2023/05/16 - 2023/05/16
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schneewittchenさん
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5月16日、バイロイト、ニュルンベルク
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 徒歩
- 航空会社
- ルフトハンザドイツ航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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幸い、ドイツ鉄道のストは回避されたようで(混乱はあったようですが)、今日は大丈夫と思い、電車を乗り継いでバイロイト日帰り。
バイロイト駅です。かの音楽祭が開かれるところにしては割合こじんまりした駅に見えました。 -
まず足を向けたのが辺境伯歌劇場。外から見るとそれほど立派、という感じの建物ではありませんが。。
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中は暗いので写真がうまく撮れませんでしたが、びっくりするような歌劇場です。これでもかこれでもか、といわんばかりの装飾。これまで欧州でゴテゴテはいろいろ見てきましたけれども、ここまで徹底していると「あっぱれ」。
舞台はずいぶん奥行があるように見えますが、これはだまし絵のようなもので、実際はそれほど深くはありません。2階にはこうした「仕掛け」について、詳しい展示や説明がありました。2階にはその他に、この歌劇場の歴史、オペラの衣装や、使われたウィンドマシンなども展示されていました。
今はこの劇場は単に世界遺産として公開されているだけであって、歌劇が上演されることはないそうです。上演するとしたらやはりバロック時代のオペラが似合うかも。ワーグナーが自分の楽劇にここを使うとはとても思えないですね。実際「不可」と思ったから祝祭劇場を造ったのでしょう。 -
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ついでヴァーンフリートへ向かいます。バイロイトはアイゼナハよりは大きな町です。ヴァーンフリートはお店が並んでいる通りから住宅街に移る境のようなところにあるので、ちょっと意外。もっと街はずれの閑静な場所にあるのではないかと想像していましたので。入口から建物まで、並木になっています。
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正面の像はルードヴィヒ2世。ワーグナーが亡くなったあと、ルードヴィヒがここに建てたのでしょうか。
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隣の新しい建物でチケットを買ってから、ヴァーンフリートへ入ります。
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客間。壁には本がずらりと並べられ、その上にはゆかりの人たちの肖像画が飾られています。
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もちろんルードヴィヒの肖像画も。
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そのすぐ続きに書斎(?)といったらいいのか、グランドピアノがおいてあり、ここで作曲したということです。広すぎて、なんだか落ち着きません(^^;
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2階にはワーグナーの生涯の説明、こうした楽劇のチラシや楽譜が展示されています。これはトリスタンですね。
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ワーグナー自身のコート。コジマのお化粧道具なども展示されていました。
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パルジファルの衣装
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ヴァーンフリートの裏側。ここから王宮庭園に続いているようです。ここで小学生たちのグループに出会い、道を訊かれたので(あからさまに旅行者である私に訊かないで)、そちらに気を取られてお墓参りを忘れてしまいました。。
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バイロイトの街角
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説明するまでもない像(笑)
祝祭劇場にも行ってみたいと思っていましたが、町の中心から離れており、しかも「外側しかみられないよ」とのことだったので、あきらめました。
お天気はいいのに風が強くなってきてとても寒い。 -
なんとなく時間が余ってしまったので、乗換駅のニュルンベルクで降りてみることに(ニュルンベルクはいつも思いつき(^^;
ニュルンベルクについては何も調べていなかったのですが、「たしかおもちゃ博物館があったはず」と思い、聖ローレンツ教会のそばのおもちゃ博物館へ。 -
さまざまなおもちゃがおいてありますけれども、やはり面白いのは19世紀ですね。産業革命後で裕福な市民からなる社会が成立し、その子供たちに与えるおもちゃに対する需要が高まったのだろうと思います。
こちらは男の子向けのメカニカルなおもちゃ。こうしたおもちゃを与えて子供が興味を持つようにし、「蒸気機関はこうして動くんだよ」と教えていたのでしょう。実に精巧に作られています。 -
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女の子にはドールハウス。ドールハウスといっても幅1mくらいのかなり大きなもので、ここにこうしてミニチュアの家具や調度品が並べられて実際の家そっくりに作られています。
これもとても精巧にできています。居間やキッチン、お店など、実にいろいろな種類のドールハウスが多数展示されていました。
このようなおもちゃはニュルンベルクの地場産業で、第一次世界大戦前には各国に輸出され、外貨獲得手段にもなっていました。フーズムで見たお人形、以前にオーバーアマガウで見た聖書を題材とした木彫り細工、それにこうしたおもちゃの数々。ちょっと調べてみたら、ドイツは玩具製造の中心地であり、アメリカの工場での大量生産とは異なり、こうした手作りの、品を大切にしたおもちゃが作られているとの論文を見つけました。 -
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これはバイロイトにあったようなオペラハウスですね。
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