2023/09/18 - 2023/09/18
557位(同エリア851件中)
ちふゆさん
2023年9月18日(月・敬老の日)午後、隣町の城陽で開かれたクラシックの演奏会を聴きに行った。
文化パルク城陽は1995年に竣工した城陽市の複合文化施設。地域における文化創造の拠点施設で、多目的コンサートホールの大小ホールの他に、プラネタリウム、歴史民俗資料館、図書館、コミュニティセンターなどを併せ持つ。パルク(Parc)はフランス語で公園を意味する。大ホールはプラムホールと命名されているが、これは城陽の名産の梅から名付けられている。このホールには私も何度も来たことがある。
https://4travel.jp/travelogue/11627986
城陽市については上記で書いたが、文化パルク城陽がある辺りは旧寺田村。現城陽市の中央北部に位置した村で1889年(明治22年)に町村制の施行により、久世郡寺田村と綴喜(つづき)郡水主(みずし)村の区域をもって発足。1951年(昭和26年)の城陽町が発足と共に消滅した。
近鉄京都線寺田駅の東から府道69号線城陽宇治線(旧国道24号線)沿いの城陽市役所辺りまでの広い敷地に、昔は正面寺と云う寺があったのだが、平安時代の平重衡の南都攻めの際に焼亡した。その焼跡に周辺から移住して村落が形成されたのが寺田村と伝えられる。寺田はこの正面寺の田を意味したらしい。
余談だが、坂本龍馬が定宿にしていて寺田屋事件の舞台にもなった伏見の寺田屋、創業者はここ寺田村の出身。江戸初期の1661年にこの村の出身の伊助さんが創業し、屋号を出身地から取ったそうだ。
この日開催されたのは墨染交響楽団の第30回定期演奏会。2006年に結成された京都市伏見区に活動の本拠に置くオーケストラ。2016年にたまたま貰ったちらしで存在を知り第20回の定期演奏会に行ったのが、このオケを知った最初。この時は北山の京都コンサートホールの大ホールだったが、翌年は今回と同じ城陽で行われ、これも聴きに行った。
https://www.facebook.com/media/set/?set=a.1234643946605627&type=1&l=223fe1adec
https://www.facebook.com/media/set/?set=a.1739565789446771&type=1&l=223fe1adec
今回の演奏会の指揮者やコンサートミストレス、セットリスト、曲目紹介、メンバーについては今回のアルバムの資料参照。
https://www.facebook.com/media/set/?set=a.24027074330269265&type=1&l=223fe1adec
セットリストを再掲するが全曲ドヴォルザークだった(プレコンサートは終わったところで聴いてない)。
<前半 約35分>
チェコ組曲(Czech Suite) アントニン・ドヴォルザーク(Antonin Dvorak) 1879
(20分休憩)
<後半 約45分>
交響曲第8番(Symphony No. 8) アントニン・ドヴォルザーク(Antonin Dvorak) 1889
<アンコール 約5分>
歌劇「ルサルカ(Rusalka)」から月に寄せる歌(Mesicku na nebi hlubokem)とフィナーレ(Finale) アントニン・ドヴォルザーク(Antonin Dvorak) 1900
チェコ組曲はドヴォルザークの渡米(1891年)前、音楽家としての栄光に踏み出していた彼が有名な「スラヴ舞曲第一集(Slavonic Dances Op. 46)」の翌年に作曲したもの。さほど有名ではないが、美しいメロディーと、スラヴ舞曲にも通ずるリズミカルな部分も持った佳曲。
あの「のだめカンタービレ」では準主題曲と云えるほど多くの場面に登場している。第1話の冒頭、プラハのシーン。千秋が師と仰ぐヴィエラ先生の指揮でオーケストラが第2曲「ポルカ」と第5曲「フィナーレ」を演奏。その後も千秋がヴィエラ先生を回想するシーンにはこの曲が使われている。
交響曲第8番は「のだめカンタービレ」では巴里編で第1楽章が使われている。1889年の8月末から11月まで避暑地であるチェコ(Czech)のボヘミア(Bohemia)にあるヴィソカ(Vysoka)に滞在して作った曲。チェコ風の明るく抒情的な作品。
第1楽章もいいけれど、私は第3楽章からアタッカ(連続演奏)で入る第4楽章が好きだな。第4楽章出足のトランペットのファンファーレを聴くとワクワクするわ。この楽章はボヘミア独立の英雄を描いているという説もある。
歌劇「ルサルカ」はドヴォルザークが作曲した9作目のオペラ。渡米直前の1900年に書かれ、翌1901年3月にカレル・コヴァジョヴィツ(Karel Kovarovic)の指揮でプラハ国民劇場(Narodni Divadlo)にて初演された。水の精ルサルカが王子に恋する物語。全3幕。
このオペラはチェコ語で歌われており、「月に寄せる歌」は第1幕で歌われる王子を好きになったルサルカが人間になりたい気持ちを月に歌うアリア。オペラを超えて名曲として知られており、ヴァイオリンなど楽器用の曲としても数多く編曲されている。
1989年のアカデミー賞で作品賞・主演女優賞を受賞したモーガン・フリーマン(Morgan Freeman)とジェシカ・タンディ(Jessica Tandy)主演の「ドライビング Miss デイジー(Driving Miss Daisy)」などのサウンドトラックにも使われている。
1時間50分ほどで演奏会は終了
以上
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