広州の芳村茶市場・おしゃれ書店・食の街西関

2023/04/30 - 2023/04/30

以前広州には広州タワーと沙门には行ったりしたのですが、中国茶の先生おすすめの芳村茶市場、武蔵小杉の粥菜坊のおかみさんの出身地西関には行ったことが無かったので今回初訪問です。また、成都で出会ったおしゃれ書店「方所」と上海や杭州で見て回った「鐘書閣」にも行ってみました。

エリア 広州(中国)

• 旅行の満足度: 3.0
• 観光: 3.0
• グルメ: 4.0
• 交通: 4.0

• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス
• 旅行の手配内容: 個別手配

中国茶の先生の薦めで中国最大の茶市場、芳村茶市場に路線バスで来てみました。表玄関と見られる入口は工事中で、車の出入りする駐車場口から入ることになりました。

4号門から入ってみます。

中心部までいくとこのような構造になっていました。この地域特有のプーアル茶を陳皮に詰めたものや鳳凰単叢鴨尿香が沢山売られいましたが、私は緑茶の人なのでこの辺全く分からず、素人には無理な感じでどこにも入れず…

こちらは2階で茶道具が沢山売られていました。
上海、杭州、長沙でも茶市場に行ったのですが、どこより茶道具は充実していました。これも、緑茶てはなく、発酵茶が中心のお茶市場だからなのでしょう。緑茶の場合はガラス器が使われるため、ここまで茶壺などが要らないためと思われます。

こちらは円盤状のプーアル茶の店。雲南省でもよく見かけました。

なんかうやうやしく置いてあります。素人には手が出ません…
なお、茶市場はバスを降りた大通りの逆側にもまだまだあるのですが、その道を渡るのに20分戻って横断歩道を渡り、また20分戻ってくる必要があるなど、道路がありえない構造になっていたため諦めました。盛んにやってる道路の工事でこれが解消されていると良いのですが…

さて、茶市場から20分以上歩いて地下鉄芳村駅に着き、そこから一駅乗って黃砂の駅で降りました。ここに、鐘書閣の広州店があります。あたりはとても賑わっており、歩くのも大変です。洗濯物が干されているのが南の国に来ているのを感じさせます。

足元を見ると西关の文字が！ここが既に粥菜坊のおかみさんの出身地なのですね！
ん？永慶坊と書かれている…？

こちらが鐘書閣広州店の外観。新しいですね。

中はこんな感じ。労働節の連休のせいで人が多過ぎるせいかはたまたこの店鋪自体のせいか、上海、杭州店と比べるといまひとつ。

サイドはこんなデザインです。

この辺の名物として牛雑(牛の内臓の煮込み)がありますが、それとコーヒーを組み合わせたカフェなんてあります。何かすごいなー

おかみさんから聞いてきた有名な小吃の店を探していると、何と全部が一同に介したフードコート的な施設が！

こちらは焼餃子の店。あるんですよ、中国にも焼餃子。

狙いの銀記腸粉店。こちらで注文しました。

陳添記は魚皮の店ですが、混みすぎててパス。

阿婆牛雑

あまりに混んでいたので腸粉だけにしました。
海老と豚肉の腸粉です。建物の権利2階に持って行って食べました。席有りますみたいな表示があったのですが実際には一階よりはあったけど少し待ちました。

中はこんな感じ。いいですね。なお、テーブルの衛生度がやや疑問だったので、持っていったハンカチを敷いて食べました。

そともすごい人出。この写真は少なめのところを撮ってますが実際には細い路地のところは歩くのもやっとなほどでした。

ここは永慶坊という老街なのですね。

西関が人民日報に載ったときの記事が印刷されたプレートが設置されています。どうやら再開発したようですね。

A4つの国家級観光地指定されていました。

何か人だかりのしてる建物が…ブルース・リーさんの記念館のようでした。

ともかく西関は混んでいたので、地下鉄体育中心駅に移動。太古匯というピカピカの商業施設に来ました。
こちら、一階ヨーロッパブランドの店が並んでいます。
その地下に降りると、そこに方所の広州店があります。

こちらが方所広州店。方所は日本で言うと蔦屋書店のような店です。

こちらも、成都店の方がだいぶいいかなぁ…

お茶しながら本読めるカフェは満席でした。人気ですね。

方所で休めなかったので、更に移動してフードコートで今中国で流行ってると日本のニュースでもやっていたレモンティー(中国茶＋レモン)を試してみました。微糖で、かなりレモン入ってますが中々いい感じでした。なお、お茶は先程芳村茶市場でよく目にした鳳凰単叢鴨尿香を選びました