2023/02/19 - 2023/07/22
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World Traveler 1959さん
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JGCダイヤモンドステータス獲得を目指し、2023年2月からワンワールド世界周遊航空券を利用して旅行を続けているサムです。
7月下旬にアメリカから一時帰国し、10月に再開する予定ですが、スターアライアンスではなく、スカイチームでもなく、わたしがワンワールドを選択した理由、ルートやフライトを自力でプラニングして世界周遊航空券の手配をしてもらった経緯、現在までにかかった費用の概算などを3回に分けて公表していきたいと思います。
その①はアライアンスの選択まで。
世界周遊を夢見ていらっしゃる方、あるいはこれから計画しようとされている方の参考になれば幸甚です。
なお、わたしが当該航空券を購入した時期は2022年8月であり、当時とは為替レートや燃油サーチャージの水準も異なるほか、世界周遊航空券のルールにも多少の変更が生じているかと思われます。その点についてはご理解賜りますようよろしくお願いします。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- ショッピング
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 100万円以上
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 徒歩 飛行機
- 航空会社
- アメリカン航空 エアカナダ イベリア航空 JAL マレーシア航空 カンタス航空 カタール航空 ブエリング航空 サウスウエスト航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
わたしは次のようなことを考慮にいれて世界周遊ルートを模索しました。
①JALのダイヤモンドステータスを目指す。
②ビジネスクラスのサービスを満喫する。
③MLBとフラメンコとタンゴをみる。
④どこかで美しい海に潜る。
【写真】サザンクロス・バスターミナルを5時半に出てメルボルン国際空港に到着。JL774便は8:20AM発。 -
いろんな方の旅行関連ブログやYouTube動画などを拝見させていただいて、各航空会社の上級ステータスに憧れを抱いていたものの、社用で飛行機に乗る機会が多い出張族ビジネスマンではないし、厳しい「修行」は乗り越えられそうもない…となかば諦めかけていました。
【写真】メルボルン国際空港では、こちらのMarhaba ラウンジに案内されました。 -
そんなとき「世界周遊航空券」なるものを知りました。
【写真】クィーンビクトリアマーケット。大好きな場所。 -
神が降りてきたような感覚でした。
【写真】メルボルンCBD内の路面清掃車。舞い上がる砂埃がすごいことに…接近注意です。 -
それと同時に、かつての同僚(アメリカ、カナダ、オーストラリア、ニュージーランド、UK、ポルトガル、シンガポールなどの出身者合計30人ほど)が各自の任期を終えて帰国する際に、わたしがいつも「退職したらあなたを訪ねてお国に行くから、その時はよろしくね。」と彼らに言ってたことも思い出しました。
【写真】メルボルンのサウスバンクにあるレストラン。すぐそばで炎のアトラクションあり。 -
そうだ、わたしは20年も前からいつかは世界周遊の旅をしたいと思っていたんだ!自分の言葉に責任を持たねば…。
【写真】成田空港に到着のJL774便と誘導路ですれ違うJAL機 -
時は2018年秋。一年半経てば定年退職。時間はたっぷりできる。世界周遊航空券をうまく利用できれば、上級ステータス獲得も可能かも…と夢が膨らみ、そのための費用を貯め始めました。
【写真】ワットポー(バンコク) -
世界周遊を楽しみたい!と思い始めたら、まずは自分がどこに行きたいか考えますよね。調べていくうちにあることに気づいたのです。
【写真】めっちゃ美味しかったサラダ(プーケット・カタビーチ) -
アライアンスってものがある。なんだこれ?
【写真】ワット・ヤーン・ワーナー(バンコク) -
そっか、航空業界の連合か…。当時はそんなこともよくわかってなかったんです。そしてさらに気づくのです。アライアンスによって、行きたい都市間全てに航路が開設されているわけではないということに…。当たり前か…。
【写真】チャオプラヤー川(バンコク) -
だから、このアライアンスだと、ここに行けてもあそこには行けない、なんてことになる…。
【写真】Trajai Steak House(バンコク) -
なので、行き先最優先に考えるていると、どのアライアンスが提供するプログラムを選択するのがいいのかといったところですごく悩んで、立ち止まってしまいました。
【写真】バンコクから2度目の一時帰国後、羽田空港からパリに向けてバースデーフライト! -
世界周遊航空券には、飛行距離の上限に関する制約や各地域(大陸)内で2~4または6区間かつ合計で16区間という搭乗回数に関する制約、一方通行(一筆書き)というような飛行ルートに関する制約など、商品によってさまざまなルールがありますよね。
【写真】夕暮れ時のセーヌ川(パリ) -
区域によっては、行きたいところがたくさんあったり、1箇所しかなかったりもする。でも、この区域は8箇所行きたいから1箇所でいいあの区域から回して…みたいなことはできない。だから、自分の中で優先順位をつけなきゃならない…。仕方ない、ルールだから。
【写真】ガルニエ宮(パリ) -
わたしにとっては、どちらかというとヨーロッパの中世を感じる街並みや発展著しいアジアの諸都市が魅力的でした。
もともと、飛行機に乗るのは年に1、2回程度で、しかもかつてはどちらかというとANA派だったわたしは、カナダに友だちがたくさんいるので、はじめはスターアライアンスを優先して検討していました。
【2023.9.26 追記】
世界周遊の途中で、友人が住むモントリオール、トロント、カルガリー 、バンクーバーの各都市には何度か訪れたいし、そうしたらエアカナダも加盟していているスタアラかなぁ。ヨーロッパもルフトハンザ、スイス インターナショナル エアラインズ、オーストリア航空などが加盟しているのでスタアラに決まり?ってところまでいきました。
【写真】モンマルトル(パリ) -
そして、ご多聞にもれずわたしもまずは行きたい場所を優先して考え始めました。
【写真】エトワール凱旋門(パリ) -
でも、行きたい場所を優先してルートを考えると小刻みなフライトとなりがちです。せっかくビジネスクラスのフルフラットシートなので、疲れを溜めないためにも雲の上のベッドタイムでぐっすり寝て、映画などもゆっくりと楽しみたいですよね。
【写真】ノートルダム(パリ) -
また、距離制のプログラムでは飛行距離に制限がかかるってところも、ステータス獲得を目指すわたしにとっては困りものなんです。スタアラだと総マイル数がエコノミーで上限26,000、29,000、35,000、39,000マイルのなかから選択、ビジネスクラスだと26,000までに制限されてしまうのです。
地球の円周は約4万km(約25,000マイル)ですから、上限26,000マイルだと北半球と南半球の往来は無理でしょ。39,000マイルでも、単なる「一周」となるルートを組むのが精一杯でしょう。
わたしが行きたいところを巡ってルートを組んでみたら、総飛行距離は5万マイルほどになるんですよね。と言うわけでスターアライアンスの世界一周航空券は断念。
【写真】市庁舎。パリで一番美しいと思った建物。(パリ) -
その点、ワンワールドアライアンスの方は大陸制のプログラムを提供していて、赤い翼の鶴丸印日系航空会社が加盟していて、さらに世界一の評価を得ているあの航空会社も利用できるではありませんか。であれば、まさにビタっとくる。そう、コレしかないのか⁈
日系航空会社は加盟していないけど、スカイチームも一応調べてみよう!ありゃ、スカイチームは世界一周航空券の販売を停止しているようです。
行き先を決めるということさ、つまりは世界周遊中に見たいことややりたいことをはっきりさせるというになります。わたしの場合MLB観戦、フラメンコやタンゴを鑑賞、海中遊泳などの明確な目的があったので、アメリカ、オーストラリア、カタール、スペインに照準を合わせることに。すると最終的にはワンワールドを選択する運びとなりました。
【写真】エッフェル塔(パリ) -
ここまで、アライアンスの選択に関する記事を作成させていただきました。次回は、ルートの作成と航空券の購入に関することを中心に作成したいと思います。
ご覧いただき、ありがとうございました。
【写真】パンテオン(パリ)
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カルガリー
この旅行記へのコメント (6)
-
- harurunさん 2023/09/04 23:23:05
- なるほどですね。。
- WTさま
ご丁寧にご説明くださり、
ありがとうございました。
なんとなく、モヤモヤしていた気持ちが、スッキリいたしました。
今回は自分で作ったルートで旅を満喫してきます (^ー^)
harurun
-
- harurunさん 2023/09/03 09:48:00
- もう一度、計画をやり直したいです(笑)
- WTさま
詳しいご解説、ありがとうございます。
購入した本は情報がアップデートされておらず、YouTubeは見ないので、ルートを考えていた時もワンワールドエクスプローラーでOKならOKなんだ~って感じでした。
今回、私の計画で残念なのは、やはり、カタールのQスイートに乗れないことです。
私は羽田から出発しても成田に戻ればOKというルールを知らなかったので(本当にそうなのでしょうか?💦)そうであれば、まずは羽田から例えば香港にでも行って、香港から成田に飛んで、成田からドーハをカタールで飛べはQスイートに乗れたのですよね。
やはり情報を知ることは大切だと思うので、WTさまがもっていらっしゃる知識をシェアしてくださるということは、ありがたいことだと思います。私でお役に立てることがあればおっしゃってくださいね~
harurun (^ー^)/
- World Traveler 1959さん からの返信 2023/09/03 12:46:10
- Re: もう一度、計画をやり直したいです(笑)
- harurunさま
世界周遊旅行前のご準備でお忙しい中、コメントをいただきありがとうございます。
カタール航空のB777-300のビジネスクラスの方も他社のビジネスクラスのシートと比べて決して引けをとっているわけではないのですが、何せQ-Suiteは桁はずれで別格ですものね。
とりわけ、仲の良いご夫婦なとって中央の隣同士のお席ってとても楽しそうですよね。クアラルンプール路線はB777-300なんですね。お気持ちお察し申し上げます。
旅慣れたharurunさまはすでにご存知かもしれませんが、ドーハ国際空港では、到着の際にビジネスクラスの乗客専用の到着ラウンジがあります。右手に長蛇の列を眺めながらそこには並ばずに、そこから奥に向かってまっすぐ進んでくださいね。係員の方がBusiness Class?みたいに訊いてくると思います。
そこで一休みもできますし、入国手続きもラウンジ内の専用ブースでできますので気持ちいいくらいあっという間です。
また、出発の際も、ロビーの一番奥にビジネスクラスの専用カウンターがあり、セキュリティチェックや出国手続きも極めてスムーズでした。
ラウンジはアル・ムルジャン・ビジネスクラスラウンジが利用できます。巨大クマさんがいるとこらから空港内の無料シャトルトレインに乗ってコンコースCに移動し、新設された「ザ・ガーデン」にも行きました。わたしが利用させていただいたのはオープンして1ヶ月という時期でした。これもよくご存知だとは思いますが…ハマド国際空港では、ダイヤモンドさまでもファーストクラスの乗客でないとファーストクラス・ラウンジは利用できないんですよね。いつかはファーストクラスに乗ってみたいという気持ちが掻き立てられてしまいます。
さてさて、わたしにとっての初めての中東がドーハでした。近代都市インフラが急速に整備されていて、灼熱の砂漠地帯に暮らす人々の夢や願いを屋内ですべて現実するかのような巨大なショッピングモールなど、不思議な魅力がある都市でした。ぜひ、お楽しみください。
> 羽田から出発しても成田に戻ればOKというルールを知らなかったので(本当にそうなのでしょうか?💦)
harurunさまがそのようにお思いになられたこのルールは、もしかして出国時の空港と帰国時の空港が異なっていてもOK、ということを指しているのではないでしょうか?
例えば、HND-HKG-SIN-DOH-VUE-HEL-LHR-MAD-EZE-MIA-JFK-LAX-NTRのように、発着国が日本で出国時には羽田、帰国時には成田(大阪(関空)でもいいですよ、という具合に…。
あるいは、発着国が日本でなく、途中に日本と他のアジアの国を結ぶ路線を選択した場合に一旦日本に戻ることができる、という特例をさしていらっしゃるのでしょうか?
世界周遊を日本を発着国にすると、NRT-BKK-HND——のようなルートは組めないのではないでしょうか。わたしは「特例」を生かしてMEL-NRT-BKK-HND-PAR—-というルートを組みました。
発着国がオーストラリアで途中に日本とタイを往復して、その後パリに向かいたかったのですが、その際にメルボルンからのJAL便は成田空港に到着する一方、東京からパリへのJAL便は羽田から出発します。メルボルンから東京に戻ってパリに向かい行程を組むと、成田~羽田は陸上移動となり、飛行機を利用しなくても1区間のフライトとカウントされますので、貧乏性のわたしにはちょっともったいない気分になりました。そこでわたしは、羽田と成田の両方の路線が開設されている区間のフライトを探してみることにしました。具体的には、香港やホーチミン、バンコク、シンガポール、マニラが該当します。
日本が発着国の場合、harurunさまがおっしゃるHND-HKG-NRT-DOH—-のように途中で日本に戻るルートを組むことはできないと理解していますが、どうなのでしょう?
いっそのことクアラルンプールをカットしてシンガポールからドーハに向かう便に変更すればDOH-SIN間のフライトは一日二便運航されていて、いずれの便もQ-Suiteのようです。
発券後でいらっしゃるようですから手数料が発生しますし、こんな情報は傷口に塩…みたいにお感じになるかもしれません。まったくもって余計なお世話でした。ごめんなさい。
わたし自身は、世界周遊で貯まるマイルでQ-Suiteを再度体験したいな、と思っていますし、これを上回るカタール航空のファーストクラスってどんなのだろう、アルサワルラウンジも入ってみたいな…みたいな思いもあります。旅の楽しみに色々な続きがあって、それがまた旅の喜びでもありますね。
ところで、来年の夏ダイヤでJALのカタール路線が開設されるそうですね。
長々と失礼しました。わたしがお答えできることなんてたかが知れていますが、何か共有できることがあれば喜んでお伝えしたいと思います。これからもよろしくお願いします。
-
- アンヌさん 2023/09/02 13:20:25
- アンヌです。
- とても知りたかったことをこんなにも詳しくご記載いただけて大変有難いです。
次回も楽しみにしてます。
- World Traveler 1959さん からの返信 2023/09/03 13:00:05
- Re: アンヌです。
- アンヌさま
池袋国際空港?はいかがでしたか?まさにコラナ禍で旅行がしたくてできない人たちのニーズから生まれたサービスなのでしょうね。
単なる疑似体験というだけでなく、マナーを学ぶ場としても良いかもしれませんね。フライトアテンダントを目指す人たちにとっての学習の場にもなるのかもしれません。
今後、ルート選定や費用などに関する情報も発信しようと思っています。これからもよろしくお願いします。
-
- アンヌさん 2023/09/02 13:20:25
- アンヌです。
- とても知りたかったことをこんなにも詳しくご記載いただけて大変有難いです。
次回も楽しみにしてます。
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