成都 二日游・夏天 Day1

2023/08/26 - 2023/08/27

成都は四川省に位置する都市で、四川省の省都。成都は劉備や諸葛亮の治めた蜀に代表されるなど歴史的な都市であり、豊かな文化遺産、美食、そして自然の美しさで知られている。そして何より麻婆豆腐の発祥の地である。麻婆豆腐を訪ねて弾丸で行ってみた。

エリア 成都(中国)

快晴の上海虹橋空港から出発。中国ご自慢のC919の輝く機体。目的地は同じ成都。申し訳ないが怖くて乗れない。

上海虹橋国際空港 (SHA) 空港

東方航空国内線のフルサービス機内食。珍しくミートソーススパゲティ。

到着すると早速パンダがお出迎えしてくれる。上海と同じくらい暑い!

成都双流国際空港 (CTU) 空港

まずはやはり陳麻婆豆腐のマーボー豆腐を食べに行く。平日だが夏休み期間中のお昼時ということで40分ほど待ち。

陳麻婆豆腐店 (玉龍店) 中華

お待ちかねの本番四川麻婆豆腐を実食。これのためにわざわざ来たと言っても過言ではない。マーでラーの程よい辛さとブワッと押し寄せる山椒の痺れがたまらん。同じような麻婆豆腐は東京にもあるでしょ、とドメスティックなマボラーの人に言われるかもしれないがここで食べるのがオツなんですよ。分かるかな？分かんねえだろうなあ。

思わず麻婆豆腐で熱くなってしまったので、頭を冷やすために武侯祠へ。ここは言わずもがな三国志蜀の名将が祀られている祠。

成都武侯祠 建造物

諸葛亮孔明と並び知将であった龐統殿。

そして関羽様！

さらに張飛様！

武将筆頭、趙雲殿！

ついでに劉備様！

そしていよいよ武侯祠本殿へ向かう。ここはかつて大詩人、杜甫が訪ね蜀相という詩を残した場所でも有名。

丞相の祠堂　何れの處にか尋ねん
錦官城外　柏森森

もう今や郊外ではないし、柏も生い茂ってはいないが緑がおおくてまあ今も昔もそんな場所だったのかなと思う。

こちらが諸葛亮孔明像。成都では劉備人気ももちろんだが、やはり頭脳明晰な諸葛亮孔明様が一番人気なのだ。私もモチロン孔明派。

最後に劉備様のお墓に向かう。

漢王朝の末裔とされる劉備はこの職の地でその尊厳を回復したといえよう。

こちらに劉備様が葬られているという。なむなむ。

武侯祠の隣には錦里と呼ばれる通りがある。ここは武行為とセットで訪れたい場所。

錦里古街 史跡・遺跡

四川グッズが所狭しと並んでおり、完全なお土産ストリートである。

細い路地にお土産屋に加えて飲食店など商店がひしめき合っている。

ホテルの近くにある寛窄巷子へ。人の名前ではなく、昔ながらの雰囲気を残す商店街。

寛窄巷子 旧市街・古い町並み

さすがパンダの本場ということか。至るところでパンダグッズが売られまくっている。

パンダに媚び過ぎやろ！

福建省との旅行プロモーションの一環で即席ショーが行われている。虎とパンダいらんやん。大きさのバランスも悪すぎ。

四川の舞。無料ともあって多くの見物客が集まってきた。

ジャスミンティーのソーダ。甘過ぎず爽やかな味わいでジャスミンティー好きならこれは良い。

寛窄巷子にインスパイアされたスタバ。

日が暮れた。夕涼みも兼ねて人がわんさか集まってきた。

パンダ瓢箪。

ウサギの頭ゴロゴロ。

漢服美女がお茶を試飲させ即売するプロモーション。

即席切り絵のパフォーマンス。

川劇という四川舞踊を見て今日を〆る。繁忙期は結構前にチケットを買わないと入れない。結局一等席は買えず二等席120元を購入した。変えただけマシか。

蜀風雅韵 劇場・ホール・ショー

歌や影絵、舞踏などがあり最後は押し寄せるような変面ショーで終わる。なかなか見応えがあった。二等席ながら良い場所に座れたし大満足。

あかん、ご飯食べるの忘れとった！ここしか空いてない！

12元の蘭州ラーメン。胃に優しいスープに、何より麺が最高に美味い。これまでで一番かも。

そして四川名物デザート、冰粉をいただく。おやすみ。
2日目はこちら→https://4travel.jp/travelogue/11849339