ナイロビ。治安・まちなか・観光

2023/08/06 - 2023/08/08

旅行者用情報を意識して書いてます。


【ナイロビの治安】
・Oldtown
ひとがとにかく多い。
朝はマシだが、夕方から夜にかけて驚くほど人がいる。お祭りかと思うほどにはいる。
人が密集しているので、スリに合う可能性は非常に高そうだった。
強盗や殺人系の怖さではなく、ただただ人が多く集まっている。

・中心部西側
（Prestige Plaza shopping mall、中華街、Yaya center）
中心部よりは人が少なく、ひとと適度に距離があって安心。
怖さはない。

・物乞い
地区によらずときどきいるかんじ。子供が多い。
まちを歩いてると30分に一回くらい遭遇。ややしつこいこともある。

・差別的言動（？）
"China!"や"Shin chong!"とか声をかけられる。
後者は中国語っぽい発音を真似しているようなかんじ。特に意味はなく、ばかにするために言っているのは明白。
明らかに侮蔑の念を含んだ声で、道を歩いていると急にばかにされる。
SNSでみるとケニアあるあるだそう。中東とか西アフリカでもあるそう。
中心部を歩くと5分に1度は"China"を食らうこと確実。
これが差別かと。
もちろん一部のひとだけだろうが、なかなかショック。
欧米でもアジア人としてばかにされて、嫌な思いをすることはあるが、アジア人というだけでここまで頻繁かつ直接的に馬鹿にされるのははじめて。
（欧米人をばかにするかんじはなかったので、ほんとうにアジア人だけを差別しているのではないか。）
黒人差別は問題になるが、アジア人差別はなくなる見込みないのか？
ケニア人のなかにアジア人を見下すなにかがあるとすれば、実害のある治安面でも要注意なのかもしれない。

翻ってみると日本でも外人さんの差別が全くないかというと、そうでもないよなとも思う。


・タイミング
私の訪問した2週間前に増税に対するデモがあって死者もでたというニュースもあったほどだったが、行ったときには平穏そのものに感じた。


【宿：ニューケニアロッジ】
私が宿泊したときには、なぜかネット（Booking.com等）で予約ができなかった。
Expediaでは予約できたが、2万円ほどと尋常じゃなく高額に。
原因不明であったが、SNSで宿の電話番号を調べ、モンバサの宿の人に電話で予約をとってもらった。
ふつうにSingle 1000kshであった。でもベッド大きめ。
（日本のダブルベッドの大きさがケニアのシングルの標準なのか？）

予約なくても泊まれそうなかんじはあった。
日本人宿として有名で、日本人の友達をつくって危険と言われるナイロビのまちを歩こうと思って宿泊したがあてあがはずれた。2泊して日本人に会えたのは、最後の日にちょこっとだけ。
宿のなかの治安は全く問題ない。

でも宿の場所はOld townどまんなか。
ここに大きな荷物を持ってたどり着くのは危険だろうなと思って、Uber（or Bolt）で宿まで行くことにした。
身軽に歩くなら、（男性なら）スリに気をはるくらいでよいと感じた。
ただし私は夜は念のため歩いていない。


【バス】
マタツは便利。
ナイロビのマタツはGoogleマップで走行ルートの予想が立てられる。
（Googleマップどおりのルートで走るというわけではない。）
距離にもよるのだろうが、1-4kmほど乗って20-70ksh程度だった。

異常に音楽を大音量でかけるDJマタツ（？）にも一度乗れた。
あれは意味わかんねえが、嫌いではない。（ちょっと好き。）


【まちなかと観光】
・Kenyatta avenue
めっちゃきれいな通り。
たぶんケニアで一番気合が入ってる。
結婚式写真や俳優かなんかの宣伝用っぽいガチ写真を撮っているひとがいた。

・Kenyatta international convention center
ナイロビいちの展望台があるということで楽しみにしていったが工事中（改装中）で入れない。
めっちゃ残念。
2023年秋までと言っていた気がする。
（工期が順調にいくかどうかも知らんが。）

・National Museum
クレカ使えません。案外クレカ使えないとこ多い印象。
使えますって看板出てても、実際は使えないなど油断ならん。
私が行った日はなぜか中国人いっぱいいた。50人くらい。ケニア人超えてた。駐在員の会がおでかけしてたのか。
大型動物の剥製は迫力ある。
人類史とかはアフリカは強いな。
近現代の伝統的な習俗の説明もあってオールマイティー。
ケニアの銀行史があったのが、非常に印象的。
国が発展するのに銀行は欠かせないとはいえ、博物館で一部屋使って取り上げるほどなのか。
途上国では銀行員は、めちゃくちゃエリートなんかな。

・Railway Museum
昔のものから、ナイロビ新幹線まで。
ナイロビ新幹線は模型までしっかり細かくあったので、オフィシャルがしっかりかんでるね。
そもそも現役の鉄道車庫の隣の敷地やし。
昔は鉄道の路線が町の発展に影響特大やったんやなと感じる展示もある。


・ショッピングモール
Prestige Plaza shopping mall、Yaya centerのあたりを訪問。
日本のような、一日中モールにいるというような使い方ではなく、スーパーにフードコートやちょこっとした店舗がくっついているものをモールと呼んでいるかんじ。
ネットを調べると、日本的な（？）モールも郊外にはあるという。


・中華街
いちおうショッピングモールみたいな扱いか。
でも砦みたいに外壁をしっかりした壁に覆われていた。
外の道からは中がよくみえないようなかんじになっている。
入り口も門が閉じれるようになっていてまさに城を感じる。
以下邪推だがこれは明らかにシェルターやんね。
暴動とかあったときに立てこもれるようなかんじがする。
中国はケニアにいろいろ出資して影響を増しているという言説はよくあるし、
自分もケニア新幹線に乗ったのでその力を感じるが、
治安の項で述べたアジア人（中国人）差別といい、そこまで簡単なものではないのかもしれない。


・Jamia Mosque
入り口の人に入ってよいか尋ねると案内してくれた。
めっちゃきれい。モスクはだいたい幻想的な気分になる。
入り口に物乞いいたので注意。


・聖家族小聖堂
大きい。セキュリティがちゃんとしてる。
ええとこにあるし、金持ちがよく来るのか？

・Naivas
スーパー。ケニアでは超メジャーっぽい。安パイ。


【ごはん】
そこらじゅうにたくさん食堂ある。心配不要。ローカル系のは割とどこもメニュー似てる気もする。
洋食もちょいちょい。
サモサなど軽食売りもよくいる。

チキン屋があった。なぞの提灯があったりアジアンテイストやなと思っていた。
でも調べてみるとジンバブエのチェーン店？！？！


【中国人】
まちなかで像をみてると中国人に話しかけられたのでちょっと立ち話。
駐在員で13年ナイロビ在住らしい。50歳弱くらいか。
日本の会社の駐在員は3年とかのイメージだが、中国や韓国だと一生だと聞くが、これがそのパターンか。
中国土木建設公司（世界的大企業）のバリバリのエリートさん。日本に対しても良いイメージのよう。
アフリカでは同じアジア人やね、とか言って友好的にさいならした。
日々あの中国人差別にさらされるの大変だろうと思う。いいひとやった。


【サファリ】
まちを見るのが好きな私は、時間なかったんでサファリ行かず。割愛。

エリア ケニア

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス タクシー 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

Kenyatta avenueは、東京駅前の通りのような写真スポット？
両側は金融街や、国会も近い。

国立博物館の剥製！サファリ行く時間ない人向け？！

中華街という砦
なかでは悪意のない「您好」が聞こえます。

軽食屋と店主

DJマタツ
人はなぜバスで大音量の音楽を流すのか？
疲れるけど、嫌いじゃないかも。