2023/06/02 - 2023/06/02
306位(同エリア1492件中)
まりあさん
今年のプチ旅行のテーマは、昨年のヨーロッパ旅行の費用、四つ星ホテルの素泊まりで、毎日25000円払い続けた90泊より、安い予算で、日本各地のフレンチを提供するホテルを探すことです。
楽天トラベルの予約サイトで、信州のフレンチを出す宿を検索したら、軽井沢と蓼科のエリアでたくさん見つかりました。ただ、軽井沢のホテルのお値段は、ヨーロッパをはるかに凌ぐ、恐ろしい吊り上がり方でびっくりしましたが、もちろん、軽井沢に魅力を感じない私は、そこを避けます(笑)。
蓼科地区で、二つの宿を見つけて、そこからは、いつもの私のルートで白馬へ向かい、以前から知っている宿をとり、行きは中央道、帰りは北陸道、という私のスタイルです。
距離的にいうと、中央道の方が短いようですが、何せ、混雑が大嫌いなので、車の多い道は、走りたくないのです。滋賀県からの場合、西の大阪・兵庫、東の愛知エリアは、私にとっては、なるだけ走りたくないエリアなのです。
往路は、気合を入れて、ここを突破しますが、帰路は、疲れもあるので、ゆったり走れる北陸道がお好みです。
さて、今回の旅で、もっとも気を揉んだのが、お天気でした。
出発の1-2週間前から、私の旅行の10日間、毎日毎日雨マークが並んでました。キャンセルしようかな、とも悩みましたが、昨今の天気予報って、ものすごく当たらない。雨雲が去ったのを確認してからウォーキングに出かけたのに、ずぶ濡れになったり、一日中の雨かと思えば、ずっと晴れていたり・・・・
なので、「天気は当たらない」と言うスタンスで、雨でも決行を判断しました。
さて、近づいてくると、移動日の月曜日に、かなりの豪雨になりそうで、キャンセルできるギリギリで、月曜の夜の宿をキャンセルしました。2泊を1泊にしたのでした。
そして、月曜日の早朝に目覚めた私は、月曜は一日中雨だけど、火曜はかなりの快晴になりそうで、一気に4時間半を移動するのはきついから、月曜日に中間地点まで走ろうかと、思案しました。
午後の雨は、2-5ミリで、風はほとんど無し。それなら、ゆっくり走っていこう、そして見つけた松川の温泉施設で一泊して、火曜日の快晴を、しっかり活用しよう、と決めました。
いつも泥縄式の予習ですが、ルート検索していると、名神高速の集中工事で、大垣から一宮あたりが、17キロの渋滞と出ました。日曜日に始まったそうで、それを知らずにつっこんだ車が大渋滞を起こしているようです。
下りの渋滞は、7キロほどですが、上りは17キロ。
所要6時間・・・それはきつい。
で、大津から新名神、湾岸道、東海北陸道と迂回して、松川インターまで向かいました。湾岸道が、渋滞を避けて迂回してくるトラックだらけで、走りにくかったですが、東海北陸道あたりからは楽に走れて、ふだんの所要時間の3時間半ほどで宿につきました。
火曜、水曜、木曜は、ウッシッシと笑いたくなる素晴らしい五月晴れ。
おかげで、たっぷりと新緑の山と湖の景色を満喫しました。
ただ、沖縄の南の台風の進路が定まらず、もう一度、やばい日が来そうで、ハラハラしておりましたが、どうやら、金曜日は、日本全国、豪雨に見舞われそうで、日が近づいてきても、確定的に蓼科も豪雨です。
金曜日は、女神湖から白樺湖への移動日で、たった20分で次の宿に行けますが、チェックアウトの11時から、チェックインの15時まで、豪雨の中、身の置き所がありません。
このエリア、夏休みは大混雑の人気観光地ですが、まだ夏にはなっていないこの時期は、閑散期で、店も閉まっているし、リフトも定休日があったりして、美術館はしょぼい小さいのしかないし、イオンモールも松本まで1時間以上かかる。
それでまたまた、悩みに悩んで、白樺湖のホテルを、連泊から1泊に変えて、女神湖のホテルを一日延泊しました。
幸い、キャンセル料も取られず、同じタイプの部屋の空室もあり、居心地のいい、女神湖の宿で、丸一日、雨を眺めて過ごしたのでした。
こういう決断に至ったのは、女神湖のホテルの部屋が、ものすごく心地よく、さらに、DVDプレイヤーがついていて、しかも、私の長年の趣味ゆえ、月額レンタルしているDVD、なかなかいいフランス映画を4枚、持ってきていたのでした。
さて、金曜日は、丸一日のステイ・ホーム、ならぬ、ステイ・ルームでしたが、土曜日からは、またまた快晴に恵まれました。
過去に、信州を旅したとき、いやと言うほど雨に祟られているので、今回のように快晴に恵まれたのって、もしかしたら、初めてかもしれません。
10日間の旅で、写真を撮りすぎたので、たくさん入れ過ぎました。
お時間のある時に、さらっと流し見していただければ、幸いです。
今回は、10日間の旅で、いつもよりは長かったので、宿代に、合計で15万円ほどかかりました。そのうちの5泊は、フレンチの二食付きで、4泊は素泊まりです。フレンチを食べつつ、太らないようにするため、二食付きと素泊まりをバランスよく配置するのに苦労してます(笑)。
素泊まりは、平均9000円、二食付きは、平均22000円でした。
そう、昨年のヨーロッパのホテル代を見つつ、「一日25000円出したら、日本なら、美味しい朝食と夕食がついてくるよなぁ」と、ため息をついたのでした。あの時の怨念が、今年の旅の発端となっています。
今回は、しっかりグルメして、コスパもバッチリでした。
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松川インターから、高速に乗り、せっかくの快晴ゆえ、諏訪湖の一部をウォーキング。
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諏訪湖で、11時近くになったので、キャナリィ・ロウという湖沿のイタリアンへ。
11時オープンと同時に、8割の席が埋まるという盛況ぶりにびっくりしました。
サラダと前菜のバイキングと、デザートバイキングがあり、私は、スイーツは避けて、前菜のみ。パスタ2000円ほどの料金に、サラダと前菜は含まれていて、デザートは、プラス450円ぐらいで、注文できる。
地元の、マダムたちが、ご友人たちとおしゃべりする絶好のスポットのようです。
駐車場は広々として、使いやすいです -
次に向かったのは、この時まで存在を知らなかった蓼科湖。
道の駅の駐車場やトイレ、カフェも完備して、湖一周の遊歩道は、素晴らしい -
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森の中には、椅子とテーブルがたくさんあり、自由に使える
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蓼科湖から、20分ほどで、白樺湖です。
北と南に無料駐車場があり、そこに車を停めて、半周だけ歩きました。
少し雲があるけど、鏡面風景もワンダフルでした
白樺ぐるりんという遊歩道で一周できます。 -
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女神湖の存在も、直前の予習で知ったのですが、最初の宿は、コロシアム・イン蓼科。歴史のある、フレンチを出すホテルです。
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女神湖の木道。ここも一周路が完備されていて、白樺湖に比べると、とにかく静かです。一周1.8キロ。
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標高1500メートルで、新緑が輝きます
これこれ、これが見たかったんですよね。 -
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女神湖センターのところに、駐車場。
少し離れたところに広い駐車場もあり、ここに車を止めて、歩けます -
ホテルのギャラリー
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フレンチレストランのシェフが、今はこのホテルのオーナーだそうです。
見た目は、そうでもないけど、味の出し方は上手です。どれも、いい味が出ていて、ふむふむ、美味しい、と心が喜んでます。 -
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食堂から見える、窓の外は、白樺の林
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新玉ねぎのスープ
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夕暮れになりました
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白樺の森の朝も清々しい
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卵でなく、豆腐ステーキを選びました。
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横谷峡の滝をめぐる遊歩道を歩こうとしたけど、崩れそうで、ロープが張られてました。で、断念。
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入り口にある乙女の滝だけ見ました。
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で、再び、蓼科湖に行き、もう一周、歩きました。
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一周目の日には気がつかなかった、川沿の道も素敵です
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あんまりローカルのお店がなくて、食いっぱぐれそうになりましたが、車山肩のパーキングにある食堂で、困った時のカレーライス。
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二つ目の宿は、ホテルアンビエント蓼科。
部屋タイプがいろいろあって、悩ましいのですが、本館2階にある、ヴェール緑というタイプの部屋です。
窓からは女神湖が見えて、窓辺にカウチがあり、ぼんやり女神湖を眺めてられます。
リニューアルした部屋なので、設備は新しく使いやすい。 -
この長々としたデスクがいいです。
ここに細々したものを置けるし、コンセントもたっぷりあるので、使い勝手が良かったです。
DVDプレイヤーも備え付けられてました -
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ホテルアンビエントの正面玄関は、女神湖から少し離れるのですが、通路で繋がったアネックスの真ん中あたりに、女神湖直結の出口があり、そこからホテルの庭のような感覚で、湖の遊歩道に出られます。
ただし、19時に閉まるという説明書きを頭に入れないと、帰るのに苦労するかもしれません -
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部屋から湖が見えると、朝や夕暮れの景色が楽しめます。
少しずつ日が暮れていきます -
窓の下の木々は、イルミネーションで照らされて、静かな女神湖が浮かび上がるようです。
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翌日は、八島ヶ原湿原に行きました。
ビジターセンターの前に駐車場があり、マップを買って行きましたが、山歩きの経験が少ない私は、途中で迷ってしまいました。
高原から高原へとトレッキングルートが縦横に伸びていて、分かれ道の案内表示が、この湿原以外の目的地の地名が書かれていて、混乱します。 -
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行き止まりかとショックを受けましたが、鹿の出入りを阻むための鉄柵でした。
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白樺湖を見下ろす展望台です。
ビーナスラインは、松本から美ヶ原へのルートを、よく走りましたが、カーブが多すぎて、景色は大したことない、という印象でしたが、むしろ蓼科から車山あたりのルートがいいです。
カーブが緩くて走りやすいし、高原をつっきって走るので、景色は抜群です。 -
再びの白樺湖
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ホテル・アンビエントの正面入り口
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フレンチは、まあまあですが、連泊でメニューも変えてくれて、スタッフもフレンドリーで、素敵なディナーでした
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2度のディナーの写真を、部分的に入れてます。
延泊した日のディナーコースは、最初のコースと違ったようで、アップグレードのコースは、たくさんの料理が食べれて、満足感が高かったです。 -
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これは、帰路の途中で立ち寄った、蓼の海公園の池です。ここも景色が良かったです。
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女神湖の宿から、白樺湖の宿への移動日、諏訪湖でまたウォーキングしました。
土曜日だったので、白樺湖あたりは、池の平ファミリーランドみたいな人気観光地も多いし、混みそうだなと思ったので、諏訪湖をめざしました。
今回は、赤砂崎の公園の駐車場に止めて、湖畔を歩きました。ところが、天気はいいけど、風が強くてめげました -
なので、前にも来たことがある、ハーモ美術館に立ち寄りました。
前回は混んでましたが、この日は他の客はゼロ。なので、ゆっくり鑑賞できました。 -
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諏訪湖から見える富士山。
金曜日の豪雨のためか、諏訪湖の水が濁ってました -
この日は土曜日。
それゆえ、人気の観光スポットは避けて、諏訪湖のデニーズでランチです。 -
チェックイン時間が近づいたので、白樺湖に向かい、この日は白樺湖を一周しました。部分的に途切れているのかと思ったけど、道路沿いの道ではなく、木道の道を発見して、そこを歩きました。
青空バッチリなので、景色は最高
この日の宿は、白樺湖ビューホテル、一泊7000円という料金もびっくりですが、まあその料金に見合うホテルでした。 -
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さて、日曜日は、蓼科エリアをあとに、下界へと降りて、安曇野の大王わさび園に立ち寄りました。
元々は、ゴールデンウィーク直後の田植え期の安曇野が大好きなんですが、今年は、統一地方選挙の年で、ドライバーにとっては、とっても危険な「交通安全週間」が4月から5月に移動する年なんですよね。それゆえ、安全週間が終わってから出向いたので、北アルプスの雪は、だいぶ消え去ってました。
大王わさび園は、1985年ごろに、ガイドの仕事で、ハワイ日系人の団体を率いてやってきたのが初回。その時から、ここの大ファンになり、もう何回来たことか。
広大な駐車場と、広大なわさび園を散歩して、わさびソフトクリームを食べて、北アルプスの景色を眺めて・・・
ここのホスピタリティの良さには、いつも感心させられます -
わさび田を流れる水は、透明でサラサラと流れて、これをみているだけで、幸せな気分になります。
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北アルプス展望美術館のある公園を散歩しました。
安曇野から白馬へと走る道、オリンピック道路と呼ばれている道からのアルプスの眺めが大好きです。
道の駅松川のある道路なのですが、ほとんど信号もなく、のんびり走れて、景色は抜群。今回もここを、2度走って、景色を楽しみました -
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白馬のホテルは、ホテル・ラネージュ東館。
フレンチが定評の宿です。
白馬の森の中のホテル。 -
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新玉ねぎのスープとタラの芽の天ぷら
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フランスからのホワイト・アスパラガスは、歯ごたえのある茹で方で、美味しかったです。フランスで食べたのより、太かった
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ナマモノが苦手な私のために、牛頬肉の赤ワイン煮込みを調理してくれました
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朝ごはんがまた美味しい
ミネストローネスープは、野菜がたっぷり -
蕎麦粉のガレットと野菜サラダ
ガレットの味がしっかりしていて、食べ応えがあって、今まで食べたガレットの中で、最高に美味しかったです。 -
フルーツとヨーグルト。
完璧な朝ごはんです。 -
本館は、素泊まりだけだそうです
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次の日は、また安曇野まで走り、穂高神社の界隈を散策しました。
ゴールデンウィーク直後の田植えから、もうそこそこ苗が成長しています -
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安曇野といえば道祖神。
あまりに暑そうなので、道祖神めぐりはやめて、神社で少し見ただけです -
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穂高駅前で、お蕎麦のランチ
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白馬で、もう一つ、大好きな宿が、シェラリゾートのホテル。
ここの外来入浴が1時から4時までと確認して、1時過ぎに行きました。
広い湯船を、独り占め。
ここのお風呂、好きなんですよね。
ラネージュには温泉がないのですが、すぐ近くにシェラリゾートがあるし、反対に、シェラリゾートに泊まって、ラネージュでランチを食べるのもありかと、今回、学びました -
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ホテルの中で見た写真です。
ゴールデンウィーク直後なら、かなりの冠雪が見られるのですが、それは交通安全週間でない時期にまた、来たいと思います -
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ホテルラネージュのある森の中を散策しました。
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2度目のディナー
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今回、台風やら豪雨やらが悩ましかったけど、そして二日間は、かなりの雨に降られましたが、そのかわり、その他の日は、素晴らしく晴れて、青空が出たので、大満足の旅でした。
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