マレーシア一人旅(クアラルンプール、マラッカ)１

2023/08/12 - 2023/08/18

夏休み10連休が取得出来る事になったので旅行を計画。今回は家族と休みが合わず一人旅となりました。距離、時差、費用、安全面など諸般の事情を考慮してマレーシアに決定。ブルネイや島リゾートも少し考えましたが、今回は欲張らずにKLとマラッカのみとしました。行き先を決めた時点で出発まで1ヶ月半。Expediaでエアーとホテルを検討。エアーは往路深夜着、復路早朝発のANAしか残っておらず選択の余地なし。ホテルは場所や評判を見ている内に前日空いていた所が埋まってしまったりしたので、直前まで無料でキャンセル可能な所で一旦予約。それ以降は最低限のパスポート絡みの作業だけ進めて、最後の1週間で行きたいところをリストアップ。細かな計画は立てず、現地に着いてから天気や体調面でいつどこに行くかを決める旅にしました。

エリア クアラルンプール(マレーシア)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.5
• ショッピング: 4.5
• 交通: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 15万円 - 20万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス タクシー 徒歩
• 航空会社: ANA
• 旅行の手配内容: 個別手配
• 利用旅行会社: エクスペディア

埼玉から成田まで移動。お盆期間の高速バスは遅延リスク高いので電車移動を選択。成田発の夕方便で時間に余裕があるので京成スカイライナーは乗らず、京成の快速で行くことに。成田エクスプレスは高いのでハナから検討対象外。
日暮里駅のJRから京成への乗り換え口は、改札入って奥がスカイライナー、手前が快速とか急行とかのホーム。手前のエスカレーターには「スカイライナーの乗り場ではありません」と書かれていますが、外国人には分かりにくいなと。その後の車内放送も「成田空港には行きません」（京成成田行きだったので）とのアナウンスなのですが、空港に行くには〇〇で乗り換えてくださいとか案内すれば良いのにと思った次第。

日暮里駅 駅

パンダのキャラ良いですね。

空港到着後、すでにオンラインチェックインを済ませていたので、手荷物預け入れの手続きのみ行いました。ANAのBaggage Dropのカウンターはお盆期間でしたがほぼ待ち時間無しで直ぐに手続き出来ました。手続き自体は機械でセルフで行うスタイルです。途中で機械からクレームタグが出てくるので、シールを途中まで剥がしてスーツケースに取り付けます。有人のチェックインカウンターは多少待ち行列になっていたので、オンラインでチェックインしてBaggage Dropだけするのが効率良さそうです。

成田空港第1ターミナル 空港

17:30出発クアラルンプール行き。

地球の歩き方のガチャガチャがありました。TV東京のカンブリア宮殿で放送されていたのでこの存在は知っていましたが、良い場所に設置してますね。思わず手持ちの本「マレーシア ブルネイ」と記念撮影。ミニチュアは中も縮小版でちゃんと内容が再現されているみたいですよ。

荷物を預けてご飯を食べてもまだ時間が余っていたので、ゴールドカードで入れるラウンジに。最近(2023/7月？)リニューアルされたばかりという事でしたが、ドリンクバーのみですし、それほど魅力的では無いというのが正直な感想。パソコンや書き物するなら10席分くらいあるカウンターで。のんびり過ごすならソファー席で。自分は地球の歩き方を見直しながら、行きたいところ、行き方などを紙にメモってたのでカウンター席を利用しました。座り心地は良くないですが作業ははかどりました。

ドリンクは紙コップですべてセルフです。Wifiとコンセントもあります。

第１ターミナル３階のレストラン街です。キラキラしてて綺麗でしたが、お値段もリッチな感じです。

セキュリティゲートに入る前の脇にあるここの大きな窓から離陸を眺めることが出来ました。

セキュリティゲートを通った後の出国審査に向かうエスカレーター部分でポケモン達がお見送り。

外国人多かったです。

行きは窓側の席を指定しました。Expediaでエアーチケットを取って、直ぐにANAのホームページから座席指定しました。復路便は1ヶ月半前で窓側は既に無し。

シェードがボタン操作になっていてびっくり。押し続けても駄目で、何度も押す感じでした。窓部分の透明板の間に何かのガスが入って曇るのか、温度変化で曇るのか、仕組みは良く分からなかったけど、反応するまで若干時間が掛かる感じ。曇り具合の濃度を調節できるのは良いですね。

エコノミーのヘッドホンは性能がイマイチでした。映画を見ててもセリフが聞き取り辛い。ビジネスクラスはノイズキャンセリングが付いているとか何とか。

千葉県の九十九里浜上空。チーバくんの背中あたり。チーバくんを知らない方はググってみて下さい。

牛丼かチーズオムライスの選択で牛丼を選択。甘い味付けの牛丼であまり口に合わずでした。完食しましたが。

23:30頃予定より早くKLIAに到着。まずはサテライト内を歩いて移動。ここは皆について行けば間違いなし。

クアラルンプール国際空港 (KUL) 空港

バスラウンジはこちらを進めと。モノレールみたいなものがあるのかと思っていたけどバスなんだとここで初めて認識。

連絡バスは3台待機してましたが、先頭の1台に乗り込みました。これくらいの込み具合で出発。この後数分乗車して、別建物内で入国審査、荷物受け取り、税関、到着ロビーの流れになります。
到着ロビーを出たら右の方に進むとあるATMにてクレジットカードでキャッシングする予定でしたが、持っていった2枚のカードはどちらも撃沈。ATM3台ありましたが、そもそも1台は故障中、2台をそれぞれのカードで試しましたが、クレジットカードでのWithdrawの取引が出来ず。仕方なく両替カウンターで1万円両替しました。1万で266リンギだけど良いかと聞かれ、ちょっと予想より少なかったけどまあ円安だしと思ってOKしましたが、後で計算したら1リンギ37円というメチャクチャ悪いレートでした。
その後、SIMカードを入手すべく出口すぐ左のSIMカード屋に行きましたが、夜12時を回っていたので1件のみ営業中で他2件は既にクローズ。選択の余地はありませんでした。パスポート見せて、滞在期間を６Daysと答えると、25リンギだと。プランの説明とかはもう省略という感じで、まあ900円位だし、そのままスマホを渡してSIMの交換と初期設定をやってもらいました。
机にVISAと書かれていたので一応クレジットカード出してみましたが、キャッシュオンリーとの事。
*日本でSIMフリー化の手続きが必要です。店に行かずにインターネットで手続き出来ますが、それをやっていないと現地で詰むと思います。

SIM交換してアンテナが立ったので、Grabタクシーを呼ぶことに。
G(グラウンド)レベルのドア４がGrabの乗り場と調べてあったので、まずは呼ぶ前に場所の確認。どちらかと言えば到着ゲート出て左側の方で下まで降りるとちょうどドア４の辺りになるかと思います。
Grabは日本でアプリ入れてクレジットカードの登録も済ませていた(*1)ので、目的地(ホテル名)、現在地(KLIA)を設定してリクエストを出すだけでした。一度検索しておくと場所の履歴が残っているので直ぐに設定出来て良いと思います。
深夜１時でしたが待ちは10分ほどで乗り込めました。KL市内のホテルまで42Km、7,80分でしたが料金は高速代含めて70リンギほど。疲れてて寝るかなと思っていましたが、ドライバーさんと話が弾んで道中7,8割話していました。*2

*1 日本ではGrabが使えないので、一旦スマホのGPSをOFFにして、現在地をマレーシアのKLIAに手動設定してから各種の初期設定を行いました
*2 おそらく滞在中20回弱くらいGrabに乗りましたが、名前や行き先確認以外は一言も話さない人が7割、どっから来たの？等、少しだけ話すのが２割、こちらが話せばずっと話す感じになるのが1割。マレー語しか話さない人や中国語しか話さない人もいるので、基本は話さない感じかな。そもそもGrabは話さなくても目的地に交渉なしで定額で連れて行ってくれるサービスだし、スマホのナビで道順を確認してたり、次の客を探してたり、渋滞だったら裏道無いか確認してたりで、おしゃべりしてる余裕は無い感じを醸し出す人もいましたね。

深夜2時半、ホテルにチェックインしました。日本時間では3時半なので結構疲れましたね。早々にシャワー浴びて就寝。

ホリデイ イン エクスプレス クアラルンプール シティ センター ホテル

翌朝ホテル(Holiday Inn Express)前から。車寄せがあるのでGrabで3台位重なっても問題なし。

ホテルで朝食とった後、ホテル横のファミマにて、こちらでポピュラーと言われているスポーツドリンクを買ってみました。3.3リンギ、100円～120円(空港レート)というところ。味はアクエリアスに似てるかな。炭酸バージョン、普通バージョン、ピンク色バージョンとか色々ありました。
実はホテル内が寒かったので長袖着て外に出たのですが、流石に暑すぎてファミマで買い物した後、すぐにホテルに着替えに戻りました。

モノレールのラジャ・チュラン駅。ホテルから徒歩3分程度で便利かなと思ってホテル選びの一要素ではあったけれども、結局初日しか乗りませんでした。Grabが安くて便利すぎました。

チケット購入マシン。英語を選択出来るのでまあ何とかなります。モノレールだけでなく、乗り換え先のLRTの駅までも購入できました。
画面操作の途中でOKなのか、購入なのか、確認なのか分からないマレー語っぽい表記のボタンが出てきた気がしますが、その辺はとりあえず押して進めると最後は現金入れろとなります。
お札の認識はイマイチですが、根気よく。切符のトークンとお釣りは下側の横長の口から出てきます。

改札の入場ではトークンをタッチ。地元の人は交通系のカードをタッチしています。IC付きのクレカでも入れるという噂あり。但し日本のクレカは当たり外れがあるとの事。（5日目にバスで隣になった日本人旅行者談）

目指すはLRTのマスジッド・ジャメ駅。途中ハン・トゥア駅でLRTに乗り換えます。乗り換えは改札を出ることなく乗り換えられます。

駅を降りてマスジッド・ジャメのモスク横の小道を入って行くとスルタン・アブドゥル・サマド・ビルを裏側から見る事が出来ます。

独立50周年の記念オブジェ

スルタン・アブドゥル・サマド・ビル表側

クアラルンプール シティギャラリー
I?KL

ギャラリー内。奥に進むと独立までの歴史資料があり、日本統治の3年間の事も触れられています。

資料室脇のフードコート。食事メニューもありましたが、デザート系が充実していて結構美味しそうでした。

２つの泥川が合流するところ、KLの由来となった場所です。

川沿いの建物の壁画アートを眺めつつ。川を渡って右側に進むとセントラル・マーケットがあります。

セントラルマーケットはいわゆる観光客向けのお土産屋さんが多数入っているちょっと古めかしいモールです。
スターウォーズの置物を売っているいるお店。お値段は日本円で万の単位でしたね。かっこ良かったけど。

これはペンだったか。かわいい動物が付いてました。

トルコランプのお店。

ナマコ石鹸の店。妻に頼まれたので１つ購入。綺麗な袋に入っている大きい方は１つ25リンギ、３つ買えば60リンギで３つ買えと何度も言われます。ナマコクリームも勧められ、付けて見ろと手に取られますが、こちらもお断りしました。

2階のフードコートで初外食。NASIはご飯、AYAMは鶏。
注文すると紙を渡され、フードコート中央付近のキャッシャーで支払う仕組み。個別の店では会計しないのが最初分からず、店の近くの椅子に座ってたら、向こうで払って来てと言われる。支払い後にレシートを見せるんだか、渡すんだかすると作り始める仕組みで、初めてだと分かりにくいなと思いました。

これで8.9リンギ。安い。
けど、冷たいし、チキンの骨はゴロゴロ入ってるし、正直感動は無かったです。チキンライスの味付けはまずまずでした。

とりあえず、ブキ・ビンタンに行って繁華街をウロウロしようと考え、マスジッド・ジャメ駅から行きと反対方向のLRTに乗って戻ります。

ラジャ・チュランの１つ手前がブキ・ビンタン。地上に降りると大きなクマが。

Lot10は伊勢丹のビルです。ドンキも入っています。

1階にはチョコレートで有名なBeryl's。お客さん次から次へと入ってました。

ドンキの食べ歩き用フードか。

和牛串も結構並んでました。

カラオケまねきねこ

ブキ・ビンタン通りを歩いていくとPAVILIONに到着。噴水の奥側は高級ブランドがいくつか見えたのでパス。左側の入り口から中へ。

吹き抜けの通りの両脇は飲食店が並んでいます。
トイザらスのロゴが見えたのでちょいとポケモンカードを買いに。

レジの後ろに置いてありました。3袋購入。1袋22.9リンギなので700円位。日本よりだいぶ高いのかな。中身は英語版でした。お隣のタイ語、インドネシア語など11言語ある様なのですが、マレー語は無い様です。ちょっと残念。

ウロウロした後、ラジャ・チュラン通り側の出口から出たらラジャ・チュラン駅まですぐだったので、そのままホテルまで歩いて帰りました。

ホテル手前のスーパーで飲み物、アイスを調達。KitKatのアイスは3.59リンギ（110円）、ホテルで一休み。

ホテルで休憩した後はKepongという町に出撃。Grabで40分ほどのKepong Table Tennis Clubという地元の卓球クラブに行きました。いきなりアポ無しで行ったにも関わらず、ラケットもシューズもユニホームも持ってきているので卓球をやらせて欲しいとお願いしたら快く受け入れてくれました。練習と5人との試合で2時間ほど汗を流し、最後は日本から持ってきたカントリーマアムの大袋をみんなで食べてねと渡して、記念写真を取って終了。良い交流が出来ました。

再び、Grabでホテルに戻り夕ご飯をどうしようか考えたのですが、事前に美味しそうだなとチェックしていたシリア ダマスカス料理の店(Damascus Bukit Bintang)に行くことにしました。ホテルから徒歩10分弱で店に着くとEat inとTake awayの列でそれぞれ何十人も並んでいたので、流石に無理だなと諦める事に。どこも見つからなかったらパビリオンのフードコートにしようと思ってパビリオン方向に歩いて行くと、なんと似たようなお店があるではないですか。店の前でお肉がぐるぐる回って焼かれています。既に21時頃で疲れていたのでTake awayでホテルでゆっくりすることに。

シャワルマ・チキンのラージを注文。厳重に包まれています。

結構デカイ。

もう少しヨーグルトなどの酸味が来るかと思いましたが、とても食べやすい味でした。ダマスカスの方に並ばなくて良かった気がします。
これにてとても長い現地1日目が終了。