和歌山☆日本最古の湯　湯の峰温泉　「あづまや」宿泊記＆那智の滝＆熊野那智大社＆青岸渡寺

2023/08/04 - 2023/08/05

５年前に日本一走行距離の長い路線バスに乗ったときに通った湯の峰温泉（その時はもっと新宮寄りの川湯温泉に宿泊しました）。ちょうどバス停で止まって外の景色を見たときに、絶対にここに泊まりに来ようって思って、その思いが今回実現したんです。鄙びた温泉街に数件の古い旅館や民宿が並んでいて、風情があって最高でした。

エリア 熊野本宮・湯の峰温泉(和歌山)

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: レンタカー 新幹線

6時18分発　のぞみ１号で名古屋へ

7時34分名古屋へ到着
8時02分発　南紀1号で新宮へ

列車には全く詳しくないんだけど、2023年7月1日から投入されたハイブリッド特急なんですって。　連れが言ってた。
ホームでハイブリッドの文字のところの写真を撮っている人がいたので私もまねしてパチリ。
車内の掲示板はずっと下のようになっていました。

11時33分　新宮に到着
レンタカー借りに行きます。

新宮駅前

5年前　日本一走行距離の長い路線バスで大和八木駅から新宮まで乗って以来2度目の新宮

那智の滝

13年前娘と来て以来の2度目

鳥居の先に滝が見えてきました。

垂直に流れ落ちる滝の光景は迫力があります。しばし暑さを忘れます。

熊野那智大社別宮飛瀧神社
直接、滝を礼拝しているので鳥居の先に神様をお祀りする社はありません。

日本一のおみくじ

持ち上がるの？

御朱印いただきました。

続いて熊野那智大社へ

社務所の駐車場へ車をとめました。

手水舎

宝物殿

礼殿

中国語がかなり飛び交っていました。

御縣彦社

八咫烏（やたがらす）を祀るお社

大樟

大樟の説明

御朱印いただきました。

続いて青岸渡寺へ

本堂
南紀で一番古い重要文化財建造物みたいです。

手水舎
八角形の水鉢

階段の下は山門

上の駐車場まで行ってしまったので、この階段は通りませんでした。

樹齢700年のタブノキ

宝篋印塔

墓塔・供養塔などに使われる仏塔の一種みたいです。

鐘楼

うまく撮れなかったけど、朱色の三重塔越しに見える那智の滝のこの景色は有名だよね。
13年前も娘とここで写真撮りました。

御朱印いただきました。

湯の峰温泉に到着

湯の峰温泉の案内図

宿泊する「あづまや」さん
「あづまや」は民宿と旅館があり、こちらは旅館です。
13時からチェックインできるんです。予定では13時に到着して、ゆっくりしようと思ったのですが、15時半頃になってしまいました。

宿の前にバス停があります。
5年前　走行距離日本一の路線バスに乗ったときにこのバス停でバスが止まって数人の外国の方が降りたのを目で追っていて、絶対にここに泊まりに来ようって思ったんです。

玄関前

日本秘湯を守る会会員の宿です。

外国の方が2組宿泊されているみたいです。

玄関

この古い、鄙びた感がいいね！

玄関入った所
天皇陛下も訪れたことのある由緒ある宿です。

ロビー

お部屋は階段を上がって2階の、この廊下の突き当り

お部屋の入り口（左がドア）

お部屋入るとこんな感じ。
玄関みたいなのはなくてドア開けると板の廊下
右に洗面とお風呂　、トイレ　左に押し入れとクローゼット
突き当りが和室のお部屋が2つ　その前でスリッパを脱ぎます。

和室から入り口をパチリ
ドアの向こうはお部屋の前の廊下

和室が二間あります。
メインの和室っていうのかな？食事はこちらでいただきました。

前の写真の奥の扉

上にはテレビ、下には冷蔵庫とお茶セット
端っこ過ぎてテレビは見にくかったです。扉は奥に収納されます。

角度を変えてパチリ

テーブルの上にはお水とお菓子
飲み物のメニューなど
鍵は一つ

お菓子は最中

もう一つの和室
こちらは寝室

角度を変えてパチリ

部屋の隅に浴衣類、タオル類があります。

お部屋の前の廊下　正面がクローゼット
クローゼットの前の右が部屋の入り口
廊下がL字のようになっています。

ちょっとびっくりしたのが、この大きな鏡

障子をあけた瞬間、鏡に映った自分の姿にびっくりしちゃった。
きゃあ～ぁ～～
だってこんな所に、こんな大きな鏡があるなんて思わないじゃない。

窓からは向かいの宿や、浴衣で歩く人や、バスが通るのが見えてずっと見ていても飽きなかった。

洗面

右の扉を開けるとお風呂

わぁ～ステキ！

お部屋のお風呂なのにこの鄙びた感
すっごく気に入ったわぁ～

洗い場

トイレ

大浴場へ行ってみましょう。

途中に休憩所と写ってないけど隣に売店

売店では梅干し、お菓子類、お酒などお土産が販売されていました。
品物がならべてあるだけで売り子さんはいません。

突き当りが浴場です。

この共同の洗い場もいいね！

大浴場の手前に家族風呂

空いていたら入れるみたいです。
空室になっていたので覗いてみました。

脱衣所

私好みだけど狭いです。お部屋のお風呂の方が広いです。

入れ替え制です。
今の時間の女湯は露天風呂が離れていて、着替えないといけません。

脱衣所

むしぶろ

洗い場

こういうお風呂大好き！

この時は誰もいなかったので写真撮らせていただきましたが、ゆっくりお湯に浸かっていたら外国の方が入ってこられました。慣れた感じで、椅子に座って体洗ってました。（ジロジロ見ていたわけじゃないよ）

露天風呂の脱衣所

露天風呂へはいったん廊下に出ないと行かれません。家の玄関みたいな扉

庭園露天風呂っていうのかな

お風呂側から撮ったんだけど、これだけ見たら露天風呂って思わないよね。
家の門から玄関に向かってる感じだよね。

お部屋の窓からの景色

お部屋の窓からの景色

あっ　バスだ

民宿が見えます。営業してるのって思っちゃうくらいの感じ。
民宿の隣が駐車場です。

夕食まで時間があるので散策に出てきました。

左側は公衆浴場、右がお土産屋さん。お部屋からも見えます。

東光寺

湯筒

川沿いに「湯筒」があり、湧き出る熱湯で温泉卵を作ることができます。
外国の方が温泉卵を作っていました。お土産屋さんで卵を購入できます。

公衆浴場とつぼ湯は湯の峰温泉のほぼ真ん中にあります。
つぼ湯は世界遺産に登録された入浴できる温泉。

これが世界遺産の温泉なんだと思ったら、立ち止まってじっくり見てしまいました。

もう少し涼しかったら入りたい。
こんな暑くちゃ汗だくで宿に戻ってこなくちゃいけないから、無理だ～。

「あづまや」大きいね

夕食は部屋食です。

食前酒

梅酒オリジナルブレンド

先付

米茄子　糸花

前菜

珍味

造里

鮪　白身　海老

煮物

新宮鯰の煮つけ　冬瓜

お凌ぎ

鰻棒寿司

酢の物

刺身蒟蒻　辛子酢味噌　糸うに

熊野古道ビールいただきました。

焼物

あゆ　蓮の芽

温物

南瓜の茶碗蒸し　　　玉子を使っていないオリジナルの茶碗蒸し

甘さ控えめの南瓜プリンみたいな感じなんだけど、鶏肉、海老が入ってて茶碗蒸しだった。

鍋物

美熊野牛温泉しゃぶしゃぶ

お肉が普通のしゃぶしゃぶのお肉より厚めで、一枚が大きくて　3枚なんてとても食べきれなかった。当然のごとく　連れのお腹へと消えていきました。

御飯　　温泉御飯
留椀　　浅利汁
香の物　

水物　

メロン、スイカ、もう一は忘れちゃった

お品書きには英語表記もありました。それだけ外国の方が多いんだね。

部屋の窓から見える夜の温泉街

翌朝　入れ替わったお風呂に来ました。

脱衣所

木のぬくもりたっぷりの内湯

浴槽は2つ

高い天井

こちらの内湯は脱衣所から直接露天風呂へ行かれます。

もう一つの露天風呂と同じ造り

お風呂側からの露天風呂の入り口

家の玄関にしか見えない

朝早かったからしまってたけど、フロント(帳場っていう方があってるね）
玄関の前にあります。
ちょっと外へ出てきます。

朝早くて人もいなそうなので、お風呂上がりの浴衣のまま外へ出てみました。
6時になると公衆浴場が開くので、人がでてくるんじゃないかな

2階の一番左端が今回宿泊しているお部屋です。

宿の入り口の壁にこんなしゃれたものが
外国の方にわかりやすいようにですかね

朝食も部屋食です。

温泉湯豆腐

煮物

温泉卵

お浸し

鯖

温泉粥

白いご飯も頂きました。

食後に　温泉で入れたコーヒーいただきました。

今日は奈良県天川村の洞川温泉へ向かいます。