【桜を求めて】週末パスで行く春の茨城・福島県１泊2日の旅

2023/04/08 - 2023/04/09

春の茨城・福島県へ桜を求めて一泊二日で旅をしました。
メインは三春町の“滝桜”と会津美里町の“伊佐須美神社”の“薄墨桜”
特に滝桜はいつか見に行ってみたい！！と思っていたので、
実際に見ることが出来て感動しました♪

１日目：東松戸駅⇒水戸駅⇒マクドナルド（朝食）
　　　　下野宮駅⇒コンビニエンスストア小西屋／屋台ラーメン醤家（昼食）
　　　　⇒下野宮しだれ桜⇒近津神社⇒月待の滝⇒矢祭山駅
　　　　⇒三春駅⇒滝桜⇒ビジネスイン・パレット三春

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　【郡山市内泊】

２日目：ホテル⇒郡山駅⇒会津若松駅⇒会津バスターミナル
　　　　⇒横町バス停⇒伊佐須美神社⇒宮川の千本桜⇒生江食堂（昼食）
　　　　⇒会津美里町散策⇒会津高田駅⇒川桁駅⇒観音寺川桜まつり
　　　　⇒観音寺⇒川桁駅⇒いわき駅⇒帰宅

エリア 会津若松(福島)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 3.5
• グルメ: 3.5
• ショッピング: 3.5
• 交通: 3.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 高速・路線バス タクシー JRローカル 私鉄 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

前回の旅行
「週末パスで行く冬の地獄谷野猿公苑・１泊２日の旅」
https://4travel.jp/travelogue/11821665
でも使用した週末パスを今回も購入し、いざ福島県へと向かいます！！
時期的に青春１８きっぷも考えていたのですが、
購入するのをすっかり忘れていました・・・(;^_^A
時刻は朝７時前ちょっとお天気が心配ですが、
雲間から朝日が差し込んで来ました♪幸先の良いスタートかも！？

東松戸駅 駅

９時ちょっと前に水戸駅に到着しました。
次は水郡線に乗り換えますが、ＪＲ郡山駅行きは２０分後。
そういえば、朝ごはんがまだだったな…と思い、一旦改札を出て、
朝マックを食べました。（朝マックするの久しぶりだなぁ～♪）

水戸駅 駅

数年ぶりに水郡線を利用します。
そういえば、２０１９年の台風で水郡線にも被害があったのよね・・・
無事に再開して本当に良かった！！

水戸駅 駅

列車は順調に進み、常陸大子駅で停車。
こちらで車両が切り離されて、郡山方面の車両へ乗客の皆さんが
一斉に移動して車内は通勤時の満員電車状態Σ(￣□￣|||)
あまりの混雑っぷりに次の下野宮駅で降りるのに一苦労！！
（降車口が前方のみ、一ヶ所なので・・・）
後方からリュックサックを手に「すみません」と言いながら進んでいると、
「降りる人を通してあげて！！」との常連客っぽい男性が皆に声掛けします。
た、助かった・・・感謝です。

常陸大子駅 駅

誰もいないホームで、ここまで乗って来た列車を見送ります。
初めての“下野宮駅”は無人駅のようです。

下野宮駅 駅

下野宮駅外観
ちょっと洋風（？）な可愛らしい駅舎です。
さっきまで雨が降っていたのか地面には水たまりが出来ていました。

下野宮駅 駅

下野宮駅駅で下車したのには理由がありました。
それはこちら“コンビニエンスストア小西屋”さんへ行きたかったのです！！
というか・・・
その中にある“屋台ラーメン醤家”が本命！！
時刻は１１時過ぎ、店の前にはラーメン待ちの人々が並んでいます。
私も急いで並ばないとε≡≡ﾍ( ´Д`)ﾉダッシュ！！

屋台ラーメン醤家 大子 グルメ・レストラン

時折小雨が降り肌寒い中、皆さん我慢強く並んでいます。
店舗前の駐車場はほぼ満車、ラーメン待ちの列に諦めて途中で帰る人も。
列に並んでいる間にもチャーシューを煮込む醤油の匂いが食欲を刺激します。

醤家ラーメン８５０円＋にんにくバター１３０円＋半ライス１００円
（もしかしたらライス１５０円だったかも…？）を注文。
このお店を知るきっかけになったユーチューバーさんの動画内で、
常連さんがにんにくバターをトッピングしていたので真似してみました～(^^;

屋台ラーメン醤家 大子 グルメ・レストラン

にんにくバターがかかったチャーシューをライスの上に
のせて食べるとまた違った美味しさが味わえました♪
いや～はるばるやって来て４０分待ったかいがありました～(≧▽≦)
またこのチャーシューが柔らかくて、とろけるような美味しさなのです。
ちなみにこのチャーシューはラーメンコーナーを取り仕切る、
おかみさんの手作りで以前はお土産として購入出来たのですが、
現在は休止中でした。

コンビニエンスストア側はおかみさんのご主人担当といった感じ。
店内はご主人の個人的な趣味全開で面白いです。
店内で売られていたコロッケと塩むすびが美味しそうだったので購入しました。
（後でお腹が空いた時に食べよう）

屋台ラーメン醤家 大子 グルメ・レストラン

満腹でお店を出ると近くに“下野宮しだれ桜”という桜があるらしく
行ってみると、残念ながら葉桜となっていました。
今年は暖かかったせいか桜の開花が早かったものね・・・

そのまま歩き八溝川の橋のたもとに別のしだれ桜と菜の花が
満開となっていました。
そして雨が降って来たので下野宮駅方面へ戻ることにしました。

時間に余裕があるので“近津神社”へお詣りすることにしました。

近津神社 寺・神社・教会

本殿の横には“鉾スギ”と呼ばれる立派な御神木がありました。
雨なのと、そもそも下野宮駅で下車する観光客も少ないのか、
参拝客は私一人でひっそりと静まり返っていました。

近津神社 寺・神社・教会

近津神社の目の前には“旧大子町立下野宮小学校”がありました。
このまま駅舎で雨宿りしながら列車を待つつもりでしたが、
雨が上がって来ました。
次の列車は１４：４５（下車してから４時間近く空きます…）
ということもあり、どこか時間を潰せるところ～と思い調べると
観光名所の滝があるらしい。

駅舎でぼんやりと列車を待つのも勿体無い気がしたので、
滝へ行ってみることにしました。
歩くこと約３０分弱、看板が見えて来ました。

久慈川にかかる橋を渡り、坂道を上っていくと・・・

“月待の滝”の入口がありました。

月待の滝 自然・景勝地

途中に“もみじ苑”という茶屋があり、その奥に“月待の滝”がありました！！
落差１７ｍ程の小さな滝ですが、滝の裏を見学する事が出来ます。
滝までの道のりでは誰も歩いていなかったのに、
ここで初めて数人の観光客と遭遇しました～（笑）

月待の滝 自然・景勝地

列車の時刻が迫っているのもあり、滝を後にして歩いていると、
私の横に車が停まりドライバーの女性に話しかけられました。
これから郡山駅へ向かう事を説明すると、下野宮駅から一つ先の
矢祭山駅まで乗せて行ってあげると…。
遠回りさせちゃうようで悪いな～と思っていたら、
「ついでだから大丈夫！！」と言われ、お言葉に甘えて乗せていただきました。

ドライバーの女性は６０代くらいの気さくな方でした。
以前も外国人観光客が一人で歩いていたので乗せてあげたのだそう。
道中、水郡線（下野宮～郡山間）の利用客が少なく廃線になるかも…と
いった話を伺いました。（水戸～大子間は地元の利用客も多いそう）
廃線を回避する為に自分で出来る事をしていて、例えば今回のような
観光客の手助けも役に立つのではとのお考えでした。有難いことです。

お礼を言い、矢祭山駅手前で降ろしていただきました。
矢祭山駅は矢祭山公園の近くにあり、しだれ桜が見事でした♪

矢祭山駅 駅

ドライバー女性のお話や、しだれ桜の美しさの余韻に浸る間もなく、
郡山駅行きの列車の時間が迫っているのに急にお腹が痛くなりました！！
実は滝を後にしてから、お腹がゴロゴロしていたのですが、
ここに来て我慢出来なくなり慌てて駅のトイレへ駆け込む事態に・・・
何とか乗車時刻に間に合いましたが、車内でもトイレへ駆け込む羽目に。
この時ほど車内にトイレがあって心から安心した事はありません（笑）
ニンニク食べ過ぎたのかなぁ…？？

郡山駅 駅

郡山駅で磐越東線、小野新町行きへ乗り換えし“三春駅”で下車。
本日のメインイベント“滝桜”への最寄り駅に到着しました！！
時刻は１７時過ぎ、滝桜行きの臨時バスは終了しているのが判っていたので、
じゃあレンタサイクルだと、駅ナカのインフォメーションで訊いてみるも
終了との事でした。（まぁ、そうだよね・・・）
そんな中、駅前で客待ち中のタクシーの運ちゃんが
「この時間じゃタクシーしか無いよっっ！！」と大声で言っています。
地元の訛りでキツく聞こえたのと、迫力にちょっと引いてしまったのと、
まだ明るいということもあって、歩く事に決めました！！

三春駅 駅

歩く、といってもさすがに滝桜までではなく、
無料シャトルバスが出ている三春町運動公園までとなります。
グーグルマップを見ながら駅の裏手へ出ました。
私の地元では葉桜になってしまったソメイヨシノがほぼ満開です。

駅前から歩くこと約３０分位で三春町運動公園へ無事到着しました。
中へ進むと大型バスが数台停まっていました。
週末なので混雑を予想していましたが、意外にも車内には
私と一組のカップルのみでした・・・

滝桜へは約１５分程で到着しました。
滝桜周辺にも大駐車場があり、車で来られた方々は直接こちらに停めている様子。
係りの人に促されて入り口で観“桜”券（３００円）を購入し、いざ会場へ。
ぼんぼりが灯る中、前を歩く人々に着いて歩いて行きます。
夜になるにつれて風が強くなってきて体感温度がどんどん下がっていきます。
厚手のコートを着て来なかったことに激しく後悔するのでした・・・(T_T)

三春滝桜 名所・史跡

いよいよ本日のメイン“桜”である“滝桜”とご対面！！
いやぁ、大きい・・・
私の地元の有名な山桜でも樹齢３００年ありますが、こちらは１０００年！？
比べるワケではないですが風格が違い過ぎて、ただただ存在に圧倒されます。

三春滝桜 名所・史跡

辺りが暗くなって来るとライトに照らされた滝桜のシルエットが
クッキリと浮かび上がって来ました！！
写真だと満開っぽく見えますが、実は満開は一週間前だったそうです。
実際に近づくと確かに花はかなり散っていましたが、遠目だと全くわからない。
これは照明マジックなのかしら！？

三春滝桜 名所・史跡

高台に咲くぼんぼりに照らされたソメイヨシノも綺麗でした。
しかし、寒すぎて体が凍え震えて来た。
ｶﾀｶﾀｶﾀ(((;ﾟ;Д;ﾟ;)))ｶﾀｶﾀｶﾀ←ホントもうこんな状態w

三春滝桜 名所・史跡

ちなみに郡山観光交通（株）が発表した“枝垂れ桜・花番付”では、
東の横綱が三春町の“滝桜”、西の横綱が郡山市の“地蔵桜”なのだそう。
確かにぶっちぎりで横綱の風格です。
目の前にいた女の子が「どの角度で見ても綺麗」的な事を言っていて、
まさにその通り！！と膝を打ちたくなりました～（笑）
そして私の目には枝が風に揺れる様がドレスの裾を揺らしてダンスを踊る
昔の西洋の貴婦人のように見えました～( *´艸｀)ウフフ

三春滝桜 名所・史跡

寒くなければ飽きずにずっと滝桜を見ていられましたが、
限界を感じて今夜の宿へ向かうことにしました。
駐車場にタクシーがいるだろうと思っていたら全く見当たらない・・・
近くにいた係員の方に訊くと全て出払っているらしい。
こちらへ一台回すよう手配していただけたので待っていると・・・

数分後に来たのはアノ駅前のぶっきらぼうな運ちゃんだったのでしたw
私は最初わからなかったのですが、向こうが私が持っていたカメラで
わかったみたいです。あんまり嬉しくない再会www
とりあえず行き先を告げると「ビジネスインパレットぉ～！？」
「あそこ男ばっかりだよ～俺あそこまで女の人乗せるのアンタで二人目。」
まぁ、ホテルというより長期滞在者向けの宿泊所って感じですからね・・・
そんなこんなでタクシー代約２，５００円を支払い無事到着！！

たしかに宿泊者はほぼ男性でしたが、居ましたよ私以外の女性が一人w
まぁ、長野のゲストハウスよりはグレードアップしたのでした。
明日は会津若松方面へ向かう予定なのでなるべく早めに就寝しようＺｚｚ
滝桜で売っていた“かんのや”の限定菓子。美味しかったです♪

ビジネスイン パレット三春 宿・ホテル

２日目
宿の前にバス停があり、７：１８発の福島交通バスにて郡山駅へ（６７０円）
今日は郡山駅から会津若松方面へ向かいます。
三春町は早朝雪が降っていて郡山駅も寒い…((+_+))
時間があったので駅前のセブンイレブンでホットカフェラテを購入。
コーヒーマシンに並んでいる時、山形から来たマダム二人と雑談。
お二人の地元は雪が降っていたので冬服なのよ～と言っていましたが、
こちらも朝雪が降っていた事を伝えると、だから寒いのね～と驚いていました。

郡山駅 駅

今日は磐越西線に乗ります。（初めて）
列車が動き出すと窓の外は一面の雪景色！！
もっと厚着をしてくるべきでした・・・(T_T)
私はウィンドブレーカーと薄手のマフラーと手袋という恰好でした。

会津若松駅に到着しました。
最終目的地は会津高田駅がある会津美里町なのですが、
会津高田駅方面の列車とタイミング良く接続出来ないので、
ここからは路線バスで向かう事にします。

会津若松駅 駅

こちらの会津バスターミナルから会津バスに乗り、横町というバス停で下車予定。
バスターミナル内は待合室とカフェ、お土産屋さんがあり、とても便利！！
バスを待つ間、チラチラと雪が舞っていました。
駅にも赤べこの大きなオブジェがありましたが、バスターミナル内に
赤べこのぬいぐるみのＵＦＯキャッチャーがありました。
可愛くて一目惚れし、ぬいぐるみをゲットしたくて挑戦しましたが敗北・・・

バスターミナル内のカフェで蛭子さんのサインを発見！！
誤字はご愛敬(^^;
２０１６年は元気にバス旅をしていたんだなぁ～
蛭子さんウィキペディアを見たら、私の父と同い年ということにビックリよw

会津バスに乗り横町バス停で下車。（７００円）
青空が見えて来ました♪
しかし、今まで歩いて来た道を振り返ると誰もいない・・・
同じバス停で下車した人もいつの間にかいない・・・
車社会で街を歩く人は少ないのかなぁ？

横町バス停から歩いて約１５分。
こちらの“伊佐須美神社”へお詣りする為に会津美里町を訪れたのでした。

伊佐須美神社 寺・神社・教会

本殿へお詣りし御朱印帳の受け取りを待つ間、
社務所脇の待合所に飾られた品々を何気なく見ていたら、
岩合光昭氏のサイン入り絵馬を発見！！ファンなので嬉しかったです♪
ちなみに社務所には写真集もありました。
どうやらＮＨＫの世界ネコ歩きのロケで訪れたみたいです。
世界ネコ歩きに出ていた猫ちゃんには残念ながら出会えませんでした。

伊佐須美神社 寺・神社・教会

伊佐須美神社を訪れた理由は二つありました。
まず一つはこちらの“薄墨桜”
会津五桜の一つで伊佐須美神社の御神木です。

伊佐須美神社 寺・神社・教会

花は八重に一重もあるそう。（一重は見つかりませんでしたが…）
咲き始めは薄墨を含んだ白色で、それから紅色を帯びてきて、
終わりには中心部が濃い紅色になるのだとか。
学名は“アイヅウスズミ”で同様の桜は他には無いとの事。
色が変わる事といい、神秘的な桜でした。
とても良い香りがするそうですが、風が強いから？咲き始めだから？？
私にはわかりませんでした・・・

伊佐須美神社 寺・神社・教会

伊佐須美神社を訪れた理由その②
たまたまYouTubeで知った、まるで宝石のような御守（２，０００円）
がとても気になったのでした。

御守を授けていただいた後、
輪っかに指を通し御守を手に下げたまま境内を周りながら、
伊佐須美神社のパワー（気）を御守に込めます。
一年目は玄関の内側左右に下げて家の御守とし、
（ここぞ！！という勝負の日には外して身に着けるのもＯＫです。）
二年目は家族や親しい人と分け合い常に身に着けると良いとの事です。
（あ、分け合う人・・・(ノД`)・゜・。）

「あれ？この御守もしかして・・・」と思い、自宅へ帰った後に確認すると、
今は亡き祖母も元気だった頃に購入していたのでした。
（自宅勝手口の裏側にずっと飾られていました）
二年が経ったら神社へ返納する流れなので、祖母の分と自分の分を
携えてまた再訪出来たらと考えています。
御守は強運、家運隆昌、八方除けになるそうです。
御利益があるといいなぁ♪

伊佐須美神社 寺・神社・教会

【写真は立派な山門】
ちなみに御守は社務所ではなく本殿近くの売店でいただいたのですが
（屋根はあるものの吹きっさらし状態…）
巫女さんではなく、地元の元気なおば様が応対してくれます。
私が寒さで震えていて顔色も悪く幸薄そうに見えたのか（笑）
御守の扱い方を丁寧に教えてくださいました。
この辺りでは桜が咲く頃に雪が降っても、特別珍しい事ではないのだとか。
そしてさすが地元民、寒さに強い！！

伊佐須美神社 寺・神社・教会

一通り境内を散策した後、参拝客の方々が鳥居をくぐり左の方へ
歩いて行くので「何があるのかな？」と思い、
私も人の流れに乗って歩いて行くと、川に架かる大きな橋がありました。
こちらは桜の名所“宮川の千本桜”と呼ばれる場所なのでした。
奥には磐梯山も見えて写真を撮っていると、地元の方らしき青年が
他にも近隣に多くの桜の名所があることを教えてくれました。
桜はほぼ満開で凍えるような風と寒さにも関わらず、
休日ということもあり多くの観光客や地元の方々が
お花見を楽しんでいたのでした。

こちらは伊佐須美神社の敷地内にある“あやめ苑”
ソメイヨシノと庭園が綺麗でした。
と、ここで雲間から青空が顔を覗かせてくれました。

会津美里町あやめ苑(伊佐須美神社外苑) 寺・神社・教会

伊佐須美神社の近くにある“生江食堂”
昨日もラーメンだったので店の前でちょっと迷っていたら、
店主と思われる方に「食べるなら入っていいよ」と声を掛けられました。
まだ１３時でしたが、店を閉めるかどうか迷っていた様子。
お腹も空いたし、とにかく温まりたかったので入店。
ワンタン麺に味玉トッピング（１，０６０円）を注文。
優しい醤油味でとにかく体の芯から温まり生き返るようでした（笑）

生江食堂 グルメ・レストラン

帰りはＪＲ只見線を利用する予定なので、
会津高田駅へと延びるメインストリートを歩くと、
そこはノスタルジックな気分にさせられる建物がいっぱい！！
写真上のザ・昔の商店って感じの店構え、最近見なくなりましたよね・・・

町の至る所に小さな祠や神社、素敵なオブジェがありました。
もっとゆっくりじっくりと見て歩きたいのですが、
列車を一本逃がすと痛いのでほぼ駆け足です・・・

こちらは天海僧正の像と護法石を祀った祠。
後ろは広い空き地になっていました。

慈眼大師(天海)誕生地 護法石 名所・史跡

上：こちらの蔵を利用したお店も素敵。酒屋さんかな？
下：こういった商店の看板も懐かしいです。

立派な松の木と蔵がありました。
そして人どころか車も走っていません・・・
唯一すれ違ったのは地元の中学生であろう男の子二人組のみ。
こんなに素敵な街並みなのに～もっと観光客がいて欲しい！！

会津高田駅に到着しました。
“男はつらいよ”のロケ地だったのですね。
時々テレビで映画が放送されていると観ますが、
寅さんもノスタルジックな気分にさせられます。

会津高田駅 駅

無事会津若松駅で郡山駅行き方面の列車に乗り換えたのですが、
車内で時計を見るとまだ１５時前。
寄り道が出来そうだと思い、降りる予定の無かった川桁駅で下車。
こちらは無人駅となっており、下車した人は私を含め二人のみ。
駅前は静かで人通りも無く、ひっそりとしていました。

川桁駅 駅

川桁駅で途中下車したのには理由がありました。
この観音寺川沿いに咲くソメイヨシノが見たかったのです。
ちょうど桜まつりが行われていた時期でしたが、
磐梯山の麓で周辺より気温が低い為か桜は少し開花したばかりでした。

観音寺川沿いを歩いて行くと神社があり、
敷地内にはキッチンカーや桜まつり関連のテントがありました。
桜が咲き始めたばかりということもあり、人はまばら。
たぶん満開になったら沢山の人で盛り上がるんだろうなぁ。

川桁山自然公園の一部ということもあって、
歩き進めて行くとだんだん緑が多くなって来ました。
そんな中ひっそりと佇むお地蔵さんと観音寺の山門。

観音寺 寺・神社・教会

観音寺川沿いに咲くソメイヨシノ。
満開の頃はもっと綺麗なんだろうなぁ、と思いながら川桁駅へと向かいます。
川桁駅には行きには見かけなかった外国人グループが居ました。
話している言葉から察するとたぶんタイの人たち。
こんな田舎の無人駅（失礼）に東南アジアの観光客が居ることに驚きました。
この人たちが日本旅行のリピーターだったら、
あえて外国人観光客が来ない所を狙っていたのかな？

川桁駅から郡山駅まで乗り、
ちょうど磐越東線のいわき駅行きの列車があったので、
そちらに乗ることにしました。
昨日行った三春駅を通過しいわき駅へ到着。

いわき駅 駅

いわき駅から常磐線に乗り換えて海側をひたすら南下します。
今回の旅にピッタリのビールを売店で見つけ一人で乾杯♪
週末パスで行く茨城・福島県の旅では様々な桜の名所を訪れる事が出来ました。
今回の旅でお世話になった人々に感謝しつつ自宅へと向かいました。