4年ぶりのフィンランド 一人旅（タンペレ・ヘルシンキ）(5)

2023/04/24 - 2023/05/01

コロナ明けで4年ぶりにフィンランドへ行ってきました。
5泊7日（タンペレ1泊・ヘルシンキ4泊）

(5)はヘルシンキカードを使って、動物園と美術館巡りの続きです。

エリア ヘルシンキ(フィンランド)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 3.5
• グルメ: 5.0
• ショッピング: 5.0
• 交通: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 旅行の手配内容: 個別手配

おそらく今ヘルシンキで一番人気のベーカリー
Layers

名前の通り、美しいレイヤー（層）が特徴のクロワッサンが人気です
前日の午後1時半頃言ったら「Sold out, sorry!」と言われたので、翌日朝オープン間もない時間に行ってみました

ありました～焼きたて！

２種類あったのでどちらも１個ずつ買いました

普通のクロワッサン（奥）と、パン・オ・ショコラ（手前）

こちら普通のクロワッサン
噂通りの美しい層で、サックサクの生地にバターの香りがふんわりして、でも思ったよりしつこくもなく、ペロリです。

もう１個、チョコレートはあまり得意ではないのですが、このパン・オ・ショコラはチョコも控えめで、生地とのバランスもよく、またしつこくもなく、あっさり美味しくいただけました
こちらの方が美味しかったです

日本でもたまに見るシマシマのカラフルなクロワッサンや、シナモンロールもあるそうです

この日の午前中は念願のコルケアサーリ・ヘルシンキ動物園(Korkeasaari Zoo)に行きました

島１つ丸ごと動物園になっています
中央駅横にあるバス乗り場で動物園行きのバスを待ちます
事前に調べておいて、16番バス、わかりやすい動物園のラッピングバス
・・・が、16番乗り場を通り過ぎて走っていく・・・
なんでーーとむなしくバスを追いかけるも、16番乗り場に全然バスが来ません

動物園のサイトをよーく見てみたら、16番バスはなんと17番乗り場から出るらしいです。謎・・

電光掲示板に16って出てました
ここで動物園のラッピングバスを待ちましたが・・

（既に乗車した写真ですが）来たのは普通の青いバスで、番号は666（悪魔の番号）・・・

他の乗客も「これ、動物園に行くの？」と聞いていて、運転手さんが「Joo！」と言っているのを聞かなかったら、きっと乗ってません
なんとか動物園行きのバスに乗れました

動物園がある島に着くまでに別の島に入って、かなり大回りに走っていたので、本当に動物園に行くのかしら・・と結構不安でしたが、
着きました！動物園！
入場料18ユーロ（ヘルシンキカードで2ユーロ割引）

ムーミンワールドのように、長い橋を渡って島に入ります

入口には大きなトカゲ像がお出迎え

分かりやすく順路が書いてありますが、それほど広い島ではないので行ったり来たりしても大丈夫です

こちらお食事中のヤギさんたち

座って休憩中のラクダさん

お食事中のシカさんたち

子供たちの熱いまなざしを一身に受けるのは、

この動物園のスター、クマさんです

もぞもぞ動きつつお昼寝中のクマさん

分かりづらいですが、とても大きなスペースにクマさんが2頭います

こういう風景はまるでヌークシオの森のようです

こちらバッファロー
子供たちは大きな動物が好きですね

ライオンさんたちは休憩中

トラさん、徘徊中

マーモットさんたち、日光浴中

分かりづらいけど、ヒョウがいます

このあたりにも鳥がいっぱいいました

動物を眺めながら、ぼーっとお散歩するのも気持ちいいです

最後に売店に来ました
この親子セットになったぬいぐるみが超絶可愛いです（値段は可愛くないけど）

こういうクジャクのぬいぐるみは日本ではあんまり見かけないですね
めっちゃ可愛いです

鳥のぬいぐるみも可愛い！

帰りはちゃんとラッピングバスで帰りました

ちょうどバスの通り道に人気にチョコレートショップを見つけたので、途中下車で立ち寄りました

CHJOKO HELSINKI

トリュフタイプのチョコは全部で16種類
先日食べたシーバックソーンやシナモンロールなど、フィンランドらしいフレーバーもあります
チョコのほかにマカロンなどの焼き菓子もありました

美味しいと評判のアイスクリームを食べました
評判通り、とっても美味しかったです

チョコは全16種類、日本でお留守番してくれている夫へのお土産に買いました

午後からは美術館めぐりの続きです
Kamppiからほど近い、Amos REXへ

ジェネレーション23という企画で、若い50組のアーティストの作品が展示されています

平面作品から立体、映像まで様々
客層も若い人が多かったです

そしてヘルシンキ現代美術館（キアズマ）
この日が開催初日だった、「トム・オブ・フィンランド」展へ

近年、フィンレイソンとコラボしたり、郵便切手になったりしたのでご存じの方も多いかもしれません

私も作品を見たことはありましたが、この方がどういう方だったのかは知りませんでした

1920年生まれで、幼い頃から絵画や音楽に興味を持ち、成長して小餃子ダイナーとして働く傍ら、家族にも隠れて、鍵を閉めた部屋で誰にも知られないようにゲイをモチーフにした絵を描いていたそうです

当時ゲイはひ弱で軟弱な人間として描かれていたものを、彼がマッチョでワイルドでポジティブなイメージに変えました

アメリカで成功して、母国フィンランドで認められたのは残念ながら没後だったそうですが、フィンランドを代表する芸術家であり、ゲイ・カルチャーの先駆者でもあります

原画やスケッチ、ドキュメンタリー映像まで、圧巻の展示数でした
多くは写真を撮るのをためらうような非常に過激な内容でしたが、歴史や文化的な背景を考えながら見ると、何か胸が熱くなるような気持ちになりました

15歳未満は入場不可ですが、老若男女いろんな人が見に来ていました
ベビーカーを押したパパやママも

今年の10/29まで開催されていますので、ヘルシンキに行かれる方は是非、心からお勧めします

最後はデザイン博物館

コンパクトな展示ですが、フィンランド・デザインが凝縮されています

自分で好きな模様を映し出せる展示

フィンランドっぽいカラーリングのバイク

一部改装中だったようで、見られる場所が少なかったです

この日は少し喉を傷めて、早めに就寝しました

喉を傷めたようで、スーパーで飴を買いましたが、ガムやグミに比べて雨はほとんど売ってません
どこへ行ってもこの飴しか見つけられませんでした
なかなか美味しかったですが、喉は全然よくならず・・
乾燥か、白樺の花粉か、砂埃か？
（結局、風邪でした・・）

明日会う予定の友人に頼んでおうちで余っているマスクをいただくことにしました（さすがに、もうどこにもマスクは売ってません）