ピレネー山脈・北スペイン・フランス8日間　7

2023/06/21 - 2023/06/29

サラゴサの観光を終えて、モンセラットへ移動します。

モンセラットが最後の観光地です。

8日間のツアーでは、実質観光は5日間くらいなのであっという間です。

久しぶりのフランスとスペイン、一人参加でもツアーの皆さんと仲良くなれてとても楽しかったです。

モンセラットも楽しむぞ！


画像はモンセラット修道院です。

エリア モンセラット(スペイン)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 観光バス
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）

バスの窓から・・牛？

何かの広告のようです。

バスで３時間半モンセラットに到着しました。

駐車場で降りてホテルまで歩きます。

やっぱりかなり暑い・・

ホテル到着。

荷物を預けてすぐに観光へ。

17時半、修道院の観光スタートです。

モンセラットの最高峰の標高は1235m。

ベネディクト会の聖マリア修道院が、標高700メートルを超える地点にあります。

日本語のイヤフォンガイドを受け取り、聞きながら進みます。

修道院は11世紀に設立されました。

その後、黒いマリア像が奇跡を起こしたとされて、各地から多くの人々が参拝に訪れるようになりました。

今も黒いマリア像を礼拝しようと、各国の人達が列をなしています。

信者の人もそうでない人もですね。

雪花石膏で出来たアーケードは幾つもの音楽を奏でる天使の彫刻があることから、天使の扉と呼ばれています。

左右の壁には、ビザンティン美術を彷彿とさせるモザイク画が見えます。

天井も凝った作りです。

ここに描かれている左右24人の聖人は、マリアの処女性と母性、それぞれ2つの異なった面を表現しています。

私たちの前に30人ほどのツアーの団体が入りました。

おそらく皆さん信者の方なのでしょう、一人一人の時間が長くてなかなか前に進みません。

30分ほどかけて入り口に到着。

黒マリア様を祭った教会の奥の部屋へは、この階段を上ります。

教会の一番奥に黒いマリア像があるようです。

１２世紀に洞穴で見つかったとされる黒いマリア像。

この黒いマリア像は、１２世紀に彫刻されたものだそうです。

黒いマリア像が右手に持っている世界を象徴する珠に触れてお願いごとをすると、願いが叶うといわれていています。

もちろん触れてきましたよ。

振り返ると聖堂内の身廊が見えました。

奥には礼拝堂があり、先ほど見た黒いマリア像の後ろ姿が見えました。

大聖堂はスペイン独立戦争 (1808-1814)の際、フランスのナポレオン軍の砲撃により破壊され。

１２世紀にロマネスク様式だった教会は修復され、ゴシック様式になりました。

フランコ独裁時代にも、禁止されていたカタルーニャ語でミサが行われるなど、カタルーニャ人の信仰と民族意識の中心としての役割も担ってきました。

後方に立つ像がカタルーニャの聖人のサン・ジョルディ。

現在も80人ほどの修道士たちが暮らしています。

外に出るとアヴェ・マリアの道へ。

多くのろうそくが灯されています。

聖母マリアの肖像が、大きなマジョリカ焼きで表現されています。

ゴシック様式の中庭回廊。

１４６０年～１４７６年にかけて建てられたこの中庭回廊は現在、半分しか残っていません。

足元にあるモザイクのモチーフは、海の生物です。

真ん中にある黒いマークが、パワースポットだと言われていて、地球からエネルギーをもらう場所だそうです。

両手を広げてパワーをいただきました。

中庭回廊はモンセラットの紋章で飾られています。

「掻き絵」と呼ばれる絵もあります。

大聖堂のファサ―ドにはキリストと十二使途の姿が刻まれています。

カタルーニャ語で「のこぎりの山」という意味のモンセラット。

奇怪な形をした岩山がそびえ立つ姿はとても印象的です。

周辺はモンセラット自然公園となっており、トレッキングもできます。

下に見える建物はインフォメーションとケーブルカー乗り場です。

急こう配を昇るケーブルカーですね。

6時半やっとホテルの部屋へ。

アバトシスネロスホテル。

ちょっと暑いけどクーラーなし、冷蔵庫なし。
今はまだいいけど、真夏どうするんだ。

しかし立地は最高ですよ。

左を見れば修道院・・木が邪魔で見えないけど＾＾；

バスルームもいいですね。

早速お風呂に入ってさっぱりしました。

8時からホテルレストランで夕食です。

このツアー最後の晩餐。

添乗員さんとご一緒でした。

あ～なんのスープだったかな・・

豚のほほ肉の煮込み。

骨付きで美味しかったです。

フルーツのチョコレートがけ。

なんで串にさす？チョコレートかける？