2023/07/04 - 2023/07/04
18位(同エリア1524件中)
takaさん
毎回の備忘録になります。7月に入り美瑛の丘の畑では春に植え付けたじゃがいもやそばが白い、そして薄紫の花を咲かせ一際賑やかな畑になりました。また、秋撒き小麦も順調に育ち、黄金色に身を付けて収穫目前になりました。ビートや小豆、大豆も成長して緑の葉の色が一際濃くなりました。ここで、この野菜たちの花咲く時期を逃さないように美瑛の丘をあちこちを彷徨ってきました。既出の場所ばかりにならないように考えて、いくつかは違うスポットもありますが、やはり景観の良いスポットは同じ場所が多くなります。天候や作物の色、周辺の変化などが異なることに注目して見ていただければ幸いです。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 自家用車 徒歩
PR
-
イチオシ
今回訪れたのは
《7月4日》に周東牧場、クリスマスツリーの木、美馬牛小学校、その他、名もない丘の美瑛の畑を廻ってきました。 -
日常の地元日記ですが、もし、お暇があれば覗いてみてください。
-
ここは過去に撮影していない場所です。今回は、まずいつもの場所をぐるぐる廻っていたのですが、その中で見つけたのが面白い光景。既に牧草を収穫した畑だと思われます。
-
この木はとても形の良い大きな木なのですが、頭の部分しか見えませ。手前の丘が邪魔してどんな方向へ行ってもきれいに見えるスポットがありませんでも。でも、何となく可愛い?
-
裏に廻って、ここからが一番まともに見える場所なんです。先ほどの木は丘の真ん中上にこんもりと丸く立っている木がこれです。ここは牧場なんです。周東牧場と言って近くにある新栄の丘の売店でここの直送牛乳を使いソフトクリームを作っています。とても美味しいですよ。
-
そして、次はクリスマスツリーの木です。ここはいつも午後に来てしまうので逆光です。空を入れるとどうしても露光オーバーになるので工夫が必要です。
-
手前は麦ですが、この時季ちょっとした風や雨でどうしても倒れるものが多くなります。稲よりも倒れる確率が高いですね。
-
この日は丘の畑に咲くジャガイモの花や、そばの花、黄金の麦の穂を探すのが主目的です。いざ、探すとなかなか見つかりません。そんな中、丘ではありませんが広い畑を発見。男爵系のジャガイモの花が満開です。
-
当然と言えば当然ですが規則正しく植えられています。病虫害もないようですが、地下茎の作物なので結果は掘って見なければわかりません。
-
そして、これが広いジャガイモ畑です。一面の白い花。丘ではありませんが、何とも美しい光景。中学校で習った山村暮鳥の詩「風景 純銀もざいく」を思い出しました。
いちめんのなのはな
いちめんのなのはな
いちめんのなのはな・・・・・(ずっと同じ文が続きます)
同じ言葉が続くこの詩は当時はおもしろいだけだったのですが、今、考えると、飾り言葉をいくら並べてもこの言葉の繰り返しの表現よりも雰囲気を言い当てることはできないかも知れないと思います。
いちめんのじゃがいものはな
いちめんのじゃがいものはな
いちめんのじゃがいものはな
・・・・・・・・・・・・・・・・ -
そして、また移動して私の好きな広大な広さを感じるこちらの畑。
-
写真からは詳しく分かりませんが手前の畑は大豆か小豆の豆類だと思います。その奥の色が濃いのはビートですね。この日も十勝岳連峰は雲に隠れて見えません。夏場は上昇気流の関係で山の麓は曇ることが多いですね。ちょっと残念でした。
-
右奥に赤い屋根の小さな小屋(農具置き場)が可愛いです。
-
それから、暫く撮影していなかった美馬牛小学校を目指しました。空に突きでたトンガリ帽子がアクセントです。ここから見ると手前はトウモロコシ畑、奥は既に刈り取った牧草畑のよう。
-
イチオシ
こちらから見える畑は小麦のようです。木と木の間にちょこんと見えるトンガリ帽子、わかるでしょうか。
-
そして、更に撮影したことのない場所。ここも見ようによってはおもしろいかな。それにしても波状丘陵は凄いですね。50万年前の十勝岳連峰の山々の噴火活動により、しゅう曲にしゅう曲を重ね、そして更に断層もあらゆる場所に存在する地形だけを見ても学術的に価値があると思います。近年、ここはその価値が認められて国から「十勝岳ジオパーク美瑛・上富良野」が認定されました。
-
イチオシ
丘の斜面の畑にはまだ、芽が出てそんなに経っていないようですが、茎や葉が緑のラインになってくっきり見えます。
-
車は方向転換してケンとメリーの木までやってきました。先日、そばの花が咲きかけていたので、もうそろそろ見頃かなと思い訪問しました。
-
ピッタリでした。真っ白で小さい蕎麦の花が木を取り囲むようにびっしりと咲いていました。
-
また移動します。こちらの畑の小麦も順調に生育していますね。黄金を通り越し赤銅色にも見えます。向こうの丘の畑との色のコントラストが鮮やかです。
-
道路の反対斜面は丘の頂上面の手前なので先が見えません。
-
いつもよりも遠く離れた所から見る親子の木です。
-
パッチワークの畑の色の配色がきれいなところなのですが、今年の作物はそんなに目立ちませんね。
-
そして、こちらの斜面はジャガイモの花がほぼ満開です。道路沿いからすぐ見えます。
-
イチオシ
隣の道路のシラカバ並木が優しくジャガイモを見守っているようです。前回は花が「ぽつぽつ」としか咲いてなかったので、今回はとてもきれいです。
-
ずっと続くシラカバ並木も空の広さから見ると何て小さなことか。
-
イチオシ
ジャガイモ畑も見渡す限り続いています。
-
こちらの斜面は確か小豆だったような気がするのですが。遠近の畑の色や模様があまりにもきれいでよくは見ていません。
-
赤い納屋の向こうにも違う作物が植えられていますね。
-
畑の作物の違いが色に反映されています。区画も見事なパッチワークになっています。
-
ざっと見ただけでも5種類はありますね。距離が遠すぎて小麦以外ははっきりと分かりません。
-
この全体像。布や色紙等でこの模様をそのままパッチワークの作品として使えるような気がします。
-
更に移動して、ここは手前が麦と奥がジャガイモの畑だったと思います。種類が違うせいか、時季が遅く植えたせいかまだ花は咲いていませんでした。
-
小麦の奥に防風林らしき林が見えます。美瑛にはとても似合う風景です。
-
望遠で覗くと本当に黄金色でもういつ刈り取ってもいい小麦畑です。刈り取りの風景は今回は見られませんでした。例年だと7月半ばなのですが、今回はその時期には訪問していません。
-
場所を移動して、ここもジャガイモ畑なのですが、花の色が若干先ほどと違うのに気付きますか?画像が小さいので難しいかも知れませんが、先ほどは白、こちらはほんのりと紫がかった白なのです。分かりやすく言うと薄(とても薄い)紫色です。これはメークイーンのジャガイモです。
-
こちらも同じなのですが、真っ白ではないのがわかるでしょうか。
-
遠くの斜面の畑に注目してください。薄汚れて擦り切れて破れてしまった畳のような畑ですね。これは何だと思いますか?実は小麦の畑なのです。白っぽく見える不規則な模様は風雨にさらされて倒れてしまった小麦なのです。大変なことですね。もちろん、機械で刈り取りをしますので、とても難しく、完全には刈り取れないし、刈り取っても品質が落ちるということですよ。農業はこんな風にいつも自然との戦いに悩まされながらする大変な仕事なのだとつくづく思いました。
-
ここはきれいな小麦畑ですね。でも、まだ収穫するには穂の色が薄いですね。
-
そして、こちらはジャガイモ畑。こちらの畑は種芋を育てる広い畑のようで、立ち入り禁止の看板が何か所も建てられていました。畑の中に入るのは禁止なことは誰でもわかる当然なことのですが、「旅の恥はかき捨て」で入って行く不届き者がいるんです。
-
カラマツ林と小麦畑です。最近、プーチンがウクライナの小麦運搬船も爆撃すると豪語して、価格も上昇するだけでなく、特に穀物を頼りにしているアフリカ諸国から不安不満が広まっています。何とかしてあげたいのですが、独裁者の前では何ともできないのが悔しいです。
-
そして、こちらも初めての場所です。麦稈ロールが遠くに見えます。これで私のカメラの望遠は最大なのでこれ以上大きく写りません。近くに行けないかちょっと道路を見回したのですが無理でした。
-
そして、ちょっと可愛らしく並んだ木と林です。ここもそばに行きたかったのですが、そばには道路がないので無理でした。
-
そして小麦畑とびっしりと花が咲いているジャガイモ畑とポプラの木です。空が晴れていたらもっといい眺めなのですが。
-
やや近づくと白い花がよりくっきりと見えます。空が曇っているのがくれぐれも残念です。また、いつの日か来られたらいいのですが。
以上、私の散策日記に最後までお付き合いいただきありがとうございました。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
この旅行記へのコメント (4)
-
- yamayuri2001さん 2023/08/01 08:55:00
- ジャガイモの花!
- takaさん、こんにちは。
一面ジャガイモの畑の 真っ白な花の美しさを、
私も見たことがあります。
ちょうど一年前に、サロマ湖から紋別空港に帰る途中で、
その花を見ました。
どこまでも どこまでも真っ白に咲く花を、無言で眺めました。
野菜の花なのに なんて美しいんだろうと感動しました。
同時に、かぼちゃの花も咲いていました。
こちらも 黄色がとても鮮やかで、綺麗でした。
北海道の美しい景色に癒されたことを思い出しました。
北海道が大好きになった私は、来月稚内に旅行します。
北海道は いつも私の期待を裏切らず、
綺麗な景色に巡り会えるので、毎年訪問しています。
美しい花の旅行記をありがとうございました。
yamayuri2001
- takaさん からの返信 2023/08/01 18:16:17
- RE: ジャガイモの花!
- yamayuri2001さん、こんばんは。
北海道は日本の食糧基地と言われています。米はもちろんですが、畑作はジャガイモにしろ、小麦にしろ穀倉地帯にふさわしく広大な畑で大規模農業を行っています。
今はジャガイモも交配を重ね種類も豊富で何種類かのジャガイモを使ってチップスを作っています。その種類も全国の工場ごとに地域の契約農家があり、そこで生産したものを使っているそうです。7日、8日は丁度花が咲く頃ですね。
ご覧になった十勝地方は北海道でも一大畑作地帯なので規模も広大ですね。ジャガイモ、麦だけでなく小豆も有名ですよね。十勝小豆と言えば餡の原料としては最高級のブランドです。
美瑛地方はこれらの作物の畑がパッチワークの丘につくられているのが魅了する景色をつくっているのだなと思います。開拓農家は大変だったと思いますよ。死に物狂いで開拓したのでしょう。
斜めの土地に作物をつくることは今でも大変なのに、昔はどうだったのかと考えると想像を絶します。
そんな丘の畑が、この上なく美しいものだということは当時は誰も考えなかったでしょうね。私はそんな景色に魅了されたまだまだヒヨッコですが、なかなか遠出もできないし、近郊の散策ついでに同じ所を繰り返し出かけているのが現実です。
yamayuriさんのようなハワイ旅行は夢のまた夢です。拝見するだけで出かけた気分にさせていただきます。ありがとうございました。
-
- みちるさん 2023/07/29 13:19:17
- じゃがいもの白い花
- takaさん、こんにちは~
ジャガイモの白い花、7月7,8日の旅行でたくさん見ました。
移動距離が長いので、どこまでもどこまでも白い花が咲いて、北海道らしい風景でした。
時折紫色の花のジャガイモ畑も見ました。
ポテトチップスの材料にもなるジャガイモは、白い方でしょうか。
メイクイーン、男爵と、多種類のジャガイモを作ってるのですね。
8日に行った紫竹ガーデンの周りは、白いジャガイモ畑に囲まれてました。
ジャガイモ畑の撮影ができた、唯一の場所でした。
北海道に着いたとき、パッチワークの畑を見ると、また来れた~で嬉しさがこみあげてきます。
今度は何時来れるかな。
また情報の発信、お願いします。
- takaさん からの返信 2023/07/29 16:04:58
- RE: じゃがいもの白い花
- みちるさん、こんにちは。
この時季の北海道は畑がジャガイモで真っ白に、また薄紫に、そしてそばも白い花、小麦や米も黄金色に輝きますね。こんな景色が北海道の風景にあいますね。
特に十勝は北海道と言うよりも日本の穀倉地帯で最も畑作面積の多い所です。だから、小豆餡は日本全国どこの銘菓でも、よく「これは北海道十勝産小豆を使っています」と言いますね。
カルビーを例に挙げるとジャガイモの生産は北海道が多いのですが、全国に工場があり、それぞれの産地の契約農家が作ったものを使用するそうです。
私はメークイン、男爵くらいしか知らないんですが、実はチップス用ジャガイモの種類は何種類かあってアンドーバー、トヨシロ、スノーデン、ぽろしり他で男爵やメークインとは違うもののようです。当然花の色も両方あります。オリジナルに会社が開発した種類もあるということです。
私は今のところ、道内と言っても近郊しか出られないので遠出したい気持ちでいっぱいです。前回、春に4年ぶりで伊丹に下りた時、感激で涙が出そうにはウソだけれど、興奮しました。今は遠出する夢だけ見ています。
みちるさんもまたいろいろ紹介してください。ありがとうございました。
taka
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
takaさんの関連旅行記
美瑛(びえい)(北海道) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
4
45