2023/04/20 - 2023/04/20
382位(同エリア5989件中)
前日光さん
数年前から薬師寺の写経をしている。
そのお陰で、薬師寺から「東塔落慶法要」の案内状が3年前に届いた。
しかしその後のコロナ禍で、法要は取りやめとなった。
コロナ禍が下火となってきた今年、再び薬師寺から「東塔落慶法要」の案内が届いた。
4月21日から5日間に渡って、法要が執り行われるとのことだったので、
21日を希望したところ希望が通り、勇んで薬師寺に向かった。
前日に泊まらなければ、開始時間に間に合わないので、20日から22日までの2泊3日の奈良旅となった。
昨年末の奈良旅以来4ヶ月ぶりの奈良は、桜よりも藤の花の美しさが際立っていた。
そして私たちが奈良にいた3日間、奈良は暑かった(>_<)
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- レンタカー 新幹線 JRローカル 私鉄 徒歩
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行なし)
-
のぞみ25号は、東京駅発10時30分、京都には12時44分到着予定、
奈良には午後2時前に着いた。
乗車後すぐにビールで乾杯、昼食は軽めにおにぎりやサンドイッチで済ませた。
天気は良かったのに、残念ながら富士山は見えず( ノД`)
伊吹山は良く見えた。 -
今回はJR奈良駅近くの「ダイワロイネットホテル」泊。
ビジネスホテルですが、トイレ・バスルームと部屋との境界に段差がなくて、安心して行き来できた。
ちなみに温泉があったので、ここのバスは使用しなかった。 -
ホテルでひと休み後、向かったのは「佐保山茶論(さほやまさろん)」
トラベラーryujiさんの旅行記で、この茶論の門前に大伴家持の歌碑があることを知ったからだ。
「佐保山茶論」は、平城宮跡東側のやや北寄りに位置する佐保山丘陵の麓にある。
「大佛鐡道記念公園」までタクシーで行き。。。 -
「ホテルリガーレ春日野」や隣の奈良総合庁舎の辺りを歩いた。
実はここが、かつて「大伴邸」があったと推定されている。
発掘調査の結果、奈良時代に大邸宅があったことが判明した。
これが大伴邸であることは、ほぼ間違いないという。
私は感慨深い思いで、この辺りの空気を味わった。 -
ここから北へ直線距離で50mほどのところに、このような階段が現れた。
「長慶寺」という寺の境内に至る階段である。
この階段下を左折したところに「佐保山茶論」があった。 -
佐保山茶論は、芸術・文芸サロンとして、クラシック音楽や邦楽の演奏、万葉などの文芸講演が行われている。
しかしこの日は、その門はしっかりと閉ざされていた。
敷地内には「鶯鳴館(おうめいかん)、「竹風亭(ちくふうてい)」、茶室「知足庵(ちそくあん)」などがあるとか。
門の傍に、家持の代表歌「我がやどの いささ群竹(むらたけ) 吹く風の 音のかそけき この夕へかも」(万葉19巻 4291)の歌碑があった。 -
中には入れないので、茶論の前を進んでいくと。。。
-
旧奈良高校の跡地を通りかかった。
歌碑揮毫者の小野寛先生の出身校だとか。
小野先生は、私が学生のころ講義を受けたことがあって、また数年前に訪れた富山県高岡市伏木にある「万葉歴史館」の名誉館長でもある。
私は卒論が大伴家持だったので、小野先生や「佐保山茶論」には興味津々だった。
奈良高校野球部跡地の、少し傾いた金網がわびしかったが、周囲の樹々は青々として春の風を運んでくれた。 -
少し西に行くと、「狭岡(さおか)神社」に、たどり着いた。
案の定階段が続いていたが、行ってみることに。 -
「狭穂姫伝承地」の碑があった。
狭穂姫は、垂仁天皇の皇后で、兄と夫垂仁との戦争に巻き込まれた悲劇の女性です。 -
狭穂姫が、その美しい容姿を池にうつしたという「鏡池」は、鳥居を潜ってすぐの場所にあった。
残念ながら、池の水は濁っていた。 -
こんな感じの傾斜が緩い階段が、延々と続いた。
-
本殿。
人影は全くなく、一人では訪れたくないですね。 -
階段の途中には、大伴家持を慕う笠女郎(かさのいらつめ)の歌碑があった。
君に恋ひ いたもすべなみ 奈良山の 小松が下に 立ち嘆くかも
「あなたが恋しくてどうしようもないので、松の木の下であなたを思い嘆いている私なのです」と訴えているが、家持は女郎の思いに応えることはなかったようだ。
この歌は失恋の歌であるが、かなり好きだ!
笠女郎は、優れた女性歌人だと思う。 -
この後10分ほど歩くと、不退寺(ふたいじ)の前に出た。
-
10年前(2013年)の秋に訪れた時の、山門上の燃えるような紅葉と、新緑の今とを比較してみた。
不退寺は隠れた紅葉の名所ですと、受付の女性が言っていた。 -
門を入ってから振り返ってみたが、庭園は樹木に覆われていた。
この寺は、在原業平の祖父平城天皇が譲位後住んだとされ、その皇子阿保親王(業平の父)、そして業平自身も住んだらしい。
本尊の「聖観世音菩薩立像」は、業平の作と言われている。
この時は「奈良国立博物館」に貸し出されていた。
私は、10年前ここを訪れた時に見ている。 -
多宝塔
紅葉の時期に、池を隔てて見ると、さらに優美である。
今回の旅行記の表紙は、ここを縦に撮ったものにしてみた。 -
「石棺」が、やや無造作に置かれていた。
これは、「ウワナベ古墳南側の平塚古墳から発掘されたもので、石材は砂岩の一種。
草刈りの人が、これで鎌を研いだ痕がたくさん残っている。
長さは2.7メートルで、舟型割竹くり抜き石棺ともいう」
という説明書きが傍らにあった。
今はトカゲの住処でもあるらしい(笑)
※拡大して右石棺の縁をよく見ると、トカゲさんが張り付いています((+_+)) -
バスでホテルに戻り、向かいのスーパーで新鮮な苺やアップルパイなどを購入した。
この日は「かおりの(苺)」と「アスカルビー」、翌日は「古都華(ことか)」というのも買った。
奈良で、こんなに苺を食べることになろうとは( *´艸`)
新鮮で、とてもおいしかった! -
夕食は、昨年も訪れた「小料理 奈良」に、午後7時半に予約していた。
白和えに始まって、春巻きや焼き魚。。。 -
左上の白くて長いものは、女将が「ノレソレ」と言っていた。アナゴの幼魚だとか。
右上は、タケノコをシンジョウ風にしたものの周囲を岩ノリで囲んだもの。
左下は、豚の角煮(おいしかった!)
右下は、サーモンを卵で巻いたもの、今まで食べたことのない味!
これまた、おいしゅうございました!(^^)! -
左上は、タケノコを細かく刻んだものに、アラレをまぶして和えたもの。
右上は天ぷら。
左下は、タケノコにいろいろ挟んでサンド状態にしたもの。
最後の鯖ずしは、案の定食べられず、お持ち帰り用につめてくれた。
11品目は、私たちには多すぎて完食できない。
前回もそうだった!
これだけ食べて、お酒(「春鹿 純米超辛口」その他)も飲んだのに、料金は二人で9580円だった!安いなと思う。
私の行きつけの店はリピーターが多く、ファンの人々で成り立っている。
この店も、もちろん然りである。
グラフィックイデザイナーで写真家の太田和彦さんが、テレビで紹介してから、さらに混んでいるようなので、予約は必須。
隣に座った女性二人組も、テレビの話題で盛り上がっていた。
一人は奈良市内出身だが、もう一人は「下北山村」というとんでもない田舎に住んでいたらしい。自嘲気味に出身地について述べていたが、奈良県出身というだけで羨ましいと思ってしまう。
おもしろい二人組と、楽しい時間が過ごせて、奈良の第一夜は更けていった。
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この旅行記へのコメント (28)
-
- hot chocolateさん 2023/10/15 07:48:51
- 充実の奈良旅
- 前日光さま
おはようございます。
ご無沙汰しており失礼しました。
大伴家持が卒論という事にはちょっと驚き・・・
と云っても、彼が万葉集を編纂したという位の事しか知りませんでしたが。
なのでwikiで彼の事をいろいろ調べました。
旅行記って、勉強になりますね。
不退寺の名前だけは知っていましたが、紅葉が見事なお寺なのですね。
奈良はのどかでありながら、いにしえの雰囲気に浸れ、
歴史に裏付けられた魅力ある地ですね。
私の中・高時代の親友で、在職中、奈良の大学で学びたいことを見つけ、
通信で大学に入り直し、度々奈良に通ううち、退職後、
とうとう奈良に移住してしまいました。
学びたいことを見つけ、大好きな地に移住するなんて、羨ましい人生です。
昨年もいらっしゃった「小料理 奈良」のお料理も美味しそうですね。
hot choco
- 前日光さん からの返信 2023/10/15 23:41:30
- RE: 充実の奈良旅
- hot chocoさん、こんばんは。
こちらこそご無沙汰しておりまして( ;∀;)
いつの間にか、あの猛暑の夏も終わり、朝晩の寒暖差が大きい季節になりました。
> 大伴家持が卒論という事にはちょっと驚き・・・
> と云っても、彼が万葉集を編纂したという位の事しか知りませんでしたが。
→皆様が、私の卒論が大伴家持だったと言うと、意外だとおっしゃいます。
当時は、古典の中でもなるべく古い時代で、本当はすごい人なのに、あまり目立たないという点に惹かれて、家持を選びました(+_+)
> なのでwikiで彼の事をいろいろ調べました。
> 旅行記って、勉強になりますね。
→理由はどうあれ、家持についてお調べ頂いたとのこと、家持も喜んでいると思います(>_<)
> 不退寺の名前だけは知っていましたが、紅葉が見事なお寺なのですね。
> 奈良はのどかでありながら、いにしえの雰囲気に浸れ、
> 歴史に裏付けられた魅力ある地ですね。
→不退寺は、JR奈良駅からも近いので、行きやすい寺ですが、確かに地味です。
でも紅葉の時期は、すばらしかったですよ。
奈良は、いつまで経っても、どこかに素朴な部分が残されていて、そのあたりが私が奈良が好きな理由なんだと思います。
> 私の中・高時代の親友で、在職中、奈良の大学で学びたいことを見つけ、
> 通信で大学に入り直し、度々奈良に通ううち、退職後、
> とうとう奈良に移住してしまいました。
> 学びたいことを見つけ、大好きな地に移住するなんて、羨ましい人生です。
→もしかしたら「奈良大学」の通信制なのでしょうか?
実は私も一度勉強してみたいと思って、資料を取り寄せたことがあります。
結局決断できずに今日に至っています。
好きなことを学ぶというのは楽しいものです。
私は勉強は好きではありませんが、好きなことを学ぶのは大好きです!
だってそれは、もはや勉強ではありませんから。
奈良に移住なんて、本当に羨ましいです。
人生が二度あるのなら、ぜひ一度は奈良に住んでみたいです。
> 昨年もいらっしゃった「小料理 奈良」のお料理も美味しそうですね。
→「小料理 奈良」は、安定の美味しさでした。
ただ私には少々量が多すぎるので、そこだけが問題です。
ご無沙汰しているのに、ご訪問やコメントまでいただいて恐縮です。
どうもありがとうございました<m(__)m>
前日光
-
- 旅猫さん 2023/09/28 08:36:47
- 奈良づいていていますね。
- 前日光さん、こんにちは。
今年は、出雲ではなく、奈良が多いようですね。
『佐保山茶論』、知りませんでした。
佐保の辺りも、万葉に関りがあるのですね。
『狭穂姫』所縁の地は、他にも訪れていませんでしたか?
不退寺はそこそこ名が知れた寺ですね。
それでも、この辺りは奈良と言っても静かそうです。
石棺が放置されていると言うのも、ある意味奈良らしいと言うか。
古代がすぐそばにある感じですね。
最近、奈良の辺りでは、苺が有名になったようですね。
他のトラベラーさんの旅行記でも観ました。
苺は、『とちおとめ』しか食べないので、ちょっと気になります。
最後のお店は、11品目ですか!
旅館の懐石料理並みの量ですね。
それは食べ切れないかも。
でも、美味しそう。
旅猫
- 前日光さん からの返信 2023/09/29 22:33:02
- RE: 奈良づいていていますね。
- 旅猫さん、こんばんは。
コメント、ありがとうございます<m(__)m>
> 今年は、出雲ではなく、奈良が多いようですね。
> 『佐保山茶論』、知りませんでした。
> 佐保の辺りも、万葉に関りがあるのですね。
> 『狭穂姫』所縁の地は、他にも訪れていませんでしたか?
→出雲は遠いので、どうしても年に1回になってしまいます。
その点、奈良は近いので、回数が増えていますね。
どちらもよく似た、好みのところです。
佐保は、大伴邸があったところのようです。
大伴旅人は「佐保大納言」と言われていましたからね。
> 不退寺はそこそこ名が知れた寺ですね。
> それでも、この辺りは奈良と言っても静かそうです。
> 石棺が放置されていると言うのも、ある意味奈良らしいと言うか。
> 古代がすぐそばにある感じですね。
→不退寺は小さな寺ですが、かなりいい感じですよ。
秋に訪れた時よりも、さびれた感じがしました。
樹木が生い茂っていたせいでしょうか?
紅葉の時期には、カメラを持った人がずいぶんいました。
落葉したから、庭がすっきりしたように見えたのかも。
小さな寺でも、庭の手入れなどは大変なのでしょうね。
> 最近、奈良の辺りでは、苺が有名になったようですね。
> 他のトラベラーさんの旅行記でも観ました。
> 苺は、『とちおとめ』しか食べないので、ちょっと気になります。
→栃木の苺の次に、奈良の苺がおいしい!と、今回本当に思いました。
「飛鳥ルビー」と「古都華」は、「とちおとめ」にも負けていなかったかも。
栃木にいる時よりも、じっくりと苺が食べられた気がするのは、贈り物にしなくて済んだからかな( ̄▽ ̄;)
値段があまり高くなかった点が、特に良かったです!(^^)!
> 最後のお店は、11品目ですか!
> 旅館の懐石料理並みの量ですね。
> それは食べ切れないかも。
> でも、美味しそう。
→このお店の料理は、おいしいです!
ただもう私たちはトシなので、種類は11品目でもいいのですが、
一品目の量をもう少し減らしていただけると、ちょうどよくなるような気がします。
贅沢な希望なのですが。
奈良にもおいしいお店が増えてきたと思います(*^^)v
前日光
-
- yamayuri2001さん 2023/07/08 16:49:35
- 古文の授業・・・
- 前日光さん、こんにちは。
大伴家持を慕う笠女郎の歌碑の部分は、
自分が、高校生だったときのことを
思い出させてくれるような文章ですね。
私の古典の先生は 麻呂というあだ名の
本当に 昔の方のような風貌の優しい先生でした。
古典は大好きでした。
大伴家持の卒論を お書きになったとのことですけれど、
卒論の内容を そのまま授業などに生かされていたのでしょうね。
私の卒論は、リヒャルト・シュトラウスでしたけれど
彼の作曲した「献呈」を歌うことが卒業演奏でした。
論文で書いた内容は あまり良く覚えていません。
だからといって、今、卒業演奏を再現してみてと言われても
全く弾けないし、全く歌えなくなってしまいました。
自分が習得した知識なり演奏なりは 常に使っていないと
いつまでも自分の身に付いていないということなのですね。
その点、前日光さんは ずっと
学習なさったことを活かした職業に就かれていたので、
今でも覚えていらっしゃるというのは、素晴らしいことだと思います。
今思うと、奈良の暑さは、まだ序の口だったなぁと思うような
梅雨の暑さになってしまいましたね。
これがもっと進行して、梅雨明けの真夏がやってきたら
どうなるんだろうと心配しています。
日本の夏は 湿度が多すぎますね。
yamayuri2001
- 前日光さん からの返信 2023/07/09 22:32:55
- RE: 古文の授業・・・
- yamayuriさん、こんばんは。
コメント、ありがとうございます<m(__)m>
> 大伴家持を慕う笠女郎の歌碑の部分は、
> 自分が、高校生だったときのことを
> 思い出させてくれるような文章ですね。
→そうですか。
万葉集は、最近の教科書では超有名歌人の歌じゃないと載っていないので、
笠郎女はないですね。
郎女の歌は、他の歌もいいものが多いので残念です。
女流だと額田王ぐらいじゃないと載らなくなったかもです。
> 私の古典の先生は 麻呂というあだ名の
> 本当に 昔の方のような風貌の優しい先生でした。
→わぁ、想像できますねぇ。
それは楽しい授業だったことでしょう!
> 古典は大好きでした。
> 大伴家持の卒論を お書きになったとのことですけれど、
> 卒論の内容を そのまま授業などに生かされていたのでしょうね。
→そうでしたか。古典がお好きだったのですね!(^^)!
yamayuriさん、教えてみたかったなぁ。。。
家持は万葉集の編者でもあるので、必ず載っていましたね。
卒論はもちろん授業に生かせました。
つい深入りし過ぎて、一首の歌で一時間を使ってしまうことがあって、
進度が遅れて困りました。
急に冗舌になった教科担当者に、生徒はとまどったかもね(^_-)-☆
> 私の卒論は、リヒャルト・シュトラウスでしたけれど
> 彼の作曲した「献呈」を歌うことが卒業演奏でした。
→わぁ、大学な音楽関係だったのですね!
うちの次女が東京芸大の一次までうかったのですが、実技で落ちました。
それで、私大の芸術学部に行きましたよ。
> 論文で書いた内容は あまり良く覚えていません。
> だからといって、今、卒業演奏を再現してみてと言われても
> 全く弾けないし、全く歌えなくなってしまいました。
→卒論でも、論文と実技がやはりあったのですね!
それはたいへんでしたね。
> 自分が習得した知識なり演奏なりは 常に使っていないと
> いつまでも自分の身に付いていないということなのですね。
→卒業して、その後それを日常でも使っていないと、感性が
鈍るということはありますよねぇ。
> その点、前日光さんは ずっと
> 学習なさったことを活かした職業に就かれていたので、
> 今でも覚えていらっしゃるというのは、素晴らしいことだと思います。
→大学で勉強したことを、そのまま職業として行かせている人って
何パーセントぐらいいるのでしょうね。
そういう意味では、私はしあわせ者かもしれません。
> 今思うと、奈良の暑さは、まだ序の口だったなぁと思うような
> 梅雨の暑さになってしまいましたね。
→本当ですね!
明日の宇都宮の予想気温は35℃です。
今日は、昼前太陽が出てきたら、雨後の湿気が加わって、もう
蒸し暑くて大変でした( ̄▽ ̄)
> これがもっと進行して、梅雨明けの真夏がやってきたら
> どうなるんだろうと心配しています。
> 日本の夏は 湿度が多すぎますね。
→同感です!
ここ数年の日本の夏は、狂気の沙汰ですね!
どこまで暑くなるのでしょうか?
8月いっぱいまでは、我慢しないとね(*‘∀‘)
yamayuriさんも、無理し過ぎないようにしてご自愛くださいヽ(^。^)ノ
前日光
-
- しにあの旅人さん 2023/06/03 08:37:39
- 佐保路
- 佐保路は行ってみたい。
奈良総合庁舎あたりが大伴邸なのですか。
旅人は大宰帥を終えて死ぬまで1年ここに住んだのですよね。
病気だったみたいで、跡取り家持はまだ12才くらい、心細かったでしょうね。妹坂上郎女がしっかりしているから、まあなんとかしてくれるかも、などと思ってお酒を飲んでいたのか。
写真を拝見すると、そんな旅人が想像できる雰囲気なのですが、いかがでしょうか。
721年、旅人が一人で造営した元正天皇陵がすぐ近くですね。歩いて24分だそうです。元正天皇が自分の葬儀は質素にしろと言っておりました。
そうかあ、自分の領地内だから、一人でもできると思って引き受けたのかあ。仕事のできる人だったようです。
元正天皇陵は行きましたが、すぐ近くに旅人邸があったとは、下調べ不足でした。
笠女郎ゆかりの奈良山でもあるのですね。
佐保山茶論は、私もRyujiさんのブログで読みました。行ってみたいですね。できるなら中に入ってみたい。
行ってみたいところが増えます。
- 前日光さん からの返信 2023/06/03 15:30:50
- RE: 佐保路
- しにあさん&by妻さん、こんにちは。
引っ越しは、そろそろ落ち着かれましたか?
> 佐保路は行ってみたい。
> 奈良総合庁舎あたりが大伴邸なのですか。
→かなりの確率で、この辺りが大伴邸跡とされています。
ここに旅人や家持、坂上郎女等々が住んでいたのかと思うと、
感慨深いものがあります。
「佐保」という地名も響きも素敵ですよね?
すぐそばに佐保小学校がありました。
佐保川のほとりの桜並木は、とてもきれいです。
ここから少し離れてはいますが。
桜が満開の頃に行ったことがあります。
> 721年、旅人が一人で造営した元正天皇陵がすぐ近くですね。歩いて24分だそうです。元正天皇が自分の葬儀は質素にしろと言っておりました。
→そうそう、元正天皇陵も気になっているのに、前々回だったかも限りなく接近したのに時間がありませんでした。
元正天皇は、地味な感じが好感持てますよね!(^^)!
> そうかあ、自分の領地内だから、一人でもできると思って引き受けたのかあ。仕事のできる人だったようです。
> 元正天皇陵は行きましたが、すぐ近くに旅人邸があったとは、下調べ不足でした。
→しにあさんと私は逆ですね!
私は元正天皇陵に行けず、しにあさんは旅人邸を逃したようで。
今回私は、やはり春の不退寺が気になっていまして。
> 笠女郎ゆかりの奈良山でもあるのですね。
> 佐保山茶論は、私もRyujiさんのブログで読みました。行ってみたいですね。できるなら中に入ってみたい。
→狭岡神社の笠女郎歌碑は、なかなか感動的でした。
ryujiさんもアップされていましたが、大伴邸と本当に近い所にあってビックリでした。
佐保山茶論の門は、頑なにと言っていいほど、しっかり閉じられていました。
事前に連絡しておけばいいのかどうか分かりませんが、中に入ってみたい気持ちは私もいっしょです。
> 行ってみたいところが増えます。
→それは、しにあさんのブログを読んで私がそう思うのと同じですね!
こういう考え方をしていると、人生に飽きることはありませんね(^_-)-☆
前日光
>
-
- バモスさん 2023/05/13 07:36:30
- 不退寺☆
- 前日光さんへ
おはようニャ~☆
奈良高校は少し移転したのですね、現在では新大宮駅からぞろぞろ登校する
生徒の姿を見かけます。
私の伯父2人がその昔通ってました。
ところで不退寺の紅葉は見事ですね!
確かに隠れた紅葉の名所☆また訪れてみます。
卒論が大伴家持でしたか、難しそうですがやりがいがあったでしょう。
バモス
- 前日光さん からの返信 2023/05/13 17:27:37
- RE: 不退寺☆
- バモスさん、こんにちニャ(*^^)v
いつもありがとうございます<m(__)m>
> 奈良高校は少し移転したのですね、現在では新大宮駅からぞろぞろ登校する
> 生徒の姿を見かけます。
→そうらしいですね。
それもごく最近のようです。
新大宮駅の近くになったのですね。
> 私の伯父2人がその昔通ってました。
→バモスさんの伯父様は優秀だったのですね!
その昔の大伴邸があったらしい高台に位置していて、
とてもゆかしい感じがしました!
> ところで不退寺の紅葉は見事ですね!
> 確かに隠れた紅葉の名所☆また訪れてみます。
→この旅行記の紅葉の写真は、10年前の12月1日のものです。
この年は、季節の進行が遅かったのかもしれません。
12月でも、紅葉はきれいでした!
今年は秋の初め頃に行った方が、美しい紅葉を見逃さないで済むかもです。
> 卒論が大伴家持でしたか、難しそうですがやりがいがあったでしょう。
→家持は決して難しい歌を詠んだわけではないのです。
本当は文人気質だった人が、名門大伴家に生まれ、丈夫として生きてゆかなければならなかった心の葛藤とか、恋愛においてもどこか冷めたところがあって、そういう点に惹かれました。
主流じゃなかった、時代は藤原氏が台頭してきたころ、滅びゆく家門の後継者としての屈折した心情にこの上なく感情移入してしまうのです(*^-^*)
前日光
-
- aoitomoさん 2023/05/11 23:40:57
- 知識があれば旅の楽しさも増幅しますね~ 羨まし~
- 前日光さん こんばんは~
私も4月30日に日帰りですが、
奈良観光してきました。
春日大社の萬葉植物園にも藤の花が咲いており楽しめました。
前日光さんの卒論が大伴家持というのには驚きました。
私は理系でしたが卒論の記憶が消滅してます。(;´∀`)
『佐保山茶論』まで出向かれて大伴家持の歌碑を見るというのも納得です。
『狭穂姫伝承』も興味をそそる悲話ですから、
狭穂姫の姿見池などがあるのにも興味をそそります。
和歌山には『安珍と清姫』のゆかりの地が数々あり、
ほぼコンプリートしました。( ´艸`)
『笠郎女』
笠郎女の異常なまでの情熱は逆に引いてしまうというか、
上手くいかないと思うのは私の思い違いか・・( ´艸`)
安珍を追っかける清姫とオーバーラップします。
aoitomo
- 前日光さん からの返信 2023/05/12 21:24:22
- RE: 知識があれば旅の楽しさも増幅しますね? 羨まし?
- こんばんは、aoitomoさん
いつもありがとうございます!
> 私も4月30日に日帰りですが、
> 奈良観光してきました。
> 春日大社の萬葉植物園にも藤の花が咲いており楽しめました。
→aoitomoさんも奈良に行かれたのですね。
私も万葉植物園に行って、藤の花を堪能してきました。
満開の美しく咲き誇る藤でした。
> 前日光さんの卒論が大伴家持というのには驚きました。
> 私は理系でしたが卒論の記憶が消滅してます。(;´∀`)
→みなさんが、卒論は「大伴家持」というと驚かれるのですが、そんなに意外なのでしょうか?
私は今でも家持は大好きです!(^^)!
業平さんも同じくらい好きですが。
> 『佐保山茶論』まで出向かれて大伴家持の歌碑を見るというのも納得です。
→佐保山茶論は、何があるということでもないのですが、あの辺りに大伴邸があったということなので、大いにその雰囲気を味わってきました。
> 『狭穂姫伝承』も興味をそそる悲話ですから、
> 狭穂姫の姿見池などがあるのにも興味をそそります。
→この神社は、ちょっと寂しい感じが漂っておりました。
黄昏時に女一人で行くことは、お薦めできません。
階段を結構上って行くので、変な人がいたら大変、逃げても追いつかれてしまうでしょう。
人がいないところというのは魅力なのですがね。
> 和歌山には『安珍と清姫』のゆかりの地が数々あり、
> ほぼコンプリートしました。( ´艸`)
→そうでした!
安珍・清姫、和歌山が舞台でしたよね!
鐘楼の中から蛇に変わった清姫が登場、オドロな世界ですよね。
興味あります!
> 『笠郎女』
> 笠郎女の異常なまでの情熱は逆に引いてしまうというか、
> 上手くいかないと思うのは私の思い違いか・・( ´艸`)
> 安珍を追っかける清姫とオーバーラップします。
→確かにおっとり育った大伴家の貴公子には、笠女郎の愛は重いかも。
清姫の凄まじい安珍への思いは、笠女郎にも共通しますね。
男性は、あんまり迫られると引いてしまうという面があるかもしれません。
和歌山では、「藤代」というところにまだ行けていません。
天智天皇のいとこにあたる有間皇子(ありまのみこ)が、天智への謀反の罪で藤代で処刑されてしまうのです。
どうやら無実だったらしいのですが、天智はもともと有間を消してしまいたかったので、ドサクサに紛れて無実の罪を着せたという古代史の悲劇の一つです。
有間は「日本のハムレット」とも言われています。
そういうわけで、和歌山にはまた行ってみたいと思っています。
前日光
-
- ryujiさん 2023/05/10 23:21:37
- 失礼致しました!
- オールマイティの言葉。 使い方の誤りです、お許しを。
ryuji
- 前日光さん からの返信 2023/05/11 23:39:11
- とんでもないです!
- > オールマイティの言葉。 使い方の誤りです、お許しを。
→いえいえ、丁寧な訂正の言葉、恐縮です。
ちなみに私は家持が好きで、いろいろ研究はしていますが、
分からないことばかりです(^▽^;)
これからももっと勉強していきたいと思っています。
前日光
-
- ryujiさん 2023/05/10 22:50:25
- タイトルの旅行記を拝見で~す♪
- こんばんは、前日光さん。
お待ちしておりました。 事前予告を頂いていたのに「遅きに失する」とはこの事を言うんでしょうね。(もう5人の書き込み先客あり)
佐保路の散策旅行記を楽しく見せてもらいましたよ。 佐保山サロンも笠郎女の歌碑も懐かしく思い起こした次第です。 前日光さんと思いを同じにした?、かはどうなんでしょうね。 ここは軽~く同じ体験させていただきましたと・・・。 そういえば、狭岡神社での「沙穂姫伝承鏡池」を私は見ていない。 きっと見過ごしてしまったよう
です。
不退寺。 1・2度耳にした寺ですが、こんなに近くにあったとは。(ネットで狭岡神社の西) 在原業平公のゆかりの寺何んですね、知らなかった。 当代きってのプレーボーイの業平さんには大いに興味があります。 奈良への機会があったら是非とも行きます。
追記。大友家持がオールマイティの前日光さんへ。
以前私の旅行記で、「春の苑」の和歌で「乙女は誰?」を覚えて見えますネ。 私の思いをチョット堀下げてみました。 暇がありましたら見て頂ければ幸いです。
ryuji
- 前日光さん からの返信 2023/05/11 23:33:44
- RE: タイトルの旅行記を拝見で?す♪
- ryujiさん、こんばんは。
> お待ちしておりました。 事前予告を頂いていたのに「遅きに失する」とはこの事を言うんでしょうね。(もう5人の書き込み先客あり)
→お名前を使わせていただきまして、ありがとうございます<m(__)m>
お陰様で、ずっと気になっていた佐保山茶論に行くことができました。
> 佐保路の散策旅行記を楽しく見せてもらいましたよ。 佐保山サロンも笠郎女の歌碑も懐かしく思い起こした次第です。 前日光さんと思いを同じにした?、かはどうなんでしょうね。 ここは軽?く同じ体験させていただきましたと・・・。
→こちらこそ、ryujiさんと同じ感慨(たぶん)を抱くことができたと思っております。
あの茶論は、どんな時だと門が開いているのでしょうかねぇ。
一見した感じでは、長いこと開いていないようにも思えたのですが。
>そういえば、狭岡神社での「沙穂姫伝承鏡池」を私は見ていない。 きっと見過ごしてしまったようです。
→鳥居を入ってまもなくの左側にありました。
池はあまりきれいな水ではなくて、ちょっとがっかりするかもです。
> 不退寺。 1・2度耳にした寺ですが、こんなに近くにあったとは。(ネットで狭岡神社の西) 在原業平公のゆかりの寺何んですね、知らなかった。 当代きってのプレーボーイの業平さんには大いに興味があります。 奈良への機会があったら是非とも行きます。
→そうなんです!
不退寺は、狭岡神社から歩いて10分ほど西の方にありました。
平城上皇・阿保親王、そして業平と在原家三代の人々にまつわるお寺ですね。
業平の知名度と比較すると、かなり小さなお寺ですが、それがまた業平に相応しいと私は思います。
> 追記。大友家持がオールマイティの前日光さんへ。
> 以前私の旅行記で、「春の苑」の和歌で「乙女は誰?」を覚えて見えますネ。 私の思いをチョット堀下げてみました。 暇がありましたら見て頂ければ幸いです。
→拝見いたしました!
あの後、加筆されたのでしょうか?
あの「乙女」は、架空の女性かもしれませんね。
当時流行っていた「鳥毛立女屏風」に触発されて、それを家持が歌にしたのかもと、最近思うようになりました。
話は違うのですが、ryujiさんの (「乙女は誰?」を覚えて見えますネ)という言い方で、昔同じ下宿の隣にいた多治見市出身の人の言葉「〜してみえる」というのを思い出しました。
関東の言葉と少し違う話し方とイントネーションに、岐阜は関西に近いんだと思ったことでした。
前日光
-
- フォートラベルユーザーさん 2023/05/10 22:44:21
- おずおず…
- こんばんは!!前日光さん!
お孫様のお世話、
お嬢様家の色々な家事仕事を、
こなされて、お疲れ様でした!
その後に、薬師寺から
お便りが届くなんて、、Happiest!
やはり、選ばれたお人です。
不退寺、無知な私は、初めて知りました。
在原業平が、本尊、聖観世音菩薩様を
造られた?えー、見たいです。
なんか、ロマンチックで、萌え~な
お話です。
いつも良い場所で、お食事なさる。
これが、とってもうらやましい私です( *´艸)
真似したい…
薬師寺編も、楽しみにしております。
ありがとうございました!!
コトラマダム
- 前日光さん からの返信 2023/05/11 23:07:27
- RE: おずおず…
- マダム、こんばんは!
3月から今まで、ホント!疲れました(*´Д`)
それで奈良に行ったわけではないのですが、奈良はやはり良かったです!(^^)!
> その後に、薬師寺から
> お便りが届くなんて、、Happiest!
> やはり、選ばれたお人です。
→薬師寺からは3度目の「落慶法要」の案内でした。
初めは3年前、コロナで中止との連絡が二度目、そして今回は三度目の正直でした。
薬師寺もコロナ禍で大変だったろうなと推察しています。
> 不退寺、無知な私は、初めて知りました。
→10年前の2013年、初めて訪れたのですが、その時タクシーに乗ったら、運転手さんが「お客さんに不退寺までと言われたのは初めてや!」と言っていました。
奈良の町からも割と近いので、特別マニアックというわけではないのですが、特に秋に行くと、紅葉が本当にきれいで驚きました(*^^)v
> 在原業平が、本尊、聖観世音菩薩様を
> 造られた?えー、見たいです。
> なんか、ロマンチックで、萌え?な
> お話です。
→業平仏像制作説は伝説です。
両耳の辺りからリボンのようなものがヒラリと下がっていて、美しい菩薩像でした。
ただ損傷が激しいので重文に止まっています。
国宝でもおかしくないと私が言ったら、当時の住職が「狭い境内がますます混みあいますから、このままでいいのですよ」と穏やかにおっしゃっていたことが印象に残っています。
> いつも良い場所で、お食事なさる。
> これが、とってもうらやましい私です( *´艸)
> 真似したい…
→ミーハーなので、テレビで放送されて美味しそうだと思うと、即駆け付ける私です。本当においしかったので、行ってよかったと思います。
> 薬師寺編も、楽しみにしております。
→人の頭で何も見えなかった法要は、期待なさらないでね( ̄▽ ̄;)
そのあと行ったお寺の方がおもしろかったです(*^^)v
早くアップしたいのですが、何かと忙しくて。。。
そのうちにね!
前日光
-
- soraさん 2023/05/09 11:05:59
- 小料理 奈良に行きたかったけど…
- 前日光さん、こんにちは♪
大学の卒論が大伴家持だったなんて、
ちょっと驚いた。
彼のことは詳しくは知らない私ですが、大伴家持を慕う笠女郎のあつい想いの歌が何とも言えない苦しさを感じる。
あの辺、幻の大仏鐵道遺構巡りをしたことがあり、歩いたことがあるのですが、ただのウォーキングで終わってしまった。
何も覚えていない(ーー;)
勿体無いことをした。
今回と小料理 奈良で美味しいお酒とお料理に満足されたご様子(o^^o)
私も一度言ってみたいなあといつも思います。
sora
- 前日光さん からの返信 2023/05/09 23:36:29
- RE: 小料理 奈良に行きたかったけど…
- こんばんは、soraちゃん(^_-)
さっそくコメント、ありがとう!
> 大学の卒論が大伴家持だったなんて、
> ちょっと驚いた。
→あれ? 言ってなかったっけ?
あんなにいろいろしゃべったのに( ;∀;)
> 彼のことは詳しくは知らない私ですが、大伴家持を慕う笠女郎のあつい想いの歌が何とも言えない苦しさを感じる。
→佐保大納言(父の大伴旅人は、こう呼ばれていた)家の貴公子、あの辺りに広大な屋敷があった大伴家を率いる丈夫(ますらお)として、生きていかなくちゃならなかった、でもホントは文人気質の人です。
文人なのに武人の家に生まれてしまったことが、彼の一生の悲劇だったと私は思っています。
恋愛にもアツクなれないタイプで、いつもどこか冷めていて。
笠女郎は、だからそういう人を好きになったがために悩むことになり。。。
> あの辺、幻の大仏鐵道遺構巡りをしたことがあり、歩いたことがあるのですが、ただのウォーキングで終わってしまった。
> 何も覚えていない(ーー;)
> 勿体無いことをした。
→わぁ、そんなウォーキングがあったんですね!
私も今回初めてあの辺をめぐってみたのですが。
もう少し時間をとって、また訪れてみたいです。
ところで、不退寺の紅葉の写真は、10年前(2013年)に、「日航奈良」でbettyさんと会って、「やまと庵」で夕食を食べた次の日に、不退寺で撮った写真ですよ。
覚えてる?
> 今回と小料理 奈良で美味しいお酒とお料理に満足されたご様子(o^^o)
> 私も一度言ってみたいなあといつも思います。
→小料理奈良は、少し行きづらい場所にありますが、タクシーに乗ればすぐに着きますよ。必ず予約してから行くといいです。
絶対に気にいると思います!(^^)!
前日光
-
- 旅猫さん 2023/05/09 08:38:43
- 大伴家持
- 前日光さん、こんにちは。
奈良へ行かれたのですね。
出雲と並び、古代の息吹を感じられるので、良い所ですよね。
卒論が大伴家持とは渋いです。
大伴家持と言うと、越中高岡の辺りを思い出します。
駅前の銅像が何故か頭から離れない。
『万葉歴史館』はまだ訪れていないので、伏木と併せて歩いてみたいです。
『狭岡神社』と言うのは、佐穂姫に関係がある社なのですね。
社殿は結構立派な感じですが、ちょっと寂しい雰囲気が漂っています。
不退寺は聞いたことがありますが、訪れていません。
紅葉の隠れた名所ですか。
秋の京都奈良は混むので敬遠していますが、この辺りなら静かそうですね。
旅猫
- 前日光さん からの返信 2023/05/09 23:07:37
- RE: 大伴家持
- 旅猫さん、こんばんは。
ご無沙汰しておりまして、申し訳ありません。
3月に孫姫2が産まれまして、3月はほぼ東京で娘の手伝い、連休中の5月3日にお宮参りができて、やっとひと段落したところです。
> 奈良へ行かれたのですね。
> 出雲と並び、古代の息吹を感じられるので、良い所ですよね。
→出雲と奈良、似ていますよね!
どちらも荒削りのデッサンみたいなイメージ、完成や洗練に向かっている感じとでも言ったらいいのかなぁ、突っ込みどころは多々ありますが、可能性もまた秘めていて、そんなところに魅力を感じています。
> 卒論が大伴家持とは渋いです。
→たとえば古典をやるなら「源氏物語」、「万葉集」なら人麻呂とか額田王とか選びそうなものですが、私はどうもそういう中心にいるものや人物ではなくて、敗北者的立場の人に惹かれるようです。
どこか中心からはずれたり零れ落ちた立場の人物に、どうしても共感してしまうのです(´艸`*)
へそ曲がりともいいますがね。
> 大伴家持と言うと、越中高岡の辺りを思い出します。
> 駅前の銅像が何故か頭から離れない。
> 『万葉歴史館』はまだ訪れていないので、伏木と併せて歩いてみたいです。
→越中と家持は切っても切れないものがあります。
家持が最も多くの歌を詠んだのは越中守のときですから。
しかも秀歌が多いのも越中時代です。
私も富山には行っていますが、掠った程度です。
駅前の銅像も見ておりません。
伏木大橋には家持の歌碑が多々あるようなので、行かなくちゃとは思っています。
> 『狭岡神社』と言うのは、佐穂姫に関係がある社なのですね。
> 社殿は結構立派な感じですが、ちょっと寂しい雰囲気が漂っています。
→狭穂姫の伝承は残っていますが、祭神は別にいるようです。
石段を結構上った山の上に、さびしく佇んでいる感じです。
黄昏時は、近づきたくないと思いました。
> 不退寺は聞いたことがありますが、訪れていません。
> 紅葉の隠れた名所ですか。
→どの季節もそれなりに良いと思いますが、やはり紅葉の美しさは群を抜いています。
小さな静かなお寺です。
私はこういうのは好物ですが(^_-)-☆
> 秋の京都奈良は混むので敬遠していますが、この辺りなら静かそうですね。
→はい!
人があまりいないので静かです。
長いつき合いなので分かるのですが、旅猫さん好みだと思いますよ。
コメント、ありがとうございました<m(__)m>
前日光
-
- ふわっくまさん 2023/05/09 07:06:37
- ダイワロイネットホテル奈良
- 前日光さん、おはようございます。
奈良へ来られて、JR奈良駅前のダイワロイネットホテルにお泊りだったそうで・・
私も以前同じホテルで1泊したので、思わずテンションが上がりました(^^♪
お部屋によって、少し雰囲気が異なるというか・・
前日光さんご夫妻は赤が基調になっていたように思いましたが、私達はモスグリーン色っぽかったです。
どちらにしても古の都をイメージした、落ち着きのある雰囲気でしたね(^_-)-☆
ところで狭岡神社を訪れる途中、大伴家持を慕う笠女郎の歌碑があったそうで・・
失恋の歌だそうですが細かいところまで観られて、さすがだなぁーと思いました。
ふわっくま
- 前日光さん からの返信 2023/05/09 22:31:55
- RE: ダイワロイネットホテル奈良
- ふわっくまさん、こんばんは。
いつもありがとうございます<m(__)m>
ふわっくまさんも「ダイワロイネットホテル」にお泊りの経験があるのですね?
ビジネスホテルはいろいろありますが、私はここはかなり気に入りました。
トイレ&バスルームへの入り口に段差がないというのが、とてもよかったです。
多くのビジホは、段差がけっこうあって、よく躓きそうになるんです。
転んだら怪我しそうで怖いです。
> お部屋によって、少し雰囲気が異なるというか・・
> 前日光さんご夫妻は赤が基調になっていたように思いましたが、私達はモスグリーン色っぽかったです。
> どちらにしても古の都をイメージした、落ち着きのある雰囲気でしたね(^_-)-☆
→そうだったんですね!
部屋によって色調が異なるとは知りませんでした。
壁の絵なども、おっしゃるように古都を意識していますよね?
雅な気分になれて、とても良いと思います。
> ところで狭岡神社を訪れる途中、大伴家持を慕う笠女郎の歌碑があったそうで・・
> 失恋の歌だそうですが細かいところまで観られて、さすがだなぁーと思いました。
→狭岡神社は、佐保山茶論に入れなかったので、ぶらぶら歩いていたら行き当たりました。
なにしろ星の数ほど寺社がありますからね。
そうしたら、あの笠女郎の歌碑があって感激しました。
長い石段を上った甲斐がありました( ̄▽ ̄;)
この歌は、美しい失恋の歌だと思います。
前日光
-
- norisaさん 2023/05/09 05:25:53
- 卒論が大伴家持
- 前日光さん
おはようございます。
お久しぶりです!
おお、奈良にお出かけでしたか。
写経をされていた縁で薬師寺の落慶法要の招待状が届いたとのことですが、そういうお誘いもあるのですね!
さて、卒論が大伴家持とのことですが、それではこの大伴家持の住居跡にはさぞ興味が沸いたことでしょうね。
国語の教諭をされていたと記憶していますが、日本文学がご専門だったのですね。
この大伴家持に片思い?した笠女郎のお話も風景も印象に残りました。
さらに悲劇の皇后である「狭穂姫」の件ですが、これは「さほひめ」と読むのでしょうか?
だとするとこの辺りを佐保路とかいうのは、この狭穂姫が由来なのかな?と勝手な想像をしてしまいました(苦笑)
不退寺含め神社仏閣が京都と180度違う静けさ、幽玄さに包まれていますね!
オーバーツーリズムという言葉が京都に使われていますが、奈良のこのあたりはアンダーツーリズムといっても良さそうです(笑)
さて、いつもの料亭、小料理奈良は相変わらずボリューム満点ですし、おいしそうです。
我々なら8品くらいのライトコースがありがたいことでしょう。
続編も楽しみにしております。
norisa
- 前日光さん からの返信 2023/05/09 22:18:00
- RE: 卒論が大伴家持
- norisaさん、こんばんは。
ホント!久しぶりですね!
早速のコメント、ありがとうございます<m(__)m>
> 写経をされていた縁で薬師寺の落慶法要の招待状が届いたとのことですが、そういうお誘いもあるのですね!
→実は最近はサボリぎみなのに、もれなく招待状が届いて感激です(´;ω;`)ウッ…
3年前に一度届き、そのあと延期になったとまた届き、そして今回、3度もの丁寧な案内状、さすがは薬師寺ですね。
ちっとも偉ぶっていないところが好ましいです。
> さて、卒論が大伴家持とのことですが、それではこの大伴家持の住居跡にはさぞ興味が沸いたことでしょうね。
> 国語の教諭をされていたと記憶していますが、日本文学がご専門だったのですね。
→実際に家持がどんなところに住んでいたのかを知ることは、彼の歌人としての人生を考える上でも参考になりました。
越中時代の家持については、最近10枚ぐらいの文章を書いたばかりなので(10年以上前に訪れた富山の「万葉文化館」などのわずかな見聞で書いたのですが、今度はまた奈良バージョンで行けそうな気がします。
家持と万葉集には、一生関わっていきたいです。
> この大伴家持に片思い?した笠女郎のお話も風景も印象に残りました。
→笠女郎、家持が好きで、「万葉集」に残されている歌はすべて家持に向かって詠まれたものです。
家持は、笠女郎に対しては煮え切らない態度でしたよ。
> さらに悲劇の皇后である「狭穂姫」の件ですが、これは「さほひめ」と読むのでしょうか?
> だとするとこの辺りを佐保路とかいうのは、この狭穂姫が由来なのかな?と勝手な想像をしてしまいました(苦笑)
→狭穂姫(さほひめ)の表記もいろいろあるようです。
なにしろこの時代は万葉仮名が使われているので、判読が難しいのです。
この姫と、佐保という地名の由来については、ググってみてもはっきりとしておりません。
佐保川という川もありますし。
> 不退寺含め神社仏閣が京都と180度違う静けさ、幽玄さに包まれていますね!
→確かにどちらの寺社にも、人の姿はありませんでした。
どちらも静かで、好みの雰囲気です。
> オーバーツーリズムという言葉が京都に使われていますが、奈良のこのあたりはアンダーツーリズムといっても良さそうです(笑)
→人が多すぎるのも困りものですが、人のいない神社は、特に不気味な感じさえします"(-""-)"
> さて、いつもの料亭、小料理奈良は相変わらずボリューム満点ですし、おいしそうです。
> 我々なら8品くらいのライトコースがありがたいことでしょう。
> 続編も楽しみにしております。
→このお店は5日ほど前に予約をしました。
席数がそれほどありませんので、急に思い立って行っても入れない可能性があります。
料理のコースは決まっていて、こちらでオーダーはしませんでしたが、希望を言えば考慮してくれそうな気がします。
薩摩男と京女のお店です。
norisaさんも機会がありましたら、ぜひ訪れてみてください。
前日光
-
- M-koku1さん 2023/05/09 01:51:10
- 深い知識がうらやましいです
- 前日光さん
お久しぶりです。
いつもながらに深い知識に裏付けされた旅行記は、格調高くて、とても興味深いものでした。卒論が大伴家持だったんですね。古典と聞いただけで、あくびが出てきてしまった高校時代が悔やまれます。授業をした先生が下手だったから、と自分を納得させてはいるのですが、本当のところ、古典はもっときちんと勉強しておけばよかったと思う今日この頃です。高校の頃の同級生が、かつての恩師を囲んで、古典の会で勉強しているとうわさに聞いたりしたのですが、(この先生は面白い授業をする方の方でした。)途中から参加というのは敷居が高く、けっきょく何もしないまま年を取ってしまいました。
お料理もおいしそうですね。奈良のお料理、けっこう好きです。野菜が多くていいですね。
このゴールデンウィークの人出をテレビで眺めながら、コロナ禍が本当に終盤を迎えたんだなあとホッとする一方、また違った意味で旅行がしずらくなってしまったなあと思っています。家の近くの浅草も、外人さんや若者でぎゅうぎゅうの日常が戻ってきていました。コロナ禍で誰もいなかった京都なんて、本当に贅沢な旅だったなあと、感慨深いです。
来週はまたコロナのワクチンをうけにいきます。5類になったからと言って、かかればやはり大ごとなのですから、気を付けたいと思っています。FM局のパーソナリティーさんが先ごろかかってしまって、本当に大変だったから、と注意を呼び掛けていました。こういう貴重な体験談を放送してくれるのは、とてもいいですね。
長くなりましたが、前日光さんご夫妻と梵ちゃんの健康をお祈りしております。
Mより
- 前日光さん からの返信 2023/05/09 16:38:35
- RE: 深い知識がうらやましいです
- Мさん、こんにちは。
お久しぶりです!
旅行記へのコメント、ありがとうございます<m(__)m>
「深い知識」とか「格調高い」とか、恐縮です。
ただ昔が好きなだけなのですがねぇ。
古典の時間、文法は確かに面白いものではありませんでしたが、その法則性が分かってくると、なるほど、私たちは今「白き」がイ音便化して「白い」というようになって、音便系を話しているんだなとか。(^▽^;)
「言問橋」は、業平の「いざ言問はむ都鳥」から、「なりひら橋」は、業平の名前がそのまま地名になったんだなとか。。。
昔がなかったら、今は無いわけなので、私たちの生きている現代もやがて「昔」になっていくわけだし。。
などと考えていくと、この世はなかなかおもしろいものだと思ったりして。。。
> お料理もおいしそうですね。奈良のお料理、けっこう好きです。野菜が多くていいですね。
→奈良といえば、昔は食事がまずいという評価があったのですが、今はそんな風に思わなくなりました。
私がよく行く居酒屋とか、今回のこの「小料理奈良」も、なかなかのものがあります。
それから奈良は日本酒がおいしいです!
一説に、奈良は日本酒発祥の地ともいわれていますからね。
島根も奈良も日本酒がおいしいです!(^^)!
> このゴールデンウィークの人出をテレビで眺めながら、コロナ禍が本当に終盤を迎えたんだなあとホッとする一方、また違った意味で旅行がしずらくなってしまったなあと思っています。家の近くの浅草も、外人さんや若者でぎゅうぎゅうの日常が戻ってきていました。コロナ禍で誰もいなかった京都なんて、本当に贅沢な旅だったなあと、感慨深いです。
→コロナ禍が終盤を迎えたのはうれしいですが、また観光地の人混みが戻ってくるかと思うと、憂鬱になりますね。
浅草などは、たちまち昔のにぎやかさが戻りそう。
まぁ、感染症が蔓延するよりはマシと考えることにしましょう。
> 来週はまたコロナのワクチンをうけにいきます。5類になったからと言って、かかればやはり大ごとなのですから、気を付けたいと思っています。FM局のパーソナリティーさんが先ごろかかってしまって、本当に大変だったから、と注意を呼び掛けていました。こういう貴重な体験談を放送してくれるのは、とてもいいですね。
> 長くなりましたが、前日光さんご夫妻と梵ちゃんの健康をお祈りしております。
→私はワクチンは、結局2回打っただけでやめてしまいました。
インフルエンザワクチンさえ打ったことがない私なので、旅行の時などは面倒な場合もありますが、幸い住んでいるところは人口密度もあまり高くないので、このままでいいかなと思っています(;・∀・)
もちろん梵ちゃんともども、健康には十分に注意いたします(^.^)/~~~
ではまた!
前日光
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