能登半島周遊　和倉温泉加賀屋　青林寺の床もみじ　北陸の旅1

2023/07/12 - 2023/07/16

2023年5月、能登地方は群発地震が続いていた、その後少し落ち着いたので応援の意味も込めて、夏の旅行先に能登を回ることにした。旅好きの私ができるささやかな支援、福島も、熊本の時もそうした。
今は一刻も早い復興を祈って・・
＊お出かけの際は施設がオープンしているかどうか確認してください

2023年7月
能登半島周遊と和倉温泉
千里浜なぎさドライブウェイ
巌門
ヤセの断崖
白米千枚田
青林寺（机もみじ）
加賀屋（ラウンジ利用）
虹と海泊

旅程　車で回る岐阜、北陸の旅　4泊5日
1日目　岐阜
飛騨高山
五箇山
白川郷　合掌民宿で泊まり

2日目　福井
東尋坊　芦原温泉まつや千千　泊

3日目　石川
能登半島周遊　和倉温泉加賀屋グループ　虹と海　泊

4日目　富山
黒部峡谷トロッコ電車　秘湯名剣温泉　泊

エリア 和倉温泉(石川)

• 旅行の満足度: 4.0

• 交通手段: 自家用車

千里浜なぎさドライブウェイ
波打ち際を車で走ることができる日本で唯一のドライブウェイ

タイヤが砂に取られたり埋もれたりしやしないのかと不思議に思っていたけど、行くと大丈夫な理由がわかった、砂浜がとても堅くしまっているからタイヤが沈まない
海辺を颯爽とドライブできるなんて気持ちがいいね

今日はこのまま時計回りで能登半島を回り、和倉温泉まで行く計画

千里浜なぎさドライブウェイ 自然・景勝地

巌門
このあたり一帯周遊散策できる
大きな岩に日本海の荒波で侵食された洞門

巌門 自然・景勝地

サスペンスドラマロケ地展望台というのもあった
確かに風光明媚な断崖絶壁の宝庫だからね
船越英一郎さん、片平なぎささんに会えるかな？

ロケ地の場所がよくわからなかったけど、目の前にはとんがり小島が見えた

世界一長いベンチ、という名前にひかれて増穂浦海岸にやって来た

世界一長いベンチ 名所・史跡

ボランティアさん手作りだそうだ

全長約461mと向こうが見えないくらい長い、が誰も座っていなかった
ここに座って夕陽をながめるのが良いそうだ

ヤセの断崖、これまた名前にひかれてしまうが・・・
松本清張「ゼロの焦点」の舞台となったところ

ヤセの断崖 自然・景勝地

駐車場からすぐ展望台があり、断崖絶壁と海が見渡せる

こんな風景
ヤセの断崖の名前の由来は、土地が痩せていて作物が作れないとの説や、その先端に立って海面を見下ろすと身も痩せる思いがするという説があるそうだ

能登半島西海岸沿いに北上していると、道路わきにこんな岩が・・・
トトロ岩・・そのものだ、目は誰かが付けたのかな

追記：地震で左耳が欠落したという悲しい情報が入ってきた
輪島市観光課談
「現在は被害者支援が最優先だが、一段落したら復旧を検討したい」2024.2

剱地権現岩（トトロ岩） 名所・史跡

輪島の向こうにある白米千枚田に到着
展望台から・・大海原を背景に段々の千枚田が広がっていた

白米千枚田 自然・景勝地

田んぼに降りる途中にベニシジミと遭遇
グレーのシジミチョウはよく見るけど、ベニシジミを見るのは初めてだ

夏は稲が青々としていて、張った水は見えない
水が見えたほうが千枚田の美しさが出ると思った

青時雨（あおしぐれ）の元気が出るオレンジ

白いホタルノフクロ
よく見るのは紫だけど、北陸では白い花を結構見るね

下から見ると、ソバカスが見えてかわいい

本日の泊りは和倉温泉、時間が迫って来て、とても珠洲の方まで行けそうもない、能登半島は思っている以上に大きい
ここで折り返し和倉温泉に向かった

翌日は和倉温泉にある青林寺へ、机もみじで有名

青林寺 寺・神社・教会

客殿は右手にあるが、まずは先に進み裏山の長い階段を上ってみると

和みの丘公園の展望台に出て海が遠くに見えた
鐘楼も付かせてもらった

御便殿と呼ばれる客殿
天皇が和倉行啓の際に休憩所として建てられたそうだ
客は私たちだけだけど、ご住職が丁寧に説明してくれた
部屋の中央の机に注目

教えられた位置にカメラやスマホを机に置くと、ピカピカに磨かれた机に庭の緑が映りこみ、「誰でも」こういう写真が撮れる

こちらはiPhoneで撮影
デジカメと比べ明るく映る

上の折り上げ天井も見どころのひとつ

話が前後するが、前の晩泊まった宿がここ
和倉温泉虹と海（加賀屋グループ）

加賀屋グループ　虹と海 宿・ホテル

ロビー

海が近い

ロビーへの道

ラウンジ

フリードリンクが楽しめる

ロビー

部屋　和室

すぐ外が七尾湾

遠くにはツインブリッジ

真下を見ると海の中に建っているみたい
窓から外を見ていると、カモメがやって来て物欲しそう

右隣は、あの加賀屋さん

ロビーから通じるレストラン
夕朝食ともビュッフェだった
こういうところがカジュアルな感じ

朝食ビュッフェ

果物やプチケーキ

朝食後、チェックアウトしたらお隣の加賀屋へ行ってみよう

加賀屋　りっぱな門をくぐって

和倉温泉 加賀屋 宿・ホテル

正面玄関前
ここでずらりと並んでお出迎えの挨拶があるんだね
チェックアウト時刻を過ぎているので、誰もいない

ロビーに入った

プロが選ぶ日本の名旅館　36年連続日本一　すごすぎるよ、加賀屋さん

ロビーラウンジ飛天
さすがに生け花が立派
ロビーのフラワーアレンジメントをみると、そのホテルの格が感じられる（自論）

海も見えて広々とした明るい空間
お客さんは誰もいない

ここでアイスクリームなど頼んでみる
輪島塗のお盆とスプーンかな

結構ボリュームがある美味しいアイスクリームだった

壁には、暗く映ってしまったが、有名な天女が舞う輪島塗の大パネル

黒地に色とりどりの衣を羽織った飛天

浮き舞台もあり、格調の高さを感じた
ゆっくりした後、ホテル内を散策してみよう

錦大路のお土産さん街

瓦を連ねているところが雰囲気があるね

ラウンジ　花いかだ

4階建ての広々とした吹き抜けには、加賀友禅が舞っている
雅やか

この加賀友禅の使い方は大胆な発想だ、これを見ると加賀屋に来たという気持ちになる（TVでよくこの場面が映る）

館内いたるところに美術品が飾られている

美術品だらけ、ぜいたくな造り

まるで和風の美術館のようだ

吹き抜けの最上階4階には能舞台まであるよ

上から見るとまた違った印象

加賀友禅が目の前に
チェックアウト時刻の後は、お客さんも見当たらないし、スタッフさんもほとんど見かけない、ゆっくりと和の雅みやびな世界に浸れた