2023年9月アメリカ　大自然をレンタカーで巡る旅（その２：ジョシュアツリーで年パス購入）

2023/09/02 - 2023/09/11

今回の旅の計画を立案したのは、確か半年以上も前のこと。
当初の予定では、旅の前半はイエローストーン国立公園を巡り、旅の後半では大谷・ダルビッシュの活躍を見ようという算段でした。
それが、両者の相次ぐ故障で旅行計画を見直すことに。
以前より訪れてみたかったアメリカの大自然を、レンタカーで巡ることにしました。

旅行記その２。
サンディエゴからレンタカーをチェックアウトした我々がまず向かったのはユッカ・バレー。ジョシュアツリー国立公園の玄関口です。
ジョシュアツリー国立公園は、日本ではあまり知名度はないものの、ロサンゼルスから比較的近い国立公園ということで、現地では割となじみのある国立公園なんだそうです。
夕日に映えるジョシュアツリーの木々と満天の星空。
楽しみです。

エリア アメリカ

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: レンタカー

旅行２日目。
サンディエゴ空港のレンタカーセンターから無事にレンタカーをピックアップした我々。本日の目的地に向かう前に、まずは食料の買い出しでトレジョに立ち寄ります。
ちなみに、カリフォルニア州では、ペットボトルや瓶にデポジット料金が加算されます。
額は大きさによって異なりますが、例えば750ml以下のペットボトルだと５セント、それ以上だと10セントだったかな？
つまり、１ガロンの水を購入するとデポジットは10セント、500ml×24本入りの水を買うとデポジットは1.2ドルになる訳です。
リサイクルセンターのような施設があるらしく、そこに持ち込めばデポジット料金は返却してもらえるようですが、旅行者はわざわざそんなことしないですよね。
少額とはいえ、知らないと「えっ」ってなりますので、カリフォルニア州に旅行するときはちょっと気にしておいた方が良いですね。

I15、I215を経由して、まずは北上です。
カリフォルニア州では、ガソリンが１ガロン５ドル以上と、とても高かったです。

メニフィーというところでランチ休憩。
やっぱり食べたいイナナウト。

いつ食べても、どの店舗で食べても、やっぱり美味しいです。

州道74号、79号と乗り継ぎ、I10に接続します。
この辺りには、風力発電の風車がそこかしこに設置されています。

土煙が巻き上げられていて、なんだか温泉街みたい。

州道62号を北上してユッカ・バレーへ到着。
本日のお宿はスーパー８というモーテルです。

スーパー 8 バイ ウィンダム ユッカ ヴァル / ジョシュア ツリー ナショナル パーク エリア ホテル

今回の旅行はホテルを転々とします。
そのため、いつもの旅行よりもたくさんのホテルを探して予約したのですが、その際に重視したのが冷蔵庫と電子レンジの有無。
冷蔵庫があれば水やビールを冷やせますし、電子レンジがあれば食事の幅が広がります。特に旅行中の食事で困るのが野菜不足。そのためこの旅では100均で購入した電子レンジ専用の蒸し器を日本から持ち込み、現地でじゃかいもやニンジン、ブロッコリーやトウモロコシなんかを買ってレンチンし、野菜を補給していました。
100均の蒸し器、とても重宝しました。

ホテルに荷物を置いたら、早速ジョシュアツリーに向かいます。
まずはビジターセンターで情報収集。
レンジャーさんに夕日や星空がきれいに見えるスポットを聞いてみたところ、Cap Rockという場所がお勧めとのこと。早速、向かってみることにします。

ジョシュアツリー 国立公園 国立公園

ついでにここで、アメリカの国立公園の年間パス「AMERICA THE BEAUTIFUL」を購入。値段は80ドルで１年間有効。国立公園を３~４か所訪問すれば元が取れる計算です。また、国立公園によっては年間パスの優先レーンなんかもあったりして、その場合は入場の行列に並ぶ時間が短くて済みます。

ジョシュアツリーが一躍有名になったのは、U2がアルバムタイトルに『ヨシュア・トゥリー』とネーミングしたことも大きいそうです。1987年にリリースしたこのアルバムはグラミー賞も受賞しており、U2の代表作でもあります。
それを記念してか、ギターも展示されていました。

さて、一通り情報を仕入れたら、いよいよ入園です。

公園内には、至る所にジョシュアツリーと言われる木々が生息しています。
似ているようで全く異なる木々の造形を楽しんだり、荒々しい岩肌の山々を眺めたり。
園内は道路や駐車場が整備されており、車で簡単に巡れるほか、駐車場に車を停めてトレッキングすることもできます。

巨大な岩。
写真で見ると大きさは伝わりにくいですが、15メートルくらいはありそうです。
15メートルと言えば、ガンタンクや進撃の巨人並みの大きさです。

レンジャーさんにお勧めされたCap Rockに来ました。
今にも落っこちそうな岩が、確かに帽子のようです。
そして、この日はここで午後６時からSunset Strollというトレッキングのイベント開催日だったようで、集まってきた観光客に対し、レンジャーさんが色々説明をしているようでした。
それにしても、レンジャーさんの説明が長くて、なかなかトレッキングに出発しません。英語なのでどんな説明をしているのかよく分からなかったのですが、事前に解説しておきたい見どころとかが満載なトレイルコースなんでしょうか？

トレッキングが開始したらこっそりその後ろをついていこうと思っていたのですが、なかなか出発しません。
出発するまでの間、周辺を撮影して回ります。

ツリーに佇む二羽の鳥。

夕日の中に立つツリー。

陽も傾いてきて、幻想的な風景が広がります。

まもなく、サンセットです。

ところで、Sunset Strollはどうなったのでしょうか？
ふと振り返ってみると、レンジャーさんのお話が終わったと思ったら、レンジャーさんは満足げな顔で車に戻り、そのまま駐車場を後にしてしまいました。
え、トレッキングはどうなったの？お話だけだったの？
遺された観光客は、三々五々散っていきました。
何だったんだこのイベントは？

この後、陽が沈んで空一面に星空が広がるまで、ゆったりとした時間を過ごしました。
天の川や流れ星を見たのは、いつ以来だろう？
とても素敵なひと時でした。

ぼちぼち、帰路につきます。
近くにウォルマートがあるのを発見。今晩の夕食を買い足します。

ということで、蒸し野菜に春巻き、、、

スーパー 8 バイ ウィンダム ユッカ ヴァル / ジョシュア ツリー ナショナル パーク エリア ホテル

トルティーヤチップスにビールで乾杯です。

その３。旅行３日目に続きます。
次はルート６６を走ります。