忍者の里・伊賀を散策

2022/01/08 - 2022/01/08

忍者が生まれたのは、日本の戦国時代とされていますが、忍者は仕える大名や領主のために敵の本拠地に侵入し、情報集め、スパイ活動、破壊活動、暗殺などを行う役割を担っていました。江戸時代まで存在したとされる忍者ですが、なぜか三重県の伊賀とその近くに位置する滋賀県の甲賀に多くいたとされています。その理由として、伊賀・甲賀には大名がいなく、険しい山々に囲まれた隠れ里のような場所のため、お忍びを生む土壌としては最適の地理的条件を有していたとする説が一般的です。たしかに名古屋から伊賀までの距離は地図で描かれている以上にあるように感じられ、アクセスしやすい場所でないのは今も変わっていないのを実感しました。

テレビやアニメを通じ、今では日本のみならず海外でも広く知れ渡るようになった忍者ですが、発祥の地とされる伊賀や甲賀はインバウンドの誘客のために連携協定を今年締結しています。訪問した2022年1月はまだコロナ禍だったからかインバウンドだけでなく、国内の訪問者も少なかったですが、その分ゆったりと観光を楽しむことが出来ました。

エリア 伊賀・上野(三重)

• 旅行の満足度: 4.5

伊賀の街を少し散策しました。伊賀は松尾芭蕉が生まれた地です。

歩いていた伊賀街道の別名は芭蕉路でした。

芭蕉路に面していたのは、このような日本家屋ばかりでした。

立派な屋敷です。

上野市駅が見えてきました。

市役所です。

忍者博物館に向かうことにしました。

上野公園観光案内図です。

芭蕉翁記念館の門です。時間があれば見学したかったですが、今回はスルーしました。

忍者ショーの実演があることを知り、鑑賞することにしました。

観覧席です。

海外での忍者人気を反映し、あちこちで公演をしていました。

アメリカや中国で公演した際の記念写真です。

忍者と言えば、様々な道具を使用していたことで知られています。

日米共同訓練の場で公演したこともあったようです。

ニューヨーク公演の記念写真です。

2016年の伊勢志摩サミットで忍者ショーを行ったようです。

忍者ショーを観覧後、忍者博物館を見学しました。

忍者が迎えてくれます。

入口です。

博物館の一階は、忍者屋敷に備えられている様々なからくりを確認できるようになっていました。

地下は資料館になっていました。

忍者の五道を示しています。

忍者の衣装です。

忍者が使用する武器でおそらく一番知られているのは、この手裏剣でしょう。

忍者伝承館です。

忍者に関する紹介が続けて見れました。

からくりをまとめていました。

実物大かもしれません。

忍者ショーの開催を待っている人達です。

忍者を観光資源として、三重県のインバウンド誘致を紹介している記事です。

グーグルで忍者についての検索が多いのを取り上げている記事です。

上野城方面に向かいました。

伊賀上野城です。

伊賀上野城は1871年に廃城となりました。1935年に模擬天守閣が建てられました。

白鳳城とも呼ばれています。

天守閣も見学したかったのですが、時間がなかったのでスルーしました。

天守閣です。

内堀です。

遠方は三重の山々です。

本丸広場です。

石道を歩きます。

伊賀上野城は国の史跡に指定されています。

上野公園を後にします。

伊賀を代表する観光資源は、忍者と芭蕉です

だんじり会館です。

だんじり行事は、ユネスコ無形文化遺産登録を果たしました。

芭蕉の句です。ドナルド・キーンさんの英訳付きです。

故・キーンさんの記念館は新潟の柏崎にあります。
https://4travel.jp/travelogue/11725406

時間があったので芭蕉の生家まで向かいました。

残念ながら、補修工事中でした。

芭蕉の生家も史跡に指定されています。

外観です。古い建物ですので、補修は定期的に必要でしょう。

駅方面に戻ります。

上野市駅の電車です。

伊賀神戸駅で伊賀鉄道から近鉄に乗り換えました。