2023/09/05 - 2023/09/06
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tokyopigletさん
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旅の前半はラグビーワールドカップフランス大会応援!のついでにフランス南西部観光。
今日はエアバス工場見学と航空博物館、そしてミディ運河をはじからはじまで探訪
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羽田からミュンヘン経由ルフトハンザ便で行ってきまーす。ほぼ満席!
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ルフトハンザ 機内食はまぁまぁだけど、アメニティは何もくれない。トルコ航空はスリッパやらポーチやらビジネス並みにくれたのに~
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ミュンヘンで乗継。ミュンヘンのラウンジはご飯が美味しい~
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夜11時にトゥールーズ着 空港でレンタカー借りて、空港すぐそばのホテルに。アメリカのモーテルみたいな、平家で外から直接入るタイプ。夜中でレセプションは不在でうろうろしてたら、宿直?のお兄さんが部屋の入り方を教えてくれた
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事前に通知された数字でボックスを開けると鍵が入ってる!
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朝食は空港のEric Kayserで。フランスのパンはほんと美味しい
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朝のお散歩、世界遺産ミディ運河
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フランスの世界遺産・ミディ運河。大西洋に注ぐガロンヌ川に面したトゥールーズから、地中海にいたる全長240kmの運河。
で、支流部分も含めた総延長では360kmに及ぶ。
17世紀、南仏の経済発展の基礎となる物流を助けるため、徴税師ピエール・ポール・リケが発案。
工事は難工事続きで、国家からの予算だけで賄うことはできず、リケは家財を売り払い、娘の持参金をも注ぎ込んだという。工事はリケの死の翌年1681年に完成。
当時の土木技術の最先端を駆使したもので、標高差のある運河全域に水を供給するため、運河から約20km離れた標高350mの位置にサン・フェレオール貯水池を築き、ここから水路を通して運河の最高地点である標高190mのノルーズの分水嶺へと水を導き、さらに途中にいくつかの人造湖を築くことで、まんべんなく水を行き渡らせることに成功した。さらに起伏の多い地形を克服するために運河橋を架け、トンネルを掘り、100を越える水門を築いた。なかでも標高差 21 m を7つの閘門(ロック)で1時間かけて上下させるフォンセランヌの7段ロックは、この運河のハイライトとなっている。
19世紀に鉄道に取って代わられるまで、大西洋と地中海との間を船舶で結ぶ、大量輸送ルートとして、フランスの発展を支えた。
この運河の完成で、運河沿いの地区の産物の流通が盛んとなり、ボルドー、サンテミリオン、ラングドック地方のワインは飛躍的に生産量を伸ばした。その結果、リケの故郷ベジエはワイン交易の中心地として大いに発展した。 -
右の二つが双子の橋 真ん中が地中海側からここトゥールーズまで来たミディ運河 昔はここからガロンヌ川につながっていたが、のちに右側の水路から川に出るように変更された。左側はボルドー側につながる運河
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双子の橋
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ロックゲート
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運河の周りはクラシックな邸宅がいっぱい
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そして運河はガロンヌ川につながり、ガロンヌ川から大西洋につながる
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トゥールーズはフランス航空機産業の聖地。今日はこちらの航空博物館とエアバス工場見学。エアバス工場は完全予約制で、外国人は3日以上前に登録、パスポート提示、写真厳禁。
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中は戦闘機やら民間機やらが所狭しと並び、コンコルドの機内を体験できたり、面白い。
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これはレゴ製の、スターウォーズの戦闘機笑
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スウェーデン・SAABの戦闘機。かっこえー
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エアバスの巨大な貨物機、こんなん飛ぶのか、ってほどデカい
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コンコルドはやっぱりカッコえー
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これなんだっけ?かっこいいわ
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ご先祖たちも
この後バスでエアバスの工場見学。空港隣接の広大な敷地をバスで回り、最終組立の様子も見せてくれた。写真禁止など制約はあるが、とても面白かった~。エアバス頑張れボーイングに負けるな -
車を走らせ、seuil de naurouzeへ。ここはミディ運河の最高点・分水嶺で、遠くの山に貯水池を作り、延々水路で水を引き、ここで運河に水を供給している。いわばミディ運河の生命線。よくまあここまで壮大な計画を実現したと、感動。
それにして世界遺産のこんな重要な場所がほとんど知られず、訪れず人も少ない。インフォメーションの小屋のお姉さんがすごく親切でしたが、売店もないし、近くのレストランも閉まってるし。ランチは結局、ガソリンスタンドの売店でソーセージパン。 -
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偉業を讃えるオベリスク
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この下の赤白は確かサンチャゴ巡礼の印…
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今日のお猫さま
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さらに車を走らせ、地中海に程近いベジエまで来た
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標高差 21 m を7つの閘門(ロック)で1時間かけて上下させるフォンセランヌの7段ロック
ここは先ほどの分水嶺とは違い、観光スポットとしてとても整備されていて、お客さんもいっぱい -
プレジャーボートが何台も次を待っている
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注水中
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だんだん上がってくる
ギャラリーが見守る中みなさん頑張ってます -
ロックを下り切った船はさらに水路を進み
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この橋で川を渡って地中海に向かう
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橋の上の水路
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ひたすら車を走らせ、今夜の宿泊地、世界遺産カルカソンヌへ。城壁内のホテルにどうしても車で辿り着けず、困り果てていたら、ホテルの人が見つけてくれて、城壁の外の駐車場からホテルの車で連れて行ってくれました
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中世の街らしい、古めかしいホテル
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城壁を見上げる、テラスレストラン。
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€19のセットメニューが、とても美味しくてお買い得!!手前が砂肝のサラダ、奥はチーズトーストとサラダ、どっちもとても美味しい
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ローストダックとじゃがいものグラタン、シンプルだけどとても美味しい
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名物カスレ、栄養たっぷり、白インゲンが美味しい
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デザートのパンナコッタと、アイスクリーム。ピスタチオアイスがめちゃ美味。右はサービスのバニラ味のラム酒
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街はすっかり中世の気分。おやすみなさい~
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