2023/04/24 - 2023/05/01
1326位(同エリア3772件中)
ymさん
コロナ明けで4年ぶりにフィンランドへ行ってきました。
5泊7日(タンペレ1泊・ヘルシンキ4泊)
(4)はヘルシンキカードを使って博物館や美術館を巡り、ランチでしっかりローカルフードを食べて、夜はひとりでコース料理をいただいた記録です。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 3.5
- グルメ
- 5.0
- ショッピング
- 4.5
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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さて、今回初めて購入したヘルシンキカード
ヘルシンキの地下鉄、バス、トラムなど公共交通機関が無料、そして主要スポットの入場料も無料(もしくは割引)になる観光パスです。
博物館や美術館にクルーズ船や観光バスも含まれていて、あちこち回るのであればかなりお得です。
どんな施設が無料になるのかは公式サイトを参照してください。
https://www.helsinkicard.com/
利用期間は24h・48h・72hで、交通系のエリアがABエリア(CITY)かABCエリア(REGION)かで料金が変わります。
CITYの場合、24hは54ユーロ、48hは66ユーロ、72hは78ユーロです。
私はCITYの48hを購入しました。
施設に入場もしくはトラムなどに乗ってカードリーダーにかざした時点から48時間有効となります。
主なホテルのレセプションで買えますが、Kioskではほとんど取り扱いがないのでご注意を。
私はうっかり宿泊先のホテルを出てしまったので、駅前のソコスホテルヴァークナで買いました。 -
まずはアテニウム美術館(Ateneum Art Museum)
入場料:20ユーロ(ヘルシンキカードで無料) -
フィンランド国内最多の2万点以上の作品を収蔵しています。
建物の1、2階は企画展示、3階は常設展示で、古典美術を通してフィンランドの歴史を知ることができます。
改装中だったのがこの4月に再オープンになったためか、平日にもかかわらずたくさんの人で賑わっていました。 -
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こんな現代っぽい作品も。
とにかく人が多くて、多分順路通りに見られなかったかも・・
老若男女、本当にたくさんの人が訪れていました。 -
続きまして、フィンランド国立博物館(National Museum of Finland)
熊さんの石像が目印
入場料:16ユーロ(ヘルシンキカードで無料)
ここのロッカーはコインが必要なタイプで、専用コインがクロークに置いてあったのを知らずに悪戦苦闘している私を見て、私の分までコインを取ってきてくれたおじさん、ありがとうございます! -
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フィンランドの歴史を石器時代から現代まで、文化史を通して紹介しています。
絵画から立体物、手で触って操作するものまで、様々な展示物に圧倒されました。
時間があったらもう一度訪れたいと思うほど、本当に見ごたえのある内容でした。 -
ランチは大聖堂の目の前にあるカフェ・エンゲル(Cafe Engel)に来ました。
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11年前に初めてヘルシンキに来たときに訪れたカフェです。
当時はカウンターでメニューを選んで支払いをしましたが、先に席に座ってメニューを持ってきてくれるスタイルになっていました。
ランチタイムでお客様がいっぱい。変わらず人気店でした。 -
ミートボールのベリー添え(16.20ユーロ)
もはやハンバーグと言っていい大きさですが、余裕で完食です。
マッシュポテトは日本では全く食べないのですが、お芋が美味しいのか、生クリームが入ってリッチな仕上がりなのか、とても美味しく感じます。 -
続いて、テンペリアウキオ教会
入場料:5ユーロ(ヘルシンキカードで無料)
これまで屋根の上に登ってばかりで、中に入ったことがありませんでした。 -
時間によって、礼拝が行われていたり、コンサートがあったりするそうです。
この時はパイプオルガンの調律を行っていました。
思いのほか、椅子がフカフカで座り心地がよかったです。
しばし座って、オルガンの音を聴いていました。
中には様々な国の言葉で書かれた聖書の一文も置いてあります。 -
2階席もあります。
ここに座って、静かに考え事をしたりするのもいいですね。 -
まだまだ行きます。
ヘルシンキ市立美術館(HAM Helsinki Art Museum)
入場料:16ユーロ(ヘルシンキカードで無料)
カモメの大きな頭が目印 -
ここはトーベ・ヤンソンの常設展示があります。
日本語の解説も書いてありました。 -
この美しいフレスコ画は「都会のパーティ」というタイトルで、写真を撮り忘れましたが、同じ大きさで「田舎のパーティ」というフレスコ画と対になっていて、トーベ自身も描かれています。
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手前のタバコをふかしているのがトーベで、後ろで男性と踊っている黒髪の女性が当時の恋人だそうです。
この女性と別れた後、人生のパートナーとなるトゥーリッキ・ピエティラと出会うんですね。
ムーミン以外のトーベの作品が年表とともに展示してあり、数は多くありませんが、見ごたえのある展示でした。 -
入口で係の男性が、「こっちは常設展で、向こう側にも小さなスペースだけど展示があるから、そっちも見てね」と親切に教えてくれました。
聞いてなかったら気づかなかったかも。
こちらは反対側の展示で、絨毯が敷いてあります。
靴を脱ぐか、入口にあるフットカバーをして入るようになっています。 -
さらに奥には、壁一面に自由にお絵かきするスペースがありました。
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子供に混じって、私もお絵かきしてきました。
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他の美術館に比べて小さなスペースでしたが、十分楽しめる展示でした。
16ユーロはちょっと割高かなと思いますが、ヘルシンキカードのおかげで躊躇せず入れました。 -
この日の夕食はしっかりローカルフードを食べようと、またレストランを予約しました。
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Ravintola Kuu
Toolo地区にある、家庭的だけどちょっといいレストランといった感じ -
一人なのに窓際の広いテーブルに案内してくれました。
店内はまた私だけですが、この後ご近所さんといった感じのお客様が数組いらっしゃいました。 -
今回もおすすめのローカルビールを注文。
瓶にAMERICANって書いてますが、ヘルシンキで作られたクラフトビールだそうです。
これがとてもフルーティーでものすごく美味しかったです。 -
Kuu menuという、とても分かりやすいローカルフードが楽しめるコースにしました。
まずはサーモンスープ。
スモークサーモンがとてもいい香りでした。 -
メインはトナカイと野菜のロースト。
トナカイは柔らかくてジューシー、何かわからないけどいろんな野菜のローストもめっちゃ美味しかったです。
ベリー系のソースも美味しくて、余裕で完食です。 -
チーズに自家製リンゴジャムと胡麻風味のクラッカー
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デザートはシーバックソーンのポゼットとオレンジムース
シーバックソーン(Sea buckthorn)とはフィンランドに自生している、名前の通り棘(ソーン)のある樹木だそうです。
多分、この飾りに使われている小さな矢のような部分がソーンなのかもしれません。
黄色いトウモロコシみたいなのは実で、いわゆるベリーの仲間だそうです。
日本では見られない、こういった独特の食材を使った料理は楽しいですね。
よく歩き(パスがあるのに結局ほとんど歩いてましたが・・)、よく食べ、明日もこの調子で美術館と動物園に行く予定です。
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