高田馬場の中国茶カフェ「甘露」さんで、中国の水牛ミルクプリン"双皮奶"に出会いました。甘いものが苦手なので、何度も中国に行っているのにノーチェックでした。これは是非現地で食べなくてはと、2020年に訪問を予定していたのですが、新型コロナで行けなくなり、2023年の今年、やっと訪問が叶いました。

水牛ミルクプリンの街・順徳

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2023/04/29 - 2023/05/01

13位(同エリア34件中)

エリア

佛山(中国)

巨大な広州南駅から15分の順徳学院駅に向かいます。
広珠城際鉄道。各停ポジションの列車に乗ります。
城際鉄道の順徳学院駅に着きました。まだ19時台ですが、何と駅前大きな交通量の多い道路以外何もなく、地下鉄駅まで歩くのがちと怖い。
駅前の歩道橋を渡ってドキドキしながら暗い中方向案内に従い10分程度歩くとの佛山地下鉄3号線の順徳学院駅に無事着きました。駅周辺では地元の子どもたちが遊んでいてホッとしました。
こちらが佛山地下鉄3号線。2022年12月の開業です。まだ出来て5ヶ月しか経ってない新しい路線。
順徳の街の中心部の大良鐘楼駅に着きました。
街の中心に立つ新世界酒店からの朝の眺めです。静かな閑散とした街ですが、労働節のこの日、この様子が一変するのです。
さて、甘露さんからイチオシと教えてもらった双皮奶の店、金榜欢记牛乳店に向かいます。こちら表通りの様子です。ここから裏路地に入って歩きます。
着きました、金榜欢记牛乳店。金榜は地名だったんですね。9時台に着いたのですが、まだ双皮奶はやってないそうで10時過ぎないと出来ないとのこと。暫く周りを見て回ります。
10時過ぎて来ると少し並んでいてもう始まる感じでしたので、早速並びました。向かいの建物から運び込まれるやいなや販売が始まり、無事ゲット出来ました。12元。
何とこれ、熱々のデザートなのです。事前情報では陶器の容器に入って売られていたのですが、コロナが原因なのか、今日が労働節だからなのか、使い捨てのプラスチック容器になっていました。ちょっと残念。味は粉ミルクを固めた様な感じでした。
姜撞奶もあったのかもしれませんが、それはもう一軒の有名店、民信老舗で食べるつもりでした。
公園で双皮奶を食べて戻ってくると、なんとこの並び…早くに来て良かったです。
金榜の裏路地は敢えて古い町並みを残したグルメストリートになっていて、沢山の観光客が来ていました。
これはなんだろう？オリーブの飲み物？
油っこくないの…？
こちらは蒸したてほやほやの粽。あたりに蓮の葉良いの香りが漂っています。気にはなったのですが、これ一個食べたらお腹パンパンになってしまうと思って、こちらもパス。
こちらは薬膳茶の店のよう。
飲んでる人いるねぇ。
こちらのビーフパイの店、確かに気になったのですが、朝はまだ人もいなくて買わずに通り過ぎていました。
ところが昼頃になるとこのありさま。
界隈3店舗ありましたがどこも大行列。
中国人並ぶの嫌いって嘘ですね。
民信老舗も大変な人だかりで、番号もらって呼出を待つ状態に…界隈3店舗全て同じ状況。一体どっからこんなに人来たの？人口多いってこういう事なのね…姜撞奶は諦めて移動する事に。
こちらの漬物屋台が街のあちこちに。
売る人も若ければ買う人も若い。結構謎。箸に挿して渡されて、そのまま食べ歩くんです。謎過ぎる。
地下鉄3号線を2駅乗って駒栄北路駅から更に20分くらい歩いて、やってきました順峰山公園。界隈随一の観光スポットらしいです。この巨大な門見て下さい。
中に塔もあり、
大きな池もあります。
順徳はドラゴンボート発祥の地らしいです。
改めて門に近づくとほんとに迫力あります。
これは…これは拷問？
こちらもすごい人出。どんだけ人住んでるんだ。
姜撞奶食べられなかったので、もう一つくらい何か名物をと、重い腰を上げて順徳捞魚皮を食べてみることにしました。先の金榜のグルメストリートにも沢山ありましたが…
この右上角のものが順徳捞魚皮です。見るからに美味しくなさそうなので、食べないで去るつもりでしたが、意を決して食べてみます。
見た目不味そう…と食べると、何と！これコリコリした食感だけで無味無臭！味付けの中国醤油系のタレの味のみでした。生臭さ一切無し。順徳は漁業が盛んだそうですが、海には面していないので淡水魚の皮なんだと思います。どういう加工をしているのかは分からないけど、食べず嫌いで食べないで去らなくて良かったです。美味しい食物でした！
次の都市、珠海に向かいます。朔日より早い時間に駅に来たので案内表示もはっきり見えます。
駅前も盛んに工事しているのでいずれこのポロボロの歩道橋も不要になり駅前ロータリーが出来るのでしょう。
また広珠城際線に乗ります。満席で立ち席しか取れなかったのですが、途中でどんどん人が降りて、3駅目位から座れました。1時間10分の旅です。