海中に立つ迫力の厳島神社・広島県民の優しさに触れまくったひとり旅・行きはよいよい帰りは...

2023/03/21 - 2023/03/23

すっかりご無沙汰してしまった4トラ。
厳島神社の旅行記、ほぼ書き終えていたのだけれど、仕上げることなく1年以上経ってしまいました(;´Д｀)
もはやタイムリーではないけれど、備忘録として。

昨年の3月、大鳥居改修工事が完全に終えるのを待って、美しく生まれ変わった厳島神社に行ってきました。

厳島神社は私の「この目で見たいところ」のリスト上位だったところ。
それはそれは、想像以上の迫力で荘厳な社殿は感動の美しさ！
調子に乗りすぎて帰りは大変な事になり、ある意味、忘れられない広島ひとり旅(*^-^*)

このあとの旅行記も、頑張って作成します♪

エリア 宮島・厳島神社(広島)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.5
• グルメ: 5.0

• 交通手段: JALグループ
• 旅行の手配内容: 個別手配

3/21（火）
9：50　羽田空港　JAL257
11：20　広島空港

本当は新幹線で行こうと思ったけれど、新幹線だと4時間もかかる。
飛行機だと1時間半という近さ。

お天気が怪しくて心配だなぁ。

11：35　広島空港

初めての空港、初めての空気。
ワクワクする！

広島空港 空港

11：45
リムジンバス三原駅行きに乗って、まずは尾道に。

雲行きは怪しいけれど、雨が降っていなくてホッ。
慣れていないひとり旅だから、事前準備は万全(^-^;
このルートは尾道出身の友達から、アドバイスをもらって。

広島空港から三原駅まで45分。Suicaで840円。

12：20　三原駅着

大きい駅だけれど、ほとんど人もいない。
このあとは、山陽本線で糸崎駅に向かう。

三原駅 駅

スムーズに三原駅まで来られた。
飛行機に乗って、バスに乗ってただけだけど。

ホッとしたらなんかお腹すいた・・・

尾道に着いたら、尾道ラーメンを食べる予定だったけれど、ちょっと食べちゃおう。

ボリュームたっぷりのトースト。
ちょっと残してごめんなさいね、と言ったら、いいんですよと笑顔で返してくれたお姉さん。

サンエトワール 三原駅店 グルメ・レストラン

15：52　山陽本線に乗って糸崎へ。

三原から尾道までSuicaで240円。
糸崎で乗換えて、山陽本線岡山行きに乗る。

三原駅 駅

可愛らしい電車が入ってきた(*^-^*)

糸崎までたったの4分。
乗客はまばらなので、どこでも座り放題。

車窓から見える尾道水道。
島から島に橋が架かっているのが見える。
ちょっと雲行きが怪しいなぁ。

13：05　尾道到着！

尾道駅 駅

尾道に着いたら雨雨雨(:_;)

15分ほど歩いて千光寺山ロープウエイへ。

千光寺山ロープウェイ 乗り物

行きはロープウェイで山頂の千光寺、千光寺頂上展望台PEAKを散策。
帰りは、天寧寺や文学の小道を通って、坂の尾道を下りてこようと思ってる。

13：35
千光寺頂上展望台PEAK
階段ではない近代的なフォルムは坂の街尾道を思わせる。
どこを歩いていても尾道水道の大パノラマが見渡される。

PEAK(千光寺頂上展望台 ) 名所・史跡

展望台からの尾道水道

大パノラマ！
晴れていたら、もっとくっきり瀬戸内海の景色が見渡せるんだろうなぁ。

桜を見ながら千光寺を目指します

ここから、千光寺まで約1㌔の遊歩道は、文学のこみち。

文学のこみち 自然・景勝地

道沿いには、尾道にゆかりのある作家や詩人の文学碑がある。
最初は一つ一つ読んでいたけれど、けっこうあちこちにあるので、興味のある作家さんのだけ立ち止まる。

千光寺到着

千光寺 寺・神社・教会

さっそくお線香を買って、手を合わせます。
ここ数年、いろいろとざわざわしている日常。
こういう時間が持てる事に感謝の気持ちで。

切り絵になっている御朱印。
立体感があって素敵。

境内は山の斜面からせり出すような舞台造り。
みんな、少し霞んだ尾道の街を眺めている。

今はコロナ禍のため鐘は打てないようになっている。
仕方ないね・・・

お天気が良かったら、きっともっとクリアな景色が広がってたに違いないけど

それでも絶景であることには変わりない。

石鎚山鎖行場
鎖でさらに山頂へ?

石鎚山鎖修行
これは私には無理だわ・・・

三十三観音堂のカチカチ数珠

幸せを念じながらゆっくりと引くと、数珠が上から落ちてカチカチと音がする。
私も並んで、心から幸せを祈願。

さて、雨も小降りになって、帰りはロープウェイではなく、ゆっくり歩いて下ります。

坂道には、休憩できるカフェが点在してる。

丁寧寺海雲塔
尾道を代表する風景として有名だと言われるアングルで。

本当に坂の街なんだね。
高齢の方はどうされているんだろう。
ふと、両親のことを思った。

石畳の坂道は古い街並みが繋がっている。

すっかり雨も止んだので、ちょっと路地を散策。

坂を下り切ったところに見える踏切。
海岸通りや商店街につながっているのかな。

尾道の商店街をブラブラしながら、お目当ての尾道ラーメン屋さんへ。

15：00
ここだ！尾道出身の友達から勧められていたお店。

中華そば 朱 グルメ・レストラン

尾道ラーメンというだけあって、街中には尾道ラーメンののぼりがたくさん。

お店によって個性があるのかな。
とても美味しかったです！

お腹もいっぱいになって、尾道の商店街を散策。

オシャレな雑貨や帆布のお店やギャラリーなど、想像以上に面白くて、かなり時間を費やしてしまった(^_^;)

時間も場所も好き勝手に動けるのは、ひとり旅ならでは。

作家林芙美子さんと言えば「花のいのちは短くて...」
その先は覚えていないけれど(^-^;
ホント、短いというか、一瞬だったとつくづく思う昨今。

おのみち林芙美子記念館 美術館・博物館

尾道駅から新尾道までは、バスで移動。
所要時間20分くらい。

尾道駅 駅

新尾道駅到着～

曇ってはいるけれどもう雨は降っていない。

16：25
時間短縮のため、新幹線で広島へ。
乗車時間40分。

チケットの写真を撮っておいて良かった～と思ったのは、このあとの広島駅で。

17：10
どこを探してもチケットが見つからない(-｡-;
仕方なく、チケット紛失の窓口へ。

無賃乗車を疑われてる感じがしたので、40分前に撮った写真を見せた。
スマホの写真を見ながら、その時間に新尾道駅で切符を買っている人がいたか、わざわざ電話して確認。
切符を買う時に新尾道駅の駅員さんとお話しておいて良かった・・・

何かトラブルがあった時、その時の写真を撮っておく事と人と話しておく事。
これはゆるぎない証拠になると学びました。

広島駅 (JR) 駅

広島駅の大きさにビックリ！
工事中だった事もあって、すごい雑踏の中をなんとか路面電車の乗り場へ。
そして、路面電車の複雑さにオタオタ。

今日、宿泊のホテルまで路面電車を乗り継ぐという離れ技。
路面電車の多さと乗り場も多くて、よくわからない。

さすがに不安になって、同世代の女性に聞いた。
乗換の停留所を教えてくださり、降りた後どこで乗ればいいのですか？と聞いたら、降りた場所で次に来た路面電車に乗ってください、と。
そっか、線路があるわけじゃないから、降りた場所で待っているしかないのか・・・

ご自分が降りる時も、あといくつで降りてくださいね、と声をかけてくださり、広島県民の優しさにキュン。

17：50
無事到着～
路面電車、今日イチ、緊張したわ。

（外食後に撮った写真）

ANAクラウンプラザホテル広島 宿・ホテル

シングルルームで狭いけれど、雰囲気が明るくて大丈夫そう。
なんたって怖がりなもんで(:_;)

お水とコーヒーとお茶

アイマスクや入浴剤

部屋からの景色は、街中なので決して良くはないけれど、一人で広島にいるんだなぁって気持ち。

18:40
夕食へ
広島だもの、夕食は絶対お好み焼きに決めていた。

ホテルから近くの「貴家。」

貴家。 地蔵通り本店 グルメ・レストラン

お店の雰囲気がわからないから、ちょっとドキドキ、でもワクワク♪

カウンターの中はちょっと強面のお兄さん。
奥の方には、地元の若者達。
手前には、腕にびっしりとタトゥーの入った迫力のあるお兄さん一人。

・・・私、大丈夫？

初めてのお店では、お店のイチオシを注文するタイプ。

途中で、麺をハーフにできると知った。
即、ハーフで！

目の前のパフォーマンスはずっと見ていられるね。

観光客だとわかっていたのか、私にだけ最初からヘラの他に割り箸やお取り皿を出してくれた。
そして、食べられなかったら、お持ち帰りの用意もしますよ、と声もかけてくれて、最初の印象とは全く違う優しい気配り。

ラーメン以外何も食べていないはずなのに、どういうわけかお腹が空いていない。
とても美味しいのに、食べきれなかったのでお持ち帰りにしてくれた。
明日の朝、食べよ・・・

19：30

この時期、広島の街はG7広島サミットを控えていて、物々しいくらい警察官だらけ。

夜に知らない街を一人でフラフラするのは緊張するけれど、こんなにあちこちに警察官が立っていても妙に緊張する。
だって、通りの角のたびに警察官と目が合うんだもの。

3/22　8：50

翌日はずっと行きたかった宮島・厳島神社へ！
お天気が回復してくれて良かった。
歓迎されている気分。

西広島駅 駅

ホテル近くの停留所から宮島口まで、路面電車で行けるけれど、途中で乗換えたりして1時間以上かかる。

昨夜、ホテルのコンシェルジュに相談して、比較的短時間で行けるルートに急遽変更。

全国旅行支援割クーポン「やっぱ広島じゃ割」

宮島に渡るフェリーが往復無料！

9：30
フェリーに乗って、いよいよ宮島へ！
所要時間は10分くらい。

大鳥居が見えてきた！

早く降りたくて気持ちが急く(≧▽≦)

神の島におじゃまします！！！

宮島桟橋
ここから厳島神社まで、徒歩10分くらい。

宮島桟橋 乗り物

10：00
今回は観光案内所でガイドをお願いした。
ただ見て回っても、綺麗！すごい！だけで終わってしまうような気がして。
どうせ忘れちゃうんだろうけれど、その時だけでも厳島神社の歴史的な背景を知るのってロマンがあるよね。

こんな美しい社殿が海の中に建っているって事が、まず神秘だもんね。

宮島桟橋 乗り物

宮島公認ガイドは一人500円で。
同じフェリーから降りた観光客も含めて4人。
みんなおひとり様だったので、それぞれガイドさんの話に集中する事ができてとても良かった。

この島は「厳島」がが正式で、「宮島」は町名なんだそう。

時々観光客のバッグに顔を突っ込んだりしているけれど、基本的にのんびりとした鹿ばかりで、みんなほっこり。

ずっと見たかった大鳥居が近づいてくると写真を撮りたくて、ガイドさんの話どころではない。
写真は後にしてください、なんて言われる始末。

その重さだけで建っているという大鳥居。
神秘的だよね。

カメラフォルダーが大鳥居と神社だらけで、もう選べないほど(≧▽≦)
どの写真もさほど変わりないのに、それだけ私の熱量が高かったという事。

参拝入り口は東回廊。
圧倒されるほどの迫力。
大スターのような感じ。

厳島神社 寺・神社・教会

まずは客神社でお参り。

厳島神社の吊り灯篭。
素敵☆

満潮時には床下まで海水が上がり、干潮時には柱がむき出しになる。
これから満潮になって、まさに浮かんでいるような光景が見られる。
今日は、干潮時の姿も見るつもり。

境内は２７０メートルの回廊を順路に沿って一方通行。

人の流れが一方だからごちゃごちゃしないというのはいい。

朱色の柱が美しい。

だいぶ、海面が上がってきている。
表情が変わっていくのは神秘的。

厳かなのに、華やかさもあって唯一無二だね。

あれは能舞台だったかな。
海面がもう床スレスレまで上がっている。

御本社
訪れる事ができた事に感謝の気持ち。

御本社から
高舞台が見えるその先に大鳥居が見える。

雅楽が執り行われる舞台なんだそう。

朱色の柱が整然と並んでいる建築物って迫力があるね。

海の方から見た祓い殿

海の方から高舞台をと御本社を臨む。

火焼前

舞台中央の海に突き出た部分に立つ。
船で訪れる参拝者を誘導するため火を灯したそう。
こちらも国宝。

お守りや御朱印などの授与所を通って西廻廊へ。
御朱印をいただく観光客の列が並んでいる。
今はガイドさんと廻っているので、御朱印はまたあとで・・・

日本で唯一の海上舞台。
毎年、春のお祭りで神能が執り行われるそう。

海面がすごい上ってる！

西廻廊は東廻廊より長くて、ゆったりした感じ。

海面が上がって床ギリギリ～。

天皇の使者だけが渡れるという反橋。
あまりにも急勾配で絶対に渡れないと思う。

ガイドさんからいろいろ説明を聞きながら回ったので、またあとでゆっくり回る予定。
干潮時の神社の景色も見たいし、御朱印をいただきます。

このあともガイドさんに案内されて、まずは大願寺を素通り。

ガイドさんから、宮島交流館の2階から五重塔が綺麗に見えるんです、と案内されて・・・確かに全体がはっきり見える場所なのかも。

宮島のシンボルなのかな？
しゃもじ発祥の地なんだとか。
伝統工芸の宮島細工の大しゃもじ。

11：30
このあと、千畳閣をたっぷり見てくださいねと言われ、ここでガイドさんとはお別れ。
ありがとうございました！

さて、私は豊國神社の千畳閣を見に行きます！

歴史に弱い私だけれど、一応サクッと説明を聞いておいたので・・・

豊臣秀吉によって建立。
秀吉の急死によって未完。

豊国神社(千畳閣) 名所・史跡

大経堂の千畳閣。

壁や天井の板張りがないのは、未完だから。
なんともがらんとした空間。

豊国神社(千畳閣) 名所・史跡

壁がないから、屋外のような屋内のような開放感。
ちっとも埃っぽくないし、床もザラザラしていないのね、と思うところは主婦の感覚。

実際は千畳ではないらしいが、それでも十分すぎるほど広い。

秀吉はどんな完成形を夢見ていたのだろう。

華美な感じは全くないけれど、あちこちに飾られている巨大な絵馬はいろんな願いが込められているのだろうか。

くるっと回って反対側から。
どこから見ても広い！

眼下に厳島神社が見える。
上から見ると、思ったよりふつ～(^-^;

柱が建物を支えているだけでむき出しになっている縁。

500年近く前に秀吉もここから景色を見たんだろうと思うと、長い長い歴史が繋がっていることを感じる。

コロナや得体の知れないウイルスや想像もできないAIの進歩とか・・・
未来にこの景色が残っているのか、当たり前だと思っていた事が、果たして未来に残っているのかわからないなぁ。

奥に見える山々は「観音様の寝姿」と言われてるんだそう。
凹んでいるところが目、少し高くなっているところが鼻。
確かに見える。

そして、私はまたまた厳島神社に戻ってきました！

もう海面が下がってる。
干潮時の姿は、建物の柱が丸見え。

左門客神社の左楽房から。
どこから見てもカッコいい！

もうこんなに柱の足元が見えてる。
もはや底が見えるほど、海水が引いている。

たっぷり厳島神社を堪能。
海水が満ちている時も、引いている時もその姿が見る事ができて大満足です。

名残惜しいけれど、このあとは表参道商店街へ♪

しつこいくらい撮りまくってます(≧▽≦)

せっかくなので厳島神社の御朱印帳も。

厳島神社と厳島弁財天と大願寺で御朱印をいただく。

12：50
お昼は、牡蠣料理専門店「牡蠣屋」で牡蠣定食の予定。
予約不可だったので、並ぶのは覚悟。
生ガキは11～3月なので、ギリギリでラッキーだわ！

13：00

表参道の半ばあたりにある「牡蠣屋」
予想通り、かなりの列・・・

牡蠣屋 グルメ・レストラン

店先では、焼き牡蠣のいい香り。
焼き牡蠣のテイクアウトもあって、1個だけとか食べ歩きにはいいね。

並んでいたら腰がず～んと重くなってきた。
まだ痛くはないけれど、この重さは私にとっては危険信号。

牡蠣屋定食に生ガキ追加でお願いします。

生ガキのこのミルキーさがたまらない。

焼きガキは香ばしくて、海の味～

そして、定食は、カキめし、カキのオイル漬け、カキフライ、カキの佃煮、カキの赤出汁、サラダ。

大満足のランチでした～

大満足の牡蠣三昧で、あとは家族にもみじ饅頭を買って帰ります。

もみじ饅頭のお店が、これまたたくさん。
それぞれもみじ饅頭の個性があるんだろうな。

参道入口のお店で、家族のお箸を買った。
そのお店のご主人に、「どちらのもみじ饅頭がお好きですか？」と聞いてみた。
「どこのお店のもまちがいなく美味しいですよ」と仰ったけれど、藤い屋さんのがお好きとの事。

さっそく、藤い屋さんで購入。

フェリー乗り場に向かう途中、ガイドさんが説明していた平清盛像をパチリ。

14：40
フェリーに乗って、宮島口に戻ります。

15：00
宮島口から山陽本線に乗って西広島へ。
そこから広電（路面電車）に乗り換える。

かなり腰が重くなってきた。
ホテルまで慎重に・・・

15：35
西広島駅で広電に乗って、広島の街を観光気分で。
車窓から見えた原爆ドームは、なんとも言えない気持ちになった。

16：00
なんとか無事にホテル到着。

ぎっくり腰になりそうな危うさ。
今日はもう静かにしていよう・・・

19：00

ホテルでたっぷり休憩したら、腰の痛みもすっかり治って、そしたらお腹も空いてきた。
ホテル近くで何かお店ないかなと歩いていたら、素敵なイタリアンのお店発見。
イタリアンの気分じゃなかったけれど、とにかくホテルから近かったしね。

アル マンドリーノ グルメ・レストラン

店内は、静かなクラシカルな雰囲気で、パーティもできるような雰囲気。

予約なしのおひとり様だけれど、快く案内してくれました。

からすみとチェリートマトと広島レモンのスパゲティとジンジャーエール。
広島旅最後の夜は、思いがけずイタリアンだったけれど、いい店に当たってラッキー。

そしてまた、たくさんの警察官に見守られながら(?)ホテルへ。

惨劇は、この後・・・

部屋で、入浴剤を入れてゆっくり入浴。
危うい腰も何とか大丈夫かな、と思い、ベッドに入った瞬間、ギクッ(；ﾟДﾟ)
やってしまった！
それも軽いぎっくり腰ではなく、かなり酷い。
過去に2回やっているので、ぎっくり腰の度合いはわかる。

息ができないし、全く身動きがとれないパターンのやつだ。
これはひどい。

ちょうど、夫から着信があった。
「厳島神社どうだった？」
もう厳島神社どころではない。
今日寝られるか、明日動けるか、いや、帰れるか・・・

3/23

昨夜のぎっくり腰はやっぱりひどい状態で、スローモーションのような動きで何とか着替えを済ませたが、ゆっくりでも歩ける状態ではない。

フロントに電話して、状況を話し、広島バスセンターまでタクシーをお願いした。
ホテルのスタッフは、悲惨な私を見て「私はどうすればよろしいでしょうか、どうお手伝いしたらよろしいでしょうか」と不安そう。

そりゃそうだよね・・・
スーツケースはもはや杖代わりだし、痛みで足が前に出ない私。

タクシーの運転手さんも来てくださり「こりゃ重症ですね」とひと言。

ものすごい時間をかけて、何とかタクシーに乗り込み、広島バスセンターへ。
運転者さんも、バスセンターでも降りて介助してくださった。

ここから空港までバスで1時間・・・
もう泣きたい気分。

バスセンターの薬局で、バンテリンの腰椎コルセットを買った。
薬剤師さんが、私の様子を見て、今日はもう無理ですよ、と仰ったけれど、今日帰るんです～と言ったら、お店の中でコルセットを巻かせてくれた。

気持ち的にはだいぶ軽くなった気がする。

空港までバスで1時間。
車中では、ずっと前屈みのまま身動きが取れない痛み。
呼吸が浅くなる。
空港に着いても、座席から思うように立てず、ここでも運転手さんにスーツケースを出してもらい、なんとか空港内へ。

JALでは、最優先搭乗で車椅子を用意してくださったけれど、車椅子に乗ったら立てなくなるとお断りして、スーツケースを杖代わりにヨロヨロと搭乗。
1時間20分、前屈みの体制のまま。
ブランケットを丸めて背中に置きたかったけれど、コロナ禍でブランケットは全て置いていないとの事。
それでも、これだけありました、と言ってビニール袋に入ったブランケットを2袋持ってきてくださった。
それを広げる事なく丸めて、背中に挟んで前屈みの体勢を支えてくれた。
離発着時も「圧がかかります。腰に力を入れてください」と心強い言葉。

本当に本当にありがとうございました。
広島の皆さんにも大変お世話になり、忘れられない旅になりました。

その後、受診して1ヶ月以上、痛みが続きましたが、ゆっくりと回復しました。
疲れると今でもすぐに腰が重くなりますが、それが注意信号だと思って生活してます。

この旅行記へのコメント （6）

• b_bさん 2024/08/03 17:04:56

  ぎっくり腰(>_<)

  comodoさん、こんにちは(*^^*)
  コメント遅くなりました。
  
  久しぶりの旅行記、楽しく拝見しました。
  美しく生まれ変わった厳島神社、私も行きたいと思っている場所です。
  新幹線のチケットも4トラのおかげ？で写真を撮っていてよかったですね(*^^*)
  写真がなければ面倒なことになっていたのかと思うと、ラッキーでしたね♪
  
  途中から腰の様子が心配・・・な感じで、ハラハラしていましたが、まさか( ;∀;)
  もうこればかりはどうしようもないですよね。
  私も生まれて初めての一人旅（直島）、直島のホテルでお風呂に入ろうとしたところでぎっくり（笑）←笑えませんが。
  翌日の帰宅も船、バス、飛行機、新幹線、電車と盛りだくさんで途方に暮れました。
  （死に物狂いで家までなんとかたどり着きましたが）夫に羽田空港までの迎えを頼んだら、最悪なタイミングで夫は北海道への出張が急遽入ってどうにもなりませんでした～（泣）
  
  疲れをためないこと、腰を支える筋肉をつけること、なんとかそういう地道な努力で最近はぎっくり腰にはなっていませんが、ウィークポイントなので、気をつけています。
  これからも無理なく、旅を楽しめますように・・・♪どうぞお大事になさってください。
  
  　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　b_b

  comodoさん からの返信 2024/08/04 18:28:34

  RE: ぎっくり腰(>_<)

  b_bさん
  
  こんにちは！
  コメントありがとうございます。
  4トラ、すごいご無沙汰してしまいました。
  覚えていてくださってありがとう(*^-^*)
  
  b_bさんもギックリ腰、経験者なんですね？
  それもひとり旅ギックリ。
  同じ〜〜(≧▽≦)
  でも、b_bさんはさらに船も新幹線もあって・・・
  それはもう想像を絶する過酷な帰宅でしたね。
  私も、痛みが一番ひどかったのが広島空港。
  一瞬、帰れないかも？って頭をよぎりました。
  
  疲れをためない、筋力をつける。
  私も意識してます〜(笑)
  
  エアコンをかけっぱなしにしていないと命が危ない今年の夏。
  でも冷やし過ぎると、腰がアブナイ夏(^^ゞ
  気をつけましょうね！
  
  　　　　　　comodo

• りぽちゃんさん 2024/07/29 21:12:53

  comodoさまぁ～(p≧∀≦q)♪

  comodoさま、こんばんは～☆
  
  お久しぶりの旅行記ですよね！？
  最近ふと、comodoさまどうしていらっしゃるのかしら・・・
  と思っていたので、旅行記拝見出来て嬉しいです！！
  
  広島ひとり旅、良いですね～♪
  国内で今一番行きたいのが広島です！
  厳島神社ってホントに神秘的☆.。.:*・゜
  干潮と満潮のどちらも見られていてうらやましいです。
  そっか、ガイドさんをお願いするといいんですね！
  早起き苦手なので、１０時出発は私にはムリかもですがww
  御本社から高舞台越しに大鳥居を撮られたお写真、
  床材の木の年輪がとても見事で吸い込まれそう…(ﾟﾛﾟ屮)屮
  一番好きなお写真でした☆
  
  腰が…と書いてらっしゃったので
  ドキドキしながら拝見していたのですが、
  なんとギックリ腰に・・・（＞＜）
  路面電車の乗り換えやお好み焼きのお店も含め、
  広島の方のお優しさが身に沁みますね｡：ﾟ(｡ﾉω＼｡)ﾟ･｡
  ホテルのスタッフさんのお言葉から、
  comodoさまのお役に立ちたい！という一生懸命な気持ちが伝わってきました。
  その後はゆっくり回復されたとのことで安心しました。
  どうぞ、ご無理なさいませんように。。。
  
  また次の旅行記も楽しみにしております！
  
  りぽちゃん

  comodoさん からの返信 2024/08/02 09:28:47

  RE: comodoさまぁ?(p≧∀≦q)♪

  うわぁぁい、りぽちゃんさま〜
  
  こんにちは\(^o^)／
  すごくご無沙汰してしまいました。
  お元気でしたか？
  コメントありがとうございます！
  お返事遅くなってごめんなさい・・・
  
  
  広島、大変な旅になってしまいましたが、とても魅力的な土地でした。
  尾道も広島の街も宮島も、みんな違った顔を持っていて楽しかったです♪
  ずっと見たかった所や行きたかった所を自分の目で見るって、
  感動が違うものですよね。
  
  腰は、いつでも爆弾抱えているような感じになってしまいました。
  3回目のギックリ腰だし(^-^;
  
  疲れたり、1万歩近く歩いたりすると、じわ〜っと重くなります。
  黄色信号だと思って、無理しないようにしてます。
  
  次も去年の旅行ですが、また少しずつ投稿したいと思います(^^ゞ
  
  
  　　　　comodo
  
  

• みささん 2024/07/27 08:58:42

  お気の毒・・

  comodoさん、お久しぶりです。
  
  読んでびっくりでした、おひとりでさぞ心細かったでしょう
  尾道も坂道だし、宮島もフェリー降りてから距離あるし
  かなり歩かれましたよね
  腰への負担が半端なくのしかかったのでしょうか
  ひとり旅、気楽でいいけど、怪我や病気になったらっと思うと
  やはりリスクありますよね
  新幹線のチケットの紛失も焦ったことでしょう
  読んでいて、心情が伝わってきました。
  写真ってやはり大事なんですね(笑)
  
  私はぎっくり腰は経験ないですが、
  １年半前に捻挫した脚、（歩行は問題ないのですが）
  最近やっと手すりを持たずに階段降りれるようになりました。
  ほんとに時間がかかりました。
  今度やったら、もう終わりだと思っています。(笑)
  その後、腰の方はもう大丈夫なのですか
  お互い無理をせず、大事にしなければいけませんね
  
  お久しぶりの旅行記、読ませてもらって嬉しかったです。
  
  　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　みさ
  
  

  comodoさん からの返信 2024/07/28 17:23:52

  Re: お気の毒・・

  みささん、こんにちは
  
  大変ご無沙汰しました。
  忘れずにいてくださってありがとう(o^^o)
  
  広島旅も、もう去年の事になっちゃいました。
  ほぼ書き上げていたんだけれど・・・何してたんでしょう、私。
  
  みささんはギックリ腰、経験ないのね～
  私は3回目です。
  今回はかなり長引きました。
  みささんの捻挫と同じで、今だに腰を意識した生活です。
  無理をしない・・・もはや私のモットーです笑
  トラブルがいろいろあったけれど、もう一回行きたいと思える広島でした。
  
  昨年は、いろいろ旅行したの。
  何にも旅行記作ってないけれど・・・
  備忘録をかねて、少しずつ4トラにカムバックしようと思います(^^;)
  
  コメントありがとうございました！
  酷暑の夏、体調崩されませんように。
  
  　　　　　　comodo