2023年9月アメリカ　大自然をレンタカーで巡る旅（その６：ラスベガスでF1コースを試走）

2023/09/02 - 2023/09/11

アメリカの大自然をレンタカーで巡る旅。サンディエゴからジョシュアツリー、キングマン、ウィリアムズ、モニュメントバレー、アーチーズと、古き良きアメリカやグランドサークルと駆け巡っています。

旅行記その６。
旅行６～８日目。大自然の観光は、ひとまず昨日まで。今日から３日間、私の心の実家ともいうべきラスベガスで過ごします。
ラスベガスでは、来るべきF1のコースを試走します。
昨年11月にも試走しましたが、その時からどのくらい整備が進んでいるでしょうか。

ただ、ラスベガスまでの道のりは、遠いです。

エリア ラスベガス (ネバダ州) (アメリカ)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: レンタカー

６日目の朝。
今日は、アーチーズ国立公園の玄関口・モアブからラスベガスまで、一気に走ります。

リバー キャニオン ロッジ ホテル

朝食は、昨日スーパーで仕入れた食材で。

出発。
出発前のオドメーターは7,859マイルを差しています。

モアブを離れる前に、昨日撮り損ねたアーチーズ国立公園の看板を撮影しておきます。

ところで、割と頻繁に「エンジンオイルの交換時期だよ」とコンパネに表示されます。
そんなこと言われたって、これレンタカーだし。
見なかったことにします。

国道191号からI70に接続し、西に向かいます。
途中、「Black Dragon Canyon Viewpoint」というところで一休み。
アメリカのインターステート・ハイウェイは、日本でいうところのSAやPAのような施設はありませんが、ところどころにビューポイントを兼ねた休憩所があります。
特にI70は途中に休憩できる街もあまりないので、このようなスペースは助かります。

ちなみに、Black Dragon Canyonとはこんなところ。

「Salt Wash View Area」というところでも一休み。

I70は、このような景観が続きます。
アメリカの大きさを感じることができる道路の一つだと思います。
こんな雄大な景色を見るたびに、こんなでかい国に戦争を挑んでも勝てるわけないよなぁと、理屈ではなく心から実感します。

サライナという街でランチ休憩。
Arby'sで「classic beef'n cheddar」というバーガーを頼みましたが、パストラミバーガーぽい感じでした。
これ、ハンバーガーではないですが、意外にも美味しかったです。

I15に合流。
ラスベガスまではまだまだ距離はあるものの、ここまでくればかなり都会の香りがします。

そして、運転すること更に３時間。
ラスベガスに到着です。

まずは、JCBプラザの皆様にご挨拶。

ファッションショー ショッピングセンター

ついでに、ファッションショー内のテナントも、少し覗いてみます。
ファッションショー内のGAPがなくなってしまったことに、相方は大変ショックを受けていました。
また、ドジャースのショップもできたみたいです。

スフィア。
まだ本格オープン前ですが、ドーム状のディスプレーでは幻想的な映像を映し出していました。
既に、ラスベガスの新しい観光スポットになっているようです。

本日の宿に到着。
初めて利用するホテルです。

Sonesta Simply Suites Las Vegas Convention Center ホテル

部屋は割と広め。
スーツケースを２つ開いても、余裕があります。

このホテル、キッチン付きということで選択しました。
鍋はあるもののフライパンがなかったり、包丁の切れ味がイマイチだったりしましたが、おおむね問題ありませんでした。

バスルーム＆トイレ。

部屋からは、シルバーセブンズが見えます。

ホテルには、各階に無料の洗濯機と乾燥機が設置されていました。
でも、１階の洗濯機は故障しているものが多く、３階はランドリールームが閉鎖されていました。

荷物を置いたら、夕食の買い出し。
いつものスミスです。

スミスズ スーパー・コンビニ

本日のドライブ終了時点のオドメーターは8,333マイル。
１日で474マイル、758km走破しました。
東京から島根県松江市までと、ほぼ同じ距離です。
大変お疲れさまでした。

Sonesta Simply Suites Las Vegas Convention Center ホテル

ロングドライブお疲れですが、せっかくのキッチンですので自炊します。
今宵のディナーは、パパっと作れるタコスです。

うーん、野菜たっぷり、チーズたっぷりでおいしい！

旅行７日目。

朝食はこんな感じ。
マンゴーは１つ99セント。安いです。

さすがに、これまでの旅の疲れが蓄積してきています。
ラスベガスはもう１泊する予定で、今日は特に予定を入れていなかったので、朝ご飯を食べたらのんびりと昼寝です。

お昼過ぎに起きたら、ランチを食べに出発です。
どこに行こうかさんざん悩んだ結果、もう10年くらいは行っていない気がするマリカレでパイを食べることにしました。

無料で出てくるコーンブレッド。

それほどお腹が空いていなかったので、ウィークデイランチコンボを選択。
ハーフサンドイッチ、サラダ、スープ、パイから２品選択して、11.99ドルです。

私のセレクトは、ターキーサンドイッチと、、、

ここに来たら外せない、ココナッツクリームパイ。

相方はスープとアップルパイを選択していました。

久々のマリカレ、やっぱりパイは美味しかったです。

せっかくヘンダーソンに来たので、ノードストロームラックなんかも覗きます。

サンディエゴのトレジョで購入したプライベートブランドのビールがえらく安かったので（６本5.99ドル）、ヘンダーソンのトレジョにも立ち寄ってみましたが、サンディエゴほど安くなかったです（６本7.99ドル）。

そして今日もJCBプラザに立ち寄り。

最後に、プレミアムアウトレットサウスでお買い物。

ラスベガス サウス プレミアム アウトレット アウトレット

夕食は、トレジョで購入したシュウマイ。
さすがトレジョ。冷凍品のくせに、とっても美味しいです。

８日目の朝。

今朝の朝食。

さて、出発です。
本日はラスベガスを後にして、アナハイムに向かいます。
その前に、ラスベガスF1グランプリのコースを試走してみます。

昨年11月に試走した時には、まだ工事が始まっていない箇所がいくつもありました。
また今年５月には、中央分離帯の撤去工事があちこちで開始していました。
それからどのくらい整備が進んだのでしょうか？

車内のオーディオから大音量で「TRUTH」を流しながら、試走の開始です！

さて、ここはHarmonとKobalの交差点。
ここはピットとなるところで、ピットの建築が進められていました。
今年５月にここに訪問した時と比べて、ずいぶんと建物が出来上がっています。

Kovalを北上。
左手に見えるのはSouth Koval Zone。「CEASERS REWARDS」と名付けられた観覧席です。
どうやら、３階建ての建物のよう。
今年５月の時点では、まだ建築されていませんでした。
３日通し券で、数千ドルとか１万ドルくらいだったはず。高えー。

また、中央分離帯は完全に取っ払った模様。
Kovalはこのコースで２番目に長いストレートコースになるので、ここでの追い越しが見どころの一つになると思われます。

Flamingoを横切ると、左手奥にNorth Koval Zoneの観覧席が見えてきました。
この席からは、おそらくスフィアも見られることでしょう。
ちなみに先日メールで送られてきたプロモーションでは、３日間・食事つきで１人4,800ドルとのことでした。

KovalからWestchesterに右折します。
90度ターンすると、目の前にスフィアが登場します。
ドライバーも思わず目を奪われてしまうのでは。

スフィアのあたりには、一番カテゴリの低い観覧席、T-Mobile Zoneが設置されます。
とは言っても、３日通しの立ち見席で500ドル。
高いですよね。

スフィアの周りを反時計回りに回ったら、Sandsを左折し、西に進みます。
The Venetian Expoあたりは、ゆるやかなＳ字カーブです。

ファッションショーのビッグハットが見えてきました。
この辺りの道路は、もともと片側４車線くらいあって広いので、道路の片側のみ使用し、中央分離帯は撤去しないようです。

Stripにぶつかったら、左折です。
この辺りは、普段から歩行者が多く、歩道や歩道橋がかなりあるのですが、それらはすべて閉鎖するものと思われます。

Stripを南下します。
個人的に興味があるのは、Stripは果たしてどちらの車線を使用するか、ということ。
Stripの中央分離帯には椰子の実や街灯が設置されていて、これらを撤去するのはかなり難しいと思います。
そうなると、使用する車線と反対の車線側から観戦する場合、これらが視界を遮るので、どちらの車線を使用するかは観客にとって大きな問題になるものと思います。
ベネチアンやパリスがある東側の車線か、シーザーズやベラージオがある西側の車線か。

今回私がStripを走行した限りでは、おそらく西側の車線を使用するものと思われます。
西側の路面がかなりキレイに整備されていることに対し、東側の路面は特に整備されているような印象はありませんでした。
ということで、この記事を読んでいるお金持ちの方で、MGM Zoneを確保するかClub Parisにするか、あるいはThe MIRAGE ZoneかThe Venetian Zoneかで悩んでいらっしゃるようでしたら、それぞれ前者のZoneを選択することをお勧めします。

シーザーズパレスの前あたり。
この辺りは、どうやら観客席は設けられない様子です。

ベラージオ前。
F1ラスベガス公式サイトを見ると、ベラージオ前に設置される「MGM REWARDS」と名付けられたMGM Zoneの観客席は、ベラージオの噴水あたりに建設される模様。
もしかして、この湖の上に観戦席を作るのでしょうか？
となると、F1レース開催中は噴水ショーが見られなくなるかもしれません。少し残念です。

StripからHarmonに左折。
ここは、ちょっとしたシケインになるようです。
もちろん、ここの歩道橋も封鎖されるでしょう。
ラスベガスは、NewYearのカウントダウンの時は毎年この辺り一帯を封鎖しているので、封鎖はお手の物だと思います。

Harmonには２か所の観戦ゾーンがありますが、両方とも道路の北側に設置されるようです。
ただしHarmonは中央分離帯を撤去しているようですので、４車線の広いコースになり、観戦しやすそうです。
ピット直前の直線コースということもあり、ドラマも生まれそう。

ということで、ピットまで戻ってきました。
アメリカ人にしては、ずいぶんと真面目に工事を進めているなぁという印象でした。
まだまだ工事渋滞は激しいですが、この整備を機に、運転しやすい街になるといいですね。

旅行記７、最終回に続きます。