2023/07/16 - 2023/07/17
6581位(同エリア32123件中)
jokaさん
二日目は快晴予報。
数年前小雨混じりの強風が吹き荒れる中登頂した白馬岳を目指します。
前回は吹き飛ばされないようにひたすら下を向いてじりじり進んだので景色に関する記憶が何一つありません。
本日はコースタイムにして13~14時間のロングルート。
無事に歩き通せるでしょうか。
- 同行者
- 一人旅
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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2時50分起床。
山行中は非常に寝付きが悪くて眠剤を手放せないわたしですが、本日は珍しく途中で目覚めることなく朝を迎えることができました。
一錠では効きそうになかったので、もう一錠追加したのが良かったのでしょうか? -
朝の準備が遅いので、少しでも時短するために朝食は600~700kcalを目安になるべく簡単に済ませるようにしています。
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けっこう頑張って早起きしたつもりですが、半分以上のテントはすでに稼働中。
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見上げれば満天の星空ですが画像だとこんなもん…
機械類に疎いわたしのせいでiPhone君の実力を引き出せていないせいだと思われます。 -
撤収完了。
忘れ物がないか何度も確認しました。 -
やうやう白くなりゆく山ぎは、すこしあかりて…
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4時6分、朝日小屋を後にします。
けっきょく起床から一時間以上かかってしまった…
確か本日の日の出は4時40分前後。山頂までのコースタイム一時間前後。
山頂でのご来光はちょっと厳しいか… -
白馬岳方面もまだ薄闇の中。
ヘッデンの光とスマホの補正で実際よりかなり明るく写っています。 -
山頂直下の雪渓付近。
間に合いそうな気がしてきました。 -
山頂までもう少し。
いけるか? -
4時33分、朝日岳山頂着。
どうやら間に合ったようです。 -
ご来光ガチ勢は山頂を白馬岳方面に少し下った木道上に集まっているようです。
こちらの方が見晴らしがいいんでしょう。 -
わたしも近くに移動してその時を待ちます。
ちなみに地(雲)平線右端の山は火打山、その左は妙高山です。 -
来たっ!
4時39分、水平線に太陽が頭を覗かせました。 -
一分も経たないうちにみるみる大きくなっていきます。
線香花火の頭のようです。 -
白馬岳方面も薄らと赤く染まります。
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すぐそばの朝日岳山頂に戻ると、さらに大きくなっていました。
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いちおう撮ってもらいました。
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4時45分、朝日岳山頂をあとに。
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真ん中の横広のギザギザ頭が白馬岳、その右のとんがりヘッドが旭岳。
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朝日に照らされる雪渓。
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モルゲンロートとまではいきませんが、これはこれでよき!
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さざ波が立つ海のようです。
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昨日塗り損だった日焼け止め。
面倒なので本日は顔と首の後部にさっと塗っただけ。
周囲の同年代がやたらとシミ対策とか言って日焼け防止に熱心なので、そんなもんかと真似てはみるものの今ひとつピンときていないため忘れることが多い。
今日は思い出しただけよしとしましょう。 -
爽やかに晴れ上がりました♪
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ハクサンコザクラ
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5時24分、水平道との合流点。
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進む方向を間違えないようによく確認して。
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青空の下を歩ける幸せよ!
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元気よく歩いていたら、朝露で濡れた木道で思いっきり尻餅ついてしまいました…
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ルート上にずっと聳えているこの頂の姿がとてもお気に入り。
実は途中まで、これが雪倉岳だと思っていました。
どうやら名前はない模様… -
直登せず巻いていきます。
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振り返ると朝日岳。
山頂近くの雪渓が特徴的です。 -
いかにも夏っぽい雲海。
夏山最高です! -
チシマギキョウ
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このあたりで朝日岳とはお別れ。
なだらかで優美な山容です。
昨日は一度も全景を拝むことが出来なかっただけに感激もひとしお。 -
あと少し。
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7時10分、雪倉岳山頂(2610m)。
雲海が素晴らしい!けど風が強い!! -
雲海に浮かんでいるのは右から妙高山、火打山、焼山。
標高2400メートル以下の山は軒並み雲の下です。 -
左のギザギザした山が白馬岳。真ん中の主役っぽいのは旭岳。右奥で尖っているのが剱岳です。
剣岳の左に目をやると立山(大汝山とか)。その左奥には黒部五郎岳がかすかに見えています。 -
山頂碑の裏側に回ると無風でポカポカ。
昨日朝日小屋で購入した押し寿司でおやつタイムにします。うまく自然解凍されていい感じ。 -
まずは的鯛から。
美味い!
結論から言うとコレがダントツで好みでした。 -
次はマスです。
これは予想通りの味。美味しいのは間違いない。
くるみは後のお楽しみに。 -
7時23分、山頂を後にします。
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このあたりからすれ違う人がぽつぽつと出てきました。
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“The 日本アルプス”といった風景!
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振り返ると斜面一面の花畑。
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雪倉岳から200mちょっと下った鞍部に避難小屋が。
かなりがっちり守られてます。 -
雪倉避難小屋です。
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内部はびっくりするくらいきれいに片付いています。
トイレもピカピカ。
管理している方々の愛情と努力が伝わります。
感謝、感謝です。 -
いい場所に建ってますね。
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雪渓から流れ出る雪解け水が小さな沢となって、そこに花が咲いています。
当たり前の光景だけど、生命の神秘?を感じてちょっと感動しました。 -
シナノキンバイ?とチングルマ
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花の道が続く。
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このルートの雪渓渡りはここだけ。
雪が緩んでいて歩きやすく、さすがのわたしでも問題なし。 -
三国峠への登りの途中で鉱山道との分岐が現れる。
てっきり鞍部にあると思っていたので不意を突かれました。
天候が悪化していたり時間が押していた場合にはここからショートカットするつもりでしたが、今のところ順調なのでそのまま直進です。 -
振り返ってみた。
ガレた傾斜が続いてなかなかにしんどい… -
池発見!
登山中に池を見つけると、なんだか得した気持ちになるのはなぜ? -
苦手なガレた登りが延々と続く…
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近くて遠い微妙な距離感。
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池を見て心を和ませてみる。
角度が変わりました。 -
ここで最後の押しずし、胡桃味をいただくことに。
おやつっぽくていい感じ♪ -
だいぶ緩やかになってきた。
少し楽できるかな。 -
と思ったら最後にザレザレの急斜面。
さっきよりも石が細かくてズルズル滑るのでさらに歩きづらい。 -
一歩進んで半歩滑る。
永遠に登り続けなくてはいけない”お手軽版 賽の河原”という感じ。 -
8時58分、三国境。
ちゃんと終わりがありました。 -
ここから先は数年前職場の同僚と一緒に歩いたことがある道。
ただしその時はガス&小雨&暴風というなかなかに劣悪な条件だったため、覚えているのは耐風姿勢をとりながらじりじり前進したことだけ。それでも風速20mを超える風にしばしば体を浮かされました。
景色に関しては何一つ記憶にありません。 -
さすが人気の白馬大池ルート。
急に人が増えました。 -
なんとかガスが上がってくる前に山頂までたどり着けそうです。
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雲の隙間から下界が見える。
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あと少し。
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9時26分、白馬岳山頂(2932m)着。
今回の山旅の最高地点です。 -
記念に一枚。
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のつもりが、変な、もとい、ユニークなポーズをいろいろとさせられました(笑)
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さすがに賑わっていますが、思ったほどではない印象。
距離が近いこともあるにせよ、正面にそびえる剱岳の存在感よ!
いろんな山から眺めて思うに、少なくともわたしにとって剱岳は見て楽しむ山かな。
左に続く立山も雪を抱いて美しい。 -
日本海がすぐそこに。
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反対側のさらに近くには雲の海。
予定よりも時間にだいぶ余裕ができてしまったので白馬山荘まで足を延ばすか迷うところ。
スカイプラザのランチタイム(11時~)が始まっていれば迷わずビーフカレー&生ビールなのですが、まだ一時間半近く先。以前立ち寄った時に見たグッズ類にもピンとくるものがなかったこともあり、このまま下山することにしました。 -
滞在10分ほどで山頂をあとに。
下るのはあっという間。 -
9時55分、再度三国境。
ここでしばし考える。
三国境から蓮華温泉までのコースタイムは4時間。
蓮華温泉発のバスの午後の発車時刻は12時25分と15時45分。
急げば12時25分発に間に合うけれど、温泉タイムが無くなる可能性が高い。
かといって普通に歩くと蓮華温泉に3時間前後も滞在することになりさすがに時間を持て余しそう。
う~む…… -
一か所に長く滞在するのはあまり好きではないのですが、せっかくの山旅なのでのんびりいくことに決定!
次なる目標はあちらの小蓮華山。
三国境との標高差は10mほどしかないのに見た目けっこうな登り… -
あれっ?
こんなに登り返したっけ…
もっと平坦なルートだと思っていました。
記憶ってまったくあてになりませんね… -
振り返ると白馬岳山頂に早くも雲がかかり始めています。
間一髪でした。
”夏山は午前中”
これ鉄則です! -
あと少し。
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10時25分、小蓮華山(2766m)
2007年に山頂が崩れて標高が3m低くなったとのこと。
反対側にはいかない方がよさそうです。 -
鉄剣も刺さっています。
この山の別名が”大日岳”と聞けば納得。
以前は石仏を祀る祠もあったそうですが、山頂崩落の際に失われてしまったとか。 -
進行方向に目をやると白馬大池も見えます。
こうしてみるとけっこう標高の高い場所にあるのがわかりますね。 -
白馬岳ももう少しで雲に呑み込まれそうです。
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一進一退。
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白馬大池にだいぶ近づいてきました。
ついでに雲も接近中。 -
雷鳥発見!
最初は道のど真ん中にいたのですが、気づかずにずんずん歩いて行ったらちょこちょこ逃げてしまいました。立ち止まって撮影中だった方々、申し訳ありません。 -
青空のうちにたどり着けるか?
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朝日岳から白馬岳へと至る稜線。
つい数時間前に歩いていたとは信じがたい。夢でも見ていたみたいだ。 -
小屋が見えてきました。
さすがにこの時間なのでテントは一張だけですが、小屋前は休憩中の登山者でずいぶんにぎわっているみたいです。 -
池の周りは一面のチングルマ。
青空もぎりぎりもってくれました。 -
11時16分、白馬大池山荘到着。
小屋前の敷地が広過ぎてうまく撮れていませんが、100人以上が休憩中でした。 -
小屋の盛況具合とイメージの良さからするとちょっと寂しい喫茶・売店。
改修して内容充実させればいいのにといつも思う。
まあ、そんなことしなくても繁盛してるんだから必要ないのかな。 -
チューハイと悩んだ挙句に断腸の思いでコーラ。
山でしか飲む機会がないので、これはこれで沁みる♪ -
チャーハン 1000円
もちろんレンチンでしょうが、そんなこと関係なく美味いもんは美味い!
この日の食事メニューはチャーハンとカップラーメンのみ。小屋の規模としてはちょっと寂しい感じ。
今度は野菜カレーに巡り合いたいですね。 -
ほんの20分程度の間に青空がほとんど隠れてしまいました。
小屋前で休憩中の人はさらに増えて、トイレには行列ができるほど。 -
11時34分、蓮華温泉目指して出発。
今のペースだと、ゴールしてから帰りのバスの発車時刻まで3時間近くになりそう。
少しゆっくり行きましょうか。 -
青空もこのあたりで見納め。
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白馬大池山荘を出てすぐ岩(と石の中間ぐらいの大きさ)ごろごろの道に変わり、道中の半分ぐらいずっとそのまま。
険しくもなければ危なくもないんだけれど、わざとそのように造成したんじゃないかと疑うくらい絶妙に歩きにい上にとにかく単調。
歩けど歩けど前に進んでいる感じがしなくてとてもとても疲れました。 -
12時12分、天狗の庭。
白馬大池山荘~蓮華温泉間の唯一のビュースポット。
晴れていればなかなかの絶景かと。
いかにも全国の山に余多ある”天狗の庭”感が出ていました。 -
嘘でしょ、まだ2kmもある!
というか、この延々と続く修業道がたった5kmしかないなんて信じられない!!
白馬大池~蓮華温泉のほぼ中間点である天狗の庭以降、急に団体さんを追い抜く機会が増えました。ほぼ全員が温泉に立ち寄るであろうことを考えると、少しだけ急いだほうがよさそうです。 -
ゴール間近の予感…
-
野天風呂近し。
蓮華温泉は登山道に隣接した四つの野天風呂で有名です。
すべて回ると、歩くだけで40分近くかかるのだとか。
連休最終日で混んでいる可能性高いから、下山がてらのぞいてみて空いているようなら(料金後払いで)入っていくつもりでした。 -
沢の流れも温泉です。
-
と思っていたら5分もしないうちになぜかロッジ前に着いてしまいました。
道を間違えた!?
13時6分、旅のゴール、蓮華温泉ロッジです。 -
こういうルートだったみたいです。
しばし迷うも、①混みあっている可能性が高い、②今更登り返すのがおっくう、という理由で見送り。
おとなしく内湯に入ることにしました。 -
入浴料は野天だけなら500円、野天・内湯共通なら800円。
ザックは入り口脇の簀の子の上に置きます。
受付で支払った後、食堂を通り抜けていざ浴室へ。 -
わたしが入った時はタイミングが良かったのか比較的ゆったり。
が、出るころになると混み合ってきて、4~5しかない洗い場待ちも出る状態。
野天行かなくて正解だったかな。 -
風呂上がりに食堂で今年初(ラスト?)スイカ♪
もしかしたら数年ぶりかもしれません。
美味い! -
途中ザックに本を取りに行くと、先ほどまでわたしのザックしかなかった簀の子の上がいつの間にやらいっぱいに。
どうやらラッキーなタイミングだったみたいです。 -
続いてビールとタンパク質の補給に努めます。
天国♪天国♪ -
トイレは二階。ロッジというだけあってかなりきれいです。
山小屋と旅館の折衷案のような造り。 -
南アルプスの椹島ロッジみたいなとんでもない山奥にあるならともかく、登山口の宿泊施設にこれほどの需要があるのか疑問でしたが、温泉もあるし、朝日小屋からだとけっこうなコースタイムがかかるので”無理せず一泊”となるのかな。
実際わたしの出発間際になっても”長かった~!予約の○○です”と楽し気に到着する年配の方々が数多くいらっしゃいました。
いつかそんなゆとりのある山旅ができたらいいなあ…… -
糸魚川駅行最終便の発車時刻までまだ1時間近くあるけれど、温泉の混み具合をみて念のためバス停に移動。
まだだれもいなくてちょっと拍子抜け。 -
チューハイ飲みながらまったり待つつもりが、まさかの売り切れでサイダーに化けました。
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わたしの後ろにご夫婦が並んでから30分以上ずっと三人だけでしたが、出発15分前あたりからどんどん人が増え始め、いつの間にか30人以上の列に。
行きのバスの大きさを考えるとけっこうきわどい人数の気がします。 -
登山バスを利用する際いつも気になるのは増発便の有無と満席の場合に立ち乗りになるのかということ。20~30分ならともかく乗車時間が2時間を超えることも珍しくないので。
今回も当然前もってバス会社に問い合わせており、「増発便は出ないけれど、これまで乗り切れなかったことはありません。立ち乗りもほぼないと思います」との回答でした。
結果としては、補助席全部利用して人数ぴったり!
立つにしてもあとは乗降口しかないので、乗客があと数名いたら補助席使わずに通路に詰め込むしかなかったのでは? -
17時17分、ほぼ定刻通りに糸魚川駅に到着しました。
新幹線の発車時刻まで25分ほどという中途半端な時間。
糸魚川で夕飯を食べていくことも考えましたが、一本ずらすと19時2分発になってしまうんですよね。さすがに時間を持て余すなと。 -
というわけで居心地のいい立派な待合室で暇つぶし。
今思えばジオパーク見学にでも行けばよかった。 -
お疲れ様~♪
せっかくなので地域性あふれるおつまみを選んでみました。
さすが駅付属のセブンイレブン! -
昨日の雪渓渡りでこびりついた赤い塗料もほぼ目立たなくなって一安心。
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19時43分発のはくたかに乗って帰宅。
さすが夏の三連休の最終日だけあった車内は満員御礼でした。
数年前から温め続けてきた今回のルート。念願かなって感無量です。
昨夏は天候に泣かされ続けましたが今年はどうなることか。まずは幸先のいいスタートが切れて一安心。
ここまでお付き合いいただきありがとうございました。
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