2023/05/24 - 2023/05/24
620位(同エリア1485件中)
まりあさん
今回は、2泊3日の一人旅で、鳴門のホテルに連泊して、大塚国際美術館に行きました。
コロナの2年間は、政府が、自分の責任逃れのために、科学的根拠に乏しい緊急事態を長々とする中、「人と会わなきゃいいんだから」という私独自のコロナ観に従って、大好きだった「友人との会食」を激減させて、一人暮らし、一人飯、一人旅という、私なりの「感染予防」に努めました。
その一人旅も、マイカーを、青森や鹿児島の過疎地に走らせて、ホテルに5-7連泊して、お部屋の清掃も限定的にして、食事はレストランで食べるけど、バイキングには行かない、混雑時には行かない。平日の、2時とか3時とかにファミレスで食べると、周囲はガラガラ。
そんな形の一人旅が中心でした。
感染予防とともに、ガラガラのホテルやファミレスに、経済貢献するという意識もちょっぴり。
コロナの3年目は、政府のおバカな「医師のサイン入り、病院の印鑑入りの陰性証明がなければ、帰国便に搭乗拒否される」という高いハードルにもめげずに、春と秋にフランスやスペインを旅しましたけど、そのために、ほぼすべての旅行エネルギーを奪われてしまいました。
長距離ドライブ旅行は、75歳まではやりたいと考えているので、安全にやり続けるためには、年に1-2回はやり続けないと、勘が鈍ってしまいます。
その意味で、昨年は、夏には、東北ドライブをしました。
今年に入ってからは、プチ旅行を積み重ねているので、ドライブ旅行も、伊勢志摩への2時間や、滋賀県内の1時間というお気楽なものばかりでした。
今回は、鳴門までの、やはり2時間半ぐらいの短いドライブなのですが、私の苦手な、大阪から神戸を車の多いエリアを走り抜けるから、そして、過去に何度もインターの出入りで間違えて、辛い目に遭っているエリアなので、予習に手抜きすることなく、ルートをチェックしました。
走り出したら、どうってことないんですが、渋滞、混雑、駐車場の争奪戦が何より嫌いな私なので、加齢とともに、長距離ドライブも、ハードルが少しずつ上がってるなぁと、実感しました。
久しぶりの大塚国際美術館は、写真のような立派なソファを、そこここに置いてくれてました。
最初、あまりの豪華さに、座ろうとは思い付かなかったんですが、博物館の陳列の椅子は、「座ってはいけないマーク」のロープが貼られていたり、「座れません」と書かれていたりしますが、そんな注釈は何もない。
あ、座っていいんだわ、と気づいてからは、豪華そうな椅子を見つけると、プチ休憩をしました。年寄りには、ありがたいリラックス空間です。
この黄色いソファ。めちゃ座り心地が良かったです。このまま寝ようかと思ったぐらい。
大塚国際美術館は、もう合計で10回ぐらいは訪れています。
混雑嫌いの私は、ホンモノの絵が二つ三つ展示されているだけで、大行列になるような日本の美術館に行くよりは、陶板の写真でいいから、静かにゆっくり鑑賞したいタイプです(笑)。
もしくは、ヨーロッパで、有名な絵がないから、訪問者は少ないけど、有名でなくても、いい絵がたくさんある美術館を静かに歩くか。
今回は、修学旅行や遠足の、小中高校生が多くて、うるさかったけど、まだ大人や高齢者は、あまり戻っていないようで、楽しみにしていたレストランは、週末のみの営業でした。
テレビのニュースでは、コロナの前まで戻った話が多いけど、人気のスポットの混雑は有りとして、そこまで人気のない、高齢者好みの施設は、まだまだコロナが尾を引いてますね。
この影響、いつまで続くのか。まだ8割の人が、がっつりマスクをしている日本では、コロナの心理的影響は、まだまだ終わってないのだなと、いつも思います。ウィルスより怖いのは、マインド・コントロールでしょうか。
ちなみに、今回は、旅行支援を活用できました。
それに、利用したアオアヲナルト・リゾートは、一人利用ができないことも多いと記憶しているのですが、今回は、一人利用も可能で空室を見つけて、しかもフレンチレストランで食事可能だったので、ホイホイと飛びついたのでした。
二食つき二泊で、62000円から、旅行支援と楽天クーポン9000を引いて、53000円でした。人気の宿のようで、ちょっとお高いです。
でも、これでも、昨年のヨーロッパの四つ星ホテルが、素泊まりで25000円だったことを思うと、同じ料金で二食つき。
しかも、このホテルは、連泊者には、カフェでのコーヒーや、ランチのサービスもやっていて、甘いものを押さえに押さえている私も、海の景色のカフェに引き寄せられて、ケーキを食べてしまったので、この後、決死のダイエットの試練が待ち受けてます(笑)。
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淡路サービスエリからの明石大橋です。
このサービスエリア、ハイウェイオアシスとか作ってるから、動線がめちゃくちゃややこしい。
トイレストップだけのためには、利用したくないと思いました。 -
ホテルは、15時までは入れないと思い込んでましたが、連泊すると、14時チェックインになるようで、14時前でしたが、部屋を用意してくれました。
バルコニーからの眺めが素敵で、目の前の海の青々とした色は、沖縄よりずっと綺麗。
だから、アオアヲナルトリゾート、という名前なのかな。 -
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写真では、うまく出せませんが、この深い緑と青色は、吸い込まれそうに魅惑的でした。もっとも、到着日の天気が素晴らしく、空の青さが際立っているから、この青色が出たようです。スタッフの方に聞くと、晴れた日には、この青色が出るようです。
ただし、天気予報では、毎日、ピッカピカの晴れマークだったのに、実際には、二日目も三日目も、雲が多くて、この海の色の美しさは、初日だけでした。 -
バルコニーの椅子も座り心地がいいし、この日は風もなく、バルコニーで、ゆっくり時間を過ごしました。
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お部屋もゆったりしてます。
ホテルの左右はビーチが広がっているので、夏は、ファミリーでごった返すようで、朝食レストランの順番取りシステムがあったり、また、このホテルの欠点は、駐車場の少なさです。
200室あまりに対して、200台と出ていたので安心したのですが、航空写真でチェックすると、駐車場が見えない。
で、いろいろググると、地下駐車場は狭くて入れにくく、第二駐車場は道路の向かい、第三駐車場は、とんでもなく遠い。
よって、あまり混雑していない日だったけど、駐車場争奪戦はありました。
2時着でしたから、地下駐車場に入りましたが、小型、大型という区分で左右に分かれて、小型の方は、坂で機械の上に止める、という私には辛いタイプの駐車場で、逆走して大型の方に行って止めましたが、それでも、白線の真ん中に停めても、ドアが開けづらい、という狭さです。
まあ、どうせ、混雑時期には、一人で泊めてくれない宿だから、どこまでリピートするかどうかは悩ましい。
旅館との遭遇も、一期一会ですね。 -
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フレンチレストランは8階。
宿の予約とは別に、テーブルチェックのサイトから、ホテルのレストランを別途予約する必要があります。
かなり手前で予約したけど、レストランの時間はすでに満席も出ていました。だから、先にレストランの空き状況を確認してからでないと、「フレンチ夕食付き」プランで部屋を予約できても、レストランは予約できないこともあるのがややこしいです。
こちらは連泊特典でのコーヒーサービス。
けど、ケーキが各種あるから、つい、食べてしまった。反省。 -
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フレンチの腕前は、まあまあフツー。
東京と大阪のミシュランで食べ歩きした後だから、そういう印象になってしまったのか(笑)。 -
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朝食会場は、カフェと、和食のバイキングの2箇所です。
徳島の阿波の食材の和食に、なぜかあまりひかれない。
最近、和食を美味しいと思わなくなりつつあるんですよね。なぜなんでしょうか。味付けのバリエーションが、醤油、砂糖、出汁だけだから、この年齢に至って、とことん飽きたからなのかなぁ。
スペインやフランスの創作系では、新しい味を工夫するけど、日本の和食は伝統伝統と言いすぎる。
スペインでも伝統料理は塩辛いだけで嫌いですが、創作系が、ハーブやスパイスを使って、多様な味付けを出している気がします。和食にも、そういう流れをどんどん作っていってほしいと思います。
このカフェ、海の景色がいいんですよね。それで気に入りました -
二日目、雲が出ると、海の色は台無し。
これはやはり、日本に湿気が多いからなんですよね。
日本より乾燥しているスペイン、それよりもっとずっと乾燥しているメキシコ。
この二つの国に10回以上旅している私が痛感するのは、スペインやメキシコでは、青空の色が素晴らしく美しい青色で、しかもそれが、ほぼ毎日続くから、海の色も固定的に美しいんですよね。
その代わり、肌がカサカサになります(笑)。
日本は、湿気が高く、それゆえ、日本人の肌はしっとりしていますが、その分、海の景色は、保証されません。 -
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大塚国際美術館のエレベーター
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カラバッジョを独り占めできる幸せ
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ルーブルでは、いつも大衆に囲まれているモナリザも、ここでは静かに鎮座してます
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ボッシュの祭壇。
これは、ヨーロッパで見ても、常に20人ぐらいが、絵に釘付けになってました -
見覚えあるなぁと思ったら、最近では、もっともよく通っている、マドリードのお気に入りの、ティッセン・ボルネミッサ美術館の所蔵品でした。
やはり、プラドと、この美術館にもっとも何度も行ってるなと思いました。 -
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アンナとマリアとキリスト、三世代の家族像ですね。
この図柄も、よく見ます。 -
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この細部の精密さに、心ひかれます。
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レンブラントの夜警(部分です)。
昔々の若かりし頃に、15回だけツアコンに駆り出されて、オランダに行った時、お客の一人が、「レンブラントの夜景が見たい」と言い続けて、当時は、旅程がわりと自由だったので、ガイドさんが調節してくれて、国立美術館で、この絵だけを駆け足で見ました。
このお客、毎日のように、「レンブラントの夜警は見れるのか」と私にくってかかってくれて、私の胃の痛みの原因になってました(笑)。
当時は、修復前だったのか、照明が暗かったからか、ものすごく暗い暗い絵、という印象でした。 -
システィーナ礼拝堂
これを実物大で作った業績はすごいっ -
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真珠の耳飾りの少女が、映画のせいか、ダントツに有名ですが、私が好きなフェルメールは、これです。
もっとも、オランダのマウリッツハイス美術館には行って、数時間粘って、閉館近くにはやっと、真珠の耳飾りの少女も、独り占めできたのですが、好きだったのは、むしろ、有名でもない、他の絵でした。 -
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オーストリアの美術史美術館に行ったのは、1997年のユーレイルパスでの周遊旅行だったと思うのですが、このクリムトの絵にインパクトを得た時が、私の美術館好きの始まりだったのかなと思います。
それまでは、美術館なんてつまらないと思ってましたが、美術史美術館で、ヒストリーに沿った展示を見て、自分の好みが何なのか少しずつわかってきて、しかも、こんな近代画があることで、絵画への興味が、ぐぐぐんと深まったのでした。 -
戦争とは、手のつけられない悪ガキが暴れているようなもの、というルソーの「戦争」をテーマにした作品。
プーチンやらのおバカな独裁者にいったい何人の若者たちが殺されているのでしょうか。人間の愚かさは、文明が進んでも、ちっともマシになることはないのですね。 -
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地味だけど、なぜか心ひかれるコローの絵(部分です)。
昨年のルーブル美術館で、ツアー客やお上りさんは、モナリザをめざすので、入り口からモナリザまでの通路がやたら混雑。私は、心の中で、このエリアをモナリザ回廊と呼んでました。
で、入ってすぐに、上の階に行ったら、フェルメール、コロー、ドラクロワあたりが、周囲に誰もおらずに独占できる状態で、至福の時を過ごしました。 -
大塚国際美術館25周年記念で、この絵が追加されたそうです。
今まで、なかったんですね。
そして、この25年間に、ゴッホのひまわりやら、この絵は、知名度がぐんと上がった。有名な絵なんて、流行に振り回されるんですね。
けど、この絵は、ひまわりより、ずっと好きです -
こちらも戦争をテーマにした絵ですが、撃たれる方も悲劇ですが、撃たされている兵隊も、目を背けて、この任務を果たさされている。撃っている方は生き残るのでしょうけど、この時の心の傷は、一生消えることはない。
それが戦争ですよね。
(と、これは、最近の志摩スペイン村の博物館のビデオで学んだことでした) -
ゴヤの黒い絵の展示室。
部屋を暗くして、演出してました -
今回の大塚国際美術館にやたら行きたくなった遠因は、最近ハマっている、原田マハさんの、美術館ミステリーを読んでいるからです。
ゲルニカがテーマの小説を読んでから、今まであまり好きではなかったこの絵を見たくなったのでした。(スペイン村で、ちっこいのは見ましたけど) -
ゴーギャンも、小説に出てきました。
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好きだったレストランは週末のみの営業になったので、カフェでランチです。
けど、この日は食べすぎました -
ジャボニズムの影響が背景に出ている絵
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美術館内には、あちこちに椅子が置かれているのが嬉しいです。
初めて来た時には、動き回って疲れ果てましたが、今は、どこに自分の見たい絵があるか、まあまあ分かってるので、効率よくまわれます、
こまめに、ちょっと座って休憩するのが、年寄りのペースにはいいと、学びつつあるので、こまめに座りました。 -
これ、この一枚だけに、特別な部屋が当てられていたので、ランチしながら確認したら、これを見逃してました。
誰もいない時に、皮のソファに腰掛けて、じっくり鑑賞できる幸せ -
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このタペストリー、2007年の時だったのかなあ、パリに1週間滞在して、美術館めぐりをして、今はめちゃ有名ですが、当時のパリで、この小さな美術館は、ほとんど人がおらず、真っ暗な展示室で、3-4枚のタペストリーに囲まれて過ごした時間は、濃密でした。
パリタクシーの映画ではないけど、この年齢での美術館めぐりは、その折々の旅を思い起こす旅にもなり、さらに感慨が深まります。 -
パドヴァの町が気に入って、数回行き、少し長い目に滞在し、スクロヴェーニ礼拝堂にも入りました。ただ、入り口で、貴重品の入ったポシェットまで預けさせられて、パスポートも提示させられて、あまりの厳重さに、絵より、むしろパスポートの無事が気になって、ゆっくり見れませんでした(笑)。しかも、修復しすぎて、きんきらきんになっていて、その時、ホンモノより、大塚で見るほうがいいや、と思ったのでした(笑)。
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ここは、長いベンチがあるので、たくさんの人がいても、ゆっくり座れます。
大抵の人は、すぐに出て行くので、ほんとうに絵が好きな人だけがじっくり楽しんでます。
その椅子、ちょうど、上を見上げるのにいいように作られていて、上を向いた姿勢での首を置くところがあるので、首がだるくなく見れるように設計されてました。
大塚国際美術館の、こういう気配りが私がリピートする一因です。 -
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こちらも原田マハさんの小説で知識を深めた、ジャポニズム
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背景にジャポニズムが表出
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3時間ほどで、見たい絵はすべて見たので、鳴門大橋の下を歩く、「渦の道」でウォーキング。
天気予報は外れて、晴れるはずの太陽は、出ないままに、出かけました。 -
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あと、1時間ぐらい待つと、渦が出現する時間帯でしたが、風が強く、ここで渦見るより、部屋のバルコニーの海の景色の方がいいと思い、歩いただけで切り上げます。
おかげですいてました -
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そこからちょっと歩くと、千畳敷の展望台。知らんかった
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だいぶ、青空が広がってきましたけど、風が強いと、水面が波立って、初日の青の美しさは出ない。
バルコニーも風が強すぎて、イマイチでした -
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また、ケーキの誘惑に負けた。やばい。
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大塚国際美術館には、また来るけど、この先、人が動き出すと、このホテルに一人で泊まるのは、難しそうだなと思いました。
駐車場に苦労しない、別の宿を探さなきゃ。
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