2023/05/15 - 2023/05/15
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schneewittchenさん
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5月15日、アイゼナハ
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 徒歩
- 航空会社
- ルフトハンザドイツ航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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翌朝、ホテルの目の前にあるテューリンゲンの森を少し歩いてみました。町の真ん中に静かな森の公園があります。
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バッハ記念館。この記念館は本当に特筆すべき記念館です。これまで音楽家の記念館はいくつも訪ねていますが、ここは群を抜いて素晴らしい。ライプチヒの記念館もいいのですが、こちらは絶対外せません。
記念館は町の静かな界隈にあり、左の建物が実際にバッハが生まれた家です。 -
その前に立つバッハ像。
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記念館の中にはバッハが実際に使っていたものや、その当時のものなどが展示されています。バッハが閉じ込められた牢ではこのような鍵が使われていたのでしょう。
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彼の時代の家の様子なども再現されています。
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11時からミニコンサートがあるというので、急いで音楽室へ。音楽室にはチェンバロやクラヴィコードが4、5台並べられており、奏者がそれぞれで1曲ずつ演奏して「時代の変遷とともに楽器が変わり、音色もこんなに変わりました」と説明をしてくれました・・・というか、ドイツ語なので全然わからなかったのですが、たぶんそういう話だったのだろうと思います(^^;
さらに素晴らしいことに、別の部屋ではチェンバロの音色に調整されたキーボードがあり、「どうぞご自由にお弾きください」と、平均律クラヴィーア曲集第1巻第1曲の楽譜まで譜面台に広げてあるのです!
もちろん、弾かないわけがありません。 -
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最後の展示室。壁に飾られているのはすべてバッハの肖像画です。バッハ、バッハ、バッハ・・・
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この展示室も素晴らしい。プラスチックのカプセルのようなものは椅子で、鎖でぶら下がっていて、座るとゆらゆら揺り椅子のように揺れます。それぞれの椅子の中にはヘッドフォンが準備され、揺り椅子でゆったりしながら「G線上のアリア」や「主よ人の望みの喜びよ」といった穏やかな曲を聴くことができるのです。
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さらにモニターが何台も備えられ、それぞれ「平均律とはなにか」、「ロ短調ミサ曲の成り立ち」などを、このようにしゃれたビデオと絵で説明してくれます。もちろんここにもヘッドフォンがついていて説明と音楽を聴くことができ(英語版とドイツ語版)、しかもヘッドフォンはモニター1つについて2つ用意されているので、友人と共に同じビデオを見ることもできる。。いたれりつくせりです。
この記念館は丁寧にみたら1日過ごせそうです。受付の人に「日本人もよく来るの?」と訊いたら、にっこりして「ええ、よく来るわよ」と答えてくれました。 -
日の当たる美しい中庭。記念館にはカフェもあり、おいしそうなケーキもありました。
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バッハ記念館から少し歩いたところに、ルターが青年時代を過ごしたという家がルター記念館として残されています。
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前で茂っている大きな木は「ルターのリンゴの木」と呼ばれる木。あの有名な言葉は実際にはルターが言った言葉ではないそうですが、第二次世界大戦後、疲弊し荒廃した国に残された人たちを励ます言葉として広がったということです。
この言葉、自分が壁にぶちあたったときにはいつも思い出します。そして今、このときにも、大変な状況に置かれている人たちのことを思う。。 -
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アイゼナハの街並み。バッハ記念館のあたりです。
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町の中心部。お店が並んでソーセージ屋さんの屋台もあります。
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