小笠原往還記（3/5）

2023/03/08 - 2023/03/13

３日目は海の観光です。南島にも上陸しました。

エリア 父島(東京)

旅行会社の船で海の観光です。

乗客は９名、船長とアシスタントが乗り込みます。

とりあえずクジラを見て

南島へ向かいます。

イタリアのランペドゥーザ島みたいに船が浮いて見えると言っていた人もいましたが、目の錯覚か

南島の貴重な動植物を守るために入島には厳しい制限があります。
東京都の自然ガイドの同行が必須で、ガイド一人当たりの利用者上限は15名、１日の最大利用者は100名です。

島内を歩く道も制限があり、周りの草を踏まないように敷石の上を歩きます。

南島のパンフレットによくある絶景。
扇池が見えます。

その反対側の父島

ハートロックも見えました。

レンソイス？

泳いで上陸してくる人もいます。

南島を後にして、イルカウオッチング。

戦跡のひとつ、濱江丸（ひんこうまる）

ホエールウオッチング。
今回はクジラの親子やメスを求めて複数のオスがバトルを展開したりで、多数のクジラを見ることが出来ました。
クジラに近づけるのは4隻まで、30メートル以内には近づけないといった制限があり、どこから出てくるか分からないクジラをカメラに捉えるのは難儀でした。

夕食は再び「あめのひ食堂」でカメ尽くし。
カメの内臓を煮込んだものはチャレンジメニューです。
小笠原では動物性たんぱく質源として、昔からカメを捕獲していました。
現在も年間130頭のアオウミガメの捕獲が認められています。
一方、小笠原は日本最大のカメの繁殖地で、小笠原海洋センターでのカメの養殖も行われていて、沖縄のようにカメが増えすぎて、漁業に影響が出ることもなく、バランスを保っています。

こちらはカメの刺身。
他にもカメチャーシュー、カメポン酢、卵、ホルモンなど店によって多彩なメニューがあります。
4月ころからがシーズンで、新しいカメが入荷すると「シン亀」といった札が店先に張られます。