2022/10/27 - 2022/10/27
840位(同エリア1512件中)
azusa55さん
- azusa55さんTOP
- 旅行記112冊
- クチコミ3件
- Q&A回答0件
- 34,717アクセス
- フォロワー1人
由布岳南西の麓にある金鱗湖、湖面から湧き上がる靄で知られる湖ですが。
湖の南東を眺めると、湖中から立つ鳥居が見えます、そこが天祖(てんそ)神社。
- 旅行の満足度
- 3.5
- 観光
- 3.5
- ホテル
- 3.0
- グルメ
- 2.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 徒歩
-
由布院の代名詞的な存在となった金鱗湖、湖底や周辺から僅かに温泉を含んだ湧水が湧き出し、気温が低い日は湖面一面が靄に覆われ幻想的な光景を見せてくれます。
日中気温が上がると靄は消え、普通の小さな湖の姿に戻ります、風がなければ湖面に景色が映りこんで別の美しさがあります。 -
訪れたのは10/27、この時期の湯布院の紅葉は色付き始めたくらいだろうか。
本格的に真紅に染まると赤い湖面に白い鳥居が綺麗だろう。
鳥居後方の建物が社殿で、石垣左側に小川が流れ込れ込んでいる。 -
天祖神社社頭。
石の明神鳥居に掛けられた額には「天祖神社」とある。
鳥居は天保7年(1836)に寄進されたもの。 -
境内左の手水舎、鉢には龍はいないが、由布岳から恵みの湧き水が注がれている。
奥は神楽殿だろうか。
対岸では韓国から訪れた観光客に写真撮影を依頼されることが多かったが、不思議に神社の方までは訪れないように見えた。 -
拝殿は銅葺屋根の入母屋造りで妻側に扉はなく開け放たれている。
-
拝殿軒下の由緒。
「天祖神社
鎮座地 大分県誘因町大字川上字弓矢175番地
御祭神 天御中主命、素戔嗚男命、加具土命、事代主命
御由緒
第12代景行天皇御宇12年、速津媛に勅して皇祖霊神を祀りたるを当神社の創始となす。
明治9年村社に列せらる。」
景行天皇12年は先に掲載した宇奈岐日女神社と同年代の創始となる。
佇まいから想像できない気の遠くなる歴史を持っている神社。 -
拝殿から本殿方向。
格子扉の先に狛犬の姿があり、奥の本殿には中央に天祖神、向かって右に八坂神社、左に金刀比羅神社の三社が祀られていると云う。
参拝。 -
社殿全景。
入母屋銅板葺の鞘堂の中に本殿が祀られていますが全容は分からない。 -
棟の先端に突き出たこれ、舟の櫓に見えなくもない。
お目にかかるのは初めてかも知れない、シンプルでいいスタイルじゃないかな。
穂高神社の鰹木にも似ていますが呼称や用途は分からない。
置き千木や鰹木の様に一種の飾りだろうか。
鬼板の先端には左巴の紋が入っていました。 -
金鱗湖の湖中から立つ鳥居、この先から誰を向かえるものだろう、この金鱗湖に住む龍神だろうか。
この金鱗湖は天祖神社の神域なのだろうか。
この鳥居は、ここから南東に少し離れた佛山寺境内に鎮座していた金刀比羅神社のもの、明治政府の神仏分離令に伴い境内から天祖神社に遷座、移設されたもの。 -
往古の湯布院は湖だったとも云われ、そこを切り開いたとされるのが宇奈岐日女だとされる。
この湖はその名残なんだろうか、そんな妄想さえ広がる。
鳥居の上で羽を休める鵜の姿がある、これで湖面に靄が立っていれば神秘的な光景なんだが。
明日は早起きしてそんな光景に出会える事を願い、宿に戻って温泉に浸かろう
天祖(てんそ)神社
創建 / 景行天皇12年(82)
祭神 / 天御中主命、素戔嗚男命、軻遇突智命、事代主命
鎮座地 / 大分県由布市湯布院町大字川上字弓矢175番地
参拝日 /2022/10/27 -
宿泊先は由布院 梅園 GARDEN RESORT。
由布の市街地の東外れに位置し、落ち着いた静かな宿。 -
由布の町で迎えた二日目、今日も天気には恵まれそうです。
靄に包まれた幻想的な金鱗湖と自然の恵みをもたらしてくれる背後に聳える由布岳。
なにかの存在を感じない訳にはいかないだろう。 -
道すがら、収穫を終えた田んぼの朝露が、漸くとどきはじめた陽射しで輝いていた。
-
金鱗湖。
湖は昨日の表情とは違う姿を見せてくれた。 -
靄に包まれた水面に悠然と泳ぐ龍の姿…鵜だな。
-
対岸の天祖神社の鳥居も神秘的な趣をみせてくれました。
-
龍峩山佛山寺。
金鱗湖からの道すがらで見かけた茅葺屋根の鐘楼門。
この趣のある門を構える佛山寺は是非とも見ておきたい。 -
佛山寺は地元の人々にとって重要な存在のひとつ。
今から約1,000年前の康保年間(964~968)、性空上人(910~1007)が九州行脚の際に日向國霧島神社でのお告げに従い、由布岳で経を唱えると「具一切功徳 慈眼視衆生(一切の功徳をそなえ、慈しみの眼で迷える者たちを見つめる)」と鳴動する岩があったという。
性空はその岩の一部を持ち帰り、一体の観音像を刻し庵を結び祀ったのが佛山寺の起りだという。
以来、由布の霊場の本拠地とされ、往時には多くの末寺を従えていたという。
しかし慶長大地震(1605)により、本尊は山谷に転落してしまい、当時の由布の村人の手により現在の場所に移したと伝わるようです。
この御本尊は由布霊山観音と呼ばれ秘仏として護り継がれ、その姿を拝めるのは33年毎の御開帳の時、それが2022年だったようで、残念ながら当日は御開帳期間は過ぎ拝むことはできなかった、次の御開帳は33年後、かみさんなら拝められそうだ。
また、金鱗湖の湖中に立つ鳥居は明治の神仏分離に伴って天祖神社に移し替えられたもの。
先に掲載した宇奈岐日女神社とは江戸時代まで習合されていたようで、後の神仏分離により今の姿になったと云う。
写真の茅葺屋根の鐘楼門は元禄時代(1688~1704)に建てられたものとされ、平成6年(1994)に火災で本堂を焼失したそうです。
幸いこの門は焼失を免れ龍峩山の山号額も誇らし気に見える。
消失した本堂も当時は茅葺のもので、伽藍全体が茅葺屋根だったようです。
由布の土地柄に溶け込んだ趣のある姿だったんだろう。
その姿を想像すると白川郷の明善寺の伽藍が思い浮かぶ。 -
佛山寺。
平成6年の火災後に再建されたもので茅葺ではないものの落ち着いた佇まいのものです。 -
本殿の棟には鰹木や千木の様な構造物が見られます、なんと呼ぶのか分かりません。
勝手な推測でしかないけれど白川郷の茅葺屋根の棟の造りに似ており、茅葺当時の名残をここに留めたのかも知れません。
何れにしても天祖神社やこの本堂と鐘楼門の棟はあまり見慣れないものです。 -
本堂の額。
揮毫は達筆過ぎて読めません。 -
本堂の戸は閉じられ内部は拝めなかったがこちらで拝ませてもらいました。
ガラス戸に鐘楼門と紅葉が映り込み、これはこれで… -
境内から望む鐘楼門。
こちらから見る茅葺屋根には苔や若木が芽生えていました。
そろそろ葺き替えが迫っているのかも。
この門素朴でいい。
佛山寺
宗派 / 臨済宗妙心寺派
山号 / 龍峩山
本尊 / 由布霊山観音
創建年 / 康保年間(964~968)
開基 / 性空
所在地 / 大分県由布市湯布院町川上1879
さてと宿に戻り朝御飯とするか。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
旅行記グループ
大分県(別府・湯布院) 一之宮巡り
-
大分県(別府・湯布院) 一之宮巡りDAY1~DAY2
2022/10/25~
臼杵・津久見
-
大分県(別府・湯布院) 一之宮巡りDAY3
2022/10/25~
別府温泉
-
大分県臼杵市 「臼杵石仏#1」 ホキ石仏第2群から第1群
2022/10/26~
臼杵・津久見
-
大分県臼杵市 「臼杵石仏#2」 山王石仏から古園石仏
2022/10/26~
臼杵・津久見
-
大分県臼杵市臼杵石仏 「日吉神社」
2022/10/26~
臼杵・津久見
-
紫曇山 満月(ガツ)寺
2022/10/26~
臼杵・津久見
-
豊後一ノ宮 西寒多神社
2022/10/26~
大分市
-
豊後國一之宮 柞原八幡宮(大分県大分市上八幡)
2022/10/26~
大分市
-
大分県別府市内竈 「八幡竈門神社」
2022/10/27~
別府温泉
-
宇奈岐日女神社(由布市湯布院町川上)
2022/10/27~
湯布院・由布院温泉
-
金鱗湖畔の天祖神社と佛山寺
2022/10/27~
湯布院・由布院温泉
-
大分県(湯布院・宇佐神宮)一之宮巡りDAY4
2022/10/28~
湯布院・由布院温泉
-
大分県宇佐市『豊前国一之宮 宇佐神宮』
2022/10/28~
宇佐・豊後高田
-
蓮華山 富貴寺
2022/10/28~
宇佐・豊後高田
-
八幡奈多宮 (大分県杵築市大字奈多)
2022/10/28~
住吉浜・杵築
旅行記グループをもっと見る
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
湯布院・由布院温泉(大分) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
旅行記グループ 大分県(別府・湯布院) 一之宮巡り
0
24