2023/04/06 - 2023/04/08
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ロッキーの母さん
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脳梗塞後の主人のリハビリのための旅行、二泊三日の桜の北陸旅行も最終日。本当に天候に恵まれませんでした。帰宅してから、前日までの雨続きが嘘のように晴れが続き、残念でした。おかげで久方ぶりに夫婦揃って風邪を引きダウン、というおまけつき。
3日目最終日行程は、よしのや依緑園→竹田の里(足羽川桜並木の振り替え)→一乗谷朝倉氏遺跡→至福丼の昼食→岡太神社・大瀧神社(花筺かきょう公園の振り替え)→越前そばの里→安宅の関→小松空港→羽田空港→自宅着。
元々の予定では、福井県最大の桜の名所足羽川の桜並木のトンネルを見るわけでしたが、桜の開花が早くこの時点でもう散り加減。急遽枝垂れ桜で開花の少し遅い竹田の里に振り替えとなりました。これがラッキーなことに最高の見頃状況でした、雨さえ降っていなければもっと素晴らしかったのに。
主人が父親の転勤で中学時代を福井市で過ごしており、足羽川は想い出の地だったのですが、今回は訪問叶わず。
桜だけでなく、一乗谷朝倉氏遺跡も見応えがありました。ガイドさんも大変良かったです。
薄墨桜他千本もの桜が咲くという花筺公園も楽しみにしておりましたが、すでに桜は終わっており、岡太神社・大瀧神社への振り替えになってしまいました。添乗員さんが随時、他のツアーで動いている添乗員さんと桜情報をやりとりして、現状の桜の開花状況を捉えてくれていたので、悪天候の中でも要所要所は桜を愉しむことが出来ました。
桜の花を愛でるという、季節の進み具合に左右されるツアーは絶好の日取りをとることは難しいと実感しました。帰宅後風邪を引いてしまったけれど、主人も旅行中は体調変化なく楽しく過ごせた旅でした。この春は色々なところで桜をたのしめ、想い出の沢山出来た春となりました。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 3.5
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 観光バス ANAグループ 徒歩
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
- 利用旅行会社
- 阪急交通社
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よしのや依緑園の食事はとても良かったです。朝食はバイキングと聞いていたのですが、昨夜とは又違う食事会場で山並みが見渡せる落ち着いた広間でした。一人に一つ箱膳がつき、その他は各自で好きなものを取る方式。ざわつかず落ち着いて頂けました。
箱膳の料理は、蒸し栄螺の和え物(こりこりして美味)、なます(サーモンや柚子がさっぱり)、各種かまぼこ類(ご当地感出ますね)、昆布巻き・里芋・南瓜の炊き合わせ(薄味で良し)。 -
私にしては珍しく白粥を頂きました。ふっくら炊けていて、胃に負担が軽そう。マンゴープリンも美味しかったです。総じて和風のメニュー。朝食としてあっさりめで良いメニューが並んでおりました。
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朝食会場からの景色、小雨が降り出し遠くの山も煙っております。これは今日も雨なのかな?
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足羽川の桜並木トンネルを見るはずが、3/26には満開になってしまっていて4/1には桜吹雪とのこと。急遽枝垂れ桜で花期が遅いために、福井の桜観光のコースに組み込むことが出来ないという「竹田のしだれ桜まつり」に振り替えられました。
これが大正解!雨脚は残念ながらひどくなってしまいましたが、今正に満開の状態。枝垂れ桜のボリュームのあること素晴らしい。 -
宿泊した山中温泉から20分程で到着しました。
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本来なら4月中旬からGW頃に咲くらしいです。でもこの満開。
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流れ落ちるように枝垂れ桜が咲きこぼれております。
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近くで見ても花の存在感抜群。
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添乗員さんに記念写真をとってもらいました。雨合羽で完全装備です。
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公園の横を流れる小川に架かるように咲き誇っております。
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枝垂れ桜は色も濃いので、花がよく目立ちます。
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「たけくらべ広場」の周辺にぐるっと枝垂れ桜が並んでおりました。
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本当にあいにくの天候、雨脚も強くなってきてしまいました。
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桜、桜、桜と同じ写真ばかりですが、こちらの枝垂れ桜を見ることが出来て旅行の趣旨が通りました。
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竹田の里から永平寺前を抜けて「一条谷朝倉氏遺跡」へ向かいます。
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こちらではガイドさんがついて下さり、一乗谷朝倉氏遺跡のお話を詳しく聞くことが出来ました。雨も小やみになったり、回復傾向かしら?
国の特別史跡・特別名勝・重要文化財の三重指定を受けている一乗谷朝倉氏遺跡。三重指定は、金閣寺・銀閣寺・厳島神社・醍醐寺三宝院庭園・平城宮東院庭園と、全国で六カ所しかないとのことでした。
その「復原("元"ではありません)町並」を説明してもらいました。発掘された跡から当時の姿形を全くそのままの形に再現しているとのこと。 -
一乗谷の発掘計画は150年計画と長期に渡る計画で、今その半分まで来ているそうです。ということは、まだまだ未発掘の資料・遺跡が眠って居ると言うことです。
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排水口などのインフラ整備もされていたそうです。寂れた田んぼだったところの土地改良工事が契機になってこの遺跡が発掘されたのだそうです。
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武家屋敷や町家、各々井戸を持っていたとのこと。
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山側の高い場所は殿様の屋敷。こちらでは井戸跡は無く川から水を引いていたのではとのお話でした。
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発掘調査で出てきた石垣や礎石から忠実に再現されたという町並み。
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往来に有る溝まで忠実に再現しているそうです。
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ガイドさんのお話が上手で、時間の経つのがあっという間。
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敵の侵入に対して町の通りは鍵型に曲がっていて、このクランク状態によって先が見渡せないようになっている作りです。
あれ?ちょっと変わった着物の方達がいます… -
こんな建物と建物の間がどのようになっていたかも、出土品から解るというのですから驚きです。
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ここは出土した瓶から染め物屋だったことが解る遺跡の復原住居。
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中の瓶も出土品から再原されたそうです、大変な労苦です。
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この石垣、もっと下まであるそうですが、往来の部分に砂を50cm程敷いたため隠れてしまったそうです。
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あ、先ほどの方々発見。なんと着付けサービスがあるそうで、甲冑やお姫様や戦国衣装などを着ることが出来る模様。
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門一つ取っても格式によって違いがあると言うことで、上級武士、中級武士、門の礎石の有無など、細かい違いが見受けられます。
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これはなんと「トイレ!」日本で初めて一乗谷でトイレが確認されたそうです。そして「金隠し」がある!前向きなの?と思うけど、扉とか筵とかがあったのかしら?
トイレは衛生対策として大切なもの、昨日見学した七尾城での畠山氏の落城も長期の籠城で城内の衛生状態が悪くなり疫病が流行った為に幼い城主も亡くなり遂に落城したのですから。 -
上級武士のお屋敷内。
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将棋を指している、ルールは少し今と違ったらしい。
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ジオラマもこんなに立派です。
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山側の朝倉の殿様の屋敷、館へ向かいます。丸々と太った大きな鯉が何匹もいました。
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朝倉氏館の唐門。
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朝倉氏の「三ツ木瓜」の紋。下には豊臣の「五三の桐」もついている。江戸時代に建て替えられたものだそうです。
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弓の練習場跡。
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この時代、朝倉は自前でガラスを作っていたそうです。何故そんなに豊かで、文化が繁栄していたのか?小さな金山もあったとのこと、また全国との交易が盛んだったからとのことでした。この向かいの小川から小さな小判が出土したこともあるそうで、本当に小判かどうか折っちゃったそうですがそれでも350万になったそうですよ、なんてガイドさんのお話。
今は昔の繁栄の跡、こんなに往事繁栄していても、信長の平定以後柴田勝家がこの地を治めて本拠地を変えたため、一挙にこの一乗谷はへんぴな農村になって忘れられて行ったわけです。歴史の変遷、興味深くお話を伺いました。 -
山側の小高い所は殿様の血縁の者の住居跡だそうです。まっすぐな石段が付けられております。
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まだ桜も散らずに居てくれました。少し雨も止んできて、一乗谷を後にしました。
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お昼の「至福丼」、越前市内の「魚栄楼うおえいろう」にて昼食。
10種類もの地元の魚の刺身が満載。法要などを行える会館のような建物、テーブル席が会議室の長机だったので、ちょっと残念。
至福丼の内容について説明もして貰い、実食。新鮮でおいしい。北陸ならではのお昼ご飯となりました、ちなみに添乗員さん天丼だったそうです、お気の毒。 -
当初の予定では「花筺かきょう公園」という継体天皇ゆかりの地の千本以上の桜や樹齢600年と言われる薄墨桜が見ることが出来ると言う処を、とても楽しみにしていました。ところが3/28には満開4/2には桜吹雪と、今回の旅行には全くタイミングが合いませんでした。そこで振り替えとして、日本唯一の「紙」の神様を祀る神社である「岡太おかもと神社」と「大瀧神社」をお参りすることになりました。
うっそうとしたお社、一の鳥居はバスで抜け、これは二の鳥居。 -
紙祖神は岡太神社で、この神社の方が古くて1500年以上も前から続く古社だということです。ここに大瀧神社もそもそもは神仏習合の社として建立されたそうです。その後明治に神仏分離令のために大瀧神社と改められたという、ちょっと聞いたぐらいでは理解出来ない縁起があり、ガイドさんがいろいろと詳しくお話ししてくれました。
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木々が信仰の歴史を物語るように巨大。
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大瀧神社の十一面観音像。明治の神仏分離令でも仏像は皆に守られ、ここにあるわけです。
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境内にはこんな龍が水を吐いておりました。古色、苔がすごい。
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奉納された馬の象。
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岡太神社と大瀧神社でこの外宮の社殿は一つになっています、面白い。
正面から、社殿(遙拝所)を撮影。 -
日本一複雑な屋根の作り。入母屋造りに千鳥破風に唐破風、そしてまた入母屋に唐破風が重なっていく屋根、どうしてこんなに複雑な形にしたんでしょうか?
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曹洞宗本山永平寺の勅使門を手掛けた名棟梁、大久保勘左衛門の作だそうです。
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この屋根の吹き替えに相当な費用が掛かるらしく、ガイドさんが御朱印を出され是非ともお求め頂いて改修の費用にさせて下さい、と言うので、一枚¥500で購入。
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細部の彫刻も複雑。
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中国の故事が彫られています。
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こちらの龍は玉を持っている、普通口にくわえていることが多いように思うけれど…
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毎年行われる祭礼で使われる八角の御神輿、八角とは珍しいですね。
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福井県は日本で初めてお札を作った県だそうです。越前和紙も有名。紙の神様って珍しいですよね。
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頂いた御朱印、"横山大観書"と有りました。
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次に向かったのが「越前そばの里」。武生製麺という会社がやっているお土産どころ。田んぼのど真ん中に忽然と在って、どんどん観光客がやってきてかなり混雑しておりました。
到着いの一番に、打ちたてそばの試食、結構のどごしも良く、コシもあって美味しい。入口から随所に、こんな可愛いそば関連の展示がありました。わんこそばをお腹一杯パンパンにお腹が膨れるまで食べている"ワンコちゃん"etc。
ついついあと数時間で帰ることになるので、お土産を買ってしましました。福井は水ようかんを正月でも食べるといいますが、こちらで水ようかんをゲット。茶そばも購入。時間調整にはこうした観光客専用お土産どころは、いろいろ見られて良いです。 -
最後にやってきたのは「安宅の関」、「安宅神社」です。想像以上に大きなお社で、こんなに古くからある神社だとは知りませんでした。
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巫女さんの後について社殿へと向かう砂利敷き坂道が、とてもきつい。今日は生け花の展覧会があるそうで、人も多いそうです。
周囲の松の幹には金襴緞子の帯が巻き付けられておりました。
神聖なる場所ということで写真撮影不可。巫女さんによる、安宅神社の由来、有名な弁慶と義経の安宅の関越えの話など、何か乗り移ったかのごとく朗々と話されるのを拝聴しました。 -
「難関突破」の神社なのだそうで、お守りを購入。こちら"特別"難関突破御守でございます。
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勧進帳で有名な弁慶のシーンの像。
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「安宅の関」の碑で記念撮影、海の波音がゴーゴーとうなっております。
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クロマツが海風を受け皆斜めにかしいでおります。
そこに弁慶・富樫・義経の三つの像がありました、これは「富樫」の像。 -
「弁慶」です。
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「義経」です。
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海岸近くには「勧進帳ものがたり館」という施設があって、綺麗なお手洗いが設置され、休憩無料でした。
脱線ですが、この北陸旅行で不思議に思ったのですが、北陸は今時どこへ行っても和式トイレがある!新設の建物であっても必ず和式トイレがある。二個しかないトイレで必ず一つは和式…何故だろう?最近和式トイレなんぞお目に掛かったことのない私にとって深~い謎なのでした。 -
海はかなり荒れています。海岸縁の駐車場は結構広い。
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わぁー、海だ!海なし県から来ているから、海、海、雄大なこと。
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"安宅"だからか"A"が海岸に並んでいる。
これで三日間の北陸旅行は終了です、小松空港へ向かいます。ここからは10分ほどの近さ。
4/1からANAがスキップサービスを終了した為、添乗員さんが直接帰りの航空券を受け取らなくてはならないシステムになったそうで、時間が掛かりそうな為早めに空港に入りました。ANA758、18:45出発なのですが16:30ごろ空港着。早すぎるけれど夕ご飯もこちらでとらなくてはならないし、買いそびれたお土産も買いましょう。 -
添乗員さんのチケット受領は結局20分位で完了しました。
さぁ夕ご飯、少し早いけれど空港2階の「うどんそば処中佐中店」で小松うどんを食べることに決めていました、が…閉まっている。本日終了とは。この時間に閉店とは何故。
軒並み飲食店が17時前に閉まっている。結局一つだけ空いていたお店「海とハクサン」で夕食をとることにしました。
私はカレー。 -
主人は生ハムとキノコのパスタ、可もなく不可もなし。とりあえず夕食とることが出来て良かった。残り時間はお土産選びをして早めに保安検査場を通過しましょう。
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今回の旅行でのお土産の一部。谷口屋の「おあげ」。新潟に住んでいたことがあるので「栃尾揚」が大好き。おんなじ感じかなと購入、栃尾揚より中の気泡が細かい、好みです、冷蔵保存のため沢山購入しなかったのですが又出会ったたら買い求めたいな。
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絶対これは買うと決めていた「小出の柴舟」。空港売店で他のメーカーの柴舟買いそうになりました。作っているのは小出だけではないんですね。生姜の砂糖とちょっと固めながら口の中で崩れるせんべいが本当に美味しい、大好物。
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これこれ。
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輪島朝市でスーパーがあったので、そこで買った加賀せんべい。
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加賀といえば加賀棒茶ですよね。高くないけど普段使いにワンランクアップの美味しさ。
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道の駅で買ったいかすみかりんとう、真っ黒です、はてどんな味かしら?
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同じく白エビかりんとう、白エビって結構お菓子になっていましたね。
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まだ開封の儀、前の、丸柚餅子、大切に頂かなくては。
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金沢と言えば「ゴーゴーカレー」と聞くので買ってみました。
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やはり金沢おでんに必ず入って居る「赤まき」、これでおでん作らなくては。
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越前そばの里で買った水ようかん。のどごしが良くつるつる食べてしまいました。付いてきた木べらが水ようかんを容器から取り出すのにとても使い易かったです、何故木にこだわっているんだろうか?
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こちら越前そばの里で買い求めた茶そば。
このほか「落雁花ウサギ」や各種「羽二重餅」etc
悪天候の為飛行機が30分ほど遅れ、自宅に着いたのは22時過ぎておりました。本日の歩行距離8km 、12,046歩、427キロカロリー消費でした。
天候には恵まれなかった北陸旅行でしたが、家に辿り着くまで主人の体調も問題なく、桜も沢山見ることが出来ました。想い出の旅となりました。
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