムースが横切ろうとして出て来ました。
事故を避けるため河内さんがブレーキを踏んで急減速しましたが、その間にムースはあっという間に道路を渡り切ってしまって写真を撮る暇もありませんでした。残念! -
ホテルに戻ってまたチェナ川沿いを散歩してリラックス。
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この日の夕食はどデカいシーフードHammer Time($69.95)と云う大きなステンレス・ボウルにカニ1パイ分、大きいエビ4匹、随分大きいムール貝が6ケ、ゆで卵、コーン等が入っていて、2人で大格闘しながら食べました。
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ワインはカリフォルニアのPinot Grigio
このブドウ品種の白ワインは我が家でも良く和食やシーフードに合わせます。 -
北西に沈みゆく太陽、夕焼けが綺麗です。
またもや多少の雲の切れ間を見せて暮れ行きます。
最後までアラスカの天候にはジラサレますね。
この晩も残念ながらオーロラは無し。 -
フェアバンクス最終日、この日は朝11時にPike’sをチェックアウトして荷物を預けてからWedgewood Wildlife Sanctuaryを歩いてきました。
此処はフェアバンクス到着翌日に雨の中を歩いたCreamers Fieldに隣接しているサンクチュアリです。 -
Wedgewood Resortから歩き始めて直ぐに居たグラウス、多分♀
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サンクチュアリの案内。
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この池をグルっと巡る遊歩道があります。
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イチオシ
気持ちの良い景色と綺麗な青空。
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此れは多分鵜の仲間。
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白鳥のつがいが居ました。
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これ何だと思います?野生のムースの糞です。
ムースまでこんな比較的街に近い場所に出没するようです。 -
イチオシ
綺麗な小道
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ブラブラ歩くには最高な処ですね。
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リス
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サンクチュアリと外部とを区切るゲート。
サンクチュアリ内にはペットや犬を連れて入る事は禁じられています。 -
隣は初日に来たCreamers Field
今日は天気も良く日差しに恵まれています。 -
空には猛禽が・・
帰国する日にこの天気とは!皮肉です。 -
天気が良いと歩いていても気持ちよいですね。
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Creamers Fieldの説明と動物の案内。季節によって随分多様な動物や鳥がいるようです。
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季節の渡り鳥も多いです。
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カモ類だけでこんなに種類が多いとは・・。
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帰りに見かけた樹上のリス。
しきりに強く大きい声で警戒鳴きしていました。 -
夕刻ホテルに戻って来ました。
裏のチェナ川は静かに流れています。 -
この日の夕食はエビとホタテのフィットチーネクリームソースパスタとシーザーズサラダを2人でシェア。パスタも巨大でした。
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チェナ川を遡るサケやマスの種類です。
キングも上る様です。 -
一見、こんな静かな川にシーズンには大量のサーモンが登ります。
アラスカ州民には毎年各魚種それぞれについて捕獲して良い数が割り当てられるそうです。家族人数によって数が決まっているらしく、冬の保存食として捕獲が認められているそう。州外民はフィッシングライセンスを買わねばなりません。
他にもネイティブの人には動物の狩猟可能頭数の割り当ても有るそうです。
さすがワイルドですねえ。 -
さて今晩のシアトル行きの飛行機は夜中1時過ぎの出発ですが、それまで随分時間が有ります。チェックアウト後ですが荷物も預けてあるのでホテル敷地内のライブラリー&シアター棟で時間を潰す事にしました。
チェックアウト後12時間近くも敷地内での滞在を許す鷹揚さが有りがたいですね。 -
ライブラリーは暖房も効いているし沢山の蔵書もあります。横のシアターでは1日中オーロラや犬橇レースのビデオを流し続けていますので暇も潰せます。何ならシートが快適なので昼寝も出来ますよ!
此処の快適さを知らない殆どの最終夜行便を待つ旅客はロビーで時間を潰す事が多い様です。 -
この日のロビーは閑散として、このホテルから今夜のデルタ便に乗る人は余り居ない様です。数日前には20人近い旅客が待っていました。
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ロビーに飾られた剥製たちにも別れを告げます。
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生きたジャコウウシは今回見る事が出来ませんでした。
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さて空港へのシャトルの時間です。
空港へ行く前にもう一度空を仰ぎましたが何も無し! -
24時前に空港に送って貰いました。このロッジ、空港との送迎は基本無料です。但し到着時は電話のローミングが繋がればですが(笑)LA在住者のAT&Tでも繋がらない事が有ります。確実なのは空港のゲストレレーションの人にお願いしてホテルに電話してもらう事。アラスカの人は皆親切です。
空港1Fロビーの白熊とグリズリーにも別れを告げます。 -
チェックインを済ませて2Fのゲートに向かいます。
搭乗は予定時間通り。 -
さて、前編をご覧になった方は覚えていらっしゃるかと思いますが、家内は帰りの夜行便でもしっかり座席を北側に取り、オーロラ鑑賞の可能性を最大化していました。
奥さん偉い!
離陸後暫く飛行すると左手にオーロラが見えてきました。 -
上空で見るオーロラは北極圏に沿って丸くなっているのが良く分かります。
来た時よりも強いオーロラです。 -
イチオシ
それでも時々うねります。
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シアトルに近づくにつれてだんだん薄くなります。
でも帰りのフライトでもオーロラ見えたので幸運でした。 -
早朝6時頃にシアトル到着。乗り継ぎには時間に余裕があるのでラウンジを使いました。希望すればシャワー室も使えます。
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朝6時頃の到着だったので、先ずは朝食です。
フルーツ、ヨーグルト、オムレツ、スムージー等々美味しく頂きました。 -
ラウンジから見えた山の遠景。レーニア山と云う火山(4392m)です。
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シアトルを発ってメキシコに帰ります。
到着予定時間は午後4時頃です。
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