香港マカオ当てのない旅　1日目 羽田夜明し、美荷樓、廟街、安宿

2023/09/16 - 2023/09/16

香港マカオを旅しました。
香港は4年ぶり。マカオは５年半ぶり。

見たい場所は頭の中にありますが、ほとんど足の向くままの旅となっています。

エリア 香港(香港)

• 旅行の満足度: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 徒歩 飛行機
• 旅行の手配内容: 個別手配

写真は深夜0時頃の羽田空港第3ターミナル。

これから乗るのは、635発香港エクスプレスUO625便。
空港での夜明かしにチャレンジします。

羽田空港 第3旅客ターミナル 空港

空港での夜明かし以外の方法も調べました。
コロナ前は深夜に都心から羽田へ向かうバスが走っていました。

羽田空港　深夜　バス
羽田空港　早朝　バス

なんて検索をすると、バス協会やバス会社のページに行き着きます。そしていかにも期待を持たせる文が記されています。
が、よく読むと都心→空港の早朝便はまだ運行再開してないんですね。(空港→新宿等はあり)
画面をタップして行って初めて分かるんですよ。肝心なことが読み取りづらい。

で、最終近い京急で空港に入り、写真の椅子でごろんとすることに。
4階飲食店街です。
硬いです。
でもみんな器用に寝ています。
若い女性も多かったです。

寝っ転がってから気が付いたのですが、イミグレ通過後の方が寝やすいんじゃないか。あちらはもっといい椅子がいっぱいある。
香港エクスプレスは1時台2時台と立て続けに出発するのでカウンターは開いてます。
早めにチェックインさせてくれないかな…とか考えましたが、結局そのまま寝ちゃいました。

飲食店は吉野家と居酒屋とカフェが開いてました。

ちなみにコロナ前は大江戸温泉物語の羽田成田早朝便プランを利用したことがあります。今となっては思い出話ですが。
https://4travel.jp/travelogue/11655474

羽田空港 第3旅客ターミナル 空港

この直方体の案内が好き

羽田空港 第3旅客ターミナル 空港

東北上越新幹線を思い出させるカラー

羽田空港 第3旅客ターミナル 空港

香港エクスプレスはアプリでチェックイン出来ますが、その場合もカウンターへ行く必要あり。
面倒なので最初からカウンターに向かいました。
特に指定しませんでしたが窓側でした。

さて搭乗。

しかし、エンジニアが来てどうのこうのと放送が。
なかなか離陸しません。大丈夫か～!?
眠さの方が上回っているので寝ていましたが。

羽田空港 第3旅客ターミナル 空港

遅れて離陸。
和歌山県日置川～すさみのあたり

周参見駅 駅

宮崎あたり

青島 自然・景勝地

鹿児島の２つの半島…でいいのかな？

その後はひたすら寝てました。

佐田岬 自然・景勝地

さあ香港が近づいてきました。

マカオと香港を結ぶ橋。

結局
定刻 羽田635→香港1015
実際 羽田729→香港1037
ずいぶん取り戻したのね。

イミグレは空いてました。
まずsimカードを購入。
次にオクトパスカードを増値機(Suicaのチャージ機みたいなやつ)に挿入。予想どおり期限に引っかかってます。
カウンターに行きリアクティベートしてもらいます。

さてどうやって市内へ向かおう。

機場快線→青衣→東涌線→ 茘景→ 荃湾線
と乗り継ぎました。
機場快線は速いですが、他の交通機関への乗り継ぎが微妙に不便なんですね。
このルートだと青衣で上下移動を伴う乗り換えがありますが、茘景では赤坂見附や表参道のような平面の乗り換えが可能です。

もう一つ機場快線のマイナス面を言うと距離の割に高い。
同距離のJRの在来線特急より高いくらい。（ちょっとくらい円高になってもそう）

写真は青衣駅。
小丸子ちゃん！

青衣駅 駅

このルートで市内入りしたのは荃湾線のどこでぶらり途中下車しても街の中だから。

さてお腹が空きました。

えいっ！と太子駅で下車。
点心の店「一點心」に寄ります。
ちょうどお昼時です。列が出来てましたが、1人の私は先に通されました。
なんと1人席がありました。

あ～香港に来た幸せ。
食後はバスで佐敦へ移動。

一點心 中華

さて今回の旅では宿に3泊します。
今日は土曜日なので宿が高い。
特にマカオは1日ずらすと1/3くらいになるホテルすらありました。

よって香港の安宿にチャレンジします。

テンプル ストリート ホテル トロント モーテル グループ (Temple Street Hotel - Toronto Motel Group)
agodaで4836円。
この日、シングルルームで最安値の部類でした。
当然、「覚悟」はしています。

Temple Street……香港の有名な通りの一つ、廟街にある宿です。
写真はその廟街周辺。
地下鉄の佐敦駅にも近く、とても便利で賑やかな街です。
しかし、写真のような街でもあります。
1階（香港流にはground floor）のお店を見て楽しそうな街と思うか、2階のお店を見て顔をしかめるか。
まあ池袋あたりも似たようなものかw

廟街のナイトマーケット (男人街) 市場

さあ宿に行きましょう。
この階段を登ります。
テンプルストリートと言っておきながら、正確には隣の呉松道にあります。

これがフロントらしい。
ドアはロックされてます。
電話番号が書かれています。
そこに電話せよ、ということのようです。
電話しても……出ません。
ピンポンと呼び鈴を鳴らすと、ガチャリとドアが開き、中からインド系の兄ちゃんが出てきました。
最初からそうすりゃよかった。

兄ちゃんは「これから部屋を清掃するから遊んできて」と鍵を渡します。
ただいま午後2時。たしか予約サイトに記載されたチェックイン時間がそうだったはずですが、細かいことを気にしてもしょうがない。街へ行きましょう。

ただし、本当はチェックイン時に部屋の確認もした方が無難でしょう。
なぜなら予約サイトの写真と全く違う部屋を割り当てられたりするから。

結論から言えば、いい大人ならもっとお金を出していいホテルに泊まった方がいいでしょう。
では香港ではいくら出せば安全圏かと問われると困るんですよね。
なぜなら日により変動が大きいから。
予約サイトをざっと眺めて、あまりに下の価格帯のは避けた方がいいんでしょうね。

これは後で撮った部屋の写真。
TVあり。一応窓あり。
ベッドは広いです。ただし短い。足がつかえます。
ベッド下に荷物を収納できます。
この右側にトイレとシャワーがあります。

写真に写っていない欠点を書きます。
それは虫さんが「こんにちは」すること。
冷蔵庫もありましたが、そんな理由で使う気にはならず。

ネイザンロード彌敦道をバスで北上。
ネイザンロードの下には地下鉄荃湾線が走ってます。
ですが、景色の見えるバスの方が楽しいでしょう。
バスは2階建て。2階からの眺めは楽しい。
系統はグーグルマップで調べられます。
乗車時にオクトパスカードをタッチすれば大丈夫。

深水埗あたりで下車。
今回の旅の目的の一つ、美荷樓（メイホーハウス）へ行きます。

かつての香港の公営住宅をリニューアルしてユースホステルやカフェ等として使用しています。

YHA メイホー ハウス ユース ホステル（シャムシュイポー） ホテル

美荷樓は香港で最初にできた公営住宅の1つで、1954年に完成したとのこと。
香港の住宅難の解消のために作られたものです。
ちなみに日本住宅公団が設立されたのが1955年です。

YHA メイホー ハウス ユース ホステル（シャムシュイポー） ホテル

ここで見たかったものの一つは「美荷樓生活館」という資料館なのですが、なんと改修中で休み！（悲）
ここは美荷樓はじめ香港の公営住宅の歴史やそこに暮らす人の生活が紹介されているとのこと。

検索して調べてみると、各戸に上水、キッチン、トイレはなし。水は共用水道から各戸へえっちらおっちら運び、トイレは50人で一つを共用（！）などの情報がありました。

美荷樓生活館 博物館・美術館・ギャラリー

資料館が見られない代わりにカフェに寄ります。
うまい感じにレトロ風に演出されてます。
電源あり。

YHA メイホー ハウス ユース ホステル（シャムシュイポー） ホテル

さほど混んではいませんでした。穴場かも。

このあたりは今でも郊外の住宅街です。
現代の集合住宅は入口がオートロックのようで余所者は入れない模様。
いや、無理して人んちに入るつもりはないのでよくは確認してないですが。

旅行中にその都市の郊外を訪れるなんて変かもしれませんが、自分が東京の郊外で育ったせいか気になるんですね。
日本では高度成長期～バブル期に開発された地域が次の時代を迎えようとしています。
海外の大都市の同様の場所を見るのも参考になるかも知れません。と無理やり結び付けておこう。

YHA メイホー ハウス ユース ホステル（シャムシュイポー） ホテル

団地の公園にて。
こういうの置きたくなるのは一緒なのね。

場外馬券売場のような場所がありました。

深水ポー駅 駅

廟街に戻ります。
夜はこんな感じになります。

右の屋台で売っているものは…!?

廟街のナイトマーケット (男人街) 市場

ワイルドスピードかな

夕食にします。
「麥文記麺家」。
蝦雲呑をいただきます。
素直に美味しい！
小さい店なので相席必至です。

麥文記麺家 中華

店を出たら行列ができてました。
佐敦道の南側です。

麥文記麺家 中華

マッサージを受けます。
円安でも日本より割安でした。

そして「旅の恥は掻き捨て」。
おっさんですが、スイーツをいただきます。

部屋に戻ります。

こんな照明がありました。
ぴこぴことカラフルに明滅するんですよw
他にやることあるだろ～と突っ込みたい。

明日はマカオに行きます。