濃い緑の岩手４日間(1)好感度が高かった盛岡

2023/07/21 - 2023/07/21

梅雨シーズン終わり頃に岩手に行ってきました。
旅行後すぐ梅雨明けしたので岩手の夏もちゃっかり体験しています。

けど岩手秋田は記録的豪雨の直後で…計画もちょっとだけ変えました。
初めての岩手旅行は楽しかったです。

※※7ヶ月後にまとめた日記です※※
夏は終わってしまったけど、日記を残して家族友人にアピールしようと思います。
次回の岩手旅は1人じゃなくグループでわいわいしながら自然とおいしいものを楽しんでみたいです。

【初日について】
朝、花巻空港に着いたらそのままバスで盛岡駅まで移動。
晴れていたこの日、盛岡の観光スポットをレンタサイクルでまわりました。

盛岡駅→福田パン 長田町本店→啄木新婚の家→
蕎麦屋さん→岩手銀行赤レンガ館→もりおか啄木・賢治青春館→もりおか歴史文化館→櫻山神社→盛岡城址公園(の広場部分)→レトロ喫茶→南昌荘→（光原社）→ぴょんぴょん舎

盛岡は静かでキレイな街でした。
もしもう一度行くなら。。。
わいわい楽しくわんこそばを食べたい。
ベアレン醸造所のクラフトビールを飲んでゆっくりしたい。
次は静かに流れる北上川を見たい。

【日程】
１日目 ：名古屋→花巻（飛行機）、バスで盛岡駅へ
　　　　 盛岡市内観光（自転車）
　　　　 一関へ移動（鉄道）
２日目 ：==ここからレンタカーで移動==
　　　　 平泉の中尊寺など・厳美渓・ダム
３日目 ：一関のみちのくあじさい園・えさし藤原の郷
　　　　 花巻に移動
　　　　 大沢温泉・ライトアップ（宮沢賢治童話館）
４日目 ：花巻市内観光
　　　　 花巻→名古屋（飛行機）

エリア 盛岡(岩手)

• 旅行の満足度: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 旅行の手配内容: 個別手配

朝7時前の県営名古屋空港。
色違いボディーのFDA機がたくさん停まっていてにぎやかだった。
そのうちのいくつかの操縦席の窓にマンガちっくな瞳が見えました。

あれはサンシェードなのだろうか。。。キュンだ、愛らしい。

名古屋空港 (県営名古屋空港) 空港

【福田パン】
北上川の手前にある駐輪場で自転車を借りました。

この日は日差しが強いものの風が爽やか。
そんなわけで機嫌よく自転車をコギコギし、
そして坂をシャーっと下っているうちに...

発揮してしまった方向音痴！住宅街でおろおろしながら福田パンにたどり着く。

福田パン 長田町本店 グルメ・レストラン

コッペパンの具材バリエーションはとても多く、この看板は一部でしかない。
ド緊張で、注文するときにフィリングを一つ言い忘れる（悲）

なおパンはふわふわです。
盛岡城跡公園に行くまでリュックに入れていたら、
ペットボトルと日傘に押しつぶされて潰れていました。（悲悲）
なので記念撮影はありません。

オリジナル野菜サンドとエビカツおいしかった。

福田パン 長田町本店 グルメ・レストラン

【啄木新婚の家】
石川啄木が新婚時代のいっとき借りて住んでたお屋敷です。

元武家屋敷で立派な外観。複数世帯が一つの屋敷に居住していたそうです。
この日は建物全体がネットで覆われていました。

内部には啄木関連の年表や説明があって、
奥さん（節子さん）と恋愛結婚だったことを初めて知りました。

啄木のことはそんなに知らん私。
でも、結婚式すっぽかしたのは芸術家といえど奔放すぎると思った！

啄木新婚の家 名所・史跡

啄木夫婦が住んでた４畳半の間と奥の裏玄関

啄木も言ってたけどやっぱ狭い。
でもそのおかげで色々想像が膨らむ。
『この窓辺で日記とか書いてたもですよ！』などと施設の方とお話ししながら見学しました。

【朝昼ごはん】
迷ったダメージで計画外にお腹が空いてしまったので
ふらっと蕎麦屋に入ってもり蕎麦を食べてしまいました。

やまやというお店です。おいしかった。
少量ずつ頼める良いお店。だからなのか？女性客率が高かった。

中津川沿いを走ってみると、
直前の豪雨の影響で川の水位がとんでもなく上がっていた。

流れも速かったです。
この日の盛岡市内の川の景色はガイドブックの写真と全然違っていました。

【岩手銀行赤レンガ館】
大きな交差点沿いにありました。
斜向かいから眺めたところ、赤煉瓦の壁と屋根の飾りが青空にとっても映えてる！！

正面入り口の装飾が賑やかだったので思いっきりズームしてチェック。

岩手銀行赤レンガ館 名所・史跡

無料エリア＋入場料300円を払って内部の部屋を見学することにしました。
（やっと日陰に入れたぜ）
そして映像コーナーや、展示で建物の歴史を勉強。

これは部屋の扉の上にあった孔雀の透かし彫りです。
扉上部分に透かし彫りはいくつもあったけど、デザインは部屋によって違ってました。

ワークエリアから窓口方向を眺めてみます。
内部も丁寧な造りで感動します。
平成までこのレトロ建物で銀行業務が行わていたことも関心してしまいます。

【もりおか啄木・賢治青春館】
岩手銀行赤レンガ館から、もりおか啄木・賢治青春館に歩いていきました。
こっちも上品なレトロ建物。
宮沢賢治の直筆手紙を見たりしました。

賢治さんは…達筆ではなさそうです笑
でも文字が大きくて解読しやすかった（解読できそうな手紙を展示してくれているのかもしれません）。

手紙だけにトピックが身近。勝手に親近感がわいてきました。

【もりおか歴史文化館】

実はトイレを使わせてもらうつもりで入っただけなのですが展示が案外よくて。(←博物館好き)

1Fの展示テーマはお祭りでした。
チャグチャグ馬コの、いろいろいっぱい着せられた馬（等身大）がかわいかったです。

なるほど～盛岡市はお祭りが盛んなのですね！

もりおか歴史文化館 美術館・博物館

【桜山神社】

七夕飾りの織姫&彦星人形がいます。
この神社はいい雰囲気でした。

桜山神社 寺・神社・教会

どうして良い雰囲気だと思ったかというと。
静かな境内に風が吹くと、
七夕の笹飾りや吹き流しがさらさら音を立てていたからです。

【盛岡城跡公園】

昼下がり、さすがに暑さがこたえてきたのでお城の石垣を上るのは
あきらめました。

桜の木がたくさん植えられている公園エリアを走り抜け、そして川沿いのベンチで休憩です！

川の増水のせいで、河原に生えていたであろう草たちが水生植物化していました。
水中でゆらゆらしている。

盛岡城跡公園(岩手公園) 名所・史跡

【茶廊車門】
ひと休憩入れるためレトロ喫茶に向かいました。
商店街の近くにあって、商店街から横道に入ったところ、すぐ白い蔵の姿が見えました。

１階にはカウンター席があってマスターさん達がいます。
２階に上る。

茶廊車門 グルメ・レストラン

店内はレトロで落ち着いた感じ。
赤いマット、茶色の木の梁や家具がよい。

「豆かん１つください！」

実はるるぶ岩手に盛岡のレトロカフェがフィーチャーされていて
このお店は豆かんがあるという紹介がありました。
私は豆かんが好きなのです。

小豆あんがのっていて、さらに黒蜜をかける（写真では全て茶色で判別できないですね）。

こじんまりした喫茶店で、ガイドブックの紹介なしでは入るのも緊張したかも。
るるぶ、ありがとうです。

【南昌荘】
南昌荘は商店街からさらに走って、住宅が多くなってきたエリアにありました。

こじんまりした明治時代のお屋敷と日本庭園がなかなか良いと聞いています。

南昌荘 美術館・博物館

２階にあがるとこんな感じ。
ピカピカの板張りの床がお庭の緑色を映し出す。

窓辺の小さな腰かけに座ってのんびりお庭を眺めました。
別料金になるけどお茶と和菓子セットもありました。

リンリンリン、、、この日はよい風が通りぬけていたのでしょうか？
たくさん風鈴が吊るされていていい音をさせています。

後は小さな日本庭園を少し歩いてみたり。

屋敷中に腰かけや団扇が置いてあるし、いくつかの棟では展示会をしてたりします。
気取りがなくほのぼのした良い庭園なのではないでしょうか。

自転車でぐるぐるまわっている時
至るところで柳とアジサイを多く見かけたのがとても印象的でした。

こちらは賢治さんが使っていたという清水を見に寄った時に、橋のたもとで咲いていたアジサイ。
柳の木の下できれいに咲いてました。

街の皆さん、手入れしてくれてありがとうございます。癒しです。

【モーリオ＆光原社】
今度は北上川沿いを走って（こちらは道沿いにオレンジ色の花がいっぱい咲いていてかわいかった）、光原社へ。

陶器の民芸品が味があってよかった。しかし結局買い控えてしまいました。
リュックに入れて自転車で移動していると、割れるんじゃないかと思って！

光原社はその昔は出版社だったそうです。
『注文の多い料理店』を出版したってことで、中庭にはその記念碑が建ってました。
あの童話、トリッキーな展開が幼心におもしろいと思ったよね

雰囲気のある中庭で、壁にあの『雨にも負けず　風にも負けず...』の句が描かれてました。

光原社 専門店

開運橋を渡り自転車を返却。
チャリ観光は景色が良くてずっと楽しかったです。

借りたママチャリはリサイクルされた自転車だったようですが
変速ギア付きタイプを偶然チョイスしたのはラッキーだったかもしれません。
だって道に迷ったから。
映画館通りという通り周辺と橋に続く道はゆるやかな坂があったんですよね。

歩いて盛岡駅に戻る途中、ガラス窓越しに焼肉を食べる女性客の姿を見かけてしまう。

冷麺で有名な店だ！！
（ランチタイム後の中途半端な時間帯でも営業していました）

【ぴょんぴょん舎】
麺は注文が入ってから作るとか。
盛岡冷麺は初めて食べるけど。。。コシがすごい。
それに麺含めて全体的にキンキンに冷えている。

ベースのスープがとてもおいしかったです。
私はキムチを別皿でもらい、途中からで味変させました。

※旅行後に岩手物産展のイートイン冷麺を食べに行ったところ、麺の食感が違う気がしました。
なので現地でもう一度食べて再確認してみたいと思っています。

ぴょんぴょん舎 盛岡駅前店 グルメ・レストラン

盛岡駅で『福田パン』をもう一度買って、デパートのお土産屋フロアで試し買い。

17時ごろ一関に向かいました。

これは盛岡駅でお試し買いした岩手土産の一つで
一関のお菓子「三代杉」。

包みの渋いデザインが和菓子。なのに洋菓子。
スパイスの香りのするチョコレートが入っとる！

つづく