2023年5月のダイヤモンドプリンセス乗船で完全にクルーズ旅行にハマってしまい、日本寄港客船の中では史上最大級であるMSCベリッシマにも乗ってみたいと検索していたところ、破格値を発見！<br />即刻旅行会社に手配を依頼し二度目の日本発着外国船の旅となりました。<br /><br />【MSCベリッシマ】<br />乗客定員　5,568人<br />総トン数　171,598トン<br />全長　315.83メートル<br />船籍　マルタ<br />客室数　2,201室<br />就航　2019年3月<br /><br />【ダイヤモンドプリンセス】<br />乗客定員　2,706人<br />総トン数　115,875トン<br />全長　290メートル<br />船籍　イギリス<br />客室数　1,353室<br />就航　2004年3月<br /><br />上記のようにダイヤモンドプリンセスでも十分デカいのですが、MSCベリッシマはその1.5倍のスケールで、横浜港ベイブリッジを潜れないため大さん橋ではなく大黒埠頭発着となります。<br />折りしも夏休みに入ったタイミングと18歳未満はクルーズ代金無料が効いて船内は4,700人と8割の乗船率でほとんどが家族3世代を含む家族連れ。<br />ブッフェはファミレス状態、プールは市営プール状態、これでは老齢1人では当然落ち着く場所があるはずもなく、ただ、運の良いことに今回は乗船手続き時に当初購入した最安窓なし内側キャビンから一部視界不良とは言えバルコニー付きキャビンにアップグレードしていただけたためのんびりキャビンで寛ぐことができました。<br /><br />やはりバルコニー付きは良いですね。<br />備忘録として本編では乗下船の様子とバルコニー付きキャビンの写真を載せておきます。<br /><br /><br />客室カテゴリー: Deluxe Balcony (Obstructed)<br />23/07/20 横浜<br />23/07/21 At the Sea<br />23/07/22 At the Sea<br />23/07/23 基隆(台湾)<br />23/07/24 那覇<br />23/07/25 At the Sea<br />23/07/26 横浜<br /><br />費用<br />クルーズ代金US$249.00xシングルチャージ200%=US$498.00<br />港湾諸税他 US$250.00<br />合計 US$748.00 (@139.29=104,188円)

2023年7月老齢男性ひとりでMSCベリッシマに乗ってみた！乗下船/客室編

30いいね！

2023/07/20 - 2023/07/26

2501位(同エリア9501件中)

エリア

横浜(神奈川)

旅行の満足度: 5.0

ホテル: 5.0

グルメ: 5.0

交通: 5.0

同行者: 一人旅

一人あたり費用: 10万円 - 15万円

交通手段: 船

その船体サイズが大き過ぎてベイブリッジ下を通過できないため、ベリッシマは横浜では大黒ふ頭発着となります。
アクセス不便な大黒ふ頭ですが、MSCが山下公園から無料シャトルバスを運行していて、山下公園にて手荷物も預けることができます。
スムーズにシャトルバスに乗車できました。
遠くベイブリッジ下にベリッシマの姿が見られます。
ベイブリッジ通過中。
バス右側車窓にはこれから乗船するベリッシマを一望でき気分は高まります。
大黒ふ頭に到着。
ターミナル内では山下公園で受け取ったグループ番号順に乗船手続きを行います。
番号が来るまで30分ほど待機。
いよいよ乗船手続きです。
ここでクルーズカードを受け取ります。
その際にスタッフからキャビンの変更を告げられました。
運の良いことに内側キャビンからバルコニー付きキャビン(視界不良)へのインボラアップグレードです。
ダイヤモンドプリンセスに比べてもベリッシマのデカさは際立ちます。
いよいよ乗船です。
それなりの距離と傾斜があります。

14時半前、無事乗船しました。
キャビンは15時半以降にしか入れません。
前回ダイヤモンドプリンセスでは内側客室だったもののさほど狭いとは感じませんでしたが、さすがにバルコニー付きキャビンは広いですね。
まずは避難訓練を済ませます。
TVにてビデオを鑑賞し、見終わったら指定された番号へ電話します。
その後アッセンブリーステーションへ移動するのですが、場所はクルーズカードにもキャビンドアにも記載があります。
ベリッシマ名物のギャレリアベリッシマにもアッセンブリーステーションの方向が表示されていました。
しばらくすると預けた荷物が届いていました。
今回は自転車だけはSGムービングでの宅配を利用しました。
前回のダイヤモンドプリンセスのベッドの寝心地も素晴らしかったのですが、このベリッシマも負けず劣らず素晴らしい寝心地でした。
当初ツインベッド仕様でしたがハウスキーピングスタッフに依頼してワンベッドに直してもらいました。
振り返ってみると、ソファがあったのが寛ぐうえでとても良かったです。
ダイヤモンドプリンセスはバルコニーキャビンでもソファはありません。
バルコニー側からドア側への視線。
プール用タオルは2枚用意されています。
プールへ行く際に持って行き、使用後プールサイドで新しいものと交換してキャビンへ持ち帰る運用。
最後に枚数に欠損が出ると弁償となります。
その点ダイヤモンドプリンセスはビーチタオルはプールサイドに置いてあり使いたい放題。

デスク上には電気ケトルとコップ類。
電源はCタイプ２口、Aタイプ２口あり不便はありません。
アイスペールもグラスも使いませんでした。
ミニバー内にはひと通りのものが置かれています。
ミニバーはすべて有料です。
ミニバーを利用する予定は全くなかったのでハウスキーピングに依頼して全て取り除いてもらいました。
そうしないことには個人的に利用する水筒類すら置きにくい状態でした。
ドライヤーはテーブル下の引き出しに備え付けられています。
船内へは女性の方が利用するヘアカーラー等も一切持ち込み禁止です。
クローゼットはウォークインタイプのダイヤモンドプリンセスに比べるとやや収納力には劣りますが、それでも十分かと思います。
セイフティも使いやすかったです。
シャワールームの扉がガラスドアなのは良いですね。
ダイヤモンドプリンセスはシャワーカーテンでした。
コーナーを利用したシンク。

四角いコップ。
シャワージェルとボディソープが備え付けられています。
シャワーヘッドをこのように半固定できるのは意外に使いやすかったです。
やはりキャビンから海が眺められるのはとても良いですね。
今回のキャビンはデッキ8の一部視界不良のデラックスバルコニーキャビン。
デンダーボートが視界内を遮りますが、それとて内側キャビンに比べれば天国のようなものです。
さらにはデッキ8はデッキ9より上階のバルコニーキャビンよりバルコニーの広さが2倍以上あり広々と使えます。
デッキ12~13のバルコニー付きキャビンもその上の庇を支えるポールで視界不良扱いかもしれません。
バルコニーで持ち込んだ自転車の写真を撮ってみました。
せっかくのバルコニー付きキャビンなのでブッフェから軽く食べ物を持ち帰ってバルコニーで食べてみました。
通常であれば下船日前日夜にバゲージダウンするのですが、今回の行程は変則的な午後下船となっており、そのためバゲージダウンは当日11時までに、部屋の使用は13時までとなっていて、そうした意味ではとても使い勝手が良く助かりました。
さすがに４千人を超える乗船客が一斉に下船するとなるとそれなりに時間がかかります。
配布された下船スケジュールを見ると、最初のグループ1から最後のグループ33までには3時間の差異があります。
今回グループ18と言うことで、グループ1から1時間半遅れでの下船となりました。

下船時にギャレリアベリッシマには乗船スタッフからの見送りの映像が流れ、それが結構感動を呼ぶとSNSなどで見知っていたのですが、タイミングの悪いことに通り過ぎてから流れ始めました。
下船すると、ターミナル内にはグループ毎にバゲージダウンしたスーツケースなどが並べられていてスムーズにピックアップできました。
さようなら、ベリッシマ！
7日間、本当に楽しく過ごせました！
山下公園行き無料シャトルバスに乗り込みます。
バスの本数も多くさほど待つことなく乗車できました。
ベイブリッジ通過中に見たベリッシマ。
また来年1月にお世話になります。

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2023年7月老齢男性ひとりでMSCベリッシマに乗ってみた！

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この旅行記へのコメント（5）

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toc blancさん 2023/08/24 11:33:48

初めまして

「クルーズ好き同志」として一方的に親近感を覚えています。
ハマりますよネ♪

こちらの旅行記の中での
冷蔵庫の中のモノ、一斉撤去。
旅慣れた方の素晴らしいアイディアと思います。このコトを拙旅行記で
コメントとして引用させて頂きますこと、
お許し下さると嬉しいです。
OK頂く前にUPしてしまったらホントにごめんなさい！！
どうぞよろしくお願いいたします。

PS: 10月に控えている14日に及ぶクルーズとは！？

lefty_0909さんからの返信 2023/08/24 14:12:46

Re: 初めまして

toc blanc様

はじめまして！
辺境のブログへコメントいただきありがとうございます。

欧州往復10万円以下の航空券が事実上消滅してしまい、消去法的にクルーズへ移行せざるを得なくなった次第です。

冷蔵庫に関する引用は特に何の問題もありません。
写真のとおり、ミニバーにあれだけほぼフルに詰め込まれていては冷蔵庫として使うに使えません。(ダイヤモンドプリンセスは最初から空でした。)
最初、ベッドメイクスタッフは、どこか空いているキャビネット内へ移し替えようと考えたようでしたが、既にキャビネットはほぼ何かしらの私物で埋まっていたため最終的には全てキャビンから持ち出してくれたのだと思います。

10月はNCLの回航クルーズです。
クルーズ初心者が7日間連続航海日に耐え切れるのか、少々不安ではあります。

toc blancさんからの返信 2023/08/24 20:49:10

RE: Re: 初めまして

lefty_0909様

引用について早速OKいただきありがとうございます。

ノルウェイジャンの客船に乗られるんですね！
「ドレスコードにフォーマルが無い」船会社、特色あって
楽しそうです。
sea dayが７日間も！？良いデスネ♪
どうぞ船を楽しみ尽くして下さい。
またお邪魔いたします。

toc blanc

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arc-en-cielさん 2023/08/22 20:42:04

優雅なクルーズ旅♪

lefty_0909さん、こんばんは、おひさしぶりです。
今回は、1週間と比較的長いクルーズの旅を楽しまれたのですね～(^^♪。
私も以前、2泊3日のクルーズ旅をしました。ただ短い船上の旅でしたので、広い船内の配置がようやくわかった頃には下船。船内のイベントと言えば、クラシックコンサートを聴いた程度で、ほとんど参加することもなく、、、の船旅でした。
1週間の船旅であれば、さまざまなイベントが開催されていたことでしょうから、lefty_0909さんも十分に満喫なされたのではないでしょうか（^^）。

そして、台湾でのポタリング。
さすがアクティブなlefty_0909さんならではの旅のスタイルですね！このような船旅の愉しみ方もあるのかと、目から鱗でした。
外国の街をご自分の自転車で巡る・・・なんて、羨ましいです！いつか、私もlefty_0909さんのような体験をしてみたいと思います。

さてさて、来年年初にもクルーズ旅をすでにご計画されているとのこと。
次回は、どちらへお出かけになるのでしょう？
今から楽しみにしています。

arc-en-ciel

lefty_0909さんからの返信 2023/08/22 21:30:47

Re: 優雅なクルーズ旅♪

arc-en-ciel様

ご無沙汰しています！
arc-en-ciel様とOTTO氏とのハイソ旅行記も誠意拝読しておりますが、如何にせん住む世界が違い過ぎてコメントする糸口すら見つけられず「いいね！」するのが精一杯な状況です。(;^_^A

そして、コメントありがとうございます！
2泊3日のクルーズに乗られたことがあるとのこと、となると、あれですね、私が乗っているような格安カジュアル船とは異なり、豪華日本食とか大浴場完備とか有名人の講演があるとかの所謂ラグジュアリーな日本船ですね！
こちらはこの後船内編を載せるかどうかは分かりませんが、このベリッシマ、ちょうど時期的にも夏休み開始とドンピシャで重なったことと18歳未満はクルーズ代金無料が効いていまして、船内は親子孫三世代を含めとにかく子供連れが多いこと、優雅な船旅とは程遠くイオンモールにいるような状況でした。
それでもそこはイタリア船(正確にはマルタ船籍)、スタッフも含め楽しませることには慣れていて、毎日本当に飽きずに過ごせました。

また、自転車で走り回れるのもあと数年と考え、近い将来には地中海クルーズに自転車を積み込んで地中海沿岸の街を観光するのが夢です。
そのためには欧州往復フライトのお値段がもう少し下がってくれないとと言う条件付きですが…w

ご指摘のとおり来年1月にもまたこの船乗るのですが、その前に、今回の7日間クルーズの倍以上の長さのクルーズが10月に控えています。
果たして耐え切れるのか、どうなることやら…(;^_^A

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