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春の訪れを告げる、可憐なイワウチワの花・・・小川町と東秩父村の境界にある837 mの笠山でも、春先には可憐な花を開きます。<br />乳房状の山容から ” おっぱい山 ” とも呼ばれる笠山・・・山頂近くにイワウチワの群生地があるので、山歩きに出かけてみました。

笠山のイワウチワ

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2023/04/12 - 2023/04/12

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ペコちゃん

ペコちゃんさん

春の訪れを告げる、可憐なイワウチワの花・・・小川町と東秩父村の境界にある837 mの笠山でも、春先には可憐な花を開きます。
乳房状の山容から ” おっぱい山 ” とも呼ばれる笠山・・・山頂近くにイワウチワの群生地があるので、山歩きに出かけてみました。

旅行の満足度
4.5
同行者
友人
一人あたり費用
1万円未満
交通手段
自家用車 徒歩

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  • 地元からもよく見える笠山・・・右側のおっぱい山です。<br />《だいだらぼっちの民話》<br />昔むかし 山よりも大きな男が東秩父村に来て、定峰峠にドッカリと腰を掛け、被って来た笠を置いた所が笠山、釜でおかゆを炊いた所が粥新田峠で食べた箸を差した所が二本木峠、洗った釜を伏せた所が釜伏山だそうな。

    地元からもよく見える笠山・・・右側のおっぱい山です。
    《だいだらぼっちの民話》
    昔むかし 山よりも大きな男が東秩父村に来て、定峰峠にドッカリと腰を掛け、被って来た笠を置いた所が笠山、釜でおかゆを炊いた所が粥新田峠で食べた箸を差した所が二本木峠、洗った釜を伏せた所が釜伏山だそうな。

  • 山仲間5名と車で堂平山頂へ・・・見えてきたのは、1962年に設置された東京天文台(現・国立天文台)の堂平観測所。<br />施設の老朽化や周辺環境の悪化などで2000年に閉鎖され、現在は「ときがわ町 星と緑の創造センター」として利用されています。

    山仲間5名と車で堂平山頂へ・・・見えてきたのは、1962年に設置された東京天文台(現・国立天文台)の堂平観測所。
    施設の老朽化や周辺環境の悪化などで2000年に閉鎖され、現在は「ときがわ町 星と緑の創造センター」として利用されています。

  • 小川町・ときがわ町・東秩父村の境界にある標高875.8mの堂平山は、笠山・大霧山と共に比企三山と言われ、天文台が建つ山頂には広い駐車スペースもあります。

    小川町・ときがわ町・東秩父村の境界にある標高875.8mの堂平山は、笠山・大霧山と共に比企三山と言われ、天文台が建つ山頂には広い駐車スペースもあります。

  • 山頂の直下にあるのはキャンプ場。

    山頂の直下にあるのはキャンプ場。

  • 山頂周辺はミツバツツジが満開。

    山頂周辺はミツバツツジが満開。

  • 左が大霧山、右は秩父高原牧場。

    左が大霧山、右は秩父高原牧場。

  • 山頂の西側斜面では、パラグライダースクールが開催されます。

    山頂の西側斜面では、パラグライダースクールが開催されます。

  • その周辺にも色鮮やかなミツバツツジ。

    その周辺にも色鮮やかなミツバツツジ。

  • ヤマザクラ。

    ヤマザクラ。

  • フデリンドウ。

    フデリンドウ。

  • 堂平山から新緑に囲まれた登山道を下り、笠山に向かいます。

    堂平山から新緑に囲まれた登山道を下り、笠山に向かいます。

  • モミジイチゴ。

    モミジイチゴ。

  • カタクリ。

    カタクリ。

  • ヤマザクラ。

    ヤマザクラ。

  • 30分ほど歩くと笠山が見えてきました。

    30分ほど歩くと笠山が見えてきました。

  • 「外秩父七峰縦走ハイキングコース」を進みます。

    「外秩父七峰縦走ハイキングコース」を進みます。

  • ここから笠山までは約30分。

    ここから笠山までは約30分。

  • ヤマブキ。

    ヤマブキ。

  • 堂平山から下ってきましたが、ここからは笠山への上り。

    堂平山から下ってきましたが、ここからは笠山への上り。

  • 出発して約1時間で笠山(837m)の山頂へ・・・ここは東秩父村にある西峰。

    出発して約1時間で笠山(837m)の山頂へ・・・ここは東秩父村にある西峰。

  • 山頂で小休止。

    山頂で小休止。

  • 笠山の山頂から東側へ少し進むとイワウチワの群生地があります。

    笠山の山頂から東側へ少し進むとイワウチワの群生地があります。

  • イワウチワは北側急斜面の、やや暗い林などで見られる常緑の多年草。<br />日本の固有種で、別名は「Nippon Bells」・・・原産国が日本であり、鈴(ベル)を思わせる花から付けられました。

    イワウチワは北側急斜面の、やや暗い林などで見られる常緑の多年草。
    日本の固有種で、別名は「Nippon Bells」・・・原産国が日本であり、鈴(ベル)を思わせる花から付けられました。

  • イワウチワは漢字で書くと「岩団扇」・・・葉の形状が団扇(うちわ)に似ていることに由来します。

    イワウチワは漢字で書くと「岩団扇」・・・葉の形状が団扇(うちわ)に似ていることに由来します。

  • 花の直径は約3cm、花びらの先が細かく裂け、フリルのようで可愛い!

    花の直径は約3cm、花びらの先が細かく裂け、フリルのようで可愛い!

  • 花言葉は「春の使者」・・・山間部に花咲く可憐な姿は、春の訪れを告げてくれるイワウチワのイメージにピッタリ!

    花言葉は「春の使者」・・・山間部に花咲く可憐な姿は、春の訪れを告げてくれるイワウチワのイメージにピッタリ!

  • イワウチワの群生地から東側に少し進むと「笠山神社」があります。

    イワウチワの群生地から東側に少し進むと「笠山神社」があります。

  • 景行天皇41年(111年)、日本武尊が東征の際、当山(笠山)に上り、地形を誉め称え、天照大神などを祀ったことが笠山神社・上社の始まりと伝えられます。<br />下社は小川町からの笠山登山口近くにあります。

    景行天皇41年(111年)、日本武尊が東征の際、当山(笠山)に上り、地形を誉め称え、天照大神などを祀ったことが笠山神社・上社の始まりと伝えられます。
    下社は小川町からの笠山登山口近くにあります。

  • これは5月3日の笠山神社の春祭で授与される猫の護符・・・笠山神社にはお蚕様が祀られており、蚕を食べるネズミを退治する猫が札のデザインになっています。<br />

    これは5月3日の笠山神社の春祭で授与される猫の護符・・・笠山神社にはお蚕様が祀られており、蚕を食べるネズミを退治する猫が札のデザインになっています。

  • 神社のそばににある石柱には「笠山 標高842m」・・・小川町にある東峰が笠山の最高地点ですね。

    神社のそばににある石柱には「笠山 標高842m」・・・小川町にある東峰が笠山の最高地点ですね。

  • 笠山神社の周りはミツバツツジが見頃を迎えています。

    笠山神社の周りはミツバツツジが見頃を迎えています。

  • 笠山神社から堂平山へ戻り、ときがわ町で昼食・・・地元の代表的な味覚である手打ちうどんの「やすらぎの家」へ。

    笠山神社から堂平山へ戻り、ときがわ町で昼食・・・地元の代表的な味覚である手打ちうどんの「やすらぎの家」へ。

  • 1898年に建てられた古民家・旧岩田家を移築した「やすらぎの家」。<br />建物の裏手は「どんぐり山」で、里山保全のボランティアグループが管理しています。

    1898年に建てられた古民家・旧岩田家を移築した「やすらぎの家」。
    建物の裏手は「どんぐり山」で、里山保全のボランティアグループが管理しています。

  • どんぐり山のシンボル・トトロ・・・杉の葉で造られたトトロ は、高さ3.6m、胴回り8.6m!

    どんぐり山のシンボル・トトロ・・・杉の葉で造られたトトロ は、高さ3.6m、胴回り8.6m!

  • 石段を上って門をくぐり・・・

    石段を上って門をくぐり・・・

  • この入口から入ります。

    この入口から入ります。

  • 入った所は広い土間、左側が座敷で、中央に階段があります。

    入った所は広い土間、左側が座敷で、中央に階段があります。

  • 1階は58坪、2階は38坪の大きな建物。

    1階は58坪、2階は38坪の大きな建物。

  • 土間の右側が製麺所・・・「地粉こね 茹でる加減も 里の味 手粉が化粧の (今は昔の)娘たち」

    土間の右側が製麺所・・・「地粉こね 茹でる加減も 里の味 手粉が化粧の (今は昔の)娘たち」

  • 2階はギャラリーになっており、「福田敏雄 水墨画展」を開催中。

    2階はギャラリーになっており、「福田敏雄 水墨画展」を開催中。

  • ときがわ町在住の福田さんは、独学で学んだ手法で絵を書いています。

    ときがわ町在住の福田さんは、独学で学んだ手法で絵を書いています。

  • 作品は、紙以外にも木片やシャツなどの素材を使って制作されています。

    作品は、紙以外にも木片やシャツなどの素材を使って制作されています。

  • 趣のある作品ですね。

    趣のある作品ですね。

  • 肉汁付けうどん(950円)を美味しく頂きました。

    肉汁付けうどん(950円)を美味しく頂きました。

  • 昼食後、帰るにはまだ早いので、やすらぎの家から近い慈光寺~霊山院へ行ってみました。

    昼食後、帰るにはまだ早いので、やすらぎの家から近い慈光寺~霊山院へ行ってみました。

  • 慈光寺に至る4kmの山道の両側には、50種を超える300本以上の桜並木が続いており、この時期は八重桜が見頃。

    慈光寺に至る4kmの山道の両側には、50種を超える300本以上の桜並木が続いており、この時期は八重桜が見頃。

  • そして沿道を彩るのはシャガの群落。

    そして沿道を彩るのはシャガの群落。

  • 慈光寺を通過して霊山院(りょうぜんいん)へ。<br />霊山院は、1197年に慈光寺の塔頭として創建された臨済宗妙心寺派の寺院です。<br />手前の石像は可愛い「一休さん」。

    慈光寺を通過して霊山院(りょうぜんいん)へ。
    霊山院は、1197年に慈光寺の塔頭として創建された臨済宗妙心寺派の寺院です。
    手前の石像は可愛い「一休さん」。

  • 一休さんの先にある左側の門は、1197年に建てられた「勅使門」・・・天皇からの使いが度々訪れ、屋根の上には「菊のご紋」があります。

    一休さんの先にある左側の門は、1197年に建てられた「勅使門」・・・天皇からの使いが度々訪れ、屋根の上には「菊のご紋」があります。

  • 花の寺としても人気の霊山院。

    花の寺としても人気の霊山院。

  • 右側の「中門」から境内へ。

    右側の「中門」から境内へ。

  • 現在の本堂は、1971年に改築されたもの。

    現在の本堂は、1971年に改築されたもの。

  • よく手入れされた庭園・・・ツツジが咲き始めています。

    よく手入れされた庭園・・・ツツジが咲き始めています。

  • 慈光寺は桜ですが、霊山院はツツジ・・・境内には「つつじ観音」が鎮座しています。

    慈光寺は桜ですが、霊山院はツツジ・・・境内には「つつじ観音」が鎮座しています。

  • 本堂の前には露座の釈迦牟尼仏。

    本堂の前には露座の釈迦牟尼仏。

  • ツツジとハナカイドウ。

    ツツジとハナカイドウ。

  • 水琴窟・・・水を注ぎ、竹に耳を当てると ♪ キ~ン ♪ と澄んだ音が聞こえます。

    水琴窟・・・水を注ぎ、竹に耳を当てると ♪ キ~ン ♪ と澄んだ音が聞こえます。

  • 色とりどりのツツジ。

    色とりどりのツツジ。

  • 八重桜。

    八重桜。

  • ハナカイドウ。

    ハナカイドウ。

  • 八重桜。<br />イワウチワをはじめ、春の花々を楽しんだ1日でした。

    八重桜。
    イワウチワをはじめ、春の花々を楽しんだ1日でした。

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