2023/03/29 - 2023/03/29
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keithforestさん
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唐辛子さんの旅行記から旧安田楠雄邸庭園の存在を知って、早速お尋ねしました。
不忍通りもしょっちゅうバスで通っておりますし、団子坂だってこれまでの人生で数え切れないくらい上り下りしてきましたが、この建物のことは知りませんでした。
安田財閥だって、そんなに縁のなかったわけでもないし、これまで知らなかったことのほうが不思議。
- 旅行の満足度
- 4.5
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立派な正面玄関ですが、この右側に楠雄さんの未亡人のその後のお住まいが建っています。
旧安田楠雄邸 名所・史跡
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広い玄関を内側から見ました。
大きな沓脱石があります。
昔のお屋敷は(ここもそうですが)庭に出るにもそんな石がございましたねぇ。 -
畳敷きの廊下でございます。
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とっつきは広い広い洋風の応接間でございます。
こちらにはガスストーブのマントルピース、スタンドピアノ、電蓄がおいてありますが、全部が全部当時のままではなさそうです。 -
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多分このペンダントランプはオリジナルかと思われます。
全部が全部そうではないけれど、照明器具はオリジナルが使われているそうです。
もちろん電球は違いますが。 -
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時にはこの電蓄を鳴らしてくださるそうです。
要チェックHP -
立派な籐の椅子ですね。
なんだか高級旅館に来たような。
こういうところには必ず籐の椅子でなくてはいけませんね。 -
ガスストーブです。
そういえば、私の高校は各教室に大きな丸いガスストーブが設置されていました。
もうガスストーブは殆ど見ませんね。 -
この広い応接間の廊下にはこんな床になっているんですが、Pタイルのようなものなのかと思ったら、なんと・・・
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ゴムのピースタイルになっているんですよ。
これなら、汚れたり、欠損したって、その部分だけはめ込むことですぐに回復!
面白い商品ですよねぇ。
しかし、他で見たことがないなぁ。 -
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応接室の廊下から奥を見るとずんずん広がっていて、ワクワクします。
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まるでサンルームでございますね。
建具ももちろんオリジナルのままのようで、これではさぞかし冬はお寒うございましたでしょうねぇ。東京のお屋敷(だけじゃありませんが)はほぼ夏仕様になっていたのはどうしてなんですかねぇ。床下も風が抜けて、夏仕様ですよねぇ。 -
なかなか手間のかかるお庭がきちんと残されているのが素晴らしいですね。
ボランティアの方がメンテまでやっておられるようです。 -
洋室から奥へ伸びる北側の廊下です。
春先にお邪魔しているから、ついつい、(冬は寒いだろうなぁ)と思ってしまいます。夏は涼しいんでしょうに。 -
懐かしいねじ込みの鍵です。多分真鍮でしょうか。まるで猫の耳のような。
昔はこれで良しとしていたんだから良い時代でした。 -
うちの廊下の鍵はこっちでしたねぇ。
雨戸を閉めて、ガラス戸をガラガラと引いて、鍵をかける、子どもの仕事でした。 -
庭へ降りる沓脱石も。
下駄の一つも置いておくと便利でございます。
ここでは勝手に降りられちゃうから置かないんだろうな。 -
二階へ上る階段はふたつございます。
なんでもナショナルトラストに託された当時はこの階段はもう使われていなかったというか、不具合が出ていて使えなかったそうです。 -
昔は納戸ででもあったかの如き場所にトイレが作られていて、洋式になっていました。ところが手洗いがまさにトイレに使われていた銅葺きの手洗いになっています。
ちゃんと手が入っていますねぇ。 -
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北側にある台所です。
楠雄さんが結婚してお嫁さんがくるというので、台所を大改修したんだそうです。
うちもそうでしたが、台所が北側にありましたねぇ。
多分このトップライトはその大改修の時に作ったのではないでしょうか。
一気に格好良くなりました。
日本製の機器を導入してアイランド型の台所になったそうです。 -
これはわざわざ他からお持ちになったそうですが、木製の冷蔵庫です。
子どもの頃、うちもこれでした。
毎日氷を一貫目だったか、1.5貫目だったか、届けてもらいました。 -
台所といえばどこの家もこうして床下保存でございましたねぇ。
梅干しやらっきょう、味噌なんてのはツボに入って床下へ。 -
風呂場ですが、やっぱり台所の並びにあって、北側ですから寒かったでしょうねぇ。
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階段を上がって二階へ!
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網代編みの天井なんてのがあったりしてね。
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この窓越しのしだれ桜を見た時は、思わず「ホォ~!」と声が出てしまいました。
素晴らしい!
このシダレ桜は、最初からあったわけではなくて、楠雄さんの奥さんがお植えになったらしうございます。 -
ほら、もう言うことがありませぬ。
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多分このシーリング・ライトもオリジナルのままでしょう。
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並べてあったパンフレットの上においてあったペーパーウェイトがよく見るとなんと昔の碍子ですよ。なるほど、上手いこと使ってあります。
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玄関横の電話室にかかっていた電話ですが、最後までこれを使っていたのですかねぇ。それはちょっと懐疑的。お伺いするのを忘れました。
水曜日と土曜日が公開日です。
帰りは文京区のコミュニティ・バスで駒込病院へ出て、都バスで帰りました。
本日の交通費は百円。
シルバーパスは便利です。
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この旅行記へのコメント (2)
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- 唐辛子婆さん 2023/10/25 23:16:41
- ほら、もう言うことがありませぬ。
- keithforestさん
ワタクシの名前が真っ先に出てきてビックリ致しました。
たいへん光栄でございます。
しだれ桜の景色の美しいこと!
一日中2階にいて眺めていたい気分です。
唐辛子婆
- keithforestさん からの返信 2023/10/26 05:52:48
- Re: ほら、もう言うことがありませぬ。
- おかげさまで楽しませていただいています。感謝。
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