奈良☆天河大辨財天社＆泥川温泉「花屋徳兵衛」宿泊記

2023/08/05 - 2023/08/06

世界遺産の温泉、湯の峰温泉から今日は提灯がぶら下がり、縁側のある宿がならんだノスタルジックな街並みの洞川温泉にきました。洞川温泉は奈良県の奥地の天川村にあります。
昼間の街もいいけど、夜の提灯に灯りがともった街並みも素敵です。
天河神社と言ったら浅見光彦がまず思い浮かんでしまんですよね。

エリア 洞川温泉・大峰山・天川(奈良)

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: レンタカー 新幹線

湯の峰温泉を出て、山道を抜けてやっと天河辨財天社へ到着しました。
途中　車1台がやっとの道をひたすら対向車が来ませんようにと祈りつつ走り抜けてきました。
天河辨財天社は日本三大弁天の宗家とされています。

厳かな気持ちになります。

天河辨財天社は芸能や音楽関連に御利益があるとされる弁財天がお祀りされています。

手水舎

石段を上ると左に拝殿、右に能舞台があります。

石段の途中に5社が鎮座しています。

拝殿
暗くなちゃって見にくいですが、お参りの際に鳴らす「五十鈴」が見どころの一つです。神社に古くから伝わる神器であり、神宝です。

鳴らし方が書いてあったのでやってみましたが、鳴らせませんでした。難しいです。
ちなみに　私の前の方も鳴らせませんでした。

御朱印いただきました。

洞川温泉に到着

混んでて離れたところに車をとめました。狭い道に人があふれています。
面不動鍾乳洞へ行ってみます。

切り株を模したモノレールで面不動鍾乳洞入り口へ行きます。
モノレールは一台しかなくて、しかも一台に15人しか乗れないので、ちょっと並びました。歩いても行かれます。　往復で500円です。
かなり急勾配で、スリルがあって面白かったです。

温泉街が一望できます。

面不動鍾乳洞入り口

内部は約280ｍで20～30分くらいで見ることができます。

鍾乳洞についての説明

いきなり急な階段

足元注意！
6月に捻挫したばかりだからこわいわ。

洞内はアップダウンがあり、足元が非常に悪いです。

色々な色にライトアップされています。

幻想的です。

動物の化石が祀られている祠

細いたくさんの鍾乳石が見えます。

今日宿泊する「花屋徳兵衛」です。
2時がチェックインだと思って来たら2時半だったので縁側に座ったり、ワンちゃんと遊んだり、街をふらふらしてました。

ここに泊まりたくて2年位前にも予約したんですが、コロナ感染拡大でキャンセルしたんです。

何故かこのワンちゃん見た瞬間「ポチ」だって思っちゃったんだよね。それでずっとポチって呼んでたんだけど、本当の名前は「まめ」ちゃん、14歳でした。従業員さんが連れてくるんですって。人懐こくってかわいすぎ。
チェックアウトの時には従業員さんが出勤していなかったのかポチに会えませんでした。

のれんのところが玄関。
2階の手すりがいいよね。

洞川温泉は世界遺産「霊峰大峯山」に参詣する修験者さんたちをおもてなしする宿場として始まり、「花屋徳兵衛」は創業500年以上という最も古い老舗の宿です。

建物は古さを残しつつ、中は今風になっていてきれいでした。

チェックインまで時間があるので温泉街をぶらぶらしてきます。

どの宿も縁側があります。
大勢の修験者たちがいっぺんに上がれるように、どこの宿も縁側が開け放たれています。

それにしても暑い
ビール飲んでる人がいるじゃない

私もいただきました。

宿の前の行者さん通り

右がビール飲んだところ　宿の斜め前にあります。

宿の玄関
左に帳場があります。

つい最近、倉真温泉の宿でも見たレトロな電話がここにもありました。

縁側の奥のお部屋
ロビーみたいな感じかな

帳場

中のテーブルでチェックアウトしました。
チェックインはお部屋

お部屋は4階
階段をあがって行きます。

さらに階段を上がります。
階段横奥に談話室があります。

談話室ではジャズが流れていて、落ち着く雰囲気です。

さらに階段を上がるとお部屋へ到着
4階には「東の天空」「西の天空」「貸切風呂」があります。

私たちは「西の天空」というお部屋です。

玄関

和室
窓が大きくて開放感がいっぱいだ

広縁

和室の隅の棚にはアメニティ類

タオルとバスタオルは1枚ずつでバスタオルの追加には300円かかります。

クローゼット

お茶菓子

トイレ

洗面

化粧水類はありません。

シンクの下に冷蔵庫（黒いとこ）
中は空
フリーのペットボトルのお水もありませんでした。

お風呂
窓を開けると風が入ってきて気持ちいいです。

固形石鹸も今ではめずらしいね

ベランダからの景色

ベランダの手すりにトンボがとまっていました。

大浴場へ来ました。
清掃時間以外は入浴可能です。
「前鬼の湯」「後鬼の湯」があり入れ替わり制です。
スリッパはのれんの前で脱ぐようになっていました。入浴している人の人数がわかるようにでしょうか

「前鬼の湯」
広くはありません。景色もありません。

脱衣所　　

浴場

入り口の扉がオシャレ

ついでに　館内探検

お土産コーナーもあります。

共同のトイレ・洗面

トイレのないお部屋もあります。

階段の途中のベンチ

私たちのお部屋の隣の貸切風呂　「是空の湯」

説明を受けなかったので利用方法はわかりません。

空いていたのでちょっと拝見させていただきましたが、お部屋のお風呂とあまり変わりませんでした。

夕・朝食は2階のお部屋でいただきます。

最初のセット

食前酒

お品書きがなく、説明だけだったので詳しくは思い出せません。

酢の物（？）

スパークリング清酒いただきました。

お造り

ニジマス（？）
刺し身こんにゃく

茄子の田楽（？）

冷や奴

柿の葉寿司

葛餡のかかった煮物だったかな？

とろろ

鮎の塩焼き

熱々で塩加減もよく、頭から尻尾まできれいにいただきました。
鮎の塩焼き大好きで、昨日・今日といただけて大満足です。

和牛朴葉みそ

天ぷら

素麺

お漬物

御飯

デザート

左の手前の障子のところでお食事いただきました。
右側は２階の手すり部分です。そろそろうす暗くなってきて、提灯に灯りがともり始めました。

お部屋へ戻る階段の途中で撮りました。
急斜面を階段で登ってるのがわかります。

暗くなっていい雰囲気になってきました。

２階部分のこの看板、とてもオシャレなんだけど、通りの写真撮るのにちょっと邪魔でした。

お散歩に出てきました。

この自販機なんだ？
たばこじゃないよ

ステッカーの自販機でした。

風情があっていい感じです。

どの宿も提灯が下り、縁側があり、オープンです。

ここもいい雰囲気

川を渡って（今、橋の上にいます）、夕食の時に宿の方にお勧めされたお寺へ行ってみます。ライトアップされているらしいです。

龍泉寺というお寺で修験者はこの寺で身を清めてから入山するそうです。
宿からも近かったです。
明るいときに来ていないので、境内の様子はわかりません。
見に来ている人もいなかったので、少しだけ見て帰ってきました。

昼間ビールをいただいたお店が開いていたのでまた来てしまいました。
昼間はお兄さんでしたが、今はお姉さんです。

ビールとプリンを買ってお部屋に戻っていただきました。

翌朝　入れ替わっと大浴場「後鬼の湯」へ来ました。

スリッパはここで脱ぎます。

脱衣所

浴場
こちらのお風呂の方が広いです。

窓がおおきくて、お庭が見えて、解放感があります。

廊下にあったゴミ箱

朝食です。
最初のセット

鮎の一夜干し

佃煮、漬物

煮物

和え物

大豆の甘煮

温泉卵

湯豆腐

御飯、お味噌汁

デザートのヨーグルト

こんないい感じの中でお食事いただきました。
窓からは通りが見えます。障子と窓の間には廊下がありますが。
ちょうど向かいの「あたらしや」旅館に宿泊していた学生さんたちが出発していくときでにぎやかでした。

コーヒー

大和八木駅まで戻ってきました。
ここでレンタカーを乗り捨てします。

お昼は駅のすぐ近くで冷やしうどんをいただきました。

順調すぎて予定よりも早く京都についてしまったので、新幹線を１時間くらい早いのに変えました。

買ってきた物たち