2023年GWのパリ・ロンドン旅行の旅行記です。<br /><br />飛行機は日本・パリの往復。<br />途中、パリからユーロスターに乗って二泊三日でロンドンに行っています。

パリ・ロンドン旅行 ② ロンドン観光

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2023/04/27 - 2023/05/07

2383位(同エリア9832件中)

エリア

ロンドン(イギリス)

旅行の満足度: 4.5

観光: 4.5

ホテル: 4.0

グルメ: 4.5

交通: 4.0

同行者: カップル・夫婦

交通手段: 鉄道徒歩

旅行の手配内容: 個別手配

ロンドン２日目。

ロンドンでの2大目的『大英博物館に行く』と『フィッシュ&チップスを食べる』を初日に達成したので、後はゆっくりロンドン市内の観光地を徒歩で巡りました。

ハイド・パークからのスタートです。
本当に広い公園。
朝は人も少なくて見渡す限りの緑が気持ちいいです。
ハイド・パークには結構リスがいて、逃げちゃうかなと思ったら駆け寄って来ます。

ダンナさんに何かアピールするリス。
期待はずれだとどこかに行ってしまいます。

午後にハイドパークを通りかかると、りんごなんかを与えている人がいたので餌をもらえると思っているみたいです。
午後になると人が増えて、湖の近くのカフェも満席のようでした。芝生も別の公園かと思うほど人でいっぱい。

静かにお散歩するなら朝、賑やかな方が好きなら午後がいいですね。
ハイドパークを抜けてバッキンガム宮殿に向かうと、自然とウェリントン・アーチを通る感じになります。
ハイドパークからバッキンガム宮殿に行くのは、宮殿の裏手から向かう感じになるので、この門も後から入って振り返って正面を見ました。
バッキンガム宮殿。

衛兵の交代に時間を合わせて行ったつもりだったのに、人が少ないなーと思ったら…。
衛兵の交替式はお休みでした。
数日後にチャールズ国王の戴冠式が予定されていたので、あちこちその準備で封鎖されていました。

衛兵の交替式のお休みも多分それでかな。
宮殿前の道路（ザ・マル）も通れなくなっていました。
ザ・マルから見たバッキンガム宮殿。

交通規制中で遠くからしか撮れませんでしたが素敵でした。
残念だった部分もありますが、街中が戴冠式お祝いムードで旗が掲げられていてすごく綺麗だったので、これはこれでよかったなーと思います。
ウェストミンスター寺院に行きたかったので、ザ・マルからセント・ジェームス・パークに入ります。

この公園、ハイド・パークと比べると広々とした感じではないですが、お花が多くて華やかです。
遠くにロンドン・アイが見えたり借景もとてもいい。
近くに泊まっていたら、パンを買ってきてここで朝ごはん食べたかったですねー。
鳥さんたちもたくさんいます。
ウェストミンスター寺院。
こちらも戴冠式の準備のため休館でした。

観光客は誰も入れなくて柵の外から見るだけでしたが、静かな佇まいが寺院の美しさを際立たせていました。
寺院の横にも戴冠式の旗。
いくつかデザイン違い、色違いがありましたが、どれもすっごく可愛かった。
ウェストミンスター橋から見た、ビッグ・ベンと国会議事堂。

偶然ちょうど11時だったので、ビッグ・ベンの鐘の音を聞くことができました。
『ウェストミンスターの鐘』は本当に学校のチャイム。

音が荘厳で響きが綺麗なので、時間を合わせられるなら正時に行くのもいいと思います。
ビッグ・ベンと川を挟んで対角にロンドン・アイが見えます。
さすがにロンドン・アイは営業していました。

ロンドン・アイの真下を通って、テムズ川沿いに散策します。
テムズ川沿いの散策道。

日曜日だからかたくさんの人がお散歩していました。
いつもあるのか日曜だからか、ソフトクリーム屋さんのワゴンカーが何台もありました。

結構どのお店もチョコレートを薄い層にしてスティック状にしたものをさしているんですがこれ美味しい。
お昼前なのにBARも空いていて、お酒も売っていました。
ダンナさんが買ったカクテル。

紙コップにストローなのでジュースにしか見えないけど、お酒です。
テムズ川沿いの道では古本市みたいなものもあって、日本のゲームやアニメの本も普通にありました。

ナルトやドラゴンボールやヒロアカなんかはロンドンでも人気があるのか、街でもちょこちょこ見かけました。
10歳くらいの女の子が、日本語で「う◯はサスケ」と書かれたTシャツを着て両親と普通に歩いて、びっくりしましたよ。
テムズ川沿いにどんどん歩いてロンドン橋の近くに、雰囲気の違う場所が…。

『クリンク刑務所』という刑務所の跡地らしいです。
拷問などで悪名高い刑務所だったそうです。
外から見るとお化け屋敷のような『クリンク刑務所博物館』という博物館もありました。
ロンドン橋を渡って対岸へ。

ロンドン橋からタワー・ブリッジがよく見えます。
でも少し遠いので望遠カメラでないなら、川岸からもっと近づいて写真を撮る方が撮りやすいかもです。

2つのタワーにリボンをかけたようなタワー・ブリッジは本当に素敵。
ロンドン塔に到着して、私たちのテムズ川沿いの散策は終了です。
ロンドン塔の中に入っていないので、外から見るといかにも砦という感じ。

ハイド・パークからはかなり歩きましたが、川沿いの遊歩道で名所が続くので、飽きずに楽しくお散歩できました。
歩くのが苦でない人にはおすすめです。

日本に帰ってきてからも、ここのお散歩はよかったなと改めて思います。
散策の後はランチの予約をしていたので、地下鉄で『ANGEL』という駅まで移動しました。

オイスターカードがあるので、ロンドンの地下鉄『TUBE』はすごく便利で快適。
ロンドンでは結局一度もタクシーを使いませんでした。
『ANGEL』駅は『キングス・クロス』駅から1駅なのに、観光地ではないからか地元の人が多いという印象でした。

スーパーが何軒もあり、ユニクロやロクシタンなんかが入っているショッピングモールもあり…。
予約の時間まで少しあったので、このショッピングモールのテラス席でお茶にしました。
どこにでもエスプレッソがある印象ですが、テイクアウトのエスプレッソはこんな小さな紙コップにいれてくれるんですね。
ドーナツみたいな匂いがすると思ったら、チュロスのお店がありました。

チュロスがね、大きなカップにブーケのように何本も入れられていて、みんなで食べるのかなと思ったら、子どもでも一人に一つ、その花束のようなチュロスを買っていてびっくりしましたね。
トッピングのチョコレートソースがこれでもかというくらいかけられていて、なんだかすごかったです。
店員さんたちが痩せているのが謎なくらい…。

でも、次々買いに来る人がいて人気があるようでした。
一本なら食べたかったかも…。
予約をしていたのは『The Pig & Butcher』というお店。
パブのようですが、私たちのお目当てはサンデー・ローストです。

せっかく日曜日にロンドンにいるならと、日本から予約していきました。
とってもおいしかったサンデー・ロースト。

私たちが頼んだのはビーフです。

お野菜とローストビーフの上にヨークシャープディングがのっています。
お店によって付け合わせもお肉も個性が出るみたいです。
このお店でも豚肉のローストを食べている人もいてそれも美味しそうでした。

デザートも美味しそうだったんですが、満腹で食べられなくて残念。
ランチのサンデーローストの量が多かったので、夜はホテル近くのデパートのフード館やスーパーで買ってきたものでホテルで食べました。

旅の途中でこういう晩ごはんをいれていかないと、毎回レストランだと胃が疲れます。
手前のグラスが赤ワインではなくてレッドスムージーです。
スムージーがスーパーでもカフェでもよく売っていて美味しいですね。
ロンドン最終日はあまり時間がなかったので、サクッとピカデリー・サーカスを通って
トラファルガー広場を見てロンドン観光は終わりです。
セント・パンクラス駅から、ユーロスターでパリに帰ります。
行きのパリと同様、入国審査があります。

ユーロスターの改札の外には『PAUL』や『ラデュレ』、スーパーの『マークス＆スペンサー』がありました。
入国審査後にも売店がありますが、この時は前の電車が遅延で待合に人が溢れていて、座る席もなかなかないほどだったので、どんなものがあったか確認していません。

お手洗いはパリ北駅よりこちらの方がよかったです。
お手洗いに限らずパリ北駅よりセント・パンクラス駅は安心感が違いますが…。
ユーロスターの中でお昼ご飯。
『マークス＆スペンサー』で買ったものです。

野菜不足だったのでケール入りスムージーを買ったのですが、色以外まったくケールを感じませんでした。
美味しかったですが…。

ロンドンは街が綺麗で、店員さんも親切ですごくよかったですね。
好きな街になりました。

ただ驚いたことに、今まで旅行した中で一番英語が聞き取りにくかったです。
イギリス英語に慣れていないのと、ネイティブすぎて言葉の繋ぎが滑らかすぎるので、なかなか耳が単語を拾ってくれませんでした。
パリの店員さんの英語とかは逆に聞き取りやすくて、不思議ですね。

そういうことも含めて、とても面白いロンドン旅行でした。