2023年GWラスベガス　お久しぶり満載の旅（その５）

2023/04/28 - 2023/05/07

昨年11月から５ヶ月振り、コロナ禍に突入した2020年以降では３回目となるラスベガス。
帰国や渡航に関する規制・制約が緩和され、今回はほとんどコロナ前と変わらない感じでした。

旅行記その５。
ラスベガス６日目です。
本日はロングドライブ。
久し振りにデスバレーに行きます。
デスバレーは、真夏や真冬を避けたこの時期が一番楽しいと、個人的に思います。
今回は、まだ行ったことのなかったHarmony Borax Worksやアーティストパレットも立ち寄ります。
それにしても、デスバレー、やっぱりでかいです。

エリア デス・バレー(アメリカ)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: レンタカー 徒歩

ラスベガス６日目の早朝。
建築中のSphereが、怪しく光っていました。

ABZ MGM シグネチャー スイーツ ホテル

朝食はいつもと同じ。

さて、出発です。
今日は遠出です。
天気にも恵まれました。
まずはストリップを南下。
「Fabulous Las Vegas」の裏側は、こんな感じです。
うんうん、安全運転第一で行ってきます！

ウェルカム トゥ ファビュラス ラスべガス サイン 建造物

ラスベガスからデスバレーに向かう道のりは、大きく２つあります。
一つは国道95号線を北上し、Amargosa Valleyでネバダ州道373号に入るルート。もう一つはBlue Diamond RdからPahrump経由で向かうルート。
以前は前者のルートで行くことが多かったですが、ここ１、２回はPahrumpルートを選択しています。
そして今回もPahrump経由で向かうことにしました。

Blue Diamond Rdでは、マリカーのような三輪バギーが３台で隊列を組んで疾走していました。気持ちよさそうです。

出発してからおよそ１時間くらいでPahrumpに到着。
ラスベガスを小さくした地方都市、といった風情です。
カジノホテルも立ち並んでいます。
そして、「Fireworks」の看板もよく見かけました。

トイレ休憩をはさんだら、また出発です。

Bell Vista Aveを左折したら、Death Valley Junctionまでは１本の道のりです。
とにかく広大なアメリカの台地。
空も広いです。

デスバレーの入り口にやってきました。
一瞬雨がパラっと降ってきましたが、この後はずっと快晴でした。

ビジターセンター到着。
華氏75度、摂氏24度。
半袖でちょうどいい気温です。

デスヴァレー国立公園 国立公園

ビジターセンターで入園料を支払い、情報収集を行います。
いただいた地図を見ると、ここから北に車で10分くらいのところに「Harmony Borax Works」という見どころがあることを発見しました。
これまでデスバレーには何度か来ていますが、ここには行ったことがありませんでした。せっかくなので、向かってみることにします。

ファーニスクリーク ビジターセンター 散歩・街歩き

Harmony Borax Works到着。
ここは19世紀後半、いわゆる西部開拓時代の頃、ホウ砂の採掘場だったそうです。
ホウ砂は当時価値があったらしく、「White Gold」とも呼ばれていたそうです。

採掘されたホウ砂は、このようなワゴンに乗せて運搬したそうです。

当時の建築物の一部も、そのまま残されています。
雰囲気あります。

高台にのぼり、先ほどのワゴンを見下ろします。
新たなゴールドラッシュを夢見た開拓者たちが、次のロマンを求めてここにやってきたのでしょうか。

全く前提知識がないまま訪問したHarmony Borax Worksでしたが、とても楽しんでしまい、思いのほか長く滞在してしまいました。
Badwater Rdを南下します。

バッドウォーター到着。
こんな日差しの中でも枯れない水たまりがあります。

バッドウォーター 滝・河川・湖

谷、というより、ひたすら大きな盆地です。
と思ったら、ここの地名は「Badwater Basin」でした。やっぱり。

駐車場から盆地の先、かなり奥まで歩いていくことができます。
はじっこまで行ってみたいと毎回思いつつ、歩き出すと日差しが強くて景色も変わらず、体力と気力が萎えてしまい、いつも途中で引き返してしまいます。

海抜０メートルを示す看板が、頭上はるか上に掲げられています。
ここは海抜マイナス85.5メートル。アメリカ大陸で一番海抜が低い場所です。

昼食。
今朝ホテルで作ったサンドイッチを、車内でいただきます。
自分でいうのもなんですが、レタスやトマト、玉ねぎやベーコンを挟んだこのサンドイッチ、最高に美味しかったです。

アーティストパレットに向かうべく、Badwater RdからArtists Drに入ります。
途中の駐車場で降り、ちょっと上った高台に上ると、そこにも広大な盆地が。

青空も大地も、果てしなく続きます。

アーティストパレット。
カラフルな岩肌、というほどでもないかな？
それでも、こういう自然美がゴロゴロしているのがデスバレーです。

アーティスト パレット 山・渓谷

個人的に大好きなザブリスキーポイント。
本当に不思議な景色です。

ザブリスキー ポイント 山・渓谷

畏敬の念すら感じます。

ダンテスビュー。
さっきまでいたバッドウォーターを見下ろせる場所です。
ここから見ると、確かに谷にも見えます。
ちなみに、ここの標高は海抜1669メートル。バッドウォーターは海抜マイナス85.5メートルですので、1700メートル以上の高低差を一気に駆け上がってきたことになります。
気温も、先ほどの華氏75度から華氏54度（摂氏12度）まで下がってきました。
寒いー

ダンテスビュー 自然･景勝地

丸一日、デスバレーをしっかり堪能してしまいました。
暗くなる前にラスベガスまで戻ります。
夕日が、名残惜しそうに西の山影に沈んでいきました。

夕食は、またしてもキャンベルのお世話になりました。

その６、最終回に続きます。

ABZ MGM シグネチャー スイーツ ホテル